防犯カメラに不審者が!?どこに連絡する?

一人暮らしに合わせて設置した防犯カメラ。後日そのカメラの映像に不審者が映っていたとしましょう。

その映像をどこに、どうやって連絡すればいいのでしょう?

女性の一人暮らしと考えれば、不審な人物が自宅周辺にいるというだけで大きな恐怖になります。この恐怖を取り除くために、できる方法を調べてみました。

 

防犯カメラの映像はこまめにチェック

防犯カメラを設置したら、定期的に録画されている映像をチェックする癖をつけておきましょう。

女性の一人暮らしということを考えれば、玄関を訪れる人は限られていますので、映像の確認もさほど手間にはならないはずです。

5倍速、10倍速でみれば大して時間もかかりません。もし、設置したカメラが人感センサーを搭載し、撮影範囲内に人物を認識した時に録画をするタイプであれば、それこそすぐに確認は完了します。

そしてもしその映像の中に、不審な動きをしている人物を見つけたらどうすればいいかを考えてみます。そのためにまず、防犯カメラの映像を、警察がどうとらえるかを考えてみましょう。

 

警察の捜査と防犯カメラ

まず大前提として、警察は事件が起こらない限り捜査は始めてくれません。

少々冷たいと思うかもしれませんが、それこそ「犯罪になるかもしれない」という事案まで真剣に捜査をしていては、どれだけ人員を配置しても手が回らなくなるでしょう。

そんな事情も考えれば、事件が起きてから捜査というのは間違っていません。

そう考えると、仮にあなたの設置した防犯カメラに不審な動きをしている人物が映っていたところで、警察は捜査しませんし、むしろできません。

警察が防犯カメラの映像をきっかけに捜査をするケースを考えると、防犯カメラの映像の中に不審な人物と、その人物が行っている犯罪行為がハッキリ映っているケースに限られます。

仮にあなたの玄関先に設置した防犯カメラに、不審な人物が映っていても、それだけでは捜査はできませんので、警察に連絡をしても意味がないということになります。

そうなると防犯カメラを設置することに意味があるのかどうかという話になります。

 

防犯カメラの映像を有効に活用する

ここまでの話をトータルすると、例え不審者が防犯カメラに映っていても、その不審者が映像の中で犯罪行為を行っていない、さらにあなたにも実害がないとなると、その映像を手に警察に連絡をしたところで、警察は動いてくれないということになります。

しかし、防犯カメラの映像を有効に利用すれば、しっかりと防犯対策を行ってくれるケースもあります。そんなケースを想定してみましょう。

まずは、住んでいる周辺で空き巣や侵入犯などが多発している場合。

住んでいる周辺で空き巣や性犯罪などが多発しているのであれば、警察としてはその犯人に繋がる情報を探しています。こういう状況であれば、仮に映像の中で不審者が何もしていなくても、警察は取り合ってくれます。

続いて、同じ不審者が映っている映像を複数用意した場合。

例えばその不審者が映像の中で何もしていなくても、玄関の中をうかがうような姿勢をとっていたり、何度も往復しているような映像が、1つではなく複数あったとします。

それこそ1週間で2回も3回もあれば、それはアヤシイ行動といえます。警察としても無視はできないでしょう。

最後にリアルタイムで家にいる時その不審者が現れた場合です。

自宅にいるときに、自宅の前に不審者がいるのであれば、迷わず警察に連絡しておきましょう。仮にその不審者が呼び鈴を鳴らすようであれば、その呼び鈴には応答せず警察を呼んでしまいましょう。

警察には「怪しい人物が自宅前で部屋の中を伺っているので来てください」と言えば、まず無視はされません。

この時にその人物であろう不審者が、他の日にも玄関付近をうろついていたという証拠映像があれば、さらにしっかり捜査を始めてくれるはずです。

 

絶対やってはいけない行為

防犯カメラに不審者が映っており、その映像を基に警察に連絡したものの、実害もないためにまともに対応してもらえなかった場合、やってはいけない行動があります。

それが映像から不審者を刷り出し、その画像を住居周辺に貼り出して「不審者」と断定してしまうことや、ネット上で「不審者です」と映像を公開してしまうことです。

確かにその映像を見る限り不審者に見えるかもしれませんが、その人物が犯罪者である確証はありません。

例えば部屋に人がいるかをチェックしている新聞の勧誘員であったり、あなたの騒音に苦しんでいる下の階の住人であったり、単に部屋番号を間違えた周辺住人の友人であったりする可能性があります。

そんな一般の人を、ネット上やチラシ上で「不審者」と断定することは、プライバシーの侵害及び名誉棄損にあたる行為になります。

当然訴えられれば弁償をする必要がありますし、特にネット上にさらした映像は、あなたが削除したところで他の人が保存している場合、永久にネット上に存在し続ける可能性もあります。

こういったリスクを考えると、勝手に不審者と断定し、その姿を公開することは絶対にしないようにしましょう。

 

防犯カメラは防犯グッズです

防犯カメラを設置したら、そこに映っている映像が犯罪の証拠になると考えがちですが、防犯カメラの本当の目的は「防犯」です。

映っている映像が証拠映像になるということは、犯罪が行われた後ということになります。

犯罪が行われてしまっては、防犯としては意味がないわけで、証拠映像の連絡先や連絡方法を考えるより、防犯カメラの設置位置などを再検討する必要があるでしょう。

防犯カメラがあるから侵入犯などの不審者が近づかない。これがベストの状況ですから、その状況になるような配置を考えてください。

また、防犯カメラに不審者が映っていた場合、まずその映像データを保管しておくこと。そしてその日時をメモしておくことです。不審者が複数回訪れていれば、警察に連絡することができます。

また、同時に不審者らしき人物がいるのは間違いありませんので、より防犯意識を高く持って生活することが重要です。

玄関、窓のダブルロック施錠はもちろんのこと、できるだけ夜道の一人歩きは避けるですとか、自宅に金品及び換金性の高いものは置かないですとか、そういった細かい気遣いで犯罪から身を守ることも可能です。

防犯カメラは防犯のためのグッズ。有効に活用し、犯罪に遭わないように気を付けて生活を送りましょう。

Moly編集部

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