不審者を見かけたら110番に通報?通報基準やしてはいけない注意点

不安が募る日常のなかで、どう見ても不審者が近くをウロウロしていたら警察に通報したくなりますよね。

本記事では、不審者情報の通報時に知っておいてほしいことを解説していきます。

 

1.不審者の基準は?通報するかはあなたの主観でOK!

サングラスをかけた不審な男が子供達の遊ぶ公園でウロウロしていたら不安になりますよね。

そこで、いざ通報しようと思うと、色々な不安が浮かぶでしょう。

“あの人はただ時間を潰しているだけかも…”なのに通報してしまったら、たくさんの人に迷惑がかかるかもしれない。

しかし、直感で不審者かも!と思ったら、警察に通報してしまいましょう。

不審者かどうかは、実際に犯罪行為を働くまで分かりません。

そのため、不審者として通報するかどうかは、主観で判断するしかないのです。

 

2.不審者情報の通報は警察への迷惑?

不審者かもしれないという状況で通報すると、警察の迷惑になるのでは?と不安に思う方もいます。

しかし、ご安心ください。

警察官の仕事は地域の安全管理です。

仮に情報提供をうけた相手が不審者ではなくとも、迷惑がることは決してありません。

 

警察官への迷惑を考えるより、もしその相手が不審者で、なにか事件を起こした場合を想像しましょう。

あなたが必要のない罪悪感を抱くことになるかもしれないのです。

ドキドキするかもしれませんが、情報の提供だと意識して勇気を持って通報してください。

もし、周囲に他の人がいる場合、それぞれが別々に通報しても良いでしょう。

状況を説明し、一度その相手にも不審者を見てもらった上で通報します。

そうすることで信憑性も高まりますし、一緒におこなうことで通報のハードルも越えやすくなるはずです。

 

3.不審者情報を通報する時に聞かれること

不審者情報を通報するさいは、110番で問題ありません。

ただし、スムーズに通報したいのなら、地域の交番や警察署の電話番号を電話帳に控えておくのがおすすめです。

電話口で“事件ですか?事故ですか?”と質問されますが、落ち着いて“不審者情報の通報です”と答えましょう。

その後、以下のことを短時間で聞かれます。

  • あなたの氏名・職業・住所
  • どこが不審なのか
  • 不審者がいる場所
  • 見かけた時間
  • 不審者の特徴【性別/服装/髪型/体型/身長】

この時点で、不安点がいくつか思い浮かぶでしょう。

それぞれ1つずつ解消していきます。

 

①自分の個人情報は伝えなくても大丈夫

なぜ通報者の個人情報を聞かれるのか。

それは、後に調書を作成するために必要になるからです。

とはいえ、通報者の個人情報は、警察に伝える義務はありません。

“個人情報は怖いのでお答えしたくありません”と伝えれば、それ以上聞かれることはないので安心してください。

 

②警察からの質問に全部答えられるか不安

上記でも紹介したとおり、不審者情報の通報にはいくつか質問に答える必要があります。

特に不審者の特徴については、すべて答えられるか不安ですよね。

きちんと答えようと、通報しながらチラチラ不審者をみてしまう方がいます。

しかし、その行為は非常に危険なため、絶対におこなわないようにしましょう。

不審者の特徴【性別/服装/髪型/体型/身長】をカンタンにスマホなどでメモに残し、場所を離れてから通報してください。

通報されていることに不審者が気づいた場合、逆上することがあります。

もし、メモに残すまえに不審者が姿を消した場合でも、曖昧な点は“わからない”と答えて大丈夫です。

自身の安全を第一に考えて行動してください。

 

③不審者情報を通報した後の対応は?

警察に通報した後は、あなたはどこに居ても大丈夫です。

不審者がいる場所に戻ったり、残っていたりする必要はないということ。

ただし、不審者が現れた場所が分かりにくい場合は、案内をしてほしいと警察に言われることがあります。

そのさいには警察の指示どおりに動くようにしましょう。

もちろん、時間が無かったり、怖いと感じた場合は応じなくても大丈夫です。

 

4.不審者情報を通報するさいのQ&A

下記では、それぞれ不審者情報を通報するさいに感じる不安や疑問について回答していきます。

 

Q:不審者だったかどうか警察は教えてくれるの?

A:職務質問で知り得た情報はすべて守秘義務に当たります。数回見かけている不審者の場合、どうしてもその人が大丈夫な人なのかどうか心配になりますよね。

そこで、警察に“あの人はどんな人なの?”といくら質問をしても、職務質問時に得た情報は1つも教えてくれないのです。

 

Q:マンションの近くに居た不審者が消えてしまいました。通報しても良いのでしょうか?

A:問題ありません。すぐに通報してください。

すでに不審者が消えてしまっていると緊急性がないため、通報しても良いか迷ってしまうことがあります。

しかし、警察に通報することによって、しばらくの間見回りをするなどの対応をとってくれるのです。

最善は不審者がいるタイミングで通報することですが、その場にいなくなった後でも決して無駄になることはありません。

都道府県の警察がSNSで対象地域に警戒を呼びかけるなど、防犯意識を高めることにも繋がります。臆せずに通報するようにしましょう。

あなたの通報が被害を救うことになるかもしれないのです。

 

Q:不審者かもしれないと思った時にしてはいけないことはなんですか?

A:不審者らしき人物に声をかけることです。

公園やマンションの入り口に不審者が居た…。

そんな時に絶対にしてはいけないのが、不審者らしき人物に声をかけることです。

一般人が声をかけて相手の神経を逆撫でした結果、個人間でのトラブルに発展する危険があります。

また、万が一刃物を持っていた場合、軽い怪我ではすまない場合もあるのです。リスク回避のためにも声はかけずに、対応は警察に任せるようにしてください。

 

Q:不審者に逆恨みされないか不安です。

A:守秘義務は守られるため安心してください。

警察が不審者側の個人情報を守るように、私達の情報もすべて守ってくれます。

たとえ相手が悪い人では無かったとして、“誰かが通報しやがったのか!!”と怒りはじめても、私達に害が及ぶことはないのです。

そもそも、警察は通報後よほどの状況でもない限りサイレンを鳴らして来ることはありません。あくまでもパトロールの一環でたまたま見つけましたという状況で職務質問をするのです。

この状況であなたが通報したことを勘付き逆恨みするという危険はほとんどないでしょう。ただし、1つだけ要注意です。

上記でもお伝えしたとおり、通報する時は不審者の近くから離れてからにしてください。

万が一相手が察したり、周りに不審者の仲間がいた場合は逆恨みされる危険があります。

スマホでメモをとり、視界から外れた安全な場所から通報しましょう。

 

5.地域の安全を守るために通報を!不審者と通報のまとめ

本記事では、不審者を通報する時の流れや不安点、注意点を紹介してきました。

そのなかでも、特に覚えておいてほしい点は次の3点です。

  • 不審者という確証がなくても疑わしいと思えば通報してOK
  • 不審者を通報する時はトラブルを避けるためにその場を離れてからおこなう
  • 不審者に話かけることは絶対にしない

通報はあくまでも情報提供の1つ。

地域の安全を守るためにも、主観で変質者かもしれないと思えば通報してかまいません。

“この人なんか怪しいな”と感じたら、警察に相談して良いのです。

勇気のいる行為ではありますが、あなたやその周りの人を守るためにも臆することなく通報するようにしましょう。

 

執筆者:Moly編集部

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