学校の登下校中は特に要注意!犯罪から子供を守るためには防犯知識が大切

学校の登下校中は特に不審者による犯罪に巻き込まれやすくなります。
本記事では、犯罪から子供を守るための対策や防犯知識を紹介していきます。

学校の登下校中は不審者が増える時間帯

全国で子供が犯罪に巻き込まれる凶悪な事件が発生しています。
不審者による犯行は声かけやつきまといを中心としていますが、なかには車両誘い込みなど命の危険につながるケースも少なくありません。

小学生になると不審者との遭遇率は高くなります。
なぜなら、帰宅時間が分かりやすく、学校から自宅までの通路路もある程度決まっているからです。

防犯対策を利用して、時間帯や場所を考えて不審者は待ち伏せをしています。
事実、不審者が出没する時間帯は学校の登下校中に集中しています。

午前中は7時、午後は14時~17時までだけで、被害に遭った犯罪事件の約7割を占めているのです。
学校の登下校中が如何に危険なのかよく分かる結果だと言えます。

子供が犯罪被害に遭う時は1人で歩いている時

不審者が子供に危害を加えるさいの状況について説明していきます。
子供が被害に遭いやすい事件は、主に暴力行為や性犯罪、恐喝、誘拐などの犯罪行為です。

主に、子供が犯罪被害に遭うのは1人で行動している時。
複数の子供を相手にするのは、逃げられるリスクにも繋がりますからね。

そのため、自然とターゲットにするのは1人で歩いている子供になるのです。
事実、約7割が単独で行動している子供が被害に遭っています。

ここからも分かる通り、学校からの帰り道は複数人で帰るように教えましょう。

不審者が子供を誘う手口は?

不審者が子供を誘う手口について、カンタンに紹介しておきます。
そのほとんどが声かけですが、話しかける内容は様々です。

事前に知っておくことで防犯対策になるので、子供にも教えるようにしてください。

? かわいいね、友達になろうよ
? お母さんが怪我をしたから病院まで送るよ
? 駅はどこ?車に乗って教えてくれない?
? 戦隊のオモチャあげるからついておいで
? 手相占いをしてあげるよ
? どこか楽しいところに連れて行ってあげるよ
? 名前は何ていうのかな?ママは何歳なの?
? おじさん、足をくじいちゃったから手を貸してくれないかな

このように言葉巧みに子供を騙して、信じさせようとします。
基本的に警戒態勢をとる子供が多いですが、優しい気持ちを悪用した手口も多いため、良く子供とは話し合っておかなければいけません。

知らない人は見た目で判断?子供の防犯レベルの確認

子供と防犯対策について話す保護者や学校は少なくありません。
多くの家庭でも、必要最低限の防犯教育はおこなっているでしょう。

なのに、子供が学校の登下校中に犯罪被害に遭ってしまうのは、子供と大人の認知のズレが1つの原因です。
例えば、知らない人についていかないという教えについて。

子供の防犯教育時には必ず唱えられていますが、知らない人の定義については深く追求しませんよね。
なぜなら私達大人にとって、知らない人の定義が固まっているから。

子供にとっての知らない人を私達大人は知らないのです。
誘拐などの犯罪のほとんどは、子供を騙して連れて行きます。

名前を教えたら知らない人ではないと認識している子供もいるのです。
そのギャップを埋めるためにも、まずは子供としっかりコミュニケーションをとるようにしましょう。

防犯対策として唱えられている「いかのおすし」だけでは力不足

子供に対する防犯教育といえば、「いかのおすし」です。

いか:知らない人についていかない
の:知らない人の車には乗らない
お:連れて行かれそうになった場合はおおきな声を出す
す:危ないと感じたらすぐに逃げる
し:危ない目にあったら必ず大人にしらせる

さきほど紹介した、知らない人についていかないという教えも、「いかのおすし」の1つ。
全国的に唱えられている防犯対策だけに、たくさんの子供がその内容を説明してくれます。

しかし、上記のとおり知らない人の定義も含めて、子供と大人にはギャップがあります。
人間は見た目で危ない人かどうか判断する傾向があり、サングラスにマスクを付けている人物や強面の人物に対しては警戒心を見せますが、優しそうな顔をした人物には“この人は大丈夫そう”と思い込みやすいのです。

2014年には自身を警察官だと名乗る不審者が、女児を連れ去るという犯罪が起きました。
人物の顔や仕事などで判断をしないなど、ここでも大人がより子供目線に立って話しあう必要があります。

知らない人の車に乗らないは犯罪防止にはならない

知らない人の車には乗らないという教えは、犯罪防止策として不十分です。
不審者が子供に対し、“○○まで送ってくよ”や“車に乗って〇〇までの行き先を教えてほしい”と言った場合は、子供も警戒心を示すでしょう。

しかし、“〇〇に行きたいんだけど、地図でその場所を教えてくれない”と窓ごしから声をかけられた場合は近寄っていく子供も少なくありません。
ただ知らない人の車に乗らないと教えるのではなく、それに派生した手口も大人が知り、それを子供と共有するべきです。

それが、学校に通う子供をより安全に守る防犯対策に繋がります。

防犯対策だけではなく防犯知識が必要な時代

本記事では、学校に通う子供達を犯罪から守るための対策を紹介しました。
不審者による犯罪被害は、学校の登下校中を中心に発生しています。

より子供の防犯対策のレベルをあげるためには、防犯知識の教育が必要です。
シチュエーションの限られた対策方法では、それを上回る犯罪手口には対応できなくなってしまいます。

防犯知識の教育は子供目線にたって、気付きを与える時間をつくりましょう。
子供を犯罪から守るためにも、まずは保護者がその手口を理解し、子供目線に立って教育する必要があるのです。

また、一度教えて理解させても、時間の経過とともに防犯意識が下がります。
定期的に防犯対策の話し合いはおこない、自身を守るのは自分だという考え方を持たせることが大切です。

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