【注目ワード】就活セクハラの被害者は女性だけじゃない!?「就活セクハラ」の実態とは

就職活動で当たり前のように使われている「就活マッチングアプリ」。しかし先日、そのアプリを利用して女子大学生が性犯罪被害に遭う事件が起きました。
そこで今回は「就活マッチングアプリ」と、「就活セクハラ」の実態について解説していきます。

大林組の社員が起こした就活セクハラ事件

今回、世間に大きな衝撃を与えた就活セクハラ事件
女子大学生はスマートフォン用のOB訪問アプリ「VISITS OB」で連絡を取り合い、容疑者男性と会社付近の喫茶店で会います。男性が「パソコンを見ながら説明したほうがいい」と近所にある自宅マンションへと連れ込み、わいせつ行為を受けます。
女子大学生が被害届を出したことでこの事件が発覚しました。容疑者の男性は、採用に関わる部署には所属しておらず、「VISITS OB」ではボランティアユーザーという個人登録をしていました。

大林組では新たに、現役幹部社員が就職活動中の女子大学生に対して、不適切な行為をしていたことも報道されています。
事件の被害者である女子大学生は、役員面接の直前に被害に遭い、大林組に入社後も幹部社員の男性と関係が続いていました。事件が報道されてすぐに被害女性は、会社の人事部長らからの約3時間に及ぶ聴取を受けています。内容は幹部社員を擁護するようなもので、被害女性を責めるような発言をしていたようです。

「女性が働きやすい会社」を掲げていた大林組から出た不祥事。今後の動きに注目です。

広まる就活セクハラの「#MeToo運動」

今回の大林組事件をきっかけに、TwitterなどSNSでは#MeTooをつけて過去に就活セクハラを受けたと告白する学生が後を絶ちません。
その被害内容は…
・エッチな画像を送れと言われた
・やり捨てされた
・就職活動の相談で待ち合わせ場所であるカフェやレストラン、個室のあるカラオケ、自宅マンションで被害を受けた
・待ち合わせの場所がホテルだった

この他にも多数被害が挙げられています。

また、上記の被害内容をみると、被害者は女性だけだと思われますが、就活セクハラは、男性の被害者もいます。男性の主な被害でいうと、「性体験への質問」「性的なからかい・冗談」が挙げられます。女性ではなく、男性だから性的な質問やからかいをしても良いだろうといったことはありません。男性であろうと、女性であろうと、関係ないのです。

Business Insider Japanが実施した「就活セクハラ緊急アンケート調査」では、約5割の学生が就職活動中にセクハラ被害に遭い、そのうち約7割が誰にも相談できずにいると回答していることが判明しました。
被害に遭った状況として最も多かったのはOB訪問で、次に面接中、インターンシップ、合同説明会という結果でした。セクハラ被害の内容は、パートナーの有無を聞かれた、胸を触られた、キスをされた、セックスを強要されたという声が多かったです。また、被害を受けた学生のほとんどが、その企業の選考や内定を辞退していました。

なぜ半数の学生が相談できないのか。理由として次のことが挙げられています。
・内定への危機感
・報復が怖い
・相談窓口を知らない
・相談しても変わらない
・OB訪問をしたのは自分だから、自分で責任を背負わなければと思った
・恥ずかしくて人に言えない
・証拠がなかった

さらに大学に対するこんな意見もありました。
・大学が味方になってくれるのかわからなかった
大学のキャリアセンターが就職率ばかりを気にしていて、本当に学生の相談にのってくれるのか不安を抱えている学生が多いようです。企業だけでなく大学にも、学生を精神面からサポートすること、そして学生に代わって企業に抗議する仕組みを整える必要がありますね。

代表的な就活マッチングアプリ

ここでは学生の間で多く利用している、代表的な就活マッチングアプリを3つ紹介します。

「VISITS OB」

・出身大学を問わず、希望する業界や企業のOBOGとマッチングできる
・気になる社会人をフォローできる
・プロフィールが充実している
・社会人は企業公認ユーザーと、ボランティアユーザーがいる
・ボランティアユーザーは、企業ドメインのメールアドレスを認証することで、勤めている企業を確認している
・大林組事件後は、ボランティアユーザーは中止された

「ビズリーチ・キャンバス」

・同じ出身大学のOBOGとマッチングできる
・社会人の登録車はNo.1
・プロフィールから最適なOBOGをおすすめしてくれる
・登録者限定のイベントに参加できる
・企業公認ユーザーと個人登録ユーザーがいる

「Matcher」

・社会人からの要求に応えることを条件に、出身大学を問わず希望する業界や企業のOBOGとマッチングできる
・学生と社会人間でのギブ&テイク
・内定している学生にもOB訪問ができる

確かにアプリは便利です。しかし社会人で登録しているのは男性が多く、男性社会人にとっては「出会い系」のように思われている部分もあります。

被害に遭わないためにも、アプリの運営会社は以下の対策を強化する必要があります。
①社会人の身元確認
社会人の登録条件をもっと厳しくする。
②通報機能を設ける
万が一被害に遭った、もしくは遭いそうになった場合には、すぐに通報。
③レビュー機能
登録している社会人が、どんな人物なのかがわかるレビューがあると安全。
④利用の制限や罰則
面会できる時間を制限する。アプリではなく直接連絡をとろうとしたら、利用停止にする。

まとめ

最後にセクハラ被害に遭わないための注意点を紹介します。
・直接連絡を取ろうとしたら断ること
・待ち合わせ場所に個室を指定されたら場所を変更すること

就活セクハラは立派な性犯罪です。もし、少しでも違和感を感じるようなことがあれば、別の採用担当者、アプリの運営会社、信頼できる大人に相談してください。皆さんの就職活動が上手くいくことを願っています。

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