防犯カメラの設置には注意が必要!?正しく設置する4つのポイント

これまで防犯カメラは商店や企業が設置していましたが、最近は一般家庭でも取り付けるところが増えてきました。しかし防犯カメラは適切な場所に設置をしないと防犯効果を発揮できないばかりか、プライバシー侵害につながることもあるのです。

そこで今回は防犯カメラを導入する際に正しく設置する4つのポイントをご紹介いたします。

プライバシー侵害の事例を知る

防犯カメラを設置する際には注意が必要です。自分の敷地内に設置していても敷地外へ向けた防犯カメラは、プライバシーを侵害している可能性があります。
これから実際に防犯カメラがプライバシー侵害にあたると判断された事例を3つご紹介します。

近隣トラブル

2階に設置したカメラが、隣のプライベート空間の一部が映る位置にあったので、隣人がプライバシー侵害で訴えたのです。裁判所は防犯カメラ運営者に対して「カメラの撤去」と「名誉棄損」の判決を出しています。

防犯カメラの映像をネット公開

万引き被害が深刻な状況で、しかたなく防犯カメラに映った万引き犯をネット上に公開しました。しかしその映像が「プライバシー侵害や名誉棄損に当たる可能性があるのではないか?」と問い合わせが殺到し、大きな騒ぎになったので店舗側は映像を削除しました。
この事例は世論が店舗側の行為を「プライバシー侵害にあたる」と判断したのです。

更衣室に隠しカメラ

従業員やアルバイトに知らせず更衣室へ防犯カメラを設置した飲食店が「プライバシー侵害にあたる」として従業員らに訴えられました。
防犯カメラの設置理由は、関係者しか立ち入れない場所にある商品が頻繁になくなるということで、店側が犯行に関わる行為をカメラにおさめようと考え設置をしたのですが、カメラの存在にアルバイトが気付き大問題となったのです。
 

プライバシー侵害を配慮した防犯カメラの正しい設置

決してプライバシー侵害にあたると承知したうえで設置することはないです。しかし事前に近隣へ配慮した運用をしなければ「プライバシー侵害にあたる」と指摘を受けることになりかねません。
それを防止する為にもプライバシー侵害を配慮した防犯カメラの正しい設置方法をご紹介します。

隣の家へカメラのレンズを向けない

防犯カメラは私有地を撮影することに問題はありませ。しかし隣の家に向けて防犯カメラのレンズを向けた場合には、隣人のプライバシーが侵害される可能性が高くなります。
ですから隣の家へ防犯カメラのレンズを向けないようにセットをしてください。

隣の家が覗ける位置や角度で設置をしない

2階へ設置した防犯カメラは隣人とトラブルになるケースが多いです。高い位置から見下ろす形になると、意識していなくても隣の家のプライベート部分が映る場合があります。
これを防ぐ為には、設置した防犯カメラ映像を自分で見て隣の家が覗ける位置や角度にならないように調整をしてください。

防犯カメラ映像のネット流出に気をつける

知らない人も多いと思いますが、日本全国・世界各国に設置されている防犯カメラの映像が、リアルタイムで見られるサイトがあります。
世界各国に設置されている防犯カメラ映像を受信し公開しているサイトなのですが、誰でも世界中で見ることができるようにしているのです。
この映像は、防犯カメラを購入した際の初期パスワードを変更せずに使っているカメラだけです。このことからパスワードを初期設定のままにせず早急にパスワードを変更することでネット流出を防ぐことができます。

プライバシーマスクを活用する

映像を録画する際に、特定の箇所をマスキングまたはブロックする機能がプライバシーマスクです。プライバシーマスクをされた箇所は防犯カメラの監視対象の範囲外となるので、プライバシーエリアを保持することができます。

防犯効果を発揮する設置場所

防犯カメラはプライバシー侵害に配慮して、防犯効果を発揮する場所に設置することが大切です。防犯効果を発揮する正しい設置場所をご紹介します。

玄関

玄関にはドーム型のカメラがオススメです。自分で簡単に取り付けることができ、価格も手頃です。それだけではなく広い範囲で撮影ができるので防犯性も高く複数の監視カメラを設置する必要がありません。
さらに防犯効果を高める為に玄関へ「防犯カメラ設置」の光るステッカーを貼りましょう。

勝手口

勝手口は侵入者が一番に狙いをつける場所です。ですから必ず取り付けてください。防犯効果を発揮する取り付け方法は目立つように設置することです。
そして感知式センサーライトを防犯カメラと同じ位置に取り付けてください。
感知式センサーライトを一緒に設置することで、侵入者は暗い勝手口にライトが点灯したことに驚き、防犯カメラにも気付きやすくなるので犯罪抑止力効果を高めることができます。

ベランダ

防犯カメラをベランダへ設置する際は、注意が必要です。隣の家が映る位置に設置するとプライバシーの侵害になる可能性があるからです。
とにかく撮影範囲を何度も確かめて設置する必要があります。
その点に十分気をつけた上で、防犯効果を発揮させるにはベランダの両サイド2箇所に取り付けることです。

死角になる場所

死角になる場所にはできる限り取り付けるようにてください。家の死角になる場所は以下のようなところがあります。

・生垣や塀で囲まれている庭
・トイレや浴室の窓
・駐車場

侵入者から身を守る 3つの防犯対策

防犯カメラ以外に侵入者から身を守るための防犯対策は以下の3つです。

玄関

玄関のポイントは以下の通りです。

ワンドアツーロック

メインのカギとは別に防犯性が高い補助錠を必ず取り付けてください。侵入者はカギを壊して忍び込むまでに5分以上時間がかかると判断をしたら犯行をやめることがわかっています。

センサーライト

泥棒は明かりと音を嫌うので、防犯カメラと一緒にセンサーライトを取りつけると、より犯罪抑止力効果が上がります。

窓からの侵入を防ぐ為のポイントは以下の通りです。

防犯フィルム

窓に防犯フィルムを貼ると、固い物を使って窓を叩き割ろうとしても10分程度の時間がかかることがわかっています。トイレや浴室、ベランダや勝手口の窓に貼りましょう。

窓用防犯アラーム

窓から侵入をしようとしても振動を感知して大きなアラームが鳴り響くので侵入者は音に驚き犯行を諦めます。

死角対策

家の死角になる場所の防犯ポイントは以下の通りです。

防犯砂利

防犯砂利は人が砂利を踏みつけると大きな音がでます。死角になる場所やベランダへまんべんなくまいてください。

センサーライト

センサーライトは明りがない場所と死角になる場所には取り付けてください。

補助錠

トイレや浴室の窓、ベランダや勝手口には、2つ目のカギとなる補助錠を必ず取り付けてください。

まとめ

今回は防犯カメラを導入する際に正しく設置する4つのポイントをご紹介しました。

周囲に注意を払い防犯カメラを設置することで、犯罪を未然に防ぐ大きな効果を発揮することができます。是非、防犯カメラの導入を検討してください。

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