変な人を見かけたら「つぶやく」前にただちに「通報」せよ!

今日のインターネット社会では、不審な人物や変質者を見かけると、写真に撮ったりSNSでつぶやくといった光景がみられます。しかし、SNSに勝手に写真を記載したり、つぶやくことは、場合によっては「名誉毀損」といったリスクが伴うことがあります。

そのため、変質者にあったら、まず「通報」をしましょう。

痴漢や露出狂、声かけ、窃盗犯などの変質者は神出鬼没です。
まさか自分が狙われるとは思わなかったというシーンで出くわしてしまう可能性があります。

「あれ?あの人おかしいな」と思ったらたとえ自分が被害に遭っていなくとも通報しましょう。
今回は、変質者を目撃した際の対処法やについて説明します。

他人事と思ってはいけない

誰しも犯罪に巻き込まれたくありません。どこかで重大な事件が発生した時、「もしもあそこに自分がいたら……」とぞっとした経験があると思います。

たしかに自分には何の被害もないし、その事件には一切関係ないかも知れません。しかし、不審者は手を替え品を替え、そして場所を替えて出没します。だから怖いのです。

もしかしたら次に被害に遭うのは自分かもしれない、とはたいていの人は思いません。ですが、仮にいつも通っている馴染みの通りで偶然、誰かが変質者に襲われているのを目撃したらどうでしょうか。

怖いけれど自分じゃないからいいや、とそのまま通り過ぎないでください。近所で今まさに変質者が出没していると言う事実に目を向けて、対応をしましょう。

なぜなら、もしタイミングが違っていたら、その道を通って、襲われていたのは自分という可能性があったかもしれないからです。そう考えれば、とるべき行動は「通報」です。お手持ちの連絡手段で110番にすぐに通報するようにしましょう。

その場に割って入るのは危険なので助けに入るなどはなるべくせず、即座に通報して下さい。すぐにパトカーが駆けつけます。

誰しも面倒な事や危険なことには関わりたくないはずです。しかし、身近な場所で変質者が出ていた場合は、自身の今後のことを考えて通報しておくべきなのです。

変質者に遭遇した際の対応

1人で歩いている女性や子供を狙った犯罪が多発しています。前者であれば夜道にいきなり現れて抱きついたり、荷物を奪ったり、性器を露出したり。後者であれば声かけや連れ去り、性器の露出など。

では具体的に見ていきましょう。

女性の単独行動の場合

単独で行動している女性の何が危険かと言うと、男1人でも容易に動きを封じ込められる点です。

がっしり身体を掴まれた上で荷物を奪われれば、いくら抵抗してもおそらく取り返せはしません。車内に引きずり込まれるのも同じく容易です。

それに相手は「抵抗してこないだろう」と思っている面もあります。屈強な男性とは違って体力面でやはり女性は不利ですから、抵抗したくてもできないとタカをくくっているのです。

もしも変質者に出くわした場合、思いっきり声を上げて助けを求めましょう。防犯ブザーを携帯しているならそれも使って下さい。大きな音を発せば相手は怯んで逃げていく可能性が高くなります

また、道を歩く時は時々振り返って周囲を気にすることも重要です。よくスマホを操作したりヘッドホンで音楽を聞いたりしている女性を見ますが、それらは絶対NGです。なぜなら無防備になってしまうからです。注意が散漫になるので危険ですし、とっさの事態に対処しきれません。

特に夜道での「ながら歩き」はリスキーです。人が多い通りだからと言って油断はできません。日常的にながら歩きをしている人は、ながら歩きをやめて、周囲を見渡す癖をつけるようにしましょう。

また、変質者は徒歩で移動しているとは限りません。自動車やバイク、自転車などを使って広範囲を移動している可能性があります。

「なんか不審だな」と思った車両には近づかないようにしましょう。いきなり自動車のドアが開いて中に引きずり込まれたり、バイクや自転車に追い抜かれた際に荷物を引っ張られたりする危険があるからです。

そのため、大事なのが物理的に距離を取ることです。周囲に人がいない夜間や、日中でも寂しい場所には自動車などで待ち伏せしている不審者がいる確率が高いので、車両の横を通る際は、できるだけ距離を取るようにしましょう。

子どもの単独行動の場合

次に子供の場合について。小学生低学年くらいは特に好奇心が旺盛です。見知らぬ場所に行ってしまうこともあるでしょう。そのため、知らない人に声を掛けられそのまま連れ去られた、という事態も実際に起きています。

子を持つ親としては、防犯ブザーを確実に持たせるところから始めましょう。いまでは、学校で支給される場合もありますが、性能面で心配がある場合があるので市販品で代用するのも1つの手です。

また、「変な人がいたらついて行かないで」「危険だと思ったら声を上げて」「名前や住所を聞かれても絶対応えてはダメ」と日頃から子どもとのコミュニケーション中で繰り返すことも重要になります。

そして「こう言う特徴の人が『不審者』って言うんだよ」と具体的な説明をすることも忘れずに行いましょう。

万が一、不審者に何かされた場合は、できる範囲でその人物の顔や服装などを覚えておくよう伝えましょう。警察に被害届を出す際にとても役立ちます。

大人でさえ恐怖を感じるのに、まして子供はそれ以上に怖く感じるはずです。自宅近く、通学路、学校周辺、遊び場など、不審者はどこにいてもおかしくありません。

不審者がいた時の通報のしかた

まず前提として、怪しいと感じたら迷わず通報しましょう。面倒とか、自分には関係ないしとか、万が一不審者じゃなかったら困るとか、おそらく何かしらの思いが脳裏をよぎるはずです。

それでも躊躇わず通報しましょう。「情報提供」として警察に連絡が行きますし、それをもとにパトロールが強化されることもあります

手持ちの連絡手段で110番すればOKです。もしも連絡手段を持っていない場合はコンビニなどで通報して貰いましょう。いずれにせよ放置するのはよくありません。

ある程度離れた場所で通報するならまだしも、不審者にガッツリ顔を見られる距離では危険です。こちらの顔を覚えられて逆恨みされるおそれがあるため、物陰に隠れて通報すると良いでしょう。

何番地の何丁目、不審者の特徴、その場の状況などもあわせて説明するのが望ましいです。通報中は意外と警官から色々なことを尋ねられるからです。目視しながらの通報でも良いですが、安全な場所に離れてから通報する際は、状況を記憶する必要も出てきます。メモを取っておくのも有効です。

通報後はできれば離れたいところですが、場合によっては「その場にいてくれ」と警官に言われることがあります。目撃者として色々聞かれるわけですが、もちろん危険だと感じたら逃げても構いません。その旨を警官に告げれば大丈夫です。

まとめ

以上のように通報は意外と大変です。変質者がいつこちらに迫ってくるかも分からないし、その場の状況を正確に伝える必要もあるのであいまいなことは言えません。しかし、それでも不審者を見かけたら通報をすることを心がけましょう。

また、勇気ある子供が通報するケースがあります。それ自体はとても頼もしいのですが、通報よりもまず第一に身の安全を確保することを伝えて下さい。相手が子供だと思って危害を加える変質者もいるため、すぐにその場を離れることを最優先にしましょう。そして、通報する場合は、お店に入るなどして、店経由での通報をしてもらうようにしましょう。

Moly.jp編集部

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