不審者による約4割が声かけ!情報ツールを含めた防犯対策

登下校や塾、遊びにでかけた帰り道に、我が子が声かけをはじめとした不審者に遭遇しないか不安ですよね。
本記事では、不審者被害の現状や情報ツールを含めた防犯対策を紹介していきます。

不審者による被害の約4割が声かけ!不審者被害の現状とは

平成30年度におこなわれた不審者情報の分析結果によると、約4割が声かけによる被害だということが分かりました。
次いで露出魔という順になっていますが、やはり飛び抜けて不審者による被害は声かけです。

私の子供は男の子だから大丈夫ね…と安心したくなりますが、注意してください。
事実、性別にかかわらず、不審者に声をかけられたという情報が相次いでいます。

ここでも統計を取ると女の子が7割と偏りはありますが、それでも決して少ない数字ではありませんね。
性別に関わらず、しっかりと防犯対策を教育しておくことが大切です。

不審者の声かけ被害に遭うのは小学生以降

不審者に遭遇するリスクは、小学生以降にぐっと高まります。
それは、
① 子供だけで行動することが増えるから
② 徒歩で通学するようになるから
というシンプルな理由です。

また、小学生は力も弱く、不審者かどうかの判断能力も完成していません。
だからこそ不審者は小さい子供を狙って行動しているため、やはり大人が近くで見守ることが防犯対策として大切です。

子供が1人でいる時が声かけの被害に遭いやすい

不審者は1人で遊んだり、歩いている子供を標的にして、声かけなどをおこないます。
実際に、声かけをされた子供のうち、約7割は1人で行動していたのです。

誘拐や拉致監禁をするにしても、複数の子供を連れ込むのはほぼ不可能。
1人でも逃がせば自身が捕まるリスクにつながるため、グループで行動している子供は標的にされません。

ここからも分かるとおり、できるだけ複数人で行動することが防犯対策となります。

不審者情報が集まりやすいのは14時~17時の間

声かけをはじめとした不審者情報は登下校時に集中しています。
午前は朝7時、午後は15時がピークで情報が集まっていることからも分かる通り、やはり不審者は子供の登下校のタイミングを狙って犯行を企てているのです。

登下校時の大人の見回りが、如何に防犯対策になっているかがよく分かりますね。

不審者との遭遇は帰宅時が全体の6割を占める

不審者と遭遇する時は、下校中や塾、遊びの帰り道を含めた「帰宅途中」が全体の約6割を占めています。
次いで、登校中、遊んでいる最中に被害に遭っているため、外に遊びに行く子供にも防犯対策は必須です。

特に、登下校中は大人が見回りをおこなっていても、子供達が公園で遊んで帰宅する時には終わっているでしょう。
大人たちの目が届かない空白の時間があるということです。

不審者がその隙に声かけなどをおこなう危険がありますので、防犯ブザーを持ち歩かせるなどの防犯対策をおこないましょう。

不審者情報の約7割が路上で発生している

声かけをはじめとした不審者と遭遇する場所は、全体の約7割が「路上」です。
次いで「公園内」「団地やマンション敷地内」の順で発生していることが分かっています。

また、デパートなどの店内でも声かけは増えており、十分注意しなければいけません。
公園で1人遊びをしない、公園やデパートのトイレを極力1人で使用しない、団地やマンションの敷地内で知らない人とエレベーターに乗らないようにする等、防犯対策の基礎知識はできるだけ早い段階で教えるようにしましょう。

不審者がおこなう声かけの手口

声かけの手口を、実際に集まった不審者情報の中から紹介していきます。

① 優しく声をかける
? おじさんも一緒に遊んでいいかい?
? こんにちは、お友達にならない?

② 車のクラクションを利用して子供に注意を向ける
? キミのお母さんが病院にいるから車に乗って!
? 家まで送ってあげるから車に乗りなよ
? ○○小学校はどこにあるの?案内してほしいんだけど

③ お菓子やおもちゃで誘惑する
? チョコレートあげるからこっちにおいで
? 頭なでさせてくれたらオモチャ買ってあげるよ

④ 適当なコトを言いながら身体を触ってくる
? 髪の毛になにかついているよ
? 鉛筆落としたんじゃない?
? おじさんが手相を見てあげるよ

⑤ 死角のある場所に連れて行こうとする
? 〇〇公園に行って遊ぼうよ
? ちょっとこっちに来てくれない?

⑥ 学校や名前など個人情報を聞き出そうとする
? 可愛いね。お名前なんて言うの?
? どこの小学校に通っているの?
? いま何年生になったのかな?

⑦ 病気のフリをして子供を連れ去ろうとする
? お腹が痛いから助けてもらえないかな
? 足が痛いから手を繋いでもらいたいんだけど

⑧ 大きな声でビビらせようとする
? このクソガキ待ちやがれ
? この野郎、待て!

犯罪者達のほとんどが犯行前に数回下見をおこない、子どもたちの人数や様子を確認します。
数回同じ人間が同じ時間帯にウロウロしていて、なおかつどこか挙動不審な行動をとっていた場合は、容赦なく警察に通報してください。

通報に関する記事はコチラ(https://www.moly.jp/?p=4972)で紹介しています。

声かけ等をおこなう不審者に対する防犯対策

不審者に対する防犯意識を高めるために、「イカのおすし」を言い聞かせるようにしてください。
良く聞く言葉かもしれませんが、不審者による被害を最小限にできる合言葉です。

? 「イカ」
知らない人にはついて「イカ」ない

? 「の」
知らない人の車には「の」らない

? 「お」
助けて!と「お」おきな声で叫ぶ

? 「す」
人通りの多い道のほうに「す」ぐに逃げる

? 「し」
どんな人に何をされたのか、親に「し」らせる

これに加えて、保護者の方は子供が日頃からどんな場所で誰と遊んでいるのか把握するようにしましょう。
そのためにも、コミュニケーションをとる時間が大切です。

また、防犯ブザーをランドセル等にぶら下げているだけでも、犯罪防止の効果は十分にあります。
抑止力につながるため、ランドセルにつけておくようにしましょう。

不審者情報をキャッチするためには防犯アプリが必須

どこに不審者が出たのか、リアルタイムで情報を確認する方法は複数あります。
その方法として、警察からの防犯メールやSNS、防犯アプリを思いつくのではないでしょうか。

しかし、防犯アプリなら不審者情報をマップ上で確認することが可能です。
一目瞭然でカンタンに確認できる上に、それ以外にも他にはない魅力が防犯アプリにはあります。

子供用携帯にはもちろん、保護者も防犯アプリをダウンロードするようにしてください。
子供に対し“〇〇公園を通らずに帰っておいで”と、より細かく指示を出せるようになります。

リアルタイムで情報を可視化できる防犯アプリは、コチラ(https://www.moly.jp/?p=1397)の記事で詳しく解説していますので、是非チェックしてくださいね。

不審者による声かけと防犯対策のまとめ

本記事では不審者による被害の現状と、情報ツールを含めた防犯対策について紹介しました。
不審者による被害の約4割が声かけで、その声かけの約7割が1人でいる小学生です。

夜遅くに1人で出歩かなければ良いわけではありません。
事実、不審者情報が集まる時間は、14時~17時までがピークです。

それだけに、できるだけ単独行動を子供にとらせないことが、不審者に遭遇するリスクを下げることに繋がります。
常に誰かと一緒に居るのは不可能だと思いますが、登下校や公園で遊ぶさいには1人で行動しないように伝えることが大切です。

その上で、「イカのおすし」や「防犯アプリ」などを駆使して、より質の高い防犯対策を講じてください。

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