暖かくなると危険!?露出狂に出くわしたらこう対処しよう!元露出狂がすすめる防犯対策

新年を迎えたと思ったら、もう4月ですね。だんだんと日が延びてきたり、気温も暖かくなってきて、もうすぐ春がくるんだなぁと感じるようになってきました。
新年度で気持ちも新たに、お仕事や学校を頑張ろうと思う方がたくさんいらっしゃると思います。でも春は、防犯にも気をつけてほしい時期です。
皆さん、学生時代こんなことを聞いたことがあると思います。「春は不審者が増えるから登下校には気をつけろ」と。そして、「昨日、下半身を露出した男が現れた」という報告も聞いたことがあるはずです。
今回はこれからの時期増えてくる「露出狂」の防犯対策を紹介していきます。
学生さんも、社会人の方も、お子様のいる親御さんも、この記事を読んで防犯の勉強をしてみましょう。

露出狂とは

露出狂とは、ひとことでいえば路上や公共の場で性器を露出することで性的興奮を感じる人のこと、露出症とも呼ばれています。
一種の精神障害として考えられていて、「精神障害の診断と統計マニュアル」では、次の2点の条件を満たしていることが診断基準となっています。
①少なくとも6か月間にわたり、警戒していない見知らぬ人に自分の性器を露出することに関する空想や性的衝動、または行動が反復する。
②その性的衝動などで著しい苦痛または対人関係上の困難が生じているか、行動化している。注意すべきは、著しい苦痛を感じていない場合や、社会生活を遂行する上での障害が起きていない場合、野外露出等の具体的行動に出ていない場合は精神障害でないということ。
ただし、精神障害であると診断されてもされなくても、路上や公共の場で露出をすれば犯罪行為として逮捕されます。

露出狂には2つのタイプがあります。
・見られることで快感を覚えるタイプ
・相手の反応を楽しむタイプ

見られることで快感を覚えるタイプ→Mっ気が強い
相手の反応を楽しむタイプ→Sっ気が強い
とも言われているようです。
もちろん露出狂には男性だけでなく、男性ほど数は多くないですが女性もいます。
男性の場合…性器を見せることで相手が困惑、驚愕する表情を楽しむ者が多い。
女性の場合…陰部を他人に見られること自体に快感を得る者が多い。
日本の露出狂は、公然と裸でうろつくよりも、コートなど衣服で身を隠してながら他人に近づき、驚かせるというパターンが多いです。

では、なぜ露出するのでしょうか。露出する欲求の背景には
・性器の大小による劣等感
・異性に対するコミュニケーション不足
・社会的地位が不当に低いことへの不満

など、様々な要点が挙げられています。

どこからが露出行為なのか?

露出行為といっても、海やプールで肌を露出することは違います。これは国や宗教によって大きな差がありますが、一般的には男女ともに性器を晒すことは露出行為とされています。
日本では判断基準として、この3点が挙げられています。
・男性が上半身を女性に晒すことは露出行為にはあたらない
・男性に限り、褌を着用すれば臀部を女性に晒しても露出行為にはあたらない
・女性が上半身だけであっても男性に晒すことは露出行為にあたる

乳房が性器かどうかについては意見が分かれるところですが、法律上では乳房は性器と扱われていないことが多いです。
この他にも
・たとえ衣服を着用していても、シースルーの透ける素材の衣服を着用していて、性器や乳房が見える場合
・公営プールで、一般的なものよりも肌が見える水着(マイクロビキニ、Tバック)を着用していたり、透けていなくても肌に密着した衣服を着用して性器の存在を強調した場合(いわゆるもっこり)

このような場合も露出にあたります。細かい判断基準は、そのときの場所や状況によって大きく変わってきます。
欧米諸国では「ヌーディスト」という、他人に見せること見られることを目的としないで、人間の生き方として全裸になる人々もいますが、これは露出狂とは異なります。

露出狂の実態

まず、露出狂で話題になったニュースを1つご紹介します。

2018年9月8日 大阪府堺市南区三原台にて

午前7時30分ごろ、女子中学生が徒歩で通行中に、男が女子中学生を追い越しました。男はその後ズボンを下ろし、うつぶせに転倒。下半身を露出したまま、仰向けになるという事件が発生しました。男は逃走しています。
この事件にネットでは、「不審者レベル高すぎ」「変態過ぎる」といった声が挙がりました。

では実際、露出狂を見たことがある人はどのくらいいるのでしょうか。しらべぇ編集部が全国20~60代の男女1,328名に「露出狂を見たことがあるか」調査を実施。以下のような結果が出ています。

(しらべぇ編集部 露出狂を見たことがある調査結果より)

性別年代別どちらでも、女性のほうが多い結果となりました。なかには男性による目撃証言として「電車で斜め前に立っているおじさんが、隣に座っている女の子に見せていた」「学校の教室から顔を出す女子に対して見せていた」といった回答がありました。

露出狂の心理

岡田尊司著『あなたの中の異常心理』によると、露出狂の心理背景として以下のようなものが挙げています。
・もともと性器を見せる露出行動は、生物学的には求愛ディスプレイだった
・でも現代の人間社会では、魅力的な異性に対して露出して性行為に誘うことはできない
・たとえ露出願望があっても、一般的な人は控えめな形で満たす
・例えば、自撮り写真投稿をして、不特定多数の人の眼差しを自分に集めるといった行動
・しかし一部の人は、直接的な求愛行動ができなくても、その露出行動自体に快楽を見出すようになる
・そしてそれが、自己顕示的な欲望を満たす刺激的で心地よいものだとわかってくる
露出狂の人は、幼いころもっと見つめてほしかったのに、あまり眼差しや関心を獲得できなかった記憶が多い
「他人に見られたい欲望」「他人に構われたい欲望」が異常行動に向かわせている
・この2つの欲望は、多くの人々が心のどこかに抱いている欲求である
・それが実際に行動として現れるかどうかは、幼少期の記憶や両親との関係性が大きく影響していく

元露出狂が教える防犯対策

露出狂に出くわしたとき、どんな行動をとればいいのか、元露出狂の方がネットで投稿していたのでご紹介します。

ターゲットとして狙われない・狙われてつけられた場合

①歩きスマホはしない
②コンビニに避難

ただし、そこでただ過ごすのではなく、店員に声をかける
③明るい路上でも要注意
最終的に暗い道に入ってしまうのであれば、意味はない
明るい道の時点で、つけられている可能性大
④急に立ち止まる・方向転換
後をつけていたのに、急に立ち止まったり方向転換すると、尾行していたことがバレてしまうので嫌がる

露出された場合


①無視する
②防犯ブザー
③助けを呼ぶ

①は特に効果があります。露出狂は相手が反応すると喜ぶので、できるだけ驚いても反応はしないでおきましょう。

こんな露出狂もいる!

最近はAirDrop痴漢というものもあります。これはiPhoneのAirDrop機能を利用しているものです。AirDropとは、Apple製品間でデータをワイヤレスで送り合うことができる機能のことで、MacからiPhoneに、iPhone同士で写真を共有できるようになっています。半径9メートル以内でAirDropをオンにしていると、知らない相手にデータを送ることができてしまいます。犯人はこれを利用して、知らない相手に局部を撮影した画像を送りつけています。
被害に遭わないためには、①AirDropの受信をオフにする②受信する場合は、登録している連絡先のみ受信する設定にしましょう!

まとめ

露出狂は優先順位として、人通りが少なく、邪魔者が周りにいないか確認できる、逃げやすい場所を狙います。

被害に遭わないためには、できるだけ危険だと思われる場所は通らずに、人通りが多い場所を歩きましょう。
もし、露出狂に出くわした場合は、とにかく無視すること!何も反応がなければ、露出狂は諦めて去っていくでしょう。

女性のための完全防犯マニュアル

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