自らの身を守ることにも繋がる?防犯パトロールへの参加とその方法

多くの事件は街中で起きています。自分の住んでいる街でも凶悪な事件が起こる可能性は十分にあるのです。事件を防ぐためには地域全体として防犯対策が必要となり、その一例として防犯パトロールがあります。今回は防犯パトロールとその参加方法、参加するメリットなどもご紹介していきます。

事件ってどのくらい起きているの?

警察庁の調べによると平成29年は915,042件の事件が認知されています。そのうち女性が被害にあっている事件は242,141件となり、計算すると1日に約663件もの事件が発生していることになります。年間毎日約663人もの女性が事件の被害に遭っていると思うと怒りと共に不安にもなりますよね。

女性だけでなくすべての人が対象となると毎日とてつもない数の犯罪が起きている訳ですが、その場所は大体が街中です。犯罪を防ぐには個人個人の防犯意識や対策もちろんですが、地域としての防犯対策も非常に大切になってきます。その一環として防犯パトロールがあります。

防犯パトロールって何?誰がやっているの?

防犯パトロールは徒歩で街中の犯罪が起きそうな場所を回ったり、青色回転灯を装備する自動車を使用して街中を巡回する活動を言います。それぞれの地域の防犯ボランティアの人たちが自治体や警察署と協力して行っていることが多いです。また地域によっては町会や商店会などの人たちも行っています。

防犯パトロールに参加している人の多くは長年その地域に住んでいる人が多いのですが、最近は学生や普段会社で働いている若い人たちが参加している地域もあるようです。大事な点は地域で行う防犯パトロールの目的は、犯罪者を捕まえることではないということです。

防犯パトロールの目的はパトロールすることによってこれから犯罪を犯そうとしている人や、空き巣を企て下見をしている人にプレッシャーを与えることにあります。防犯パトロールを実施することによって自治体やその地域の警察署との連帯感を強め、潜っている犯罪者に「この街は防犯意識が高い」ということを知らしめるのです。

防犯パトロールの方法と行う場所

防犯パトロールは、その方法を間違えると効果に支障を与えることがあります。防犯パロールをするに当たって望ましい方法は次の通りになります。

お揃いのユニフォームや帽子、腕章を用意し皆が同じ格好で行う。

お揃いのユニフォームや帽子などを揃えることによって、防犯パトロールをしているとはっきり知らしめることができます。またパトロールをする人たちのモチベーションを高め、周囲の住民にも防犯をアピールすることができます。

その都度パトロールの目標や目的を決める。

パトロールは、ともすればダラダラと歩くだけになってしまいます。それでは効果が薄くなってしまいますので、その都度このパトロールでは何をするかなど目標や目的を決めることが大切になります。

防犯パトロールは1人では行わない。

防犯パトロールを1人で行ってもあまり目立ちませんし、万が一何かあった時に対応が出来ないために1人では行わないようにします。

防犯パトロールは決まった日時には行わず、不規則に行うようにする。

例えば毎週何曜日など決まった日をパトロールの日に決めてしまうと、犯行を企てている人間にもわかってしまう可能性があります。犯人もその曜日は空き巣の下見などは行わないなどとなってしまうので、防犯パトロールはなるべく不規則に行うと良いでしょう。

1日に1度ではなく、出来る時には複数回行うようにする。

防犯パトロールは、例えば通勤通学の時間帯だけとか夜の時間帯の1度だけではなく、1日に複数回行うと防犯効果も上がります。

次に街中で主に防犯パトロール実施する場所ですが、地域によって違うとは思いますが一般的には次の場所になります。

●学生や園児たちの遊学路
●街灯が少なく夜になると暗い場所。
●公園
●空き家の周辺

その他、森や森林がある地域はその周辺もパトロールをする必要がありますし、過去に事件があった場合はその場所と似ている所もパトロールをする対象となるでしょう。また普段からお取り寄りや子どもを狙った事件が起こりそうな場所を皆で話し合う事が大切になります。

防犯パトロールは決まった時間に決まった場所を歩くだけではありません。最後に防犯パトロールでは何をするのかを紹介していきます。

地域住民や子どもへの声掛け。

防犯パトロールをする中で地域住民や公園で遊ぶ子どもたちに声をかけることによって、地域の連帯感を深め人々の防犯意識を高めます。

通学路の安全確認。

特に夕方の時間帯に通学路での子どもの連れ去り事件が多く発生していますので、特に注意して安全を確認します。

事件が起こりそうな場所の点検。

公園のトイレや人通りの少ない暗い道、森林などがある場合はその周辺を点検します。

徘徊者などがいたら保護する。

高齢化社会の影響で認知症を患う人が増える中、街中を徘徊してしまう人が増えています。パトロール中に徘徊者を見つけたら保護します。

街灯などの点検。

公園にある街灯や道路にある街灯が切れていないかを点検します。もし街灯が切れていたら夜暗くなり犯罪が起きてしまう可能性がありますので、すぐに自治体に連絡をします。

事件や不審者、不審車を発見したら警察へ通報する。

もし万が一パトロール中に事件に遭遇したり、不審者や不審車を発見したらすぐに警察に連絡します。危険ですのでまちがっても自分たちで何とかしょうとしてはいけません。

防犯パトロールに参加するメリットと参加の仕方

例えば1人暮らしの人が自分の住む地域の防犯パトロールに参加するメリットは次の通りになります。

●地域の人たちとパトロールすることで、防犯だけでなく様々な地域の情報を得ることができる。
●防犯パトロールに参加することによって、地域の危険な場所や安全な場所を知ることができる。
●自治体や警察署が行う防犯教室などの情報を知りやすくなり、それに参加することによって正しい防犯対策の知識を得ることができる。
●地域の人や自治体、警察署と関わりがあることから万が一何かあった時には心強くなる。

防犯パトロールは町会や商店会、または防犯ボランティアの方が行っていてそれぞれの地域によって行っている団体は異なります。もし自分の住む地域のことがよくわからず防犯パトロールへ参加したいと思ったら、まずは最寄りの自治体や警察署に相談してみましょう。

自分の住む地域はどの団体が防犯パトロールをしているかなどを教えてもらうことや、その団体を紹介してもらうことができます。また自分の住んでいる近所のお店の人なども知っている場合がありますので、聞いてみると良いでしょう。

まとめ

多くの事件は街中で起きている現実を知ると、特に1人暮らしをしている女性は心配になりますよね。また1人暮らしをしていると自分の住む地域のことがよくわからないという人も多いでしょう。防犯パトロールなどに参加することは地域のことを知るきっかけにもなりますし自分の身も守れることにつながりますので、少しでも興味があったら積極的に参加してみましょう。

執筆者:Moly編集部

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