放火による火災は立派な犯罪!必要な防犯防災対策とは?

  1. 防犯対策

火災は「地震、雷」に次いで恐ろしい災害の1つです。ただ、放火が原因の火災は、放火魔がいなくならない限り防げません。いつどこで火事が起こるかなんて誰も予測できないため、手の打ちようがない思われがちです。

とは言え火をつけられては非常に困るのも事実。ここでは放火魔から自宅を守るための方法を紹介していきます。

放火魔の目的

そもそもなぜ放火魔は火を付けるのでしょうか。理由の1つとして「炎が上がるのを面白がっている」点が挙げられます。

一種の愉快犯と言って良いでしょう。遊び感覚で火を付け、他人が困るのを見て更に喜ぶようです。

放火自体決して許されないのに、遊び感覚でやられたらたまったものではありません。もちろん捕まりたくないのですぐ逃走できる体制を整えてもいます。

テレビでときおり見る「連続放火事件」は、たいていが同一犯。ただ楽しむためだけに至る所に火を放っていることになります。

そんな放火魔に対して私たちができることは、徹底した対策。火事が起きたらすぐに消火できるよう、消火器を常備しておくのは基本です。

火災原因の多くを占める放火

驚くことに火災の大半は放火によるもの。意図的に火を放ち、他人の生命や財産を危険にさらすこの行為は非常に悪質です。

しかも放火は「人通りが少ない」「目撃者の居ない」状況でおこなわれるため、防ぎようがありません。夜間や早朝、もともと人の少ない場所はそれだけで放火のリスクが高まります。

燃やされるものの内訳をみると、ゴミ捨て場のゴミや植え込み、自動車や自転車、バイク、廃材、タイヤなど実にさまざま。一歩外に出れば可燃物で溢れていますから、放火魔にとってとても都合が良いのです。

ボヤ程度で済めばまだ良いですが、大火災にでもなれば損害は測り知れません。夜間や早朝は発見が遅れることから、より一層被害は大きくなります。

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放火火災を防ぐにはどのような対策が必要か

放火はまぎれもなく人災。防ぐに当たり「放火されない(させない)環境を作ることが何より重要です。

地域住民一人一人が放火に対して警戒心を抱き、自治体や警察、消防などと一体となることが大前提です。

個別に見ていくと、自宅周辺や共有部分に可燃物を置かないことや、ゴミは指定日に出すようにし、可燃物を残さないことなどが必要。

ゴミ置き場に出入りするのに鍵が必要な場合は、要が済んだら確実に鍵をかけることも忘れずに。

ガレージや物置においては、こちらも鍵をかけて部外者が侵入できないようにしましょう。必要に応じて人感センサーライトや防犯カメラを設置するとより効果的です。

消火器の点検も必須です。いかに早い段階で火を消せるかで被害の規模が変わりますから、場所・使い方の両方をしっかり把握する必要があります。

郵便受けに配達物や新聞を溜めこまないことも必要。何日も郵便受けを開けていないと思しき家庭がありますが、単に見栄えが悪いだけでなく放火魔に目を付けられるおそれがあります。

紙は良く燃えるので火の回りが早く、あっという間に他室の郵便受けに燃え移ってしまうことに。

毎日郵便受けをチェックしカラにしておく習慣を付けたいものです。

赤外線センサーや警備システムの導入で未然に防止

侵入検知システムとして赤外線センサーや外周警備システム、炎センサーを導入する家庭が増えています。

製品によっては音声で火の気を知らせるものもありとても心強いです。センサーの近くで煙草を吸っただけで反応するほど高感度のものならば、放火魔も撃退できるし設置者自身も火の元に細心の注意を払うようになるでしょう。

こうしたセンサーの注目点は「10メートル程度先の数センチの炎を検知できる」ところ。炎に含まれる紫外線に反応して発報する仕組みです。

ちなみに通常の火災報知機ではここまでの性能はありません。室内の温度がある程度上がらない限りセンサーが反応しないため、放火火災対策には不向きです。

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煙草の吸殻が火災のもとに

路上で煙草を吸い、その吸い殻をその場に捨てる人がいます。同じく禁煙のはずの共用部分で煙草をふかす住人もいます。

吸殻をきちんと持ちかえるならまだ良いでしょう。けれど火を消さずにポイ捨てするとどうなるか。自然に火が消えれば良いですが、最悪の場合火災につながることも。

放火とは違うとは言え、ある意味こうした行為も放火と同じ。禁煙にも関わらず煙草を吸うことも、ましてその場にポイ捨てするのも明らかにルール違反です。

火災の原因の多くは放火と既に述べましたが、煙草が原因の火災も少なくありません。ポイ捨て、寝タバコなどは自分だけの問題ではないのです。

緊急時に備えて消火器の場所を把握する

マンションには各階に最低1基、消火器が設置されています。普段火災なんて発生しないでしょうから消火器に意識が向かないですが、どこにあるかの把握はしておきましょう。

もちろん使い方も大事。消火器を持ったことがない人がいるかもしれません。使い方を記したラベルに則って操作すれば難しくありません。

炎が上がっているのを目にするとパニックで錯乱するでしょう。その間にどんどん火の手は上がっていきます。住人の誰もが消火器を扱えればそれに越したことはありません。

ゴミが溢れた集積場は危険

ゴミの捨て方を見れば住人の質が分かると言われます。指定日にゴミを出さない、分別がまったくされていないなどのルール違反が1つでもあると、自分も自分もと他の住人も同じようにルールを無視します。

その結果、集積場には溢れんばかりのゴミが。スペースからはみ出しても誰も気にしないなんてザラにあります。

外観を大きく損ねると同時に、放火魔にとってこの状況はチャンス。ゴミの多くは可燃物ですから、着火すれば一気に燃え広がるでしょう。

家事は起きて欲しくないと思いながらも、住民自身が放火を誘発していると言う、なんとも矛盾した話です。

一般的にゴミの集積がある日の前夜および当日早朝は、捨てられるごみの量はマックス。この状態で火を着けるとどうなるかは容易に想像できます。

ちなみに、筆者の住むマンションの近くに、非常にマナーの悪い捨て方をされたアパートがあります。小さい倉庫内にゴミを収納している様ですが、いつ見てもゴミがシャッターからはみ出している有り様。これではいつ放火されてもおかしくないなと思う次第です。

冬場は灯油の扱いに注意

都市ガスが主流とは言え、いまだプロパンガスを使っている地域があります。ポリバケツに溜められた灯油はもちろん可燃性。不用意に玄関先に置いておくと、放火魔に火を付けられてしまいます。

玄関先に駆り置きしている光景は、マンションよりはアパートの方が多いかも知れません。いずれにせよ、可燃物それも爆発の危険がある製品を人の目にさらすのはリスクが高すぎます。室内に入れるなどして外部と隔離する必要があります。

まとめ

放火は非常に悪質な犯罪です。一瞬にして生命や財産を失わせる行為を楽しむ放火魔から身を守るには、「とにかく可燃物を置かない」ことです。

マンションは共同住宅ですから、万一建物に火が移れば逃げ遅れるおそれがあります。家も財産もなくなれば精神的ダメージは測り知れません。

いつ発生するか予測できない放火火災。放火魔を満足させるような状況をなるべく作らず、可能であれば住人全体で防災意識を持ちたいところです。

女性のための完全防犯マニュアル

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