密室での犯罪に要注意!エレベーター利用時の防犯対策

近年、高層ビルやマンションが増えたことでエレベーターを利用する人が増えました。

ボタン一つを押すだけで10階でも20階でもたった数秒で辿りつくことができます。

しかしエレベーターは動く密室です。最近は完全な密室状態になるエレベーターを悪用して女性をターゲットにした犯罪が増えています。

そこで今回は、女性が密室のエレベーターで犠牲者になってしまわないためにエレベーター利用時に注意すべき防犯対策と女性のための防犯対策をご紹介していきたいと思います。

 

エレベーターで起こる犯罪とは?

不特定多数の人達が利用するエレベーターはとても狭い空間であり完全な密室です。そのエレベーター内で起こる犯罪のほとんどは女性がターゲットにされています。

では女性がターゲットにされるエレベーター内での犯罪にはどんな事案があるのでしょうか?ここでは警察が認知しているエレベーター利用犯罪を3つご紹介いたします。

 

①わいせつ行為

最近は防犯カメラ等のセキュリティーシステムを導入する管理者・管理会社も増えているためにエレベーター内で発生するわいせつ被害は減少傾向にあるようです。ですが被害がなくなったわけではなりません。

現在でもエレベーター内では女性を狙ったわいせつ行為が多く報告されています。警察が認知しているのは「露出」「痴漢行為」「強制わいせつ」「盗撮」などが挙げられます。

 

②盗撮

盗撮被害はエレベーターに限らず、ありとあらゆる場所で実行されています。盗撮被害は減ることはなく、むしろ増え続けている犯罪のひとつなのです。

主な手口はバッグなどに小型のカメラを忍び込ませて女性のスカート内を盗撮する行為、靴の先に超小型カメラを設置して女性のスカート内を盗撮する行為がほとんどです。

盗撮被害の場合は、盗撮犯と被害者の1対1の状況よりも、数名の利用者がいる状態で盗撮を行うことのほうが多いようです。

狭い密室では1対1の情況よりも、むしろ数名の利用者がいた方が、ターゲットへ近づいても不自然ではないので怪しまれることがなく犯行がしやすいようです。

このことから複数の利用者がいる状況でも注意が必要だということがわかります。決して利用者が多いからと言っても安心してはいけません。

 

③強盗

エレベーター内で被害に遭うのは女性だけではありません。男性も被害に遭うケースがあるのです。しかし男性の場合は女性とは異なり性的被害に遭うことは少なく、金銭を奪い取られたりする「強盗被害」が多く報告されています。

エレベーター内で突然ナイフを突き付けられ「金を出せ!」と言われてお金を強奪し逃走する事案や金品を要求せれた際に抵抗をしたところ、胸などを刺されて金品を強奪されたケースもあります。

このケースの場合は強盗傷害事件として強盗よりも罪が重くなる犯罪です。

エレベーター利用時の防犯対策

では実際にエレベーターを利用する際にどのような点に注意するとよいのか?エレベーター利用時の防犯対策をご紹介いたします。

エレベーターに乗る時の注意点

エレベーターに乗る時の注意点は以下の通りです。

 

1.扉の正面に立たない

なぜ!扉の正面に立たない方がよいのでしょうか?

それはエレベーターの扉が開いた瞬間に、もし刃物を持った相手がいたら真っ先に標的にされてしまうからです。

「まさかそんなことが起こるわけないでしょ!」と思われるかもしれません。しかし実際にこのような事件が発生しているのです。

ですからエレベーターに乗る時は扉の正面には立たずに左側か右側に立ち、エレベーター内から出てくる人が気付きにくい位置で待機しましょう。

 

2.扉から離れて立つ

よくエレベーターの扉近くに立って待つ人がいます。しかしそれはかなり危険な行為なので絶対にやめましょう。

その理由は先程と同じなので省略しますが、エレベーターの扉が開いた瞬間に人の手が届く位置にいると犯罪者だけではなく利用者とぶつかる場合もあり、他のトラブルを招きかねません。

ですから扉から離れて出てくる利用者と体が接触しない程度に離れて立ってください。

 

3.バッグなどの荷物はお腹側で持つ

なぜ「荷物をお腹側で持つ」のでしょうか?それは先程と同じ理由です。もし刃物を持った相手が中から出てきた場合にお腹を守るためです。

エレベーターから出てきた瞬間に刃物で襲われたケースのほとんどがお腹を刺されてします。

バッグなどの荷物をお腹側に持つことで最悪の事態は免れるのです。ですから扉の正面には立たず、扉から離れて右か左側に立ち、バッグなどの荷物はお腹側で持ちエレベーターの扉が開くのを待ちましょう。

この考え方は大切なので必ず覚えておいてください。

 

4.自分の直感を信じる

人間は色んな感覚を持っている動物です。「直感」というのも動物が持つ本来の感覚です。

もしあなたがエレベーターの扉が開いて中にいる人が「怖い」と感じたら、その直感を素直に信じてください。

そしてその場合は絶対にエレベーターへ乗り込まないでください。演技でも良いので「あっ!忘れてた」と言って一旦エレベーターから離れましょう。

仮にその人が「危ない人ではなかった」としても関係ありません。あなたの感覚に素直に従えばいいのです。

「自分の直感を信じる」この考え方はエレベーターの防犯対策だけに限った考え方ではありません。暗い夜道を歩いていても、自宅へ訪れる訪問者に対しても、電車を利用する場合でも、ありとあらゆる場面で「自分の直感を信じる」ことを忘れないでください。

 

エレベーターから降りる時の注意点

エレベーターから降りる時の注意点は「エレベーターに乗る時の注意点」とほとんど同じ考え方になりますが、少し異なる点があるので要点を以下にまとめました。

1.扉が開く側に立たない

エレベーターの扉は左右のどちらかが先に開き始めます。その時もし刃物を持った相手がいたら扉が先に開く側に立った人が最初に対面することになりますので、その人が真っ先に標的にされてしまう可能性が高いからです。

ですからエレベーターから降りる時は扉が開く側に立つのではなく、最後に開く方の位置で待機しましょう。

 

2.扉から離れて立つ

この考え方もエレベーターに乗る時と同じ考え方です。できる限りエレベーター内の奥で扉からできる限り離れて立ってください。

 

3.バッグなどの荷物はお腹側で持つ

この考え方もエレベーターに乗る時と同じ考え方です。もし刃物を持った相手が扉の開いた瞬間に入ってきたらお腹を守ることができ「イザ!」という時に役に立つからです。

 

4.自分の直感を信じる

この考え方もエレベーターに乗る時と同じ考え方ですが、エレベーター内は痴漢や盗撮を目的とした人間も乗り込んでいる場合があります。

もし少しでも異変を感じ取った場合は最大限に、そこへ注意を向けて何かあった場合はすぐに「やめてください」と毅然とした態度を見せましょう。

またエレベーター内でベストポジションは扉が最後に開く方の角です。後ろ側はエレベーターにくっつけてお腹側はバッグなどの荷物でガードして待機してください。

女性のための防犯対策(外出編)

これまではエレベーター利用時の防犯対策についてご紹介してきましたので、ここでは女性のための防犯対策(外出編)についてご紹介していきたいと思います。

常に警戒心を持ち毅然とした態度で歩く

防犯対策で大切なのは“心構え”です。常に警戒心を持ち毅然とした態度で歩く人には悪さをしようとは思いません。ターゲットにされる人の多くは歩きスマホをしていたり、ボケッと歩いていたりするスキが多い人です。

なによりも警戒心を持つことで周囲の異変を逸早く察知することができます。逸早く異変が察知できると言うことは素早く体制を整えることができるということです。

そして弱々しい女性よりも毅然とした態度で気が強そうな女性には男性も近寄りがたいのでターゲットから外されやすいのです。

このことをしっかり頭に入れて常に警戒心を持ち毅然とした態度で歩いてください。

 

防犯ブザーは必ず持ち歩く

防犯ブザーは必ず持ち歩いてください。ただし「イザ!」という時にすぐ使える状態にしておいてください。「イザ!」の瞬間にバッグの中に入れてどこにあるのかすぐにわからない状態では意味がありません。

常に防犯ブザーは使える準備をしておくことが大切です。

 

走りやすい服装を心がける

この考え方も防犯ブザーと同じです。「イザ!」という時にすぐ逃げなければならない状況でハイヒールやロングスカートでは走れません。動きにくい服装では「イザ!」という時に大きなハンディになってしまいます。

当然、仕事でハイヒールやロングスカートが必須の人もいます。そういう人は通勤をする時だけ動きやすい服装にして会社についてから着替えるようにしましょう。

 

フラッシュライト

フラッシュライトは普通の懐中電灯よりも、かなり強力で明るいです。残業などで暗くなった時間帯に帰宅する場合に役立ちます。

フラッシュライトは暗闇を照らすだけではなく「イザ!」という時に不審者や暴漢者の顔面へ照射するだけで一瞬視界を奪うことができます。その瞬間に猛ダッシュで逃げるのです。

まとめ

密室での犯罪には要注意です。とくにエレベーターを利用する時は気をつけてください。エレベーターは不特定多数の人達が利用をします。

利用階へ行くまでのほんの数秒間でも犯罪に巻き込まれることがあるのです。

これまでにご紹介してきたポイントをしっかりおさえて頂いて、エレベーターを安全に利用できるようにしてください。

執筆者:Moly編集部

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