【今日は何の日】5月11日に航空機墜落事故と防犯対策を学ぶ

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5月11日に起きた有名な出来事にバリュージェット航空592便墜落事故があります。飛行機に乗るうえで1番心配なことと1番起きてほしくないことは墜落事故ですよね。今回はバリュージェット航空592便墜落事故を学ぶと共に、飛行機での防犯についても紹介します。

バリュージェット航空592便墜落事故の詳細

バリュージェット航空592便は1996年5月11日にマイアミ国際空港からアトランタに向けて定刻の64分遅れの午後2時4分に離陸しました。この日マイアミへの飛行中に自動操縦装置が故障しました。このほか燃料計や機内インターホン、予備油圧回路も故障したためマイアミで修理をおこないましたが、自動操縦装置とインターホンに関してはアトランタで修理することに決まります。そのため操縦は手動でおこなうことになりました。

離陸してしてから3分後、機長から空港にキャビンに煙が立ちこめたので戻りたいとの連絡が入ります。航空管制官はマイアミへ戻るよう指示をあたえました。この時のボイスレコーダーには客室乗務員が操縦乗員に煙が立ち上っていること知らせる声が入っていたそうです。通常であれば客室乗務員と操縦乗員とのやり取りは、操縦室のドアは開けずに機内インターホンでおこなわれます。しかしこの時はインターホンが故障していたため客室乗務員は操縦室のドアを開けて、異常事態を報告してしまいます。

客室乗務員のこの行為は「有毒ガスが客室に充満している可能性がある場合、決して操縦室の扉を開けてはならない」というマニュアルに違反していました。結果これが原因で操縦室にも煙が充満してしまったようです。592便はマイアミへ戻るコースを取りましたが火災はますます強くなり、機内を燃えつくし運航乗務員が意識を失って操縦桿に突っ伏す形で倒れてしまいます。その結果、午後2時14分に高度3000メートルから地上まで一気に墜落して乗員乗客110名全員が犠牲となりました。

事故の原因とその後

事故の原因は事故発生直後には機体の老朽化が原因だとマスコミは報道しましたが、それは間違いでした。NTSB(アメリカ国家運輸安全委員会)の調査によると機体の火災の発生源は貨物室であることがわかりました。この火災は他の旅客機からおろされた使用期限切れの緊急用酸素発生装置144本が機内で作動し、化学反応を起こして高温を発生させて起きたと考えられました。酸素発生装置を輸送するには誤作動を防ぐために作動用の引き金にカバーをつけなければならないのですが、つけていない物が多かったそうです。

さらにそもそもこの装置は一般の航空貨物として輸送してはならない危険物であり、空輸するには特別な免許が必要です。しかしバリュージェットは無免許であり違法行為でした。その後バリュージェット航空の安全保安体制の不備が大きく糾弾され運航停止処分を受けて、結局バリュージェット航空は他の航空会社に買収され2014年に完全に消滅しました。事故の3年後の1999年に犠牲者の慰霊碑が建立され、事後現場から北へ8マイルの道路沿いにあります。

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飛行機での防犯を学ぶ

今回紹介したのは飛行機の墜落事故で乗客には防ぎようがありません。しかし飛行機で起こる犯罪は、ある程度防ぐことができます。ここからは飛行機での犯罪と防犯について、そして犯罪を防ぐべく飛行機に持ち込めないものを紹介しておきます。

飛行機内での犯罪と防犯対策

飛行機で起こり得る犯罪は主に頭上のキャビネットや座席下の収納スペースにある荷物が盗まれる窃盗と、寝ている時間帯に起きる痴漢行為です。これらの犯罪を防ぐためには次のような対策が必要となります。

盗まれたら困るものを機内に持ち込まない。
 機内に持ち込むカバンやバッグにもカギを付ける。
 貴重品は肌身離さず持っておく。トイレに行くときも持って行き、寝る時も抱えて眠るようにする。
 財布を複数用意するなどして、何かあった時のために現金を分けて持つようにする。
 飛行機に乗るときの服装に気をつける。肌が露出している服装は避ける。
 機内に入ったら周囲の乗客を確認しておく。
 寝顔を見られて痴漢される場合もあるので、寝る時はマスクなどをして顔を隠して寝る。
 寝る時はブランケットなどを利用して体を覆うようにする。
 持ちこめる範囲での防犯グッズを持つ。ペンを握って寝るとか、スマホに防犯ブザーのアプリを入れるなど。

機内に持ち込めない物

最後に飛行機に持ち込めない物を紹介しておきます。

 高圧ガス(ライター用補充ガス、カセットコンロ用ガス、キャンプ用ガス、ダイビング用ボンベスプレー缶など)
 引火性液体(オイルタンク式ライター、オイルライター用燃料、ペイント類など)
 火薬類(花火、クラッカー、弾薬など)
 可燃用物質(徳用マッチ、炭など)
 酸化性物質(漂白剤、小型酸素発生器、瞬間冷却剤など)
 毒物類(殺虫剤、農薬など)
 腐食性物質(液体バッテリー、水銀など)
 その他の有害物質(エンジン、リチウムバッテリーなど)

この中でも条件付きで持ちこめる物や、義務付けられているルールなどがありますので詳しくは下記で確認して下さい。(外部サイト 政府広報オンラインホームページへ移動

まとめ

飛行機で犯罪に巻き込まれるなんてにわかに信じられないかもしれませんが、実際に起きています。何より大切なのは日頃から何が起こるかわからないということを意識しておくことです。油断なく意識を持ちつつできる範囲で対策をしていきましょう。

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