3月21日は春分の日! 春に増える非侵入窃盗とはどんな犯罪?

3月21日は春分の日です。この季節はいよいよ春本番となる季節で草木の芽が出始め、動物たちも冬眠から目覚めます。その一方でこの季節から犯罪も多くなるのはご存知でしょうか?今回は春分の日とそんな春先から起こり始める犯罪の中から、一番多いとされる非侵入窃盗についてご紹介します。

そもそも春分の日ってどんな日?

春分の日はもともと「自然を称え、将来のために努力する日」と法律で定められた祝日です。毎年3月21日頃でその正確な日は、前年の2月1日に国立天文台が作成する「暦象年表」という小冊子に基づいて閣議で決定され、官報で発表されます。

また春分の日は昔から春の訪れを祝うと同時に、先祖に感謝するお祭りを行ってきました。明治時代に入り春分の中日を「春季皇霊祭」と定め官中において先祖を祭る日となり、一般市民にも祭日として広まりました。

さらに天文学的な話をすると春分の日は太陽が天球上の赤道を南から北へ横切る瞬間の交点に来るため、昼夜の長さが等しくなる日でもあります。

春から増える非侵入窃盗ってどんな犯罪?

春分の日を迎えるこの季節、実は犯罪も徐々に増えてくるんです。平成29年の犯罪の総数は915,042件でした。そのうち1番多い犯罪は窃盗事件で655,498件となり、さらに窃盗事件の中でも非侵入窃盗事件が346,598件と半数以上を占めました。犯罪の総数からみても3割以上を占めていて、いかに非侵入窃盗事件が多いかわかるでしょう。

非侵入窃盗犯って?

窃盗事件のうち非侵入窃盗犯とは空き巣や忍び込み、居空きなどの建物に侵入して盗みをする侵入窃盗とは言えない窃盗犯罪のことです。具体的に言うと次の通りになります。

・ひったくり
・すり
・自動車盗
・車上ねらい
・部品ねらい
・万引き
・オートバイ盗
・自転車盗
・置き引き
・自動販売機ねらい

窃盗罪の中には特に重要視されている重要窃盗犯というのがあります。空き巣などの侵入窃盗を始め、上記の非侵入窃盗の中ではひったくり、すり、自動車盗が重要窃盗犯に該当します。

非侵入窃盗を防ぐ防犯対策

ここからはそれぞれの非侵入窃盗を防ぐ防犯対策を紹介していきます。

ひったくり

ひったくりはカバンを持ち歩いている歩行者や、前かごに荷物を入れている自転車を狙ってきます。その対策は次の通りです。

・カバンを持って歩いている時は、カバンを車道の反対側に持つようにする。
・歩きながらスマートフォンを見たり、イヤホンで音楽を聞いたりしない。
・自転車のカゴにはひったくり防犯ネットや、カバーを付ける。
・出来るだけ周囲に警戒する。

すり

すりの手口にはカバンなどを刃物で切ったり、電車のラッシュ時を狙って押し合いながら盗み取ったり、さらには泥酔して寝ている人のポケットから財布を抜き取る手口があります。その対策としては次のような対策があります。

・開いたカバンには財布などを入れない。
・電車ではなるべく寝ないようにする。
・大金を持ち歩かない。
・電車内でスマートフォンを見たり、イヤホンで音楽を聞かずに周囲を警戒する。

自動車盗

自動車盗はコンビニやスーパーでカギの付いた状態の車を盗む場合と、カギをかけて駐車場に停めてある車をクレーン車などで大胆に盗む場合があります。対策としては次の通りです。

・短時間でも車から離れる場合はカギをかける。
・犯罪防止に配慮した駐車場を利用する。
・車にGPS装置を付ける。

車上ねらい

車上ねらいの対策は次の通りとなります。

・車の中に貴重品は置かない。
・車を離れる時は、何も入っていないカバンなども車内には置かない。
・防犯機器や防犯ブザーを利用する。

部品ねらい

部品ねらいというのは、自動車などに取り付けてある部品を盗むことです。例えばタイヤやナンバープレート、カーナビ等です。その対策は次の通りです。

・人目に付く駐車場や夜でも明るい駐車場に車を停める。
・自動車の振動を感知して警報機を鳴らす防犯センサーを取り付ける。
・タイヤやナンバープレーに防犯ネジを使用する。

オートバイ盗

オートバイ盗みの防犯対策は次の通りとなります。

・オートバイから離れる時は短時間でもハンドルロックをしてキーを抜く。
・常設のキーの他に防犯性の高い補助ロックを利用する。
・盗難防止装置を取り付ける。

自転車盗

自転車盗難は平成29年には205381件も起きている犯罪です。自転車を盗まれないようにするためには次のような対策が必要となります。

・防犯登録は必ずする。
・鍵は2つ以上つける。
・チェーンを利用する場合は物理的に動かないものとつなぐ。
・駐輪場は防犯カメラがある施設を利用する。

置き引き

置き引きの対策は次の通りです。

・電車の網棚やどこかのフックに洋服をかける時に貴重品は入れたままにしない。
・店や施設などで席を立つ時、貴重品は必ず持っていく。
・子どもに荷物の見張りは任せない。

万引き

万引きも平成29年には108,009件と多い犯罪となっています。その対策は次の通りです。

・レジから死角ができないように防犯カメラや防犯ミラーを取り付ける。
・客が来店したら目を見て元気よく挨拶をする。
・万引きに遭いやすい商品はレジ付近に置く。

自動販売機ねらい

自動販売機ねらいの対策は次のような事が考えられます。

・防犯カメラは防犯ブザーを取り付ける。
・こまめに売上金を回収する。
・自動販売機を壁に密着させたり、連結させたりして工具が入らないようにする。

まとめ

暖かくなるこの季節、どこかに出かける機会も増える事でしょう。また春分の日は特に多くの人が、お墓参りに行くのではないでしょうか。この時期犯罪も多くなりますので油断することなく万全の対策をして出かけましょう。

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