【SNSも要注意】花火大会で思わぬ被害に遭わないための防犯対策

2018年10月24日

花火大会で注意すべき防犯対策とは

楽しいはずの花火大会には危険がいっぱい?

夏の予定は決まりましたか? 夏のイベントの中でも定番中の定番が花火大会! 暑すぎる気温やゲリラ豪雨を避けるために開催時期をずらす動きも一部にあるようですが、やっぱり夏といえば花火大会を連想する人も多いはず。
でも、花火大会にもイベントならではの危険があります。
また、ここ数年はSNSの普及で新しい被害も生まれています。楽しいイベントを目いっぱい楽しむために、防犯についてもよく確認してから参加しましょう。

2018年花火大会スケジュール

今年の夏に開催される全国の主な花火大会です。

▶2018花火大会100選◀

打ち上げ数が1万発を超えているものからリストアップしています。

花火大会に潜む3つの危険

夏のイベントは屋外で行われることが多く、イベントの種類によって注意すべきポイントが異なります。花火大会ならではの防犯対策ポイントは3つあります。

・人ごみ

花火大会には非常に多くの人が集まります。上にあげた主な花火大会には概ね10万人以上の人出が見込まれ、中には毎年50万人も集まるという花火大会もあります。
それだけの人数が花火の見える範囲に集中しますので、当然非常に混雑します。周囲の人との距離も近くなりますし、多少ぶつかっても仕方ない、誰とぶつかったのかもわからない、という状態になります。
痴漢やスリなど、混雑を利用した犯罪は少なくありません。人込みの中にいるとき、特に移動中は回りに気を配りましょう。

・浴衣での外出

花火大会やお祭りといった夏のイベントにつきものなのが浴衣です。イベントだからこそ楽しみたい浴衣での外出ではありますが、普段から着慣れていない服装なので気をつけなければなりません。
いつもの洋服よりは動きが制限され、歩くスピードも遅くなります。
万が一犯罪に巻き込まれたら、逃げたり対応するのが困難になることは理解して、トラブルを事前に回避するすることを心掛け、暗い道は避けるなど普段よりもさらに慎重に行動しましょう。

・夜遅い時間帯

花火大会は当然ながら夜に開催されます。終了時刻は夜の8時か9時、それから多くの人たちが一斉に帰りはじめますので、道や駅は非常に混雑します。移動に時間がかかり、自宅の最寄りの駅に着くのは思っていたよりずっと遅くなることも。
イベントの人ごみから解放され、慣れた場所まで戻ってきた途端に、ふっと警戒心が薄れることもあるかもしれませんが、自宅まで気を抜かないよう注意しましょう。

女性を襲う花火大会の3大犯罪

慣れない浴衣での外出は注意が必要です

花火大会の防犯対策で注意すべきポイントは上記の3点ですが、では具体的にはどのような被害が多く発生しているのでしょうか。

・痴漢

まず、多くの人が一か所に集まるイベントでは必ずと言っていいほど起こるのが痴漢です。
夏のイベントに限らず、毎年恒例になってきたハロウィーンや、盛り上がったサッカーの観戦会など、人ごみが発生するイベントでは常に被害が発生しています。
花火大会も非常に混雑しているのに加えて、夏の暑い時期に屋外で開催されるので薄着の人も多く、痴漢に狙われやすい状況になってしまっています。
痴漢は人ごみに紛れて逃げられるよう、歩きながら抱き着いたり、すれ違いざまに触ってくることも多いので、混雑しているところを移動するときには特に注意しましょう。

・盗撮

この数年で被害が拡大しているのが盗撮です。
カメラが高性能化・小型化されたこと、スマホのカメラの性能も上がっていることなどが原因と考えられています。
花火大会などの屋外イベントでは仮設トイレが設置されますが、誰でも入りやすいので盗撮のためのカメラが隠されている危険もあります。
また、花火に集中しているところを勝手に撮影する人もいるようです。周囲に不審な人がいないか確認するようにしましょう。

・スリ、ひったくり、置き引き

花火大会では持ち物を盗まれる被害も多く発生しています。
スリやひったくりのターゲットにならないよう、人ごみを移動する際は財布や貴重品はポケットや浴衣の袖などには入れず、ショルダーバッグや巾着など体の前で抱えられるものに入れて持ちましょう。
また、花火を見上げるのに夢中になってしまって、荷物の事を忘れてしまうのは要注意です。特に、地面に敷いたシートを固定するために、かばんなどを端の方に置くのは危険です。

花火大会でSNSから犯罪に巻き込まれないために

さらに新しい防犯対策の意識が必要なのがSNSの使用方法です。
SNSはとても楽しく便利に活用できますが、トラブルや被害が発生してしまうケースも増えています。花火大会の投稿が思わぬリスクを生まないように、注意すべきポイントを見てみましょう。

・SNSから個人情報が漏えいしてる?

SNSを発端として犯罪に巻き込まれたり、被害にあったりする原因のほとんどは、自分が意図したよりも多くの個人情報が広範囲に公開されてしまったことによるものです。
インターネット上の不特定多数の一人として匿名で当たり障りのないことを投稿しているつもりでいたのに、実はどこの誰で何をしているかが顔写真付きでたくさんの人に知られていた、などということにもなりかねません。すると、インターネットの垣根を越えて現実に危険が及ぶ可能性もあります。

・個人が特定されて空き巣やストーカーの被害に?

いわゆる「特定」や「身バレ」と呼ばれることがあります。インターネット上でSNSなどを使っているときに、本名や個人が分からないようにしていたのに、投稿内容などから身元が特定されることを指します。
すると、その人が外出している時間帯や生活パターンがわかります。その隙を空き巣に狙われる事件も起こっています。
また、自分の写真を投稿することで勝手に好意を寄せられ、その他の情報から自宅なども調べられてしまい、ストーキングの被害を受けることもあります。

SNSの投稿と本人は意外と簡単に結び付く?
やしろあずき「僕とアカウント特定の話」

出典:web漫画家やしろあずきの日常より

花火大会などのイベントではSNSへの投稿も増えますが、思わぬトラブルに巻き込まれないように注意すべきことを確認しておきましょう。

・プロフィールと自分の写真は公開しすぎない!

花火大会で撮った花火の写真をSNSに投稿するだけならば、個人情報はほとんど伝わりません。でも、SNSではプロフィールが公開されます。ここに名前や住んでいるところを入力しすぎたり、顔写真などを載せてしまうのは要注意です。
花火大会の投稿を見た人がプロフィールを確認して、そこに最寄りの駅名が書いてあったら、花火大会の終わる時間も移動に要する時間もわかりますので、後をつけたり待ち伏せしたりできてしまいます。
SNSでは投稿ごとの情報だけではなく、プロフィールや過去の投稿もすべて紐づけて見られることを忘れないようにしましょう。

・GPSと位置情報はオフに!

プロフィールと共に注意しなければならないのが、位置情報の設定です。SNSに投稿したときにどこにいたのか、投稿した写真をどこで撮ったのか、といったことが見えてしまいます。
どこの花火大会なのかを書かずにSNSに投稿しても、位置情報がついていたら一目瞭然です。
自分の行動範囲が知らない人たちに知られてしまうだけでなく、投稿の多さや内容から自宅や職場も分かってしまいます。ストーカー被害だけでなく、悪意あるいたずらを呼び込みかねません。
スマホで地図を見たり、友人と待ち合わせをしているときにLINEで位置情報を送ったり、GPSを有効にしておかなければ使えない機能もありますが、それぞれのアプリや使い方での位置情報の利用・公開設定は必ず確認しましょう。

・本当のリアルタイム投稿は要注意!

プロフィールや位置情報は公開しなかったとしても、リアルタイムでSNSに写真や動画を投稿したら、やはり今いる場所がわかってしまうこともあります。
特に花火大会は開催スケジュールもすぐに検索できますので、絞り込むのも簡単。悪用される危険がある情報はできれば投稿しない方が無難です。
本当にリアルタイムで投稿するなら公開範囲を実際に知っている友人だけに限定する。リアルタイムでは公開せず後で、花火大会に行ってきました、くらいの時差をおいて投稿する。などの対策をとりましょう。

まとめ

花火大会を楽しむために、嫌な思いをして台無しにしないためにも、防犯対策は必要です。

会場では人ごみに注意して、周囲や持ち物に気を配る!
SNSに投稿するときには、内容や設定に気をつける!

花火大会に限らず、夏の屋外イベントでの基本的な注意点はこの2点です。
トラブルは避けて、今年の夏も楽しみましょう!!!

 

 

執筆者:グエンハー ナムフォング