【ストップ】110番するまえに、自分でデキる夜間の防犯対策のポイントとは?

犯罪はいつ発生するか分かりません。こと夜間は周囲の状況が判断しにくくなり、疲労や安心から警戒感が薄れる傾向にあります。
犯罪者はそうした瞬間を見逃しません。日中と同様、夜間でも細心の注意を払う必要があるのは確か。ここでは夜間の防犯対策についていくつか紹介します。

空き巣が夜間に目をつけるポイントとは

なぜあえて夜間に侵入する空き巣がいるのでしょうか。例としては「日中は家主が在宅しているが、夜勤などで夕方あたりに外出する」「人通りが少なく、人目に触れにくい」などが挙げられます。

また「防犯意識が低く、カメラや警備システムが一切ない」と言った部分を突いて犯行に及ぶ空き巣もいます。
いずれにせよ、空き巣はどのようにすれば盗みやすいかをよく考えて行動しています。行き当たりばったりと言う例はあまりなく、時には何度も下見をしてから侵入することもあるほど。

よくよく考えれば、夜間は空き巣にとってとても好都合。周囲は暗いし通行人はほとんどいない。場合によっては家主の就寝中を狙えることだって可能です。日中ではリスクが高いけれど、夜間だとむしろ仕事しやすいのです。
万一目撃されても周囲の闇に溶け込んでしまえば、空き巣にとってはしめたもの。塀や植木など身を隠せる場所はあるとなおさら厄介です。
それに夜間は気の緩みから、在宅していてもつい鍵をかけ忘れたりなど不用心になる人は出てきます。気が緩んでしまうのは仕方ないとしても、施錠のし忘れは看過できません。

空き巣はそうしたことまで読んで犯行に及んでいると言ってもいいでしょう。いずれにせよ、空き巣が仕事しやすい状況を作ってしまうのはとても危険です。

空き巣が侵入を決めるポイント

たとえ以前から目を着けている家でも、必ずしも侵入が成功するとは限りません。最終的に何が侵入を決断させるかと言うと、
①「鍵のかけ忘れ」
②「夜遅くなっても室内が暗い」
③「周囲が死角だらけ」などがあります。

①に関してですが、鍵がかかっているかどうかは玄関ドアの隙間から容易に判断できます。それでも一応はインターホンを鳴らして相手の反応を確かめる空き巣は、ある意味用心深い部類。これで家主が応対するようなら、少なくともその日は犯行失敗です。
ですが、反応がなければ侵入される確率はとても高まります。鍵のかけ忘れは空き巣を含む外部の人間は誰でも視認できますから、よく考えれば非常に怖いことが分かるでしょう。

②については、家主の生活スタイルが関係しています。仕事などで夜遅く帰宅するのは仕方ありませんが、それが空き巣を引きよせてしまうので厄介です。
対策としては、タイマー式で点灯する照明を導入するなど。さすがに外出時からずっと電気を付けっ放しにするのは気が引けますが、時間になると灯りが付くシステムならばあまり抵抗は無いでしょう。陽が落ちた後も家主が不在、と言うことが空き巣に分かってしまうのが問題ですから、こうしたシステムを導入してみるとリスクを回避できます。

最後に③。自宅周辺が高い建物で囲まれていたり、植え木などで視界を遮られていたりする環境では、日中であれ夜間であれ侵入被害は高くなります。
環境を変えるのは事実上困難ですから、鍵締めを徹底する、防犯カメラを設置して常に監視する、警報システムを導入するなどして自衛するしかないでしょう。引っ越しが可能ならば転居した方が良いかも知れません。立地と言うのは見過ごされがちですが、実は空き巣に狙われやすい要素を含んでいるのです。

夜道での防犯対策

帰宅が遅くどうしても夜道を歩かなければならない時、多少なりとも不安に感じませんか。不審者が隠れているかもしれないと考えると、つい周囲を見回してしまうかもしれません。
痴漢、抱きつき、露出狂、連れ去りなど、女性を狙った犯罪は多発しています。防犯アラームを携行するなどして備える必要があります。

そもそも、夜道に出没する変質者は女性をターゲットにしています。男性が襲われる例があるとはいえ、やはり多くは女性が被害に遭っているのは昔も今も変わりません。
できるだけ人通りの多い場所を選ぶとか、場合によってはタクシーを使うなどして自衛するのがベスト。単独で行動しており、かつ目撃者もいない状況が危険なのですから、それらの要素をなくせば良いと言えるでしょう。

警察によるパトロールを過信しない

警察の役割は地域の安全を守ることですが、警察と言えどもすべての犯罪者を捕まえるのは無理です。
「どこどこにこんな特徴の不審者が現れました」と情報が寄せられても、すぐに逮捕に至る訳ではありません。

夜間ももちろんパトロールは行われていますが、安心とは言えないのが事実です。
警察を過信するわけにもいかず、また犯罪者がいつ現れるかもわからない以上、自衛するしか有りません。

先ほどの空き巣被害を例にとれば、夜間は確実に鍵を閉め、就寝前に一度確認しにわざわざ玄関に行くくらいの手間は掛けた方が良いでしょう。金銭的余裕があればホームセキュリティを導入することも必要です。
また痴漢などの被害に関しても、被害届を出して受理されはすれど、犯人が捕まるまで警察が保護してくれるなんてことはありません。せいぜいパトロールの頻度を増やすくらいですから、あまり安心とは言えないでしょう。
防犯アラーム防犯ライト、催涙スプレーなどを肌身離さず携行し、いざという時はすぐに取り出せるようにして自衛するのがベストです。

やはり「自分の身は自分で守る」しかありません。被害に遭ってからでは遅いため、普段から自衛することで安全を確保しましょう。

夜間、子供を犯罪から守るために

女性とならんで子供の安全も重要です。塾通いなどで夜間に外出している子供は多く、帰宅途中に変質者に襲われる可能性は大いにあります。
帰宅時間にあわせて親が迎えに行くなどする必要がありますが、毎回は難しいかも知れません。いざというときのために防犯ブザーを渡していても、やはり安心ではないでしょう。

昨今、子供を狙った犯罪が増えています。単なる声かけにとどまらず、連れ去りやわいせつ事案など深刻なケースもあることから、どの自治体でも子供の見守りに力を入れているようです。
子供だけで夜間に外出させるのはリスキー。用が済んだらすぐに帰って来るよう指導し、何かあれば自宅に電話をかけさせたり、あるいは近くの店に駆けこむよう言い聞かせたりすることが重要です。

中高生の場合はどうかと言うと、危険な目に遭う可能性は十分あります。中学生だから、高校生だから狙われにくいなんてことはありません。
ただ、この年代はいわゆる「夜遊び」的な行動が目立つのも事実。決して不良ではないけれど、ついフラっと近場の商業施設に立ちよってしまうなんてこともあるでしょう。
結果、さらに帰宅時間が遅くなることも。やはり「真っ直ぐ帰りなさい」と口を酸っぱくして指導するべきです。万一警察に見つかって歩道なんてことになれば、それはそれで厄介。

いずれにせよ、夜間に我が子が外にいることはあまり好ましくありません。なるべくすぐに帰宅させることが、夜間犯罪に巻き込まれないための近道です。

まとめ

夜間は防犯の観点から、大人も子供も十分注意すべきです。警察によるパトロールはたしかに市民に安心をもたらしますが、それでも犯罪に遭うリスクがなくなる訳ではありません。
夜は単に暗いだけでなく、日中以上に不審者が活動する時間帯です。身の安全や留守中の自宅の安全を確保すべく、取れる対策はなるべく取った方が良いでしょう。

執筆者:Moly編集部

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