防犯パトロールで犯罪現場に出くわしたら?

  1. 防犯対策

防犯パトロールには、買い物や犬の散歩をしながら個人的に行うパトロールや、夜道を複数人で歩いて回る夜回りなどがあります。

そんな防犯パトロールの最中に、犯罪現場に出くわした場合、どのような対処をするべきでしょうか?

仮にも「防犯」を謳って活動をしている以上、それなりの対策が求められるかと思いますが、一般人のボランティア活動であるだけに、どこまで対処できるか、しなければいけないのかは気になるところ。

そんな状況について調べてみました。

防犯パトロール隊ができること

そもそも防犯パトロール隊がしなければいけないこと、すべきこととは何でしょう?

これに関しては明確な決められた規定はありません。

各自治体ごとに、「防犯パトロールとは?」ということはある程度説明していますが、細かく見れば自治体ごとに多少の違いも見られます。
防犯パトロール隊とは、地域の住民が集まりグループを形成し、その地域の治安維持や環境保全に協力するボランティア活動のことを指しています。

つまり、防犯パトロール隊に特別な権限は与えられておらず、権限が与えられていないということは、「こうしなければいけない」という義務も背負っていないということになります。
あくまでも地域住民が自主的に活動することを、自治体レベルと警察が認可しているだけですので、防犯パトロール隊だからといって何かができるわけではないということになります。

もちろん武器の携帯も認められていませんし、何らかの訓練を受けた人が行っているわけでもないということになります。
そんな防犯パトロール隊が犯罪現場に出くわした場合の対処法を考えてみましょう。

常識的な大人としての言動を

犯罪現場とはいっても様々なケースが考えられます。それこそ立小便を見かけてもそれは軽犯罪法違反ですから犯罪現場ということになります。

もちろんこうした危険度の少ない犯罪現場であれば、それなりの対処が求められます。求められるとは言っても、義務ではありません。

一人の常識ある大人として当然の行動をすることが求められるということになります。
立小便をしている人を見かけたら注意する、路上喫煙禁止の道でタバコを吸っている人に、

ここは路上喫煙禁止ですよと声をかける、酔っぱらって道で寝ている人を起こして、北区を促すなりといった対処をするなどなど。あくまでも一般常識のある大人として当然のふるまいを行うことが求められるということになります。
問題はこういった軽微な違反や犯罪を超えるような犯罪現場に出くわした場合の対処法と言うことになるでしょう。

スポンサードサーチ

危険を感じたらとにかく逃げる

上で触れたような違反や犯罪を超えるもの。例えば侵入窃盗犯や性犯罪者、暴力事件や危険運転の現場に遭遇した場合はどう対処するのか?

基本的には「逃げる」「覚える」「通報する」の3つが正しい対処法ということになります。
「防犯パトロール隊」などと仰々しい名前のわりに、とるべき行動は消極的だと思う方もいるかもしれません。

しかし、防犯パトロール隊とはいえただの一市民です。危険を感じたら逃げるのが最善の選択というのは当たり前の行動です。
ただし、ただ慌てふためいて逃げるのではなく、その犯罪を犯した犯罪者の確保に繋がる行動をすることが望ましいといえるでしょう。
ますは「覚える」。犯人の顔や服装、身長や体型、髪形、逃げた方向、犯行を行っていた場所、時間など、容疑者確保に繋がる情報はできるだけ記憶しておきましょう。

こうした情報が多ければ多いほど、警察の捜査の助けになります。とはいえ無理をしない範囲でというのが条件です。

そして逃げつつ警察に通報。近所に交番があるのであれば、交番の方角に逃げてそのまま通報するのもいいでしょう。
とにかく防犯パトロール隊は、「逃げる」「覚える」「通報する」が基本原則。できれば「騒ぐ」という選択があってもいいでしょう。
多くの犯罪者は見つかることを恐れています。そんな犯罪者を前に、複数人数で大声を出せば、必然的に犯罪者は犯罪を諦め、逃亡を考えるはずです。

勇気をもって立ち向かうのはNG?

例えば防犯パトロールに参加している人が、柔道や空手、剣道の有段者であった場合、犯罪者に立ち向かうという選択肢を考える人もいるでしょう。

しかしこの行為はあまりおすすめできません。
確かに普通に立ち会ったら、空手の有段者などは相当強いと考えていいでしょう。何の経験もない犯罪者が宛であれば、組み伏せることも難しくないかもしれません。

しかし、その犯罪者が格闘技の経験のない人物かどうかは分かりません。ひょっとしたら防犯パトロール隊の有段者よりも強い可能性も十分に考えられます。

相手がどのような人物か分からない以上、武器も逮捕権も持たずに立ち向かうのは危険な行為と言わざるを得ません。
さらに言えば、発見された犯罪者が、武器を持っていないとも限りません。ポケットにカッターなどの武器を携帯していたらどうでよう?

しかも犯罪を目撃されて逆上していたら? そんな相手に立ち向かうのはリスクが大きくおとてもオススメできないということはご理解いただけるかと思います。
ここは腕に自信があっても逃げの一択が賢い選択といえるでしょう。

スポンサードサーチ

防犯パトロールの基本は?

防犯パトロールの基本は、「犯罪の抑止」であり、「犯人の確保」や「犯罪行為の発見」ではありません。

実際防犯パトロール隊が犯罪現場に出くわすことはほとんどないというような報告書も散見されます。
地域の住民が、犯罪が起こるかもしれないエリアを見回り、犯罪が起こりにくいようにする、人目が少なそうな場所に目を向けることで、そもそも犯罪が起こらないようにすることが防犯パトロール隊の役目ということになります。
これは何も防犯パトロール隊に限ったことではなく、一般市民すべてに言えることでしょう。

万が一犯罪現場を目撃しても無理の自分で止めようとせず、速やかに警察に連絡し、後の処理は警察に任せるようにしましょう。

特に一人暮らしをする女性はとにかく現場から逃げること。最悪何も覚えていなくても問題はありません。まずは自分の身を守ることを最優先に暮すことを心がけてください。

 

Moly編集部

女性のための完全防犯マニュアルを見る

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。