一戸建ては泥棒に狙われやすい?被害に遭いやすい家の特徴や防犯対策

自分が住む家が泥棒に狙われやすい環境かどうか、気になる方も少なくないでしょう。
本記事では、被害に遭いやすい一戸建て住宅の特徴や防犯対策について紹介していきます。

泥棒被害は5割以上が住宅で起きている

犯罪白書では、侵入による泥棒の認知件数は73,122件、そのうち住宅発生は41,808件となっています。
※参照:平成29年の刑法犯に関する統計資料(https://www.npa.go.jp/toukei/seianki/H29/h29keihouhantoukeisiryou.pdf#search=’%E7%AA%83%E7%9B%97%E4%BB%B6%E6%95%B0

つまり、泥棒被害の5割以上が住宅で発生しているということです。
治安が良い日本に住んでいると、どうしても“自宅が窃盗被害に遭うわけがない”と思いがち。

とはいえ、毎年40,000件以上の窃盗被害が発生している点からも、油断できる状況ではないと分かるはずです。
仮に窃盗犯に出くわしてしまうと、相手は強盗犯に変わりかねません。

最悪の場合、家族の命の危機につながってしまうのです。
命を奪われなかったとしても、その時のショックで日常生活を送れなくなってしまう方も多くいます。

家族を守るためにも、一戸建てに限らず、住宅の防犯意識を高めることは必要不可欠なのです。

侵入されやすい一戸建て住宅の特徴

侵入されやすい一戸建て住宅には共通点があります。

①死角になる場所がある

コンクリートの塀や背の高い木々などは、泥棒が隠れるための死角になります。
道路沿いからも見えにくく、人の目を気にせずに行動できるのです。

そのため、プライバシー保護の目的とはいえ、必要以上に自宅に死角を作るのは控えるようにしましょう。
これは2階のベランダも同様で、しゃがむと外から見えないような囲いは泥棒に侵入されやすくなります。

泥棒が好む塀や植え込みは、可能な限り撤去した方が良いのです。
木々は枝の手入れなどをするだけでも、かなり見通しが変わりますよ。

②長期間留守にしている

長期間自宅を空ける場合、泥棒に留守だと悟られてしまうと侵入されるリスクが高まります。
事前に新聞や郵便局に連絡をして、配達を止めるようにお願いしておきましょう。

また、タイマー式の室内灯を購入し、毎晩電気を付けるように設定しておくのも効果的。
泥棒は郵便受けや室内の状況を確認して、侵入できるかどうか判断することもあるのです。

③帰宅時間が毎日決まっている

生活パターンを監視され、人が居ない時間を把握されると、その時間帯に自宅に侵入されるリスクが高くなります。
防犯対策として、②同様に、タイマー付きの照明を購入するなどの対策をするようにしましょう。

それだけで自宅に人がいるかもしれないと思わせることができ、泥棒被害に遭うリスクを下げることができるのです。

泥棒は侵入する前の下見でどこを見ている?

泥棒は必ず侵入する前に下見をしています。
つまり、犯行に及ぶ前に自宅周辺を歩いているということです。

“不審者がいれば分かるじゃないか”と思いたくもなりますが、基本的に泥棒はスーツや作業着など、さも仕事の最中であるような素振りを見せます。
そのため、下見時に泥棒だと気づくことはできません。

下見の時には、次のことをチェックしています。
①周囲から見えない死角があるか
②逃げるさいに人目につきにくい通路があるか
③防犯カメラなど対策が講じられている一戸建てではないか
④自宅を空ける時間帯はいつか

4番目の自宅を空ける時間帯のチェック方法は、「電話」や「インターホン」です。
意外なことに泥棒は堂々とインターホンで人がいるかどうかを確認しています。

そのため、電話やインターホンが鳴った時に、応答をするだけでも十分防犯対策になるということです。

一戸建ての侵入経路と防犯対策を紹介

泥棒の侵入経路について解説していきます。
結論として、1番多い侵入手段は意外なことに「無締り」、次いで「ガラス破り」です。

ドアや窓ガラスの施錠を怠たり、泥棒に侵入されてしまうというケースが、全体の約50%を占めると平成28年度の警察庁統計資料で分かりました。
“いま時カギも閉めないなんて…”と思う方もいるかもしれません。

しかし、一戸建ての2階やトイレの窓を、換気目的で開けているという方も多くいます。
ちょっとした油断が泥棒を招くため、外出時にカギをしっかり閉めるということは意識的におこないましょう。

1.窓の防犯対策

一戸建て住宅で1番侵入される経路が窓です。
上記であげた「無締り」と「ガラス破り」のどちらの手法にも該当し、全体の約6割が窓から侵入されています。

人が出入りできる大きさの窓が狙われやすいですが、お風呂やキッチンなどの小さい窓も狙われることがあるため、施錠は必ずしてください。
“窓を割られる音なんて周囲の人間が気づくんじゃないの”と疑問に思う方も多いでしょう。

しかし、バーナーで窓を焼き破る、「焼き破り」という方法。
その他に、「切り破り」「三点破り」など、手練になるほど音をたてずに割ることができます。

そのため、窓の防犯対策は、カンタンに破られないようにするということです。
最も安心で確実な方法は、耐久性の強い防犯ガラスを購入すること。

侵入時間がかかるということは泥棒が嫌がるため、被害に遭うリスクを下げることができます。
とはいえ、一戸建て住宅のガラスをすべて変えるとなれば、費用は数十万かかることも。

そんな費用はかけたくないという方は、防犯フィルムをガラスに貼りましょう。
価格も~数千円とかなりリーズナブルなうえに、同様の防犯効果が期待できます。

おすすめは「保険付透明ガラス専用防止フィルム360 A3サイズ透明 2255」です。
保険付きというだけあって、万が一破られた場合は一律2万円が支給されます。

2枚組で2,482円とリーズナブルなうえに、「破られない」という自信があるということ。
窓の防犯対策をするさいには、一度検討してはいかがでしょうか。
▷リンク:https://www.amazon.co.jp/gp/product/B004CHQ6TG

2.玄関の防犯対策

窓の次に侵入経路となっているのが玄関です。
「無締り」の他に、ピッキングで開けられることが多い経路になります。

ピッキングとは、鍵穴に針金のような特殊な工具を入れて、施錠を解くという方法です。
時間をかけずに解錠することができ、一戸建ての約5割以上を占めている「ディスクシリンダー型」は、数十秒であけられるほどです。

そのため、玄関の防犯対策としては、以下の2つが挙げられます。

①ピッキングしにくい鍵に交換する
防犯対策として、カードキーや電子ロックを使用したピッキング不可能な鍵に注目が集まっています。
電子ロックは2万円程度~、カードキーも3万円程度~と、比較的リーズナブルな料金で施錠を交換することが可能です。

とはいえ、新築の家は「ディンプルキー」という鍵の側面に凸凹の刻みがなく、楕円形のくぼみが複数並んでいるタイプの鍵が使用されています。
鍵違いは数億個あるため、複製防止はもちろんピッキングされにくいという特徴があります。

新築の方は、下記で説明している二重ロックを検討したほうが良いでしょう。

②二重ロックにする
二重ロックとは補助鍵を取り付けるということです。
高い位置もしくは低い位置に取り付けることで、ピッキングに時間がかかるため、より泥棒が嫌がる効果を発揮します。

念のために取り付けておけば、泥棒がおこなう下見の段階で、被害に遭うリスクを下げることができるでしょう。

一戸建ての特徴と防犯対策のまとめ

侵入による窃盗のうち、約半数が一戸建てで発生しています。
ここからも分かるように、新築や古い家にかかわらず、防犯対策は必要不可欠です。

最善は、下見の段階で目にとまりにくい家にしておくこと。
・死角の多い一軒家
・長期間留守にしていることが分かる外観
・帰宅時間が毎日ワンパターン

上記の3点は、泥棒の目につきやすい環境の一戸建てです。
まずは外観を意識して、忍び込む家の選択肢にならないようにしましょう。

そのうえで、防犯フィルムや電子ロック、補助鍵を取り付けることで、より防犯効果が高まります。
一戸建ては窓も多いですが、防犯フィルムなら格安で対策することが可能です。

犯罪は未然に防ぐことがなによりも大切。
家族を守るためにも、できることは必ずおこないましょう。

執筆者:Moly編集部

女性のための完全防犯マニュアル

関連記事

  1. 高速バスや夜行バスで痴漢被害に?防犯対策と犯行手口

  2. 【映えスポット5選】はじめての海外女子旅におすすめな国ーアジア編ー

  3. GW対策イメージ

    GWの防犯対策! 気をつけたい5つのコト!

  4. 20代女性は、日本国内でもスリへの対策をしよう!

  5. 【元詐欺師が解説】昔からある「還付金返還詐欺」はなぜなくならないのか?

  6. 変質者と遭遇したらどのように対策をするのが有効?

  7. 満月の日は犯罪が増える!? 検証と緊急時に役立つ防犯対策

  8. 【お見事】82歳のおばあちゃん、暴漢に立ち向かい撃退

  9. 砂利の音で不審者を撃退!防犯におすすめ防犯砂利は?

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

Moly.jp公式メルマガ

↓ Moly.jp公式メルマガです ↓

【防犯ジャーナリスト河合成樹】が最新の人気記事の独自紹介や裏話、お得な防犯グッズのご紹介や緊急防犯対策などを配信します。ぜひ、読者登録をお願いします

※メルマガにご登録していただいた情報は非公開の上、厳重に管理します。詳細については、プライバシーポリシーをご覧ください。

人気記事

  1. 実は不審者は目立たない? その特徴とは
PAGE TOP