自宅のwifiを利用した防犯カメラの設置方法と注意すべきポイント!

wifi接続できる防犯カメラなら設置が簡単

防犯カメラを設置する理由にはいくつか代表的なものがあります。

留守にしている間や夜間の自宅の防犯が心配。
お風呂場や部屋の中を覗かれたり盗撮されている気がする。

自宅に侵入しようとする人がいないか、家の周りに不審者がいないか、確かめたいときには防犯カメラはとても有効です。ただ、防犯カメラの設置にはカメラ本体の他、電源の確保や配線などが大変だと思って躊躇している方も多いでしょう。
そこで設置が簡単でコストも抑えられるのが、wifi対応の防犯カメラです。自宅の周囲や部屋の中での防犯対策の1つとして、利用を検討してみるのもおすすめです。

wifi防犯カメラとは

防犯カメラは、その名の通り犯罪を防止・抑止するために設置されるカメラです。
もともとはデパートやショッピングモールなどの商業施設やオフィスビルといった、窃盗などの犯罪が起こりやすい、あるいは起こった際に損害の大きくなる場所に設置されていました。また、マンションなどの集合住宅の入口など、多数の人が出入りするところにも多く設置されています。
それが防犯意識の高まりにともない、街なかや個人の住宅にも取りつけられるようになってきました。今では全国に500万台以上が稼働しているとも言われています。

また、インターネットの普及とともにwifiを利用したワイレスタイプの防犯カメラが多く使われるようになりました。
wifi対応の防犯カメラにはメリットが多いので、特に個人での防犯カメラ設置では使われることが増えています。

wifi防犯カメラなら配線も不要

防犯カメラというと、電源や録画装置とつなげるための配線など、設置には手間も費用もかかると思われがちです。
しかし、wifiに接続できる防犯カメラなら、配線工事は不要です。

wifiとはワイヤレスでインターネットに接続できるもので、無線LANとも言われます。自宅でインターネットを使っているなら、すでにwifiも利用している人の方が多いでしょう。
つまり、普段使っているwifiにつなげれば、wifi防犯カメラはすぐに作動させられるのです。

wifi防犯カメラで遠隔監視

wifi防犯カメラのメリットは設置の簡単さだけではありません。従来の監視カメラとはちがって、インターネットを介することが前提になっているので、パソコンやスマートホンを使って遠隔監視ができます。
防犯カメラで映像を録画しておいて後から確認するという方法だけではなく、自宅を留守にしている間も防犯カメラの映像を見ることができるのです。もしそれで不審者が見つかったら、その場で通報することも可能になります。

wifi防犯カメラの導入方法

防犯カメラは、取りつける場所や見張りたい範囲など、目的によって種類を選ぶ必要があります。

場所による防犯カメラの種類の違いは、主に屋内用か屋外用かの2つです。屋外で使用する場合どうしても雨や風などの影響を受けるので、耐久性の高いものでなければなりません。

もう一つ、防犯カメラはデザインでも違いが分かれます。こちらも大きくは2種類あり、ボックス型とドーム型、と呼ばれています。
ボックス側は特定の場所をはっきりと撮影することができます。マンションやビルの出入り口など、限られた範囲を監視したいときに有効です。また、カメラが向けられていることが分かりやすいので、不審者に対する威嚇効果も高いとされています。

一か所を監視するのに適しているボックス型防犯カメラ

ドーム型は広角に撮影できる防犯カメラです。広い範囲を監視するのに向いているので、オフィスや店舗などの全体を見たい際に使われます。また、火災探知機や照明器具のようなデザインなので威圧感が少なく、自宅のリビングなどにも設置しやすいのも特徴です。

広い範囲を見渡せるドーム型防犯カメラ

これらの防犯カメラを使う場所や目的にあわせて選びます。wifi対応の防犯カメラでは、1万円前後からの製品が多く発売されています。

古いスマホもwifi防犯カメラにできる

防犯カメラを設置する目的が、自宅の屋内から窓の外や玄関を監視するので良い場合、あるいはリビングなど部屋の中を見られれば良い場合には、スマホやタブレットを防犯カメラにする方法もあります。
もう携帯電話としての契約はしていない古いスマホでも、wifiに接続できれば防犯カメラとして使うことができます。

例えばiPhoneやAndroid用のアプリとして無料でダウンロードできる「Alfred」などがあります。

このアプリを、防犯カメラにする古いスマホと、その映像を見るためのスマホやPCなどにインストールします。そして古いスマホ側をカメラとして設定、もう一方をモニタとして設定すると、遠隔でリアルタイムの映像が見られるようになります。
古いスマホを防犯カメラにするアプリでは、常時録画機能はほぼありませんが、自宅やペットの様子をときどき確認する程度ならば十分に利用できます。

wifi防犯カメラのセキュリティには注意

wifiを利用する防犯カメラは配線の必要がなく非常に便利ですが、一方でもう一つの防犯対策は必要になります。wifi接続のセキュリティ対策です。
wifi防犯カメラはwifiを使用して映像を送ります。そのときに、そのwifi機器のセキュリティが不十分だと、防犯カメラから送られている映像を盗み見られてしまう恐れがあるのです。

では、wifi接続の防犯対策はどのようにすればいいのでしょう。
wifiに接続する機器のセキュリティ機能の高いものを使用するのが最も確実です。いま自宅で使っている、あるいは防犯カメラ用に購入する無線LANルーターの暗号化機能を確認しましょう。

販売されている製品の暗号化方式として一般的はものには次の4種類があります。略称の意味合いや詳しい機能説明はここでは割愛しますが、下に行くほどセキュリティが強固で安心だと考えてください。

 

名称 暗号化方式
WEP WEP
WPA TKIP
WPA2 AES
WPA2-PSK</td align=center> AES

 

この中で、特にセキュリティ面で不安がある(暗号が破られる可能性がある)ものはWEPです。すでに時代遅れとも言えますので、使うのはおすすめできません。
もしご自宅のwifiがWEP方式の場合、買い替えることをおすすめします。また、WEPとWAPを切り替えられる機器もありますので、その場合はWEPは使わないように設定しましょう。

wifi防犯カメラでの防犯対策の検討を

防犯カメラを個人で設置するなんて、少し前にはあまり一般的ではありませんでした。しかし、防犯意識の高まりと、防犯カメラの価格が下がったことなどから、一般家庭でも取りつける例が増え続けています。
さらに、wifiに対応している防犯カメラなら配線工事なども不要ですので、もっと身近なものになりつつあります。

玄関や窓の施錠などの基本的な防犯対策はすでにしていても、ちょっとした鍵のかけ忘れや、玄関を開ける瞬間を狙われるということもあるかもしれません。また、空き巣に入れる家がないか物色している不審者がいるかもしれません。
不安の解消につながるならば、防犯カメラの設置も検討してみましょう。

 

執筆者:小林 稔