愛車の防犯方法、カギの他に有効な対策は?

家財と同じく自動車もまた財産です。車上荒らし対策をきちんとしていなかったせいで愛車が荒らされてしまうのは、あまりに悔しいですものね。

車上荒らしは常にこちらの隙を窺い、盗れる物は何でも持っていきます。いつ狙われてもおかしくないので気を抜けません。

ここでは大切な車を犯罪被害から守るための方法を紹介します。

車上荒らしとはどんな犯罪?

車上荒らしとは、車内に残された荷物や現金などを盗む行為です。施錠したか否かに関係なく襲われるため、しっかり対策しておかなくてはなりません。

車上荒らしの多くはグループによる犯行。計画から実行をスムーズにおこなえるよう、組織内での役割が分担されています。

また、盗難車両は修理・解体後、国内で転売されたり海外に不正輸出されたりします。

車上荒らしの傾向

実は、車上荒らしは年々減少傾向にあります。東京都に限定しても平成25年で667件だったのに対し、翌26年は395件、27年359件、28年309件、29年203件と確実に減少しています。

主な要員としては、街中に防犯カメラが多数設置されたことや警察による摘発強化、道路交通法改正による路上駐車の取り締まりなど。車の持ち主1人1人の防犯意識が高まったことも関係していると言えます。

車上荒らしがもっとも多く発生している場所は
①自宅以外の駐車場
②自宅の駐車場
③路上

の3か所。長時間車から離れる飲食店やショッピングモール、コインパーキングや月極駐車場での被害が目立ちます。

また短時間の路上駐車でも被害に遭うケースが多く見られます。ちょっとその辺に停めてお金を下ろす、コンビニに立ち寄るなどのわずかな時間でも狙われるため、「すぐ戻るから平気だろう」と油断はできないということです。

きちんと対策しよう

愛車を守るにあたり、日頃からの徹底した対策が必要不可欠。被害に遭ってからでは遅いため、いかに防犯できるかが重要です。

①確実にカギをかける

基本中の基本です。ほんのちょっと車を離れる場合も確実に鍵を抜き、窓も閉めておきましょう。無施錠などもってのほか。犯人はわずかな隙を狙っているので鍵かけを怠ってはいけません。

つい忘れてしまうという人は習慣化すべきです。車自体もですが車内に置いたままの金品も立派な財産。なくなると絶対に困る物だって車に載せているでしょうから、鍵をかけずに車を離れるのは「どうぞ盗ってください」と言っているようなものです。

自宅の玄関や窓に鍵をかけるのと同じく、車の鍵かけも徹底する必要があります。

②貴重品を残さない

現金やカバン、携帯、パソコンなどの貴重品は肌身離さず身につけましょう。個人情報や機密情報が記載された重要書類ももちろん置きっぱなしにしてはいけません。

ダッシュボード上や助手席に貴重品を置いている人も注意。ちょっと近づけばどこに何が残されているかわかる車は、金品を探す手間が省けるので余計に狙われやすくなります。

たとえ短時間でも車内を離れる際は貴重品を身に着ける必要があります。

③人目に付く場所に停める

あえて目立つ場所を選ぶことも大切です。駐車場の奥や閑静な住宅街などは人の目が少ないため死角が多く、万一被害に遭っても目撃されない可能性があるからです。

人目に触れる場所なら犯人はうかつな行動はとれないため、被害に遭う可能性はかなり減ります。

④防犯グッズを使用する

ホームセンターや通販などではさまざまな防犯グッズが販売されています。何を選べばいいか迷った際は、以下のグッズを試してみましょう。

a.警報装置

衝撃や振動を検知すると警報音が鳴るため、深夜の駐車場で鳴り響いたらとても驚きますね。「いつ持ち主が来るかわからない」焦りから犯人は諦めるでしょう。車上荒らし対策ではかなりの効果があります。

取りつけ自体は工具なしで簡単に取り付けられるため、複雑な作業が苦手な人でも安心です。稀に警報装置を破壊したり配線を切断したりする犯人がいるものの、やはり大音量で異常を知らせてくれるので安心感があります。

b.センサーライト

人が近づくと熱を検知して点灯します。高照度ライトがいきなり光るので泥棒は怯み、慌てて逃げていくでしょう。

車内に設置するタイプとガレージに設置するタイプがあり、どちらを選ぶかは好みによりけり。狭いガレージに取り付ければ、仮に犯人がガレージに身を隠そうとも周囲からはバレバレです。

単に発光するだけの装置とは言え、人がいることの証明になるので設置するかしないかの差は大きいと言えます。

c.自動車カバー

車全体をすっぽり覆う優れものです。車内が見えなくなるため貴重品を残していても犯人の目に触れることがありません。

車種を特定しての盗難にも効果的。高級車や人気車を狙った車両荒らしが後を絶ちませんが、車ごと覆ってしまえばどんな車か判別不能です。

カバーのサイズにはいくつかあるので愛車のサイズに適したタイプを選びましょう。

d.ドライブレコーダー

事故などの映像を記録する上でとても役立つドライブレコーダーは、車上荒らし対策にも十分活用可能。

何が起きたか後から確認できるため、万一被害に遭っても有力な証拠になるので備えておきたいものです。

⑤スペアキーを車内に置かない

予備の鍵を犯人に見つかると車上荒らしに遭うどころか、車そのものを盗まれてしまいます。金品を奪われる以上にショックが大きいため、鍵の扱いを軽く見てはいけません。

予備は予備として自宅に保管し、持ち歩くのはマスターキーのみにしましょう。

対策しても盗まれることはある

何事にも100%は存在しません。車を持つ以上車上荒らし対策は必須ですが、時としてその対策が無意味に終わる可能性があります。

たとえば警報装置。非常に大きな音を発するとはいえ、車上荒らしに慣れた犯人は短時間で事を済ませて姿をくらまします。自動車盗自体が目的ならば、鍵を壊してエンジンを始動するまでたった2分程度で十分。

夜中に警報が鳴っても、出てくるのはせいぜい持ち主やその家族くらい。近所の人は「うるさいなあ」と思うだけで外に出ることはまずありません。誰しも面倒事は厄介なので当然でしょう。

また複数犯の場合、近くに車両を待機させたうえで犯行に及ぶので用意周到です。目的を達成したら即座に逃走を図れるため、警報音が鳴っても動じません。

対策するに越したことはありませんが、手段を選ばない犯人もいます。貴重品は絶対に車内に置かないなどの心がけが重要です。

窓を開けたままの駐車は絶対ダメ

ごくたまに窓を開けたまま車外に出ている人がいます。傍から見ていて不用心だなと思いますが、犯人はそうした車を真っ先に狙います。

たとえ半開きでも隙間さえあれば腕を突っ込むなんて容易。ガラスを割る手間が省けるのでむしろ無防備な車の方が狙われやすいのです。

風を取り入れるために開け放す人もいるでしょうが、車を離れる際は鍵締めと共に窓も確実にロックしておきましょう。

まとめ

依然としてなくならない車上荒らし。高く売れそうな物があれば犯人は容赦なく盗んでいくため、対策をおろそかにしてはいけません。

車は財産であり、生活に欠かせない道具です。数百万もする大事な物を壊されぬよう、持ち主は常に気をつけるべきなのです。

鍵締め・車内に貴重品を置かない・人目に触れる場所に駐車するなどの対策は誰でもできます。愛車を被害から守り、犯罪とは無縁のカーライフを送りたいものですね。

執筆者:Moly編集部

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