【災害時防犯】災害時にも防犯対策は必須。火の元だけでなく、戸締まりや性被害にも要注意。

2018年もあと4ヶ月弱ほどありますが、
今年は何よりも自然災害が多い年と言えるのではないでしょうか。
大阪での地震、広島の豪雨、近畿地方での大型台風、
そして今朝の3時8分頃には北海道で震度6強の地震が起きました。
北海道では今後あと1週間は強い地震に警戒をするようにと、気象庁では呼びかけています。

そして、災害時は災害から避難をすることはもちろんですが、
防犯に対しても警戒をしなければいけないことがあります。
今回のMoly.jpは災害時の防犯についてご紹介します。

 

<災害時に起きる犯罪>

 

災害時は被害が大きくならないことを願い、みなさん避難をされています。
そして、できるだけ安全な場所へと避難をするために、避難所などへと向かいます。
ほとんどの人は、みなが大変な時だからこそ、力を合わせたり、
譲り合ったりと人との支え合いをしながら被災地で過ごしています。

しかしながら、そのような大変な時を利用した犯罪がある事も、残念ながら事実です。

では、災害時にはどのような二次被害が起きてしまうのでしょうか?
下記が主な犯罪です。

—自宅での被害—

◇空き巣

災害時によく耳にする2次被害は空き巣です。

家にそのまま住んでいることが危険な場合は、家を離れて避難所などに避難をします。
そのため、例えば倒壊してしまいそうな住宅は、無施錠になってしまい、
容易に侵入することができてしまいます。

また、侵入をしたところで、災害が大きければ他の優先事項を
多く抱えている警察などは防犯能力が低くなります。
そのため捕まるリスクも低くなり、空き巣がしやすいといった状況になります。

◇自動車窃盗・店舗への窃盗

上記の空き巣と同じような理由で、家の自動車や店舗などでの窃盗も災害時は増えています。

—避難所での被害—

◇避難所での盗難

盗難は人がいない自宅や車でだけ起きる訳ではありません。
やっと安全に過ごせると、避難をしてきた避難所でも盗難被害があります。

空き巣対策として、避難をする際にできるだけ大切な貴重品を持って避難所に向かっても、
それらが盗まれてしまっては意味がありません。
避難所でも、貴重品の取り扱いには十分に気をつけなければいけません。

—女性への性被害—

被災地での女性に対する性犯罪は何年も前から問題になっていますが、
ニュースであまり多く取り上げられていません。しかし、これは重大な問題です。

被災をし、安全を求めて避難所で生活を送る中での性犯罪は、
とても怖く許される事ではないです。もちろん、被災中だからではなく、
いかなる状況でも性犯罪は許されません。では、主などのような被害があるのでしょう。

◇のぞき

設備が整っている避難所もあれば、整っていない場所もあります。
公衆のトイレや更衣室を利用する際は、のぞきには十分に気をつけなければいけません。

◇強制わいせつ、強姦

過去に、避難所で夜眠っている女性の布団の中に潜り込み強姦をしたといった事件や、
夜にトイレに行く途中に付いてこられ体を触られたといった事件がありました。
このように夜で暗いのはもちろんですが、
停電の影響で避難所でも暗いといった状況を利用し性犯罪があるのです。

—災害支援にまつわる特殊詐欺—

日常でも、オレオレ詐欺や還付金詐欺のような特殊詐欺が頻繁に起きていますが、
災害後には義援金詐欺などの災害に便乗した特殊詐欺が起きています。
ケースとしては例えば、国民生活センターや日本支援センター職員を名乗り
「あなたの名前がボランティアに登録されている」「あなたの名義で支援金を振り込んで」
等と電話をかけてくるものがあります。

<災害時の犯罪に対する対策は?>

上記で述べたように、災害時には二次被害としてこれらのような被害が多発しています。
では、どのように対策をすればいいのでしょか?

—空き巣対策—

■戸締まりをしっかりと

これが基本です。災害時の空き巣対策だけに限った事ではないですが、
基本的には戸締まりをしっかりとすることが大切です。
避難をしなければならないとわかったら、
窓やドア、そして雨戸もしっかりと施錠して避難しましょう。

■窓に防犯フィルムを貼っておく

施錠をしても、ガラス窓を割られて侵入されてしまう場合もあります。
このとき、防犯フィルムを貼っておくと効果的です。
また、防犯フィルムは空き巣対策だけでなく、地震時のガラス片の飛散対策にも効果的です。

家の防災対策として、Moly.jp内でこのような記事もあるので、
参考としてこちらもぜひ確認しておきましょう。

ー避難所での盗難にはー

■貴重品は肌身離さず持つ

絶対に盗られた困る物は、ウエストポーチなどを利用し、肌身離さず持つようにしましょう。
町の避難所などですと、顔見知りの人が周囲にいるから大丈夫と感じてしまうかもしれませんが、
油断は禁物です。少し離れるだけ、遠くからでも見えるといった時でも、
必ず貴重品は身につけましょう。遠くから見えても、傍にいなければ被害は防げません。

■持ち物には名前を書く

家から持って来た物品又は支給された物品にもできるだけ名前を書くようにしましょう。
盗難を防ぐだけでなく、取り間違えなどでの不必要な争いを避けるためにも記名をしましょう。

—女性への性被害対策はー

■必ず複数で行動し1人行動はしない

トイレやシャワー、物資の受け取り、どんな時でも必ず1人行動は避けましょう。
そしてトイレやシャワーを利用する際は、利用する前に必ず周囲に見渡し、
不審な言動をしている人がいないかを確認しましょう。

防犯ブザーや防犯ホイッスルの携帯

防犯ブザーや防犯ホイッスル持っていれば、必ず持ち歩くようにしましょう。

■男女で避難所を分ける

これは個人での対策は難しいですが、避難所で男女を分けられると、とても効果的な防犯対策です。

<まとめ>

いかがでしたか?
災害時は、災害が起きたことによる心配やストレスが溜まります。
そのような状態で、二次被害で他の犯罪に巻き込まれないように、
しっかりと対策をしておかなければなりません。

またこのような被害が減らせるように、自治体や警察が連携をし、
災害時のパトロールの実施などを、災害が起きる前から話し合えるような場を設けることも
災害時防犯対策として、とても大切です。

ぜひ万が一の備えとして、役立ててください。

 

執筆者:グエンハー ナムフォング