スリの技術は私たちの予想を遥かに超える!スられた事に気付くのは困難

  1. 防犯対策

スリは窃盗の一種。街中や混雑した電車内などで対象者の隙をついて金品を奪う犯罪行為です。

盗まれてもその場で気付ける人間はほとんどいないため、いつどこで被害に遭ったかを特定するのは困難。

しかもスリ犯は非常に高い技術で犯行に及んでいることも分かっています。ここではスリの技術やスリ対策について説明します。

スリは日常的に発生している

日本のスリ犯は世界一器用と言われているそうです。スリなんて聞くとどこかの外国でしか発生しないと考える人がいますが、日本でだって起きています。

奪う対象物はほとんどが財布。まれにカメラやゲーム機などが盗まれるケースがありますが、やはり現金やクレジットカードなどが多いようです。

混雑した場所ほどスリに遭う確率が高まります。その代表格が混雑した電車内。多くの乗客がいて身動きできないほどの状況でも、スリ犯は対象者を定めて一瞬で犯行に及びます。

街中やそれほど混雑していない車内でも発生するのがスリ。スマホやゲームを操作している人に「たまたまぶつかった」風を装い、その隙に奪うのがスリ犯の手口です。

被害者は、自分がスられたことに気づけません。あまりに鮮やかな手口なので奪われたと言う認識がないのです。

これでは防ぎようがありません。対象者の身体に直接触れるだけでも非常にリスキーなのに、その上盗みを成功されるわけですから、同じ窃盗でも空き巣などとは比べ物にならないくらいです。

一歩外に出たらスリに遭うかもしれない、と思った方が良いかも知れません。

スリがもっとも多い時期

スリ自体は年間通して発生しています。中でも初詣、つまり正月はスリの件数が一番多い時期。理由はもちろん、多くの人でごった返すからです。

イベントなどの大きい催し物はどうなのかと疑問が湧くでしょう。イベントは、たとえ大規模なものであれ特定の場所でしか開催されない上に、わざわざ足を伸ばそうと考えるスリ犯がいないからと思われます。

初詣は言わば全国イベント。日本人の多くが初詣に行くと考えると、全国各地でスリが起きても不思議ではありません。

よっぽど人が多い場所では足元すら見えないこと。常に近くの人とぶつかっている状況なので、ポケットや荷物をまさぐられても気付けないのが普通です。

それに正月は何かと浮かれる時期でもあります。いつもよりたくさんお金を持ち歩く人が増えれば、スリ犯としても好都合。不用心にも尻ポケットに財布を入れている人はまず狙われるでしょう。

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スリには技術が不可欠

素人がスリをしようとしてもうまくいくことはまずありません。スリの世界にも一応「師弟関係」のようなものが存在し、ベテランに弟子入りし技術を習得していくとされています。

スリ犯に比較的高齢者が多いのは、弟子入りしたものの何年かかっても技術が身に着かず、月日だけを重ねてしまうから。

スリの技術を上げるには人間の注意力を奪うことが欠かせないと言います。次々に新しい情報を提示しても、人間の脳はそれに耐えるだけのスペックを持っていないと言う特性を悪用した形です。

たとえば目の前の人物に写真を見せて背景の色を確認させた後、次に「写真に移っていた人数は?」と尋ねても答えられない人は結構います。これは脳が一度に多くの情報を処理できないために起こるものです。

ぶつかった風を装ってポケットから財布を抜いても、人は財布をスられたとは気付きません。あくまで意識は「ぶつかった」と言う事実にのみ向けられ、それ以外は完全に無防備な状態。

相手の注意をそらして一瞬で目的を遂行する技術は、見よう見まねで覚えようとしてもできません。このような技術を持った人物に一般人が叶うはずもありませんから、どうしてもスリに遭ってしまうのです。

スリを防ぐ方法

スリに狙われる人には何らかの共通点があります。巧妙化する手口に対処するには、徹底した防犯対策が必要不可欠。決して100%防げるわけではありませんが、無対策よりはずっと効果があります。

まずは荷物の持ち方。肩掛けタイプの物は斜め掛けすると良いでしょう。ファスナー付きであまり目立たないカラーだとベターです。

トートバッグのような女性向けのタイプは開口部が大きい上に目立ちます。ときおり閉じずに歩いている女性を見ますが、あれは非常に危険。財布から携帯から丸見えなので無防備です。

肩掛けタイプは常に斜め掛けし、トートバッグは口をきちんと締めて身体に密着させましょう。

ちなみにリュックは背負った状態ではうしろが完全にガラあき。背後からスられるおそれがあるため、特に人が多い場所では前に背負うか、身体に密着させて手に持つと良いです。

次に財布や携帯などの小物。お尻のポケットにこれらを忍ばせている男性がいますが、これはとても危険です。ポケットからモノがはみ出していることもあり、「いつでも盗ってください」と言っているようなものです。

ポケットに何が入っているかは膨らみからも容易に推測できてしまいます。ポケットではなく手荷物にしのばせましょう。

それでもポケットに収納したい人は、内ポケットを活用すること。これならポケット自体が外から見えない上にスられにくくなります。奪われると本当に困るものは内ポケットに分散しておくといいでしょう。

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スリは警戒心が非常に強い

誰にも気付かれずにスリを成功させるにあたり、スリ犯は常に周囲を警戒しています。警察がスリ犯に目星を付けるポイントは「目の動き」にあるのだとか。熟練スリ犯ほど周囲を警戒し、それに合わせて視線も絶えず動いていると言います。

もちろん一般人がスリ犯かどうかを判断するのは不可能。ただ、街中でも店の中でも、なんとなく視線の動き方が不自然に見える人物がいるときは、できるだけその場から離れた方が良いでしょう。既に目を着けられている可能性もありますし、万一盗まれてもすぐには気付けないからです。

近々日本でオリンピックが開催されれば、おそらくスリ犯もそれに乗じて活動するはず。警察も警戒を強めるでしょうが、1人1人が十分気をつけるのがもっとも有効な対策です。

日本人は総じて防犯意識が希薄

海外の人から見ると日本人は相当、防犯意識が低いそうです。よく「海外旅行中に財布をスられた」と訴える人がいますが、現地のスリ犯にとっては「カモ」なのです。

なにも海外のスリ犯の技術が高い訳ではなく、もともと日本人に危機感がないことが原因。国内にいても気付けませんが、海外からはそうした不名誉な評価を受けているのが事実です。

そのような状況ですから、国内でスリに遭ってもまず気付くのは無理。スリ犯の技術が私たちの予想以上と言うことも関係しているものの、危機意識の希薄さから被害に遭っているのは否定できません。

荷物を盗られないよう歩く時はきちんと脇をしめる、歩きスマホはしないなどのちょっとした心がけでだいぶ被害を減らせると言えるでしょう。

まとめ

スリ犯はどこにいてもおかしくありません。私たちが日常的に利用している駅や電車、繁華街などにスリ犯がいると考えると不安になります。

万一被害に遭っても犯人を特定するのは困難。取れる対策はすべて取ることで防ぐしかないのが実情です。

貴重品はなるべく最小限にとどめる、複数ポケットに分散するなどするだけでも、リスクはかなり減らせます。歩きスマホのような不用心なことはやめ、常に警戒しましょう。

女性のための完全防犯マニュアル

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