海外旅行はスリ注意!手口や対策方法をご紹介

海外旅行時に1番気をつけなければいけないのは「スリ」です。

対策をしないで行くとかなりの確率で被害に遭うだけに、本記事ではスリの手口や対策方法を紹介していきます。

 

1.海外旅行のさいに遭う犯罪被害はスリか置引き

バルセロナを例に紹介しますが、日本人観光客が被害に遭った犯罪の約8割がスリもしくは置引きです。

以前は強盗が横行していた時代もありました。

しかし、現在は下記の表のようになっているのです。

スリ置引きひったくり強盗合計
172人134人5人2人351人

※資料:「邦人被害状況(在バルセロナ総領事館届け出ベース)」

 

ここからも分かる通り、海外で軽犯罪に巻き込まれないためには、スリもしくはひったくり対策を十分にとる必要があるのです。

 

2.スリは複数人で実行する

日本の治安は世界的にもトップクラスで、実際に世界平和ランキングではトップ10以内を獲得しています。

それだけに、スリに対するイメージもかなり湧きづらく、日本人観光客は狙われやすいのです。

見出しのとおり、海外のスリは複数人でおこなわれています。

グループで1人をターゲットに絞り、さまざまな手口で貴重品を盗み取っているのです。

犯罪グループと聞くと男性をイメージしがちですが、最近では未成年の女の子や赤ちゃんを抱っこした女性まで加わっています。

ここからも分かるとおり、日本の平和ボケした意識で観光に行くと、気づいたときには財布がないということにもなりかねません。

 

3.スリをおこなう犯人の特徴

スリをおこなう犯罪者の特徴として、1番見分けがつけやすいのは視線です。

スリをしようとしている犯罪者は、視線がバッグもしくはポケットに集まっているため、通常とは違うことがよく分かります。

とはいえ、人混みの中だと、その視線に気づくのはかなり困難です。

はじめての場所で右も左も分からない方にとっては、なおさらでしょう。

そのため、はじめて観光に行く方は特にスリの手口や対策方法を頭に入れておく必要があります。

 

4.スリに遭いやすい場所や手口

海外旅行時にスリに遭いやすい場所は、主に地下鉄もしくはATMの2つです。

 

①地下鉄などの公共機関

知っておいてほしいのが、スリ被害にあう場所の大半が地下鉄ということです。

逆に地下鉄にさえ乗らなければ、ほとんどの日本人はスリ被害に遭わないほど。

とはいえ、実用的で利用者も1番多い地下鉄に乗らないというのは、どう考えても現実的ではありませんよね。

地下鉄に乗るさいには、特に混雑時に注意してください。

通勤者と観光者が合わさっている時間帯は、どこの国でもある程度混雑することが予想されます。

思わぬところから手が伸びて、気づいたらカバンが空いていて財布がない…ということになりかねません。

また、地下鉄は空いているのに複数人に囲まれた場合は、ほぼ間違いなくスリの集団です。

強引にでもその場を離れて、被害に遭わないようにしてください。

 

②ATM

日本同様に海外でも気軽にATMが利用できます。

しかし、海外のATMは路地に設置されていることがほとんどです。

日本のように建物のなかにないため、盗撮用のカメラがついているリスクが非常に高く、情報が盗まれやすくなっています。

被害に遭った方は警察から“暗証番号を入力するときに手で隠さなかったのか?”と聞かれるほど。

そのため、海外のATMを利用するさいには、確実に片手で隠す必要があるのです。

少しスリとは異なりますが、ATMで情報を盗まれて被害に遭う方も多く居ますので、十分に注意してください。

 

5.意識をそらしてスリをおこなうのが犯人の手口!

ここからは、海外のスリ集団がおこなう手口についてカンタンに紹介していきます。

知らずに行くと、いざという時に正しい対応ができなくなるため、頭の片隅にでもいれておいてください。

 

①基本的には気づかないうちに貴重品が盗まれている

混雑している場所ではどうしても意識がいろんなところにいってしまいます。

その間に気づかれないように、バッグやポケットに入っている金品を盗むのがスリの手口の基本です。

 

②立ちふさがるなど焦っている隙をみて貴重品を盗んでいる

地下鉄の乗車口に立ち通路を狭くしたり、エレベーターで降りる直前に物を落としたふりをして相手を動揺させます。

その隙に仲間のスリ師がポケットやカバンの中にある貴重品を盗んでいくのです。

また、道や時間を聞くふりをして対応している隙に、他の犯人が貴重品を盗むという手口もあります。

話しかけられても不用意に反応しないこと、また何か違和感があったらすぐにその場を離れるようにしましょう。

 

③私服警官を装ってスリを働く

偽札や偽造パスポートの確認をさせろと言って、そのまま持ち去るという手口もあります。

信憑性を高めるために複数人が登場し、観光客を装った人物が話をかけてきて、道や時間を質問。

説明しているとそこに警察官があらわれて尋問されるという流れです。

かなり手が混んでいるため、騙されやすいスリの手口の1つとして十分に注意してください。

 

6.スリに遭わないための対策方法

海外を観光するさいには、スリ対策の準備がとても大切です。

それだけでも、スリに遭う被害を確実に下げることができます。

 

①バスや地下鉄に乗る際にはスマホを見ない

バスや地下鉄の乗車口は、1番スリに遭いやすいシチュエーションです。

そのため、スマホや小銭を見ているなどは絶対にNG。

他のことに集中していると、気づいた時には貴重品がすべて盗まれているかもしれません。

また、両手は常にあけた状態でいるようにしてください。

観光目的の場合、両手にショッピング袋を持って乗車したくなりますが、ほぼ間違いなくその状況は狙われます。

リュックやカバンに入れるなどの対策をしてから、バスや地下鉄に乗るようにしましょう。

 

②公共機関のなかでは絶対に寝ない

平和な日本では考えづらいですが、海外旅行時には公共機関で寝るのはNG行為です。

財布をいれたカバンを道路の真ん中におき、その場を離れるくらい危険だと考えてください。

観光疲れや時差ボケなど、眠くなってしまう要因はたくさんあります。

しかし、起きた時に顔面蒼白にならないためにも、絶対に地下鉄やバスのなかでは寝ないようにしましょう。

 

③ポケットに貴重品を入れて移動しない

日本ではポケットの中にスマホや金銭を入れて持ち歩くのは当たり前。

しかし、それはあくまでも治安がトップクラスに良い日本だからできることです。

他国に行くさいには、内側にあるポケット以外は使用しないようにしましょう。

海外旅行保険に入っているから安心だよという方もいますが、現金は保証対象外です。

日本では現金で支払うことが当たり前ですが、海外旅行時にはクレジットやATMのキャッシングを利用してください。

そのうえで内側についているポケットもしくは鍵付きのリュックのなかに保管することで、スリにあう被害を確実に抑えることができます。

防犯機能付きのリュックにするだけでも、スリに遭う被害は抑えられますよ。

 

7.旅行を楽しい思い出にするために十分な対策を!

スリに遭ってしまうと、金銭やカードなど手続きの面倒だけでなく、メンタル的にもかなりのダメージがあります。

せっかくの良い思い出も、スリにあったという苦い思い出に塗りつぶされてしまうかもしれません。

旅の間中ずっと低いテンションで過ごしたくないのなら、スリの手口とその対策方法は頭にいれておきましょう。

スリの手口は本記事でも紹介したとおり、意識をそらしている間に盗まれることがほとんど。

そのため、地下鉄やバス、エレベーターなど日常的なシーンでもある程度の防犯意識は必要です。

欧州はいま怖い国ですが、たくさんの観光客で溢れています。

持ち物の出し入れや、防犯機能付きのリュックを使用するなど、自分のことを守る準備は万全にしてください。

 

執筆者:Moly編集部

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