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市区町村が協力する防犯パトロールとは?

街を歩いていると、夜間に「防犯パトロール」という腕章などをつけて歩く人を見かけたことはないでしょうか?

これは多くの市区町村の存在する民間団体による防犯パトロールになります。

民間団体といっても特別な団体ではなく、多くの場合は町内会であったり商店街であったりといった既存の市民の集まりになります。
知っているようで良く知られていない、そんな防犯パトロールについて調べてみました。

防犯パトロールはボランティア

防犯パトロール市民有志が集まり、地域を見守る活動をする団体です。

多くは地元小学校のPTAであったり、仕事を定年退職した高齢者であったりという方が中心となっています。

また、地元の自治体や商店街が人を集めてパトロール隊を結成するケースもあります。

こうした防犯パトロールは、当然無償での奉仕活動であり、いわゆるボランティアになります。
防犯パトロール隊の活動は、こうした有志によって行われますが、正式に防犯パトロール隊と認められるためには、チームとして地域の警察署に届け出をする必要があります。

地域を見回るだけであれば、こうした届け出も必要ないように思えますが、この届出には理由があります。
それが警察からの情報提供です。警察に届け出をした防犯パトロール隊は、地元の交番や警察署から防犯パトロールに必要な情報の提供を受けることができます。

例えば地元のどこで空き巣被害があったですとか、どこで不審な人物が目撃されたですとか、そういった情報が提供されます。防犯パトロール隊はこうした情報を基に、パトロールの計画を立て、実行するわけです。
このように防犯パトロールは有志によるボランティアであり、地域の警察署に届け出をして活動しています。

青色防犯パトロールとは?

防犯パトロール隊について調べていると「青色防犯パトロール隊」という言葉が出てくるかと思います。この青色防犯パトロールとは何でしょう?
実はこの青色というのは、回転灯が赤ではなく青のパトカーのような車のことになります。

この青色回転灯の車は、警察が自主防犯が可能と認めた防犯パトロール隊にのみ許可をしている車両になります。

かつては、一般車両がこのような回転灯を乗せて一般道を走ることは認められていませんでしたが、2004年に道路車両運送法の保安基準が緩和され、警察が認可した車両に関しては、回転灯を乗せての走行ができることに。これが市民の防犯パトロール隊に適用され、認可を受けた防犯パトロール隊は、青色回転灯を乗せた、パトカーのようなカラーリングの車を使っての防犯活動ができるようになっています。

つまり青色回転灯の車を持っている防犯パトロール隊は、自主防犯が可能な防犯パトロール隊であると、各警察署に認められた団体ということであり、地域を徒歩で見守っているパトロール隊よりも、組織としてしっかりとしたパトロール隊といえます。

市区町村と防犯パトロール隊の関係

日本中の市区町村としても、市民が自主的に防犯パトロールを、しかも無償で行ってくれるということは歓迎しています。

そのため、日本中の多くの市区町村では、防犯パトロール隊に協力的な自治体も少なくありません。
その一例が防犯パトロール隊が使用するグッズの無償貸し出しでしょう。
防犯パトロール隊は、基本的に「防犯」の腕章をつけ、暗い夜道でも目立つような蛍光色の衣類を着るか、反射板つきの上着を着ることが推奨されています。

しかし、ボランティアで集まった市民が、こういったグッズを持っている可能性は極めて低いのが現状です。そこで市区町村がこういったグッズを用意し、各所に認められた団体に対しては無償で貸し出しをしているということになります。

防犯パトロール隊の効果は?

では、素人の集まりであり、しかも取り立ててなんの権限も与えられていない防犯パトロール隊に、どれほどの防犯効果が期待できるのでしょう。
これはもちろん地域差のある問題ではありますが、少なくとも効果なしということはないと断言できます。

そもそも空き巣のような侵入窃盗犯や、性犯罪者は自らの犯行を目撃されることを極端に嫌います。

もちろんどんな犯罪であろうとも、犯罪者は目撃者を嫌うと思われがちですが、犯罪によってはそうでもありません。
例えば通り魔。どっちみち捕まることを覚悟の上での犯行は、目撃者を気にしません。

また振り込め詐欺のような詐欺行為の金銭受け取り行為も、特に目撃情報を気にすることはありません。

そしてターゲットが定まっているような犯罪。例えば怨恨による暴力事件のような事件も、被害者の人間関係を調べれば意外と簡単に犯人にたどり着くため、目撃者を怖がる傾向は薄くなります。
しかし空き巣や性犯罪は、「できれば見つからずに犯行を続けたい」と思う犯人が多く、こういった犯罪の抑止には「人の目」というものが非常に大きな役割を果たします。
複数人数で夜回りをする。気になる人には挨拶など声掛けを行う。

こういった活動を、犯罪が起こっているエリアや、夜人通りの少なくなる道で行うことで、防犯パトロールは地域の治安維持に大きな効果を発揮していると言っていいでしょう。

防犯パトロールに参加できない人は?

とはいえ、一人暮らしの女性がこの防犯パトロールに参加するのは非常に勇気が要る行動かと思います。

一人暮らしということは学校や仕事があるということですから、時間的にも参加するのは難しいでしょう。
そんな一人暮らしの方は防犯パトロールに参加できないのでしょうか?
防犯パトロール隊に加入しなくても、防犯パトロールに協力する方法はあります。参加すると言ってもパトロール隊と一緒に歩くわけではありません。

街を歩いているときに、防犯パトロール隊と出会ったら、積極的に挨拶をしましょう。パトロール隊は地域の治安のためにボランティアで活動をしてくれています。

そんなパトロール隊の活動に協力するには、パトロール隊の声掛けに積極的に対応することです。
暗い夜道では他愛もない人の話し声がするだけで、十分防犯に役立つことになります。

防犯パトロールは地域を守る住人のボランティア活動です。協力できる部分は協力し、貴女が住み地域を治安の良い街にするように心がけましょう。

 

Moly編集部

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