【完全版】Moly女性のための完全防犯マニュアル

2018年10月5日

女性のための完全防犯マニュアル

 

目次

はじめに

フリー写真 髪を振り上げる女性と散乱する本

女性のための完全防犯マニュアルとは

この女性のための完全防犯マニュアルは、Moly.jpがまとめた女性の生活における様々なシーンや場所を対象にした防犯対策をまとめたものです。

犯罪事案別、季節別、場所別の防犯対策や、オススメの防犯グッズ、困った時にどこに相談をするべきかを全てこのマニュアルに詰め込みました。

多くの女性にこの「女性のための完全防犯マニュアル」を読んでいただき、より防犯についての意識を高めてもらうと共に、万が一の時にこのマニュアルがみなさんの役に立つことを願っています。

Moly編集部が執筆に至った理由

このマニュアルを執筆するに至った理由としては、Moly.jpの運営をスタートしてから1年半の間、私たちは日々防犯について調査をする中で、世間一般の防犯対策では不十分な点が多いことに気づいたからです。

特に危機感を持ったのは、防犯や犯罪に対しての世間の認識と実情に大きなズレが生じているということです。

以下にいくつか例を挙げていきます。

被害者の特徴

性犯罪やひったくりなど、犯罪に遭ってしまう人には特徴があるのでしょうか?
よく痴漢や強姦などは、スカートを履いているから、または肌の露出度が高いから狙われると聞きますが、そうとは限りません。

パンツスタイルや露出度が低い格好をしていても、痴漢には遭ってしまいます。スカートやヒール、露出が多い人が狙われてしまうというのは、狙おうと思っている対象者が女性であると遠くからでも認識されやすい格好だからと言えます。

そのため、自分はパンツスタイルだからとか、露出度のない格好だから大丈夫という考えはやめて、万が一のことを考えて十分に警戒をしましょう。

泥棒の服装

泥棒が家に侵入するとき、どんな格好をしていると思いますか?
小さい頃から、アニメやテレビでみる泥棒は、頭から鼻下にかけて暗い三角巾を巻いて、背中には深緑の風呂敷を背負っている…そんな泥棒を想像してしまうかもしれませんが、実際にこのような格好をした泥棒は今の時代にはいません。

上記のような格好をしている時点で、不審者扱いで通報されてしまいます。

泥棒は、自分が泥棒ではないようにみせかけて、スマートに家に侵入します。そのため、目立たない普通の人と変らない格好をしているのです。

例えば、セールス訪問を装った泥棒は、スーツを着ています。水道業者を装った泥棒は、つなぎの作業服を着ています。このように、泥棒は盗みに入るその場の雰囲気に適したファッションで怪しさを消します。

「あの人たちは作業員の格好をしているから、怪しい人ではないはず」や「不審者がかっちりとしたスーツなんて着ていないわ」といった事は決してありません。

環境に馴染むように泥棒はカメレオンのごとく変装をしているということをぜひ覚えておきましょう。そして、格好で判断するのではなく、言動で見分けられるように、見知らぬ相手には警戒をするようにしましょう。

不審者の特徴

不審者の特徴というと、みなさんどういった人を想像しますか?
子どもに、こういう人には付いていっちゃいけないよと教える人の特徴はどのような人ですか?

よく言われる不審者の特徴としてあげられるのは「マスク姿」で「サングラスをかけている」ではないでしょうか。しかし、みなさん本当にこのような不審者を見かけたことはありますか?

実際にはマスクを付けたり、サングラスをかけていることは、無くはないですが、どちらか一方ということが多いです。そもそも、サングラスをかけてマスク姿の人に声をかけられたら怖いです。そのため不審者は、相手に近づきやすいようにできるだけ「普通」の格好をしています。つまり、不審者の特徴は「普通の人」なのです。

泥棒の服装の特徴でもご紹介しましたが、泥棒は場の雰囲気に適した格好を選びます。不審者も同じです。不審がられないように、できるだけ普通の格好または、スーツなどの真面目そうな格好をして、近づいてくるのです。

不審者と呼ばれる人たちの行動として多いのが「声かけ」行為なのですが、その声かけも一見「普通」と思われる声かけから始まります。

ここで少し「声かけ」事案の例を見てみましょう。

ケース①「お菓子あげるよ」
ケース②「こっちに可愛い猫さんがいるからちょっと来て」
ケース③「お父さん(お母さん)のお友達だから車で送ってあげるよ」
ケース④「○○駅はどこかな?車に乗って一緒に駅まで案内してくれるかな?」
ケース⑤「こんにちは〜、かわいいね、何年生なの?」

上記のように、声かけの入口はとても親しみやすい文言であることがわかります。そのため、一見「普通」の人からのこの声かけは、答えてしまってもいいかと思うのですが、これに答えてしまうと後にエスカレートしてしまう可能性があります。

不審者の判別は、線引きや見分けが難しいからこそ、十分に警戒をしなければいけません。爽やかな格好をしているから、スーツを着て真面目そうだから大丈夫ではなく、声をかけられたり、近づいて来られたら、身構えて警戒をするようにしましょう。

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いかがでしょうか?

みなさんが思い描いたイメージとズレていた部分もあると思います。そしてその認識のズレこそが、被害に遭う確率を高めてしまうのです。

このマニュアルでは、私たちが調査した各犯罪の実情に沿った対策をご紹介しています。自分には関係のないことだとは思わずに、興味のある部分だけでも読んでいただければ幸いです。

犯罪種別

プライバシー管理(情報漏洩)

フリー写真 ノートパソコンのキーボードを叩く女性の手

みなさん、自分自身の個人情報はちゃんと管理できていますか?インターネットを使うとき、商品を買うときなど、何かにつけて「個人情報保護」や「個人情報漏洩」といった文言を目にします。

では、まず個人情報とは何を指しているのでしょうか?

個人情報とは、任意の一人の個人に関する情報であり、かつその情報に含まれる記述等によって特定の個人を識別できるものを指す。

出典:Wikipedia

どうでしょう、みなさんはしっかりと自分の「個人情報」を守れているでしょうか?
最近は、外を歩けば多くの人がスマートフォンを利用しているのを見かけます。

そして、ほとんどの人が、スマートフォンでインターネットにアクセスをしています。調べものをしたり、SNSを利用したり、買い物もインターネットでは簡単にできます。そんな簡単で、アクセスしやすいインターネット環境が身近にあるという事は、便利であるという反面、危険性も伴います。それが「個人情報」の管理についてです。

では、インターネットにはどのようなトラブルが潜んでいるのでしょうか?

▶︎書き込みなどによる誹謗中傷
個人のブログやSNSなどに誹謗中傷や個人情報を晒されるといったいじめがインターネット上ではあります。しかも、個人情報が晒されているにも関わらず、晒している当人は匿名という場合が多いです。

▶︎ウィルスの侵入による個人情報の流失
パソコンやスマホにウィルスを潜伏させたメールなどを送りつけ、そのメールを開いてしまうとウィルスが侵入してしまい、侵入したウィルスから個人情報が抜き取られてしまうといった悪質な行為があります。

▶︎ネットショッピングなどによる詐欺や不当請求
ネットショッピングはお店に出向いて買い物をする手間が省け、とても便利です。しかしその反面、しっかりと売り手を確認しないと、入金してから商品が届かないケースや、商品が届いても箱の中身が空っぽといったケースもあります。個人情報とお金だけ持っていかれて、自分の手元には何も残らないといったことがないように、ネットショッピングをする際には必ず売り手の情報をしっかりと確認しましょう。

▶︎著作権法などの違反
映画や動画、音楽などインターネットに繋げば簡単にダウンロードできるものがたくさんあります。しかし、それらの中には違法にアップロードされている物もあり、それを知らずにダウンロードしてしまうと、アップロードした側ではなくても、違法になります。意図しない違法行為に巻き込まれないためにも、ダウンロードをする前には、しっかりと確認しましょう。

▶︎出会い系サイトなどによる性的被害や脅迫
本当に出会いを求めて出会い系サイトを利用する人はもちろんいますが、中には出会いを口実に性的暴行や、脅迫といった犯罪に巻き込まれるといったことも実際には多くあります。知らない相手に安易に自分の情報を渡したり、会うのはやめましょう。

上記のように、簡単でアクセスがしやすい、そして匿名性があるインターネットには、その便利さを利用した犯罪が潜んでいるのです。

個人情報を守るには?

①パソコンやスマートフォンは使い回しをしない
パソコンやスマートフォン自体があなたの分身だと思ってください。あなたに関するデータが多く入っている以上、それを安易に他人に貸したりしないようにしましょう。もし家族で一台のパソコンを利用する場合は、アカウントを別々に設けることをオススメします。

②ウィルス対策をしっかりとる
パソコンやスマートフォンには必ずウィルスの侵入を防ぐためのソフトを入れておきましょう。

③ログインをしたままにしない
どちらのサイトもそうですが、ログインをしたら、しっかりログアウトまでしましょう。ログインをしたままだと、気づいたときには誰かに見られてしまったり、勝手に操作されてしまう可能性もあります。また、パスワードも使い回しをせず、定期的に変更するようにしましょう。

④ウェブの使用制限を積極的に利用しましょう
お子さんの居るご家庭では、積極的にウェブの使用制限の設定をしましょう。大人でも使い方を一歩間違えると大変なインターネットです、子供には何が正しく何が正しくないかの判別がつきにくいものが沢山あります。ウェブの使用制限をすることで、お子さんが危険なサイトにアクセスできないように守ってあげましょう。

⑤すぐにSNSに投稿しない
多くの人が利用しているSNSですが、手軽に情報を発信できる反面、自分の居場所を見ず知らずの人に教えてしまうということもあります。居場所も個人情報です。SNSに投稿するときは、できるだけリアルタイムは避けるようにしましょう。

今ではインターネットが生活の一部になっている人も多いと思います。
安全に生活をしていくためにも、必ず自分の情報はしっかりと管理をするようにしましょう。また、インターネットに出ている情報が全て正しいとは限りません。100%信じず、しっかりと利用規約やプライバシーポリシーも読むようにしましょう。

空き巣・忍び込み・居空き

みなさん、「泥棒に入られる」と聞くと、家に入って物を盗られるということを想像すると思うのですが、ニュースなどではあまり「泥棒に入られました」とは聞かないと思います。

一般的によく耳にする泥棒に関するワードは「空き巣」ではないですか?
空き巣は、人が不在の住宅に侵入する犯行手口ですが、実は不在時だけが泥棒に狙われているわけではありません。
住宅を対象とした侵入窃盗(泥棒)は、主に3つに分けられます。

「空き巣」…家人等が不在の住宅の屋内に侵入し、金品を窃取する手口

「忍び込み」…夜間、家人等の就寝時に住宅の屋内に侵入し、金品を窃取する手口

「居空き」…家人等が在宅し、昼寝、食事等をしているすきに住宅の屋内に侵入し、金品を窃取する手口

出典:警視庁 平成28年版 東京の犯罪


平成28年警視庁の東京の犯罪から発表された住宅対象侵入窃盗の発生状況によると、「空き巣 2,171件」「忍び込み 411件」「居空き 168件」の全部で2,750件もの被害がありました。数字で比較して見ると圧倒的に「空き巣」が多いですが、家の住人が居るにも関わらず侵入する「忍び込み」と「居空き」も全体の5分の1と決して少なくはありません。

住人が居るにも関わらず行われる侵入窃盗は、金品の被害だけでなく、住人自身にも危険が及んでしまうかもしれません。ですので、家に人が居るから安心ではなく、家に居る時もしっかりと侵入対策をすることが大切です。

空き巣も忍び込みも、居空きも多くの被害が出ている事を踏まえて、侵入盗がどのような手段で侵入をしているのかを見てみましょう。

侵入口の半数以上が窓からで、侵入手段は半数以上が無施錠による侵入でした。つまり、窓をしっかりと施錠していればこれらの侵入は防げていた可能性があるということになります。

それでは、侵入盗はどのような防犯対策をとるべきなのでしょうか?

まず、絶対にやらなければいけないことは「施錠」です。
当たり前のことに思われるかもしれませんが、慣れで施錠をしなくなることはあります。とにかく開け閉めする所は、開けたら締めるということを習慣にしましょう。

侵入を防ぐ対策としては、とにかく締めるということが基本ですが、締めても侵入されてしまう可能性はあります。ですので、施錠してなおかつ開けにくい、つまり犯行に時間がかかる家作りをしましょう。

無施錠の家は、開ける必要がないので侵入までに時間はかかりません。
施錠をしている家でも、なにも対策をしていない家ではさほど時間はかかりません。
侵入を試みる犯人は、侵入を決めてから5分経っても侵入できない家は侵入を諦める傾向にあります。

では、どのようにすれば侵入時間を稼ぐことができるのでしょうか?

まずは、戸建てタイプの防犯から見ていきましょう。

①鍵はツーロックにする又は補助鍵をつける
鍵をツーロックにすると二つも開けなければいけないので、時間が倍かかることになるので、オススメの対策方法です。しかし、もし最初から鍵をツーロックにしていなかったら、取り付けるのに少し費用がかかってしまうというデメリットもあります。そこで、費用をそこまでかけず、すぐに対策したい人には、補助鍵をオススメします。補助鍵は種類によってとても安く買えるものもたくさんあります。また、補助鍵は簡単に取り付けられたり、外から補助鍵がついていることがわからないようになっているものもあるので、犯人はアタフタし諦めるでしょう。

②防犯カメラとセンサーライトをつける
戸建ての家は特に四方のどこから侵入されるかわかりません。庭や玄関先など、人が忍び込めそうな所には防犯カメラとセンサーライトを取り付けるようにしましょう。防犯カメラが高価で取り付けが難しい場合は、センサーライトなど取り付けやすいものから試すのも十分に効果はあります。また、侵入する家を下見してから泥棒は犯行に及ぶことが多いです。ですので、防犯カメラやセンサーライトは、泥棒に気づかれないように設置するのではなく、あえて分かるように設置しましょう。そうすれば、下見の時点で、あなたの家は犯行の対象から外れる可能性は高いでしょう。

③外出時は明かりを全部消さないこと
外出時は、もったいないからといって全消灯して出かけると思います。しかし、これは留守ということが丸わかりです。「もったいない」で大きな被害を受けるより、電気をつけて外出するほうが侵入対策に効果的です。また、明かりも玄関だと外出だと思われるので、玄関ではない部屋の明かりをつけるようにしましょう。

集合住宅の防犯は?

次に、集合住宅タイプの防犯も見ていきましょう。

侵入窃盗は戸建てだけでなく、アパートやマンションでも被害に遭います。
特に、女性の一人暮らしの場合は、戸建てではなくアパートやマンションに暮らしている人が多いのではないでしょうか。よく、1階や2階に住む場合は、防犯に気をつけましょうといったことを聞きますが、低層階だから被害に遭って、高層階なら被害に遭わないというわけではありません。
また、女性の場合は防犯対策としてオートロックの部屋に住んでる場合もあると思いますが、オートロック=安全ではありません。

オートロックだからと安心して、無施錠で侵入されてしまったという事件は少なくありません。そして女性の一人暮らしの場合、侵入窃盗だけでなく、侵入強姦に遭ってしまうこともあります。

なのでオートロックだからと絶対に油断しないでください。
オートロックでも、エントランスを通り抜ける方法はあります。

集合住宅の侵入対策は、先ほどの戸建て同様の対策をすることがベストです。
特に、ベランダには必ずセンサーライトはつけましょう。

そして、女性の一人暮らしの様子を気づかれないため、普通のカーテンではなく、遮光カーテンをつけましょう。遮光カーテンを使用することによって、外から見えにくくなるのと、部屋に帰ったときに明かりを付けても、外から帰宅した家をわかりづらくするといった効果もあります。

SNSの利用の仕方

フリー写真 スマホを操作する人

みなさん、SNSはやっていますか?そもそもSNSとは何か知っていますか?

ソーシャル・ネットワーキング・サービス(social networking service, SNS)とは、Web上で社会的ネットワーク(ソーシャル・ネットワーク)を構築可能にするサービスである。

出典:Wikipedia

現在SNSと聞くと、思い浮かぶ物としてよく挙げられるのが「Twitter」や「Instagram」、「LINE」などだと思います。多くの人が利用して、便利で楽しいという反面、これらのSNSには危険もあります。

特に、SNSのトラブルは中高生が遭いやすいトラブルでもあり、そのトラブルがエスカレートすると性犯罪に繋がる可能性もあるので、気をつけなければいけません。

警視庁によると、平成24年から平成28年までに警視庁で認知した子ども・女性の性犯罪の被害件数では13〜18歳は1,135件と23〜29歳の1,461件、19〜22歳の1,266件に次いで3番目に高く、女性に対する犯罪の被害率では15歳を超えた頃からグッと高くなっています。(平成29年 警視庁子ども・女性の安全対策に関する有識者研究会調べ)

では、SNSにどのような危険があるのか女子中高生を被害例として見てみましょう。

Twitter

SNSを通じて起こる被害は児童ポルノ・児童売春などがあります。SNSは年齢も性別も本名も偽ることができます。特にTwitterは匿名性も高く、年齢認証がないこと、また複数のアカウントを同時に所持できること、援助交際に関連するキーワード検索を行えることなどから、被害件数が増えています。お金を稼ぐために自らそのような用途で使用している場合もありますが、騙されているという場合もあります。

先に書いたように、Twitterは匿名性がとても高いです。例えば、同じアイドルが好きな女子高生とTwitter上でよく話をしていて、一緒にライブに行くことになりました。しかし、会ってみると実際は女子高生ではなく男性で、ライブの話は全くの嘘。無理に車に乗せられそうになった。ということが起こりうるのがSNSの怖いところです。また、この年頃は彼氏・彼女に憧れる年齢ですし「読者モデルをやっています」というような男性だと警戒心が薄くなってしまいますよね。もちろん本当のことを書いている場合もありますし、SNS上の友人から、リアルでも付き合える仲の良い友達になることもゼロではありません。そこで友人を作ることは決して悪いことではありませんが、投稿内容を過信しすぎると危険なことに巻き込まれる可能性が十分にあることを覚えておくべきです。ネット上の関係に留めておくことが一番安全ではありますが、もし、会うという話になった時は一人で会いに行かないようにするといった対策を取るべきでしょう。

LINE

LINEのような無料通話アプリにも危険は潜んでいます。Twitterよりは限られた範囲ですが、タイムラインのような機能は連絡先を交換した人同士であれば見ることが可能です。最近ではそのタイムラインなどを利用した「バトン」というものが流行っています。バトンは、学校の友人などから回されてきた質問に答え、それを次に回していくといった遊びの一つです。それそのものが悪い目的で作られたものではないので、その質問に答えてはいけないということはありません。

しかし、それすら悪用しようとする人がいます。例えば、ネットで数回話しただけでIDを交換し友達登録した相手が実は悪い人で、そこから得た情報を元に家に押しかけてくることもあり得ない話ではありません。バトンを回すなら本当に仲の良い友人のみが見られるように公開範囲を設定する、プライベートな情報は載せないようにするというようなことが必要です。

上記は、女子中高生の被害例をご紹介しましたが、これは女子中高生という年齢層に限ったことではありません。20代、30代の女性にも起こりうることなのです。
SNSは不特定多数が活用し、誰でも多くの人の投稿を見ることができます。便利な機能や役に立つ投稿もあり、上手に活用することができれば自身のためになることもあります。しかし、逆に使い方を誤ってしまうと、多くの人に自分にとって都合の悪い情報を知られてしまうことにもなります。

例えば、友人と遊びに行った時の写真をシェアする目的でSNSに投稿をします。その投稿を元にどこの辺りに住んでいるのかが分かったり、制服を着ている写真であれば学校が分かったりと一つの投稿には多くの情報が含まれています。そしてその情報は悪用されることがあります。投稿前には一度、本当に載せてもいい情報かどうかの確認をするようにしましょう。

リベンジポルノ

ここ数年、男女間の問題として、リベンジポルノという言葉を耳にしますが、みなさんはこの言葉を知っていますか?

リベンジポルノ(英: revenge porn)、あるいは復讐ポルノ(ふくしゅうポルノ)とは、離婚した元配偶者や別れた元交際相手が、相手から拒否されたことの仕返しに、相手の裸の写真や動画など、相手が公開するつもりのない私的な性的画像を無断でネットの掲示板などに公開する行為のこと。

出典:Wikipedia

インターネットやスマートフォンが普及し、自由に簡単に画像や動画が送れる時代ならではの行為であると言えるのが、このリベンジポルノです。

相手を好きな時や、気に入られたいとき、2人の間で盛り上がっているときはこのような写真を撮ってしまうかもしれませんが、それがいいのは、あくまでも関係が良好な時です。お付き合いをしている中で、いつ何時なにが起きるかわかりません。そのため、一時の気分でこのような写真を撮るのはとても危険と言えるのです。

リベンジポルノの対策は?

リベンジポルノの対策として一番大事なことは、
とにかく「絶対に性的な写真を撮らせない」ということです。

自分は嫌だったけど、相手の事が好きだから、相手から嫌われたくないから撮らせてしまうといったこともあるかと思います。しかし、あなたが嫌だと思っている時点で、そして嫌がっているにも関わらず撮られてしまっていたら、相手はあなたのことを大切にしているとは言えないと思います。

そして、もし性的な写真をばらまくと脅されたら、警察に相談するようにしましょう。相談内容的にも、他の人には話しづらいかもしれません。しかし、一人で抱えていては、本当に拡散されてしまう可能性があります。勇気をだして、警察に相談をしましょう。

リベンジポルノの被害に遭ってしまったら

では万が一、被害に遭ってしまったらどうすればいいのでしょうか。

①相手に画像の削除を求める
②プロバイダーに画像の削除依頼をする
③名誉毀損で刑事告訴をする

インターネットに一度画像がUPされてしまうと、瞬く間に拡散されてしまう可能性があります。全部を回収するのは難しいかと思いますが、できることは手を尽くしてみましょう。

リベンジポルノ対策では「撮らせない・撮られない」ということが第一なのです。

デートDV・DV

デートDVという言葉を知っていますか?
DVという言葉だけだと聞いたことがあるという人も多いかと思います。

ドメスティック・バイオレンス(: domestic violence、以下略称:DVと記述)または配偶者暴力(はいぐうしゃぼうりょく)、夫婦間暴力(ふうふかんぼうりょく)とは、同居関係にある配偶者や内縁関係の間で起こる家庭内暴力(身体的暴力だけでなく、心理的暴力、経済的暴力、性的暴力も含む)のことである。

出典:Wikipedia

この上記で説明した、家庭内暴力(DV)が恋人間でも起きている、そしてそのことを「デートDV」と呼びます。

2016年にNPO法人エンパワメントかながわ、ガールスカウト日本連盟などの支援団体によって実施された、交際中のカップルの間で起こる「デートDV」についてのアンケートでは、以下のような結果が出ました。

では、デートDVとは主にどのような言動を指すのか見てみましょう。
▶︎社会的隔離
外出の制限・電話やLINEの監視・家族や友人との交流を絶たせる
例:「連絡は着たらすぐに返せ」「アドレス帳の友達は全て消せ」など

▶︎経済的暴力
無理やり物を買わせる・借りたお金を返さない・交際費を常に負担させる
例:「後で返すから」「好きなら欲しいもの買ってくれ」など

▶︎身体的暴力
物を投げつける・叩く・殴る・蹴る・髪を引っ張る・腕を強く掴む

▶︎精神的暴力
罵声を浴びせる・無視する・「痩せろ」などの体に対する事を言う・物を壊す
例:「バカかよ」「だからお前はダメなんだよ」など

▶︎性的暴力
無理やり性的行為をする・避妊に協力しない・いやらしい本やビデオを見させる
例:「好きならさせてくれるのが当たり前だろ」など

上記のどれかに当てはまり、嫌な気分をして、それを自分が我慢しているなと思ったら、それはデートDVである可能性が高いです。
DVもそうですが、デートDVも相手を自分だけのものにしたい、自分のものにならなければいっそのこと相手を傷つけてしまおう、と重大な犯罪や事件に巻き込まれてしまう可能性もあります。
つまり、DVやデートDVは愛情ではなく、犯罪なのです。

ですので、DVやデートDVの対策としては「別れる」ということを選択しましょう。
DVの場合は、家族間の問題ですのですぐには別れるという選択ができないかもしれません。夫婦しかいない場合だと、被害に遭っているどちらか一方がずっと我慢をしなければいけなくなりますし、もし夫婦の間に子どもがいる場合は、その子どもにまで被害が及ぶ可能性もあります。
そしてデートDVは、初期では気づきにくいですし、お付き合いをしている途中だと相手が変わってくれるかもしれないという期待があるかもしれません。なので、もしお付き合いの段階で少しでも違和感を感じたら、友達や周囲の人に話をしてみましょう。

DVもデートDVも共に、違和感や危険を感じたら、第三者に話を聞いてもらいましょう。決して恥ずかしがったりしなくてもいいのです。夫婦間だから恋人間の話だからではなく、相手と自分以外の人に話を聞いてもらうことで、見えてくるものが必ずあります。

「相手は変わってくれる」
「私が我慢すれば大丈夫」
「私が悪いから、相手を怒らせてしまっている」
「本当はとても優しくて、彼には私がついていないとだめだから」

相手があなたに上記のようなことを思わせている時点で、相手はあなたを支配しようとしているのかもしれません。別れるという勇気を持って、できるだけ早い段階で相手と別れることが何よりも大事なのです。

ストーカー

みなさん、ストーカーという言葉を聞いて、思いつく行為には何がありますか?
「つきまとい」や「しつこい連絡」などでしょうか。
ストーカー行為は、主に相手への接触を求めていることが多いですが、実はそれだけではないのです。

まず、どのような行為がストーカー行為にあたり、処罰の対象になるかを見てみましょう。

①つきまとい、待ち伏せ、おしかけ
尾行されてつきまとわれる。行く先々で待ち伏せされる。自宅などに押しかけられたり見張られる。

②監視していると告げる
帰宅直後に「おかえりなさい」と電話がくる。あなたの行動・服装をSNSや電話で告げられる。

③面会、交際等の要求
拒否しているのに面会や交際、復縁を求められる。贈り物を受け取るように要求される。

④著しく粗野又は乱暴な言動
大声で「バカヤロー」などと粗野な言葉を浴びせられる。家の前で車のクラクションをうるさく鳴らされる。

⑤無言電話、連続した電話・メール等
電話をかけてくるが何も告げない。拒否しているのに何度も電話・メールがくる。

⑥汚物などの送付
汚物や動物の死体など不快感や嫌悪感を与えるものを自宅や職場に送りつけられる。

⑦名誉を傷つける行為
あなたの名誉を傷つける内容を告げられたり、インターネットに掲載される。

⑧性的しゅう恥心の侵害
わいせつな写真を送りつけられたり、インターネットに掲載される。卑猥な言葉を告げられる。

同じ人に対してこれらの8つの行為を繰り返してすることを「ストーカー行為」と規定しています。「ストーカー行為」は、懲役や罰金に処されることもある犯罪です。

出典:Cafe Mizen

上記のような行為が、ストーカー行為と認められ、ストーカー規制法により処罰の対象となります。

では、実際にどれほどのストーカー被害があるのかも見てみましょう。
まずは、ストーカー事案に関する相談状況ですが、ストーカーに関する相談は年々件数が増えています。

次に、被害者の性別の割合です。こちらは見ていただくと分かる通り、女性の被害者が圧倒的に多いです。

女性の被害者の年代別の割合として多いのは20代と次いで30代でした。これは、20代から30代の女性の一人暮らしの割合が高いからであると考えられます。
10代ではまだ実家暮らしで、20代からは一人暮らし、30代からは結婚して家族と暮らしていると仮定すると、この結果が分かりやすいかと思います。

そしてストーカー行為をした加害者の被害者との関係性については、以下の通りです。実に加害者の約半数が交際相手(元交際相手も含む)でした。

では、以上のグラフを踏まえた上で、ストーカーに遭いやすい人の特徴と対策について見ていきましょう。

ストーカーに遭いやすい人は一概には言えませんが、おとなしい人が多いです。そして誰にでも優しく、気配りのできる人がストーカーに遭いやすいです。

なぜおとなしく優しい人がストーカーに遭いやすいのでしょうか?

それは、誰にでも優しくしてしまうが故に、一方的に好意を寄せられやすい傾向があるからです。分け隔てなく接することにより、相手が勘違いしてしまうことがあります。決して優しいことがいけないわけではありませんが、相手に勘違いされないように、ある程度の距離感と危機感を持つことも必要です。

また、ストーカーが元交際相手だった場合は、別れ方に問題があったかもしれません。相手のことを気遣ってなど、理由をやんわりさせて別れることはオススメしません。相手に疑問を持たせた形で別れるのは、後に未練を残し、ストーカーになる可能性があります。

以上のことからストーカー対策は、
①相手に恋人関係を想像させるような好意を示さない
②交際相手と別れるときは、慎重にはっきりと別れる趣旨を伝える
③少しでも不安に感じる行動が周りに起きたら、すぐに相談する

では、仮もしストーカー被害に遭ってしまったら、みなさんはどうしますか?

つきまとわれたり待ち伏せされるようなことがある場合、それを止めさせようとしますよね。そのために連絡を遮断したり、家を引っ越すことを考えると思います。しかし、それでは逆効果になる可能性があります。
間違ったストーカー対策をしてしまうと被害が止むばかりか、被害が拡大してしまう恐れがあります。ストーカーの心理を十分に推測した上で対策を取ることが必要です。

NGなストーカー対策

NGなストーカー対策も合わせて見てみましょう。

①連絡を急に遮断することはNG
ストーカーは相手を監視できる、または連絡がとれる状態である程度の平穏な関係が保たれています。それが、もし急に連絡を遮断してしまうと、相手にとっては今まで保たれていた平穏な関係が築けなくなり、新たなストーカーの方法を見つけようとします。

すぐに新たな方法がみつかれば、それでまたストーカーは平穏を取り戻せるかもしれませんが、もしその方法が見つからなかった場合、相手はフラストレーションに陥ります。フラストレーションが爆発してしまった時、ストーカーはどのような行動を起こすか分かりません。

連絡を絶ったり、引っ越しをするなどして、相手を急に遮断することはやめましょう。

また、第三者による介入も避けましょう。ストーカー行為をされていると相談することは必要ですが、相談だけでなく介入をしてもらうのはやめましょう。例えば、あなたをストーカーしているのが元交際相手だとします。あなたはその元交際相手と別れた後に別の人とお付き合いをします。そして、今の交際相手にストーカーの相談をし、追い払ってもらおうと介入してもらったとします。ストーカーの立場から考えると、自分たちの問題なのに、なぜ第三者に介入されなければならないのかと思うはずです。しかもそれが、もし新しい交際相手だったらどうでしょう。別れに納得していないストーカーだとしたら、この交際相手のせいで、自分たちが別れたのだと思ってしまいます。また、自分の話は聞いてくれないのに今の交際相手の話は聞くのか、と余計に怒りが増すことになりかねません。

②相手に嫌われようとするのはNG
相手に嫌われれば、好意がなくなればストーカーはされなくなるのでは?と思うかもしれませんが、それは間違いです。

もし夫婦関係や恋人関係のときに嫌われるような行動をすれば、あなたのことが嫌になり、別れるかもしれません。しかし、これはあくまでも良好な関係のときなどです。相手が歪んだ気持ちであなたに好意を寄せている場合に、あなたが嫌われようとする態度をとったとしましょう。相手は自分に攻撃されたように感じ、ストーカーの怒りをかってしまう恐れがあります。

相手をあからさまに拒絶したりすることにより、相手の気持ちをエスカレートさせてしまう場合があるので、思わせぶりでもなく、嫌いでもなく、平静を保つようにしましょう。

③通報より相談、通報はタイミングを見計らって
ストーカーをされていて怖いのはもちろんです。不安や怖いことがあれば通報したいと思います。しかし、先ほどの第三者の介入は危険だという話にもありましたように、警察に通報することは、解決するのではなく、ストーカーの怒りをかう行為に繋がりかねません。

ストーカーがすでにあなたに何か危害を加えていたり、今まさに危害を加えられそうなときは迷わずに通報してかまいません。しかし、まだストーカーの初歩の段階(つきまといや待ち伏せなど)では、相談するにとどめて、通報は控えましょう。

なぜなら、この段階ではストーカーは自分がストーカーをしているという自覚がないことがあるからです。もしあなたがこの段階で通報するとしたら、ストーカーからしてみると、自分は何もしていないのに警察がきて注意をされたと思うことになります。それが怒りに変わり、あなたに危害を与えてしまうかもしれません。現段階では、警察にストーカーの通報をしたところで、警察ができることはストーカーに警告をする程度です。警察に警告をされてストーカー行為をやめてくれるのであればかまわないのですが、それがきっかけで逆なでしてしまっては逆効果になります。

ですので、もし自分がストーカー行為をされているかもしれないと感じたら、まずは通報ではなく、相談をして解決方法を探しましょう。

盗撮

盗撮に遭ったことはありますか?
昔に比べて、テレビニュースで盗撮についての検挙ニュースを目にすることが増えたのですが、それはスマートフォンの普及も1つの要因と言えるかと思います。

まず、こちらの盗撮事犯の供用物別検挙件数を見てみましょう。

先ほどスマートフォンの普及が要因の1つと述べましたが、グラフでも分かるように、スマートフォンが盗撮の供用物として一番利用されていました。

たしかにシャッター音が出ないアプリや、持っていても不自然でないという点からスマートフォンによる盗撮が多いのですが、「まさかこの中にカメラが」といったような、腕時計型や車のリモコンキー、文房具などの物の中にも特殊な小型カメラが組み込まれているケースがあるので、不審な動きをしている人物を見かけたら警戒をしましょう。

そして、その盗撮に狙われる場所については、次のグラフの通りです。

約32%が駅構内で、次いでショッピングモールなどの商業施設で多く発生していますが、これら2つの共通点としては、多くの人が行き交う場所であることがわかります。

では、駅構内のどのような場所で盗撮をされ、どう対策をすればいいのでしょうか?

エスカレーターや階段

エスカレーターや階段は段差があり、盗撮するのに都合がいい場所です。また、混雑時には人が後ろの人との距離感が一気に縮まります。そのような点からエスカレーターや階段での盗撮は気付かれにくいと言えます。

→エスカレーターや階段は段差を使った盗撮なので、その段差を利用されないように立ちましょう。エスカレーターは背を向けないように、エスカレーターの手すりの部分に背を向けて横向きに立つようにしましょう。
また、階段を登っている時は後ろをずっと見ていられるわけではないので、カバンや手で押さえながら、登るようにしましょう。

駅のホーム

電車を待っている間に携帯をチェックしたり、本を読んでいる人を見かけるのですが、この姿も要注意です。携帯や読書に注意を向けていると、後方への警戒心が薄れるので、カメラを差し込みやすくなります。

→ホームで待つ際は、後ろ人との距離感を保つ為に、時折後方を振り返るようにしましょう。

電車内

また、駅構内だけでなく、電車に乗ってからも盗撮に遭うこともあります。

スカートを履いている女性の真正面にわざと座り盗撮をしたりします。今では電車内でスマートフォンを触っていない人の方が少ないので自分の向かい側の人がスマートフォンを触っていても不審には思いにくいでしょう。そこを盗撮犯は狙っているのです。また、スカートで座っている女性の前のつり革に立ち、カメラを隠したカバンを足下に挟んで置き、盗撮したりもします。そしてこれがカバンではなく靴に小型カメラを隠している場合もあります。自分の脚付近に不自然に置かれた鞄や脚には十分警戒が必要です。

→電車で座る際は、脚を閉じてカバンを膝の上に乗せるようにしましょう。カバンを下に脚で挟むようにして置くと、隙間ができてしまい狙われてしまいます。座る際は、脚をしっかり閉じる、又は上着やストールなどで膝元を隠して座るようにしましょう。

上記では駅構内の対策について述べましたが、グラフでもわかるように、盗撮が2番目に多い場所は商業施設でした。商業施設などの対策も合わせて見ていきましょう。

本屋

本屋でついつい夢中で立ち読みをしてしまうことはありませんか?
盗撮犯はそういった隙を狙って背後から近づき、スカート内を盗撮します。

→脚は必ず閉じて立ちましょう。そして、立ち読みをするときも体を少し傾け、まっすぐに背を向けないようにして立ちましょう。

ショッピングモール

ショッピングモールや商業施設も先ほどの本屋と同じような犯行手口です。買い物に集中している最中に、背後から犯人は近づき盗撮をします。スーパーなどで食材を真剣に選んでいて、すれ違いざまにスカート内の写真を撮られるといった手口もあります。ショッピングモールや商業施設は人の流れが激しいため、盗撮しやすい場所であるとも言えます。

→スーパーなどでイヤホンを付けながら買い物をする人がいますが、イヤホンやスマートフォンをいじりなら買い物をしていると、シャッター音が聞こえず被害に気付くのが遅れてしまうので、イヤホンを着けながらの買い物はやめましょう。

公衆トイレ

商業施設のトイレや、公園のトイレなど街中にはいたるところにトイレがあります。商業施設などの人通りの多い場所のトイレは、たとえば不審な人がいたら、他の人が気付いてくれるかもしれません。しかし、公園など人が少ない場所では、他の人から見つかる可能性が低いので、盗撮犯もカメラを仕掛けたり潜んだりしやすくなります。

→公衆トイレを利用する時は、入ってからまず周囲に変な物が置かれていないかを確認し、天井と地面からも何か差し入れられていないか気をつけましょう。

上記のように、盗撮はエスカレーターや階段だけで行われているわけではありません。路上でも屋内でも起こりうるので、時折後方を振り返る癖をつけておきましょう。

また、盗撮をされやすい格好というと、スカートを思い浮かべるかと思いますが、盗撮はスカート姿だけが狙われるわけではありません。丈の短いショートパンツや生地感の薄い洋服なども対象になりうるので、自分はパンツスタイルだから平気だとは思わず、警戒するようにしましょう。

盗聴

盗聴被害と聞くと、自分には無関係な被害だと思う人も多いかと思います。芸能人や政治家なら秘密や情報を聞き出したくて盗聴するといったドラマの世界を想像するかと思いますが、実は一般家庭でも盗聴被害はあります。

では、わたしたちはどのようなきっかけで盗聴被害に遭うのでしょうか?

①最近になって、それまで付き合っていた人と別れた。或は離婚した。或は別れたいと告げた。

②宗教団体もしくはそれに類したサークルに入っている(入っていた)。

③異性関係や交友関係、人間関係でもめている。

④不倫や浮気をしている(していた)。

⑤金銭絡み、或は他の理由で人に恨みを持たれた可能性がある。

⑥必然性、偶然性に関わらず、何か重要な情報を持っている。

⑦ストーカーがいる。

⑧自分以外の人に、自分の部屋の鍵を渡した事がある。

⑨身内や知り合いに、詮索好きもしくは変わった人がいる。

⑩自分は目立つタイプである。

出典:自分でも今すぐできる 盗聴器/盗撮機の見つけ方と業者の見分け方

上記のような特徴を並べてみると、芸能人や政治家などの公の場にでるような人ではない自分も被害者の特徴に当てはまる可能性があります。このように、些細なことでも、盗聴器を仕掛けられることはあるので、決して他人事で自分には縁がないと思わないでください。

では、盗聴器はどこに仕掛けられているのでしょうか?

・室内灯の上
・コンセント
・エアコン
・電話機
・テレビ周り
・タンスの裏
・パソコンの内部
・置き時計
・ぬいぐるみ
・家のポスト

上記のような場所に盗聴器は隠されています。これらの箇所に共通していることは、普段注意深く目にすることのない場所だということです。

ぬいぐるみは、抱きかかえたり触ったりする場合があるかもしれませんが、コンセントを開けることなんて滅多にないと思います。そのため、盗聴に気付けることも少ないでしょう。

また、置き時計やぬいぐるみなど電源を必要としない盗聴器は、時間が経てばバッテリーが切れてしまいますが、コンセントやパソコンの内部、電話機に仕掛けられた盗聴器は電源と繋がっているため、バッテリー切れの恐れがなく、ずっと盗聴し続けられるといった危険性があります。

盗聴器がどこの場所に仕掛けられているかがわかったところで、盗聴器を仕掛けられないようにするには、どのような対策をするべきなのか見てみましょう。

単純かと思われるかもしれませんが、

他人に家の鍵を渡さないことがとても大切です。

少しの時間でも合鍵は簡単に作れます。自分の家の鍵は、自分でしっかり管理しましょう。もし、家族や恋人と別れたときは、家の鍵を替えることをオススメします。

盗聴器の発見方法は?

次に、盗聴器の発見の仕方を見てみましょう。

①盗聴器が仕掛けられていそうな場所を確認
さきほど述べた盗聴器が仕掛けられていそうな場所をまずはチェックしてみましょう。

②こまめに掃除をする
こまめに掃除をすることで、普段気付かないような変化に気付くこともあります。特に、盗聴器が設置される可能性のある場所は、普段あまり手をつけないところが多いです。物の位置の変化など少しの変化でも気付けるように、こまめに掃除をしましょう。

③FMラジオを使って調べる
盗聴器の中にはFMラジオと同じ周波数を発している機器があります。そこで、FMラジオを使います。室内に音楽やテレビを流して、ラジオの周波数を下から上へ徐々にあげていきます。その時に、部屋に流している音と同様の音が聞こえた場合、盗聴器が近くに仕掛けられているということになります。

④専門の業者に頼む
盗聴されている可能性が高く、身の危険を感じているとしたら、専門の業者の方に家の全体を調べてもらうことをオススメします。自分の目や、専用の機器を買っても、安心できないことがあるかもしれません。何よりも、安心して過ごせないのは嫌です。不安だと思ったら、助けを求めましょう。

普段は自分の家が盗聴されているだなんて考えてもみないかもしれませんが、この機会にぜひ一度、自分の家を見渡してみてください。

ひったくり(徒歩・自転車・車)

みなさん、ひったくりと聞いて自分は被害に遭うと思いますか?
想像ですが、多くの人が「NO」と答えると思います。ひったくりに遭うのは、高齢者といったイメージではありませんか?

まず、こちらのグラフをご覧ください。

ひったくりは男性よりも女性が圧倒的に被害に遭っています。

そして、年齢別で見てみるとどうでしょうか。

高齢者と呼ばれる60代・70代を合わせて見ると、3割以上いますが、世代別で見ると、なんと20代が一番多いのです。若いから被害に遭わないということでは決してないのです。

では、ひったくりに遭うシチュエーション別に対策を見ていきましょう。

ひったくりというと、歩行時に後方や前方からすれ違いざまにカバンをひったくられるというイメージかと思いますが、実際には徒歩だけではなく、自転車に乗っているときや、車に乗っている時にもひったくりに遭う可能性があるのです。

徒歩の場合

①「ながら歩き」はNG。姿勢はピシっとしましょう
→ひったくりに遭いやすい人は、カバンの持ち方がポイントなのはもちろんですが、もう一つの特徴として注意散漫な傾向があります。ながらスマホをしていたり、音楽を聞きながら、または電話をしながらなどの周りへの注意が薄れる行動をしている人が狙われやすいです。特に、音楽や通話は周りの音が遮断されるので、背後からバイクや自転車が近づいても気付けません。至近距離にも関わらず人の気配を感じられないのはとても危険です。「ながら歩き」は絶対にやめましょう。

また、飲み会終わりや疲れた日の帰り道は、ダラーッとした姿勢で帰ってしまう時があると思います。しかし、このような姿勢も防犯上とても危険です。ダラーッとしているのを犯人が見ていたら、抵抗力がなく狙いやすいように見えてしまいます。ですので、いくら疲れていても、帰り道は狙われにくいように、姿勢をピシッと正して歩くようにしましょう。

②車道を歩く時は、カバンを歩道側に持ちましょう
→警視庁からの平成28年中の被害時の所持形態のデータ、つまり被害者がどのようにカバンを持っていたのかというデータによると、徒歩で被害に遭った女性の約7割が車道側にバッグなどを持っていました。
車道を歩いているときは、バイクや自転車に狙われやすいので、カバンを歩道側に持つようにしましょう。しかし、犯行は徒歩でも起きています。そのため、歩道を歩くときは壁に沿って歩き、壁側にカバンを持つようにしましょう。
大きな歩道でも真ん中を歩くことを避け、道のどちらかに寄って歩きましょう。

③ショルダーバックは斜めがけにかけましょう
→片方の肩にかけていると、両手が空きます。その隙を狙って、ひったくり犯は一瞬でショルダーバックを引くのです。片方の肩掛けはたしかにお洒落ではありますが、防犯対策としてはよくないので、外で歩いているとき(特に夜間帯)はお洒落ではなく防犯を優先させましょう。肩掛けできるカバンを持っている時は、絶対に斜めがけにしましょう。斜めがけが被害に遭わないためにとても大事です。

④手提げカバンはできるだけ両手で持ちましょう
→手提げカバンも片手で持っていると、とっさに引っ張られるとスルッと外れてしまいます。片手よりも両手の方が手に意識が多く回っているので、もし引っ張られてもある程度抵抗ができるので、手提げカバンはできるだけ両手で持ちましょう。
犯人は基本的に追い越しざまにひったくりをします。
いかに犯人が瞬時にひったくれない状態にするかがポイントです。

⑤カバンに防犯ブザーを付けましょう
→どこにいくにも防犯ブザーを身につけることは大事なのですが、出かけるカバンにも常に防犯ブザーをつけてください。そして、カバンに防犯ブザーをつけたら、防犯ブザーの紐を常に掴んでおくのがベストです。
こうすれば、とっさにカバンをひったくられてしまった場合でも、防犯ブザーの紐が引き抜かれ、音が鳴るので犯人に警戒され、犯行の抑止に繋がります。

自転車の場合

では次に自転車でのひったくり対策を見ていきましょう。

①リュックや斜めがけカバンは身につけて乗りましょう
→荷物を自転車のカゴによく入れがちですが、できるだけ自分に一番近い場所で持てるものは、身につけましょう。例えば買い物袋などは、極端な言い方をしてしまうと、無くなってしまっても、どうにかなります。しかし、貴重品(お財布や携帯電話)などはそうはいきません。ですので、カゴには買い物袋だけをいれ、貴重品はリュックや斜めがけカバンに入れて自転車に乗りましょう。

②自転車のカゴには必ず防犯カバーを取り付けましょう
→リュックや斜めがけカバンでは無い場合、カゴに荷物をいれると思います。
そういったときは、自転車のカゴに取り付けられるカバーを用意しましょう。
カバーをつけることによって、犯人は一瞬で犯行に及ぶことはできなくなります。しかもこのカゴの防犯カバーは100円ショップで購入できるので、とても安く防犯対策ができるのです。二重で防犯対策をする場合は、カゴの防犯カバーに防犯ブザーを付けておくことも効果的です。

自動車の場合

最後に車でのひったくりについて見てみましょう。

①一人で運転をしているときは、窓を全部開けない
→冬は暖房を付けているので、窓は開いていないことが多いですが、夏場は暑く、開放的な気分にもなります。窓は換気ができる程度だけ開けるようにしましょう。人が乗っているからといって、無防備に窓を全開にするのもやめましょう。

②乗ったらすぐに施錠をする
→こちらも人が乗っているからといって施錠をしないのはよくありません。犯行に慣れている犯人はとても素早いです。たとえ窓が開いていなかったとしても、堂々と助手席や助手席後ろの扉を開けてひったくります。あなたが車を降りて、大声で助けを求めている間に、犯人は逃げてしまっている可能性の大きいです。
ですので、車に乗ったらすぐ施錠。車から降りてもすぐ施錠をするようにしましょう。「コンビニにちょっと寄るだけ」の、そのちょっとの間の隙を狙われているのです。車内にいるからとって開放的になってはいけません。

上記から分かるように、ひとことでひったくりといっても、様々なシチュエーションで起こりうる可能性があるので、歩きだから危険や、車だから大丈夫などとは思わないでください。

ひったくり対策

では万が一、ひったくりに遭ってしまったらどうすればいいでしょうか?

以下の行動をとりましょう。

①大声を出す
②無理に取り戻そうとしない
③犯人のバイクやナンバープレート、特徴を記憶する
④すぐに通報をする
⑤スマートフォンやクレジットカードの利用停止の連絡をする

被害に遭ってしまうと、パニックになりますし、カバンも抵抗して取り返したいという気持ちもあるかと思いますが、抵抗することによって、被害が拡大してしまう可能性があるので、自分の身を守ることを優先し、相手の特徴を覚えておくようにしましょう。

公然わいせつ(露出狂)

性犯罪事案で一番目にするのが、露出狂、つまり公然わいせつの事案です。
他の性犯罪と違い、露出狂と聞くとあまり怖いといったイメージがなく、もし遭遇してしまったとしても、私はなら大丈夫と思っている人も多いです。しかし、実際にその場に遭遇すると怖くて、声が出せなかったり、体が動かなくなったりすることもあります。

まず露出狂とはなんでしょうか?

露出狂は自ら裸体を晒すことを好む性的倒錯者をさす言葉である。
日本においては、公然と裸でうろつくよりも、コートなどで身を隠しておいて他人に近づいてから、裸もしくは性器を見せて驚かせるパターンが多い。こうした露出への欲求の背景は、性器の大小にまつわる劣等感、異性に対するコミュニケーション不全、社会的地位が不当に低いことへの不満、などが類推されているが個人差が大きく万人が納得できる場合は少ない。

出典:Wikipedia 露出狂

では、次に公然わいせつ事案がどのくらい起きているのか見ていきましょう。


過去5年分の公然わいせつの認知件数と検挙件数の推移です。認知件数を見ると、平成25年までは増加傾向でしたが、それ以降は減少傾向にあります。しかし、それでも依然として起きている件数は多いです。そして、検挙件数は認知件数の3分の2しか検挙できていません。露出狂は現行犯でない限り、逮捕されにくいです。ですので、もし露出狂に遭遇してしまったら、すぐに通報するようにしてください。

どのくらい起きているのか分かったところで、公然わいせつの月別認知件数と、発生場所別の認知件数も見てみましょう。

このように、公然わいせつは比較的気温が暖かい季節で、道路上で露出を行っていることが分かります。

露出狂は露出をすることによって何を求めているのでしょうか?
露出狂は何より自分の恥ずかしい姿を見てもらうことに興奮を覚えています。後ろをついて行って露出するもの、待ち伏せて露出するものというように、露出の仕方も様々であれば、自分を辱めることを快感に感じるタイプ、女性の目が汚れることを快感に感じるタイプなど、どこに快感を覚えるかも様々です。しかし、共通の目的はターゲットに見てもらうこと。何よりも見てもらわなければ露出狂にとっては意味がありません。そのため、昼夜問わず出ますし、暗い夜道であれば、その中でも明るい場所、例えば自動販売機の近くや、街灯の下などに出やすいようです。

そんな露出狂にとって格好の標的になりやすいのが、スマートフォンを触っている女性です。みなさんは夜道に電話をしながら、イヤホンをして音楽を聴きながら、そして歩きスマホをしながらなんて歩いてはいませんか?

とっても危険です!スマートフォンを操作していると、どうしても周囲の状況が把握できません。そこを狙って尾行し露出するなんて手を使う露出狂もいるようです。

また、露出狂が露出することで何を求めているか。それは女性たちの反応です。驚いて声をあげたりする姿を見たいと思っている人が多いようです。もちろん、暗い夜道を一人で歩いているときに、急に目の前に露出狂が現れたら驚いてしまいますよね。露出狂にとってはそれが嬉しい反応なのです。

逆に「バカにしたような態度をとってやる!」なんて女性も中にはいるかもしれませんね。それがいいと思っている人も少なくないのではないでしょうか。しかし、それは逆効果になってしまいます。どう言われても、反応されるのが嬉しい。それが露出狂の心情だそうです。

露出狂に遭ってしまったら

では露出狂に遭遇したり、標的にされたときの対策を見ていきましょう。

①コンビニへ避難
夜中にも開いていることの多いコンビニエンスストア。そこに逃げ込まれれば、中まで追いかけてくるような露出狂はいないでしょう。さらに、店員さんに話されると警察への通報などを恐れて逃げていく人が多いようです。話しているフリだけでも効果的です。しかし、油断してはいけません。物陰に隠れて出待ちをしている可能性があります。十分に注意してから外に出るか、迎えを呼ぶようにしましょう。

②人通りの多い、明るい道を歩く
人通りが多ければ、さすがに露出はしないようです。人通りが多く明るい道を通るのは効果的です。しかし、ずっと人通りが多く明るい道を歩くというのは難しいのではないでしょうか。イヤホンを着けている女性を明るい道から尾行し、暗い道に入った瞬間を狙って露出するなんて手口もあるようです。暗い道に入る時は十分に注意しましょう。

③立ち止まって方向転換
先に述べたように、露出する前に気付かれたり、怪しまれたりするのは露出狂にとっては避けたいことです。そのため立ち止まったり、急な方向転換をしたりするのは露出を諦めさせることにつながります。しかし、後ろをつけている人が露出狂かどうかなんて分かりませんよね。もしかしたら、痴漢かもしれません。そうであれば、立ち止まるのはむしろ逆効果です。必ず周りに誰か人が歩いているときにしてください。

④無視
露出狂は急に現れます。驚いて当然ですし、怖い気持ちもあると思います。しかし、冷静を装って無視を決め込むことを露出狂は一番嫌がります。目も合わせないようにその場を立ち去ってしまいましょう。決して「小さい」などの言葉もかけず、ひたすら無視です。

⑤助けを呼ぶ
露出狂が何よりも嫌うのは警察です。不審な影や物音が聞こえたら十分に注意し、尾行されていると分かればすぐに警察に通報しましょう。警察に通報するのは気がひけるという人もいるようですが、手遅れになってからでは遅いのです。躊躇わずに電話をしましょう。周りに人がいるようであれば、大声をあげるのも一つの手です。しかし、いざ被害に遭うとなかなか声は出ないものです。自分を過信せず、防犯ブザーを持つようにしましょう。

以上の事を踏まえて、できるだけ露出狂には依然とした態度で接しましょう。

強制性交等・強制わいせつ(痴漢)

性犯罪と聞くと、みなさんはどんな事案を思い浮かべますか?

ストーカーやのぞき、盗撮などエスカレートすると性犯罪へと繋がる可能性のある事案もありますが、性犯罪は大きく分けて「強制性交等罪」「強制わいせつ罪」「公然わいせつ罪」に分けられます。よく耳にする痴漢は「強制わいせつ罪」に問われる可能性があります。(各都道府県が制定する迷惑防止条例違反に問われることも多いです。)

まず、この3つの性犯罪の平成18年〜27年までの過去10年間でどれほどの認知件数があったかを見てみましょう。

グラフで見る限りですと、若干減っているように見えますが、性犯罪は申告されることが少ない犯罪です。そのため、これはあくまでも認知件数であるという事、被害届を出せていない人が沢山いるということを念頭に入れておきましょう。

路上での性犯罪の対策は?

では、これらの性犯罪に遭わない為には、どのようにすればいいのでしょうか?

しっかりと対策を見ていきましょう。

①キョロキョロと周囲を警戒しましょう
特に暗い時間に外を歩くときは、自分の後方に注意しましょう。警戒をしている素振りは犯人を近づけないための大事な防犯対策です。

②イヤホンで音楽を聞く・スマホをいじるのは禁物
犯人にとって音楽を聞きながら・スマホをいじりながら歩く、いわゆる「ながら歩き」をしている女性は、標的にしやすくなります。「ながら歩き」は聴力・視野をともに狭くします。暗くなってから外を歩くときは、必ずクリーンな状態で真前をしっかり見て歩くようにしましょう。

③自転車やバイク、車の音には敏感に反応する
路上での痴漢は、必ずしも徒歩による犯行ではありません。自転車やバイク、自動車がすれ違いざまに痴漢をするケースも多いです。人の気配を感じることはもちろんのこと、乗り物の音がしたら、そちらの方向を見て避けられるように、音には敏感に反応するようにしましょう。

④家に居るときでも施錠はしっかりする
家に居るからといって、犯人に狙われないわけではありません。空き巣や窃盗の場合は、住人が居ない時に犯行をしますが、性犯罪はそうではありません。むしろ、人が居るとき、そして寝ている時などを狙います。そのため、家に居るからといって、窓を開けっ放しにしたり、網戸のまま寝ることはやめましょう。また、これは低層階に限った話ではありません。高層階なら狙われないと思ってしまうかもしれませんが、その油断を逆手に取って高層階を狙う犯人もいます。高層階に住んでいる人も決して大丈夫などと思わずに、家の戸締まりはしっかりしましょう。

⑤家に入るまでしっかり用心
多くの人は、外を歩いている時は気をつけているけど、自分の家の扉の前に着いたら安心をしているのではないしょうか。しかし、家の扉を開けて、中に無事に入るまでは決して気を抜かないでください。実はあなたの背後を付いて行き、扉を開けた瞬間を狙って、家の中に押し入るといった犯行手口もあります。そのため家に入る前、まずエントランスやエレベーターなどで周囲を確認しましょう。そして、鍵を開ける前にも背後や周囲を確認し、すばやく開けて家に入り、すぐに鍵を閉めるようにしましょう。

性犯罪は春から夏にかけて多く起きると言われています。たしかに、季節別で見てみると春から夏にかけての被害は目立ちますが、特にこの季節だから危ないといったことはありません。どの事案も一年を通して起こりうるものなので、しっかりと警戒をしましょう。

ワンタッチ痴漢

みなさん「ワンタッチ痴漢」という言葉を聞いたことはありますか?

ワンタッチ痴漢とは、電車内などでの一定の時間痴漢被害に遭うのではなく、すれ違いざまや追い抜きざまに、胸やお尻を触ってすぐに逃げる手口の痴漢です。

ワンタッチ痴漢の特徴としては、被害が一瞬のため、気づいた時には犯人が逃げてしまっているため、犯人の特徴をちゃんと把握することが難しいです。また、単にぶつかってしまったのか、それとも痴漢だったのかも、一瞬のため曖昧になってしまいます。

こうした「ワンタッチ痴漢」に対してどのような人が狙いやすいのか、それはスマートフォンや音楽に夢中になっている人です。
スマートフォンや音楽に夢中になっていれば、周囲への注意は散漫になり、被害に遭っても、瞬時には反応できなくなり、犯人は逃げやすくなります。

ワンタッチ痴漢の対策は?

このワンタッチ痴漢に対する対策は「ながら歩き」をしないということです。スマホを“操作しながら”、音楽を“聴きながら”は自らの注意力を下げてしまうことになるので、やめましょう。

夜道が危険なことはもちろんですが、昼間も痴漢被害はあります。
日中でも周囲をしっかり警戒し、音や視界が遮られないようにしましょう。

また、歩く時は時折後方を振り向くなど、周囲を警戒している素振りをみせることも防犯対策の重要なポイントになるので、習慣づけましょう。

下着泥棒対策

みなさん、色情狙いという言葉を知っていますか?
一般的によく耳にするのは色情狙いではなく「下着泥棒」かと思います。

「自分の下着なんて盗られることは無いだろう」や「高層階に住んでいるから大丈夫」と思っている人も多いかと思いますが、そんなことはありません。下着泥棒も身近に起きる犯罪です。

上記のグラフを見てみると、他の性犯罪よりは認知件数は圧倒的に少ないように見えますが、これはあくまでも認知件数です。

下着泥棒は、現行犯で捕まえることが難しいため、実際にはもっと多く被害があるはずです。

下着泥棒対策は?

では、下着泥棒を家に寄せ付けないためにはどうすればいいでしょうか?

よく下着泥棒対策として、
①男性の下着と一緒に干す
②男性の下着の間と間に見えないように干す
③他の衣類で覆って見えないように干す
などの下着泥棒対策をしていると耳にしますが、残念ながらこのような対策をしても、下着が外に干してある限り、被害には遭います。

そして、1階や2階は下着泥棒も盗みにくるけど、それ以上の高層階は被害に遭わないと思っているかもしれませんが、そうではありません。

たしかに、1階や2階は盗みやすいですが、高層階の角部屋など非常階段が隣にあるような部屋も危険なのです。非常階段から手を伸ばすといった犯行手段もあるので、一概に高層階は安全とは言えません。

下着を干すときは物に隠してなどではなく、「部屋干し厳守で干す」です。
これが簡単で、何よりの下着泥棒対策です。

そして、屋外に干さないという手段とプラスして行ってほしいのが、センサーライトの取り付けです。

洗濯物を干すベランダにセンサーライトを取り付けることで、誰かが近づいた場合にセンサーライトが反応するので、不審者を近づけないという予防にもなります。

コインランドリーでも下着泥棒に要注意

そして、下着泥棒は家のベランダだけで起きるのかと思いきや、ベランダだけではありません。
洗濯機が家にない、一人暮らしの女性には特に気をつけてほしいのがコインランドリーでの下着泥棒です。

洗濯してから乾燥させるまでは、最短でも約1時間はかかります。
もし、洗濯物を入れて帰るまでコインランドリーにずっと滞在しているのならいいのですが、時間がかかるからと少しの時間だけコンビニに寄ったりスーパーに寄ったりすると危険です。

コインランドリーで下着を狙っている泥棒はその隙を狙っているからです。ほんの少しだけと思っても、犯人はもうすでにターゲットの洗濯機を狙っている場合があるので、犯行時間はとても短いです。

「ほんの少しだけ」は禁物です。コインランドリーに洗濯物を入れてから出すまでは、その場を離れることのないようにしましょう。

のぞき

誰かに、家の外からのぞかれている気配を感じた事はありませんか?
盗撮事案と同様に、のぞき事案もとても身近に潜んでいます。

のぞきが罪になるとあまり思われないかもしれませんが、のぞきも実は犯罪なのです。

「のぞき」は「窃視の罪」と呼ばれています。
この窃視の罪は、軽犯罪法(第1条23号)に当たります。

軽犯罪法
第1条 左の各号の一に該当する者は、これを拘留又は科料に処する。
23 正当な理由がなくて人の住居、浴場、更衣場、便所その他人が通常衣服をつけないでいるような場所をひそかにのぞき見た者

  • 「場所をひそかにのぞき見た者」とあるように、当該の場所が無人であっても違法となる。
  • 屋外や公共の場所は「通常衣服をつけないでいるような場所」でないから、屋外で更衣や排泄している人をのぞき見しても本項は適用できない。ただし、迷惑防止条例など他の法令の適用対象になることはある。
  • 他者が目的外で建造物等に侵入した場合は建造物等侵入罪が適用されることもある。

出典:Wikipedia 軽犯罪法

このように、のぞきも立派な犯罪なので、もし被害に遭ったと感じたら警察に届けましょう。

では、家の中でのぞかれやすい場所はどこでしょうか?

以下のような場所がのぞきに狙われやすいです。
・脱衣所
・お風呂場
・トイレ
・寝室
リビング
廊下

脱衣所やお風呂場などはあまり意外ではないかと思いますが、実は普段生活をしている部屋をのぞくといったのぞき犯もいるのです。また、よく公衆トイレで隣の個室から携帯を差し込まれた、などの盗撮は聞いたことがありますが、個人宅でののぞきもあるのです。

最後の「廊下」というキーワードはみなさんあまり想像していなかったと思いますが、女性の一人暮らしでは、特に注意してほしいところでもあります。
単身用の家だと、廊下にキッチンがあったり、玄関からリビングにかけての廊下が何の隔たりもなく繋がっている場合があります。またその廊下にはトイレやお風呂場へと動線が繋がっている設計の家もあるかと思います。そこで気をつけたいのが、玄関のドアスコープやドアポストからのぞかれる「のぞき」です。
すべての動線が繋がっている家は、ドアスコープからのぞかれてしまうといった危険性もあるのです。そのため、脱衣所から部屋がすぐだから、と何も身につけずに通るその「廊下」も実は狙われているということがあります。

のぞき対策は?

それでは、のぞかれない為にはどうすればいいのでしょうか?

①カーテンは二重にすべし
カーテンはできるだけ二重にしましょう。厚いカーテン一枚だと、外の光や風が欲しくなったとき、開け放たれることになります。そうするとガラス窓だけになってしまいますが、もう一枚薄いレースなどのカーテンを足すことで、外から屋内が見えにくくなります。

また、カーテンの色も工夫をしましょう。ピンクなどの女性を連想させるようなカーテンの色だと、女性が住んでいるということが、のぞかなくても外から分かってしまうからです。

②いくら小さな窓でもしっかり施錠
トイレや浴室、脱衣場などに小さい窓がある家があります。「この窓からじゃなにもできないよ」と思っているかもしれませんが、そこからスマホや小型カメラなどは通せるのです。ですので、換気のために開ける時以外は、いくら小さな窓であってもしっかりと施錠するようにしましょう。

③窓付近にはセンサーライトを
脱衣所や浴室窓や、例えば窓に取り付けられない場合であっても、その付近にセンサーライトを取り付けるようにしましょう。窓にセンサーライトを取り付ければ、窓が少しでも開けばライトが点きます。窓付近に付ければ、不審者が通った時にライトが点きます。センサーライトが付いていることによって、のぞかれることを防げるだけでなく、家に近づかせないための抑止にもなります。

④窓付近の下には砂利をまきましょう
こちらは③の対策と似ていますが、③は上からライトが点きます。しかし、こちらは下から攻めます。足音を気にする犯人にとって、下にまかれている砂利は何よりも邪魔な存在です。砂利がまかれていると気づいただけで、その窓には近づかなくなるので、抑止になります。

⑤下着類は屋内に干す
こちらは下着泥棒の対策にもなるうえに、先ほど①で述べたカーテンの色との関連もあります。下着を外に干しておくことで、家の居住者がどういった人物かを想像することができます。そのため、下着類は外から見えないように、屋内に干すようにしましょう。

また、夏になれば海やプールに行く人も多いかと思います。下着だけを屋内干しにするのではなく、水着類も必ず屋内に干すようにしましょう。夏の季節は、下着泥棒だけでなく、水着泥棒もいるのです。

⑥ドアスコープとドアポストにはカバーを
こちらは先ほどの「のぞかれやすい場所」で述べた、ドアスコープとドアポストによるのぞき対策です。ドアスコープは種類によっては簡単に取り外しができるものがあるようなので、まずはご自宅のドアスコープがしっかりした取り付けになっているかを確認しましょう。
そして、ドアスコープにカバーがない人は、必ずカバーを取り付けるようにしましょう。カバーは100円ショップなどでも取り扱っているので、簡単に手に入ります。

ドアポストのカバーがなく、手紙を入れられたらそのまま玄関に手紙が落ちるタイプのドアポストは要注意です。必ずドアポストのカバーを取り付けるか、ポストの受け皿の用なものを取り付けましょう。

のぞきと聞くと、窓を開けられたり、隙間からのぞかれることを想像すると思うので、防犯対策といっても、それらの「窓を閉めるだけ」と思いがちです。しかし、実際には居住している人の性別や家のタイプまで調べて、のぞくケースもあります。
そのため、窓だけではなく、家の造りに合った防犯対策をしていきましょう。

家の中に危ないと思った「隙間」があったら、必ずしっかりと閉めるようにしましょう。

スリ

海外などでは、よくスリ被害に遭ったと聞きますが、国内ではスリ被害は起きているのでしょうか?

こちらのグラフを見てみると、認知件数自体は年々減っているものの、年間では多くの被害が出ていることがわかります。

では、どのような場所でスリに遭うのか、遭いやすい場所を確認しましょう。

▶︎イベント会場
例えばお祭りごとや、ライブなど大衆が一つのことに注目しているときなどの隙を狙ってスリは犯行をします。バーゲンなども、人が一斉に売り出しものに群がって注意が散漫になるため、スリにとってはただただチャンスになります。

▶︎電車又はバス内
電車やバスでは、混雑時を狙ったスリだけではありません。改札に入る前に定期券や切符を取り出した瞬間を狙うスリもいます。

▶︎繁華街
商店街などを歩くときに、両脇のお店を眺めている隙を狙ったり、試食をして夢中になっているときを狙ってスリを行うこともあります。

上記で3つに共通していることは、人が多くいる場所ということです。多数の人が行き交う場所に出向く時は、より注意深くならなければなりません。

スリ対策は?

スリに遭いやすい場所がわかったところで、どうすればスリに狙われないか見ていきましょう。

①履物の後ろポケットには貴重品を入れない
後ろポケットは物が入っていることが一目瞭然のうえ、すれ違いざまにとても引き抜きやすいです。

②カバンは中身が見えないようなカバンを持つ
中身が丸見えのカバンは、スリがピンポイントで貴重品を狙えることになります。もし見えやすいカバンを持つ場合は、巾着などを使ってその中に貴重品を入れるようにしましょう。

③カバンはファスナーなどで、閉められる物を持つ
狙われないためには、まず手を伸ばされないようなカバンを選ぶことが重要です。できるだけ、口の締まるカバンを持つようにしましょう。

④人混みに入るときは、カバンを自分の目の前に持つ
ショルダーバッグなどは後ろに持ちがちになります。人混みや危険だなと感じる場所に行くときは必ずカバンを自分の前で持ちましょう。

⑤上着のポケットなどに貴重品を入れない
満員電車に乗った場合、つり革を掴んだりと両手の自由がきかない時があります。その隙を狙って、ポケットから携帯や定期、お財布がスられることがあります。そのため、ポケットには貴重品を入れないようにしましょう。

⑥貴重品をまとめて持たない
定期券・カード類・お金・鍵・携帯などをまとめて持ってしまうと、万が一、被害に遭った場合、全てを無くしてしまいます。そして、被害がスリのみじゃなく家などに及んでしまう可能性が高くなるので、貴重品はまとめて持たないようにしましょう。

迷惑防止条例

ニュースなどで「迷惑防止条例違反で〜」と聞いたことがあるかと思いますが、みなさんは「迷惑防止条例」はどのような行為が迷惑行為に当たるかご存知ですか?

迷惑防止条例の由来

迷惑防止条例は全国の47の都道府県や、いくつかの市町村がそれぞれ個別に制定しています。
目的は共通していて、みんなにとって迷惑になる行為を防止して生活の平穏を守ろう、というものです。ただ、自治体ごとに制定しているので、条例名や細かい内容は微妙に異なっています。

東京都をはじめとして過半数の地自体では「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例」という条例名になっていますが、神奈川県や京都府などではシンプルに「神奈川県迷惑行為防止条例」「京都府迷惑行為防止条例」となっています。

これらに加えて、追加の条例が制定されている場合もあります。千葉県や宮城県などでは「ピンクビラ等の掲示、頒布、差入れ等の禁止等に関する条例」が、福岡県や山口県などでは、「押売等の防止に関する条例」が加わります。

これらの一連の条例をひとまとめにして、「迷惑防止条例」という略称で呼んでいるわけです。

全国の迷惑防止条例の最初のものは、1962年に東京で制定された「ぐれん隊防止条例」です。当時社会問題となっていた、ぐれん隊による粗暴行為の防止を目的としたものでした。

つまり、いわゆるガラの悪い人たちがガラの悪いことをしていたわけです。でも、暴力団の人たちでもなく、暴力をふるっているわけでもないので、当時の法令では取り締まることができませんでした。そこで、それまではグレーとされていた部分を規制できる条例をつくったのです。

その後、同様の条例が全国で制定されるようになり、取り締まりの対象が変化するなどして、現在の迷惑防止条例に至っています。

参照URL:警視庁 “東京都「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例」”

迷惑防止条例の内容とは

なぜ迷惑防止条例は、自治体ごと、取り締まり対象ごとに、個別にばらばらとつくられているのでしょうか。それは、法律と条例の関係によります。

法令や法規と呼ばれる、社会のルールとなっている決まりは日本では、

憲法 > 法律 > 条令 > 規則

という順番で強さに違いがあります。左に行くほど力が強い決まりです。そして制定したり改正したりするのも、左に行くほど手続きが大変です。

本当は迷惑行為についても法律で規制したいのかもしれないのですが、制定に時間がかかり運用も硬直化しがちなので、社会の変化に対応しきれないことがあります。そこで、比較的身軽に対応できる条例が活用されました。

そのため迷惑防止条例の内容は、押売やスカウトなど、その時々の社会問題が反映されることが多くなっています。

規制される内容は自治体ごとに異なる部分もありますが、主に以下のような迷惑行為が対象です。

・ダフ屋行為
・ピンクビラ配布行為
・押売行為
・悪臭行為
・痴漢行為
・つきまとい行為
・暴力行為
・盗撮行為
・のぞき行為
・客引き行為
・スカウト行為

世の中は常に変化し続けていますので、法令ができたころには想定されていなかった被害が生まれることもあります。そのたびに法令が改正されます。
防犯のためにも、どこからが警察などの力を借りられるのか、どこまでは自分で警戒しなければならないのか、ときには法令も理解する必要があります。

パワハラ

昨今この言葉をよくニュースで聞きますが、どこまでがパワハラではなく、どこからがパワハラなのか境界線は人それぞれの感じ方にもよるので難しいですが、大まかに言われている定義を知っておきましょう。

職場のパワーハラスメントとは、同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内での優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいいます。

出典:厚生労働省

ここで言われている職場での優位性とは、一般的に上司から部下に対するいじめなどを指す場合が多いですが、先輩・後輩間、仲間内、また部下から上司に対するものもあります。

パワーハラスメントの典型例として厚生労働省は以下の6つを示しています。

1 暴行・傷害(身体的な攻撃)
2 脅迫・名誉毀損・侮辱・ひどい暴言(精神的な攻撃)
3 隔離・仲間外し・無視(人間関係からの切り離し)
4 業務上明らかに不要なことや遂行不可なことの強制、仕事の妨害(課題な要求)
5 業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと(過小な要求)
6 私的なことに過度に立ち入ること(個の侵害)

出典:厚生労働省

このようなパワーハラスメント行為が場合によっては刑事責任や民事責任に問われることもあります。

パワハラの対策は?

では、パワーハラスメントに遭った場合はどうすればいいのでしょうか?

①会社内の人事部に相談する
「あなたのパワハラが嫌です」と言える環境であるならば、きっとパワハラは起きていません。多くの場合は、直接パワハラを行っている相手に申し出ることは、難しいと思います。
直接本人に言えない場合は、会社の人事部や本部、またはパワハラを受けている相手の上司にあたる人物に相談をしましょう。
また、このとき証拠があれば、証拠を集めておき、それを提出するようにしましょう。証拠となるものとしては、ボイスレコーダーや備忘メモ、メールや病院にかかっている場合は診断書などです。

②社外に相談する
万が一、会社内で人事部や上層部に相談をしても、何も改善の働きかけをしてもらえなかった場合は、社外の機関に相談をしましょう。主な機関として、労働基準監督署や各都道府県の労働局の相談窓口などです。社外に相談する際も、①と同じように証拠を用意し、それらを提出するようにしましょう。

パワハラへの対策として、まず「第三者に話をする」ようにしましょう!
そして可能な限り、相手の行為がパワハラに当たるのだということを明言しましょう!

働く人のメンタルヘルスのポータルサイトとして、厚生労働省のこころの耳という相談機関もあるので、ぜひ活用してみましょう。

セクハラ

パワハラと同様でセクハラという言葉も、最近はよく耳にします。セクハラの線引きもパワハラと同様に難しいので、定義をしっかりと知っておきましょう。

男女雇用機会均等法では、「職場において、労働者の意に反する性的な言動が行われ、それを拒否したり抵抗したりすることによって解雇、降格、減給などの不利益を受けることや、性的な言動が行われることで職場の環境が不快なものとなったため、労働者の能力の発揮に重大な悪影響が生じること」

また、厚生労働省の指針ではセクハラをさらに2つのタイプに分けています。

・対価型セクシュアル・ハラスメント
職務上の地位を利用して性的な関係を強要し、それを拒否した人に対し減給、降格などの不利益を負わせる行為。

・環境型セクシュアル・ハラスメント
性的な関係は要求しないものの、職場内での性的な言動により働く人たちを不快にさせ、職場環境を損なう行為。

出典:法務省

セクハラ対策は?

セクハラの対処法も、先ほどのパワハラと類似した部分があるのですが、以下の点も確認しておきましょう。

①拒否の姿勢を明確にする
セクハラもパワハラもそうですが、ハラスメントをしている本人は、それがハラスメントだということを理解していないことが多いです。
そのため、最初は受け流して我慢をしていたことが、だんだんエスカレートして嫌な気持ちになっていたとしても、相手は拒否されていないと感じて行動をやめないこともあります。

相手にその勘違いを理解してもらうためにも、「拒否の姿勢」をしっかりと示すようにしましょう。

②仲間をつくる
セクハラの場合、自分が不快だと思っていても、第三者からするとそれが不快ではないこともあります。つまり、はっきりとした行為(例えば、体を触られるなど)ではない場合、1人で判断することが難しい場合もあります。そのため、自分がされた行為が、第三者も不快に思うかなどについて、第三者に相談をしてみましょう。もし、その行為について第三者が自分と同じような気持ちになると感じた場合、または第三者も同じような行為をされていた場合は、一緒にセクハラをやめてもらえるように求めることができます。1人ではなく、2人、もしくはそれ以上の仲間がいる場合は、1人よりも被害を訴えやすくなります。

③弁護士に相談
会社やセクハラ行為をしている本人に改善を求めても、しっかりとした対応をしてもらえなかった場合、弁護士に相談をするという方法もあります。
大事にしたくないと感じることもあるかと思いますが、精神的な苦痛、身体的な苦痛を長期化させないためにも、法的な方法を取る事も大事な手段の1つです。

セクハラ対策にはセクハラ110番というサイトもあるのでご参考にしてください。

子どもの防犯

子どもが巻き込まれる性犯罪は減っていない

警察庁が、13歳未満の子どもが巻き込まれた犯罪の被害件数を年ごとに集計して発表しています。それによると、全体としては犯罪の数は減っています。しかし、その中で性犯罪(強姦・強制わいせつ・公然わいせつ)被害の件数となると、まったく減ってはいません。子ども(13才未満の者)の刑法犯認知件数(件)の推移(平成15~24年)警察庁「警察白書」

子どもの防犯の合言葉は「いかのおすし」

子どもの防犯は大人たちが気をつけているだけでは不十分です。子どもにも防犯意識を植え付けて、防犯のための行動をとれるように教えなければなりません。
そこで、子どもにもわかりやすい標語にして教えられるようにしたものがあります。
その合言葉が「いかのおすし」です。

「いか」いかない:知らない人にはついて“いか”ない
「の」のらない:知らない人の車に“の”らない,知らない人の誘いに“の”らない
「お」おおごえでさけぶ:危なかったら“お”おきな声で叫ぶ,こわかったら“お”おきな声で叫ぶ
「す」すぐ逃げる:人いるところに“す”ぐ逃げる,近くの家に“す”ぐ逃げる
「し」しらせる:周りの大人に“し”らせる

子どもだけでなく大人であっても、いざ危険な場面に遭遇すると、咄嗟に正しい行動がとれなくなってしまうこともあります。
防犯の合言葉「いかのおすし」を覚えて、繰り返し確認することで防犯対策につなげましょう。

危ない場所を見分ける合言葉「ひまわり」

子どもだけでなく女性にも、防犯のために覚えておいてほしい合言葉が「ひまわり」です。
この合言葉は、痴漢やひったくり、誘拐などの犯罪が起こりやすい場所を示しています。歩くときは「ひまわり」な場所を避けましょう。

「ひ」ひとりだけになるところ。
→ 一人きりになりそうな場所は歩くのを避けましょう。
「ま」まわりから見えににくいところ。
→ 木や堀などで隠れた場所も危険です。
「わ」分かれ道や脇道、裏道の多いところ。
→ 不審者が隠れていたり、逃げ込みやすかったりするので注意しましょう。
「り」利用されていない建物や公園。
→ 空き家や草が茂った空き地、人気のない公園や駐車場も危険です。

出典:からだ環境総研
(外部サイト からだ環境総研へ移動)
*ひまわり®は(株)ステップ総合研究の商標です

子どもはもちろん大人であっても、このような場所は危険です。その道を通った方が近いから、早く家に帰れるからと、ついつい使ってしまうかもしれません。しかし、5分か10分帰宅が遅くなるとしても、明るい道や人通りの多い道を選んで通りましょう。

不審者を見分ける合言葉「はちみつじまん」

怪しい人がいたら気をつけて、変な人がいたら逃げてと言い聞かせても、子どもはどんな人が不審者なのか判断できない場合もあります。具体的に特徴を教えてあげなければいけません。
でも、見た目が普通の人でも実は犯罪者ということもありえます。そこで、その人の行動で怪しい人かどうかを見分けるための合言葉「はちみつじまん」を覚えましょう。

「は」話しかけてくる
→ しつこく話しかけてくる人
「ち」近づいてくる
→ ぐんぐん近づいてくる人
「み」見つめてくる
→ あなたが来るのを道ばたや車のそばでじっと見つめてくる人
「つ」ついてくる
→ あなたの後をいつまでもついてくる人
「じ」「ま」じっとまっている
→ あなたが来るのをじっと待っている人
「ん」
→ こんな人にあったら「ん?」と注意

*はちみつじまんは(株)ステップ総合研究所の商標です

危ない場所は通らない「ひまわり」
怪しい人がいたら離れる「はちみつじまん」
危険な目にあったらすぐ行動する「いかのおすし」
この3つをしっかり覚えて防犯に役立てましょう。

子どもの連れ去りや誘拐を防止する「つみきおに」

愛知県警の誘拐防止の合言葉「つみきおに」では、不審者に遭ってしまったらどうするかを覚えられます。怪しい人がいたら、この合言葉の通りに行動しましょう。

「つ」ついていかない
→ 知らない人に声をかけられてもついていかない
「み」みんなといつもいっしょにいよう
→ 1人にならずに友達と一緒に行動する
「き」きちんと知らせる
→ 出かけるときや何かあったときは、きちんと知らせる
「お」おおごえで助けを呼ぶ
→ 知らない人に連れていかれそうになったら、大声で助けを呼ぶ
「に」にげる
→ こわいと思ったら、すぐ逃げる

子ども防犯マップをつくろう

力の弱い子どもは犯罪者の標的になりやすいことを認識して、日頃からお子さんと防犯について話し合っておきましょう。
防犯の合言葉を覚えたら、次は防犯マップです。
子どもが犯罪に巻き込まれるのは遠い場所ばかりではありません。家と学校の間、すぐ近所でも起きてしまうこともあるのです。特に1人で出かけられる年齢になったり、小学校に通うようになったら、好奇心旺盛な子どもは通学路だけを通るとは限りません。
そこで、近づいてはいけない場所や、何かあったら逃げ込む場所を確認して、情報を書き込んだ地図を作りましょう。

「鍵っ子」に教えなければならない防犯対策

両親が共働きの世帯の場合、子どもが学校から帰ってきて自分で鍵を開けて家に入ることもあります。いわゆる「鍵っ子」ですが、子どもが1人で留守番するときに特有の気をつけなければいけない防犯対策があります。

(1)家の鍵は人に見せない
子どもに家の鍵を持たせる場合には、鍵を持っていることを周囲に知られないようにすべきです。
もし不審者が物色しているときに鍵を持っている子どもを見たら、狙われやすくなってしまいます。
昔の鍵っ子のイメージのように、首から鍵をぶら下げて、という持ち方はいけません。
服の中に隠していたとしても、子どもは活発に動きますから遊んでいるうちに出てきてしまうかもしれません。そもそも、首に何かかけているのが見えただけでも、鍵を持っているかも、と思われてしまいます。

(2)鍵にはカバーをつける
鍵には製造番号が刻印されていて、その番号がわかれば合鍵が作れてしまうものもあります。もちろん、他人に鍵を渡さない、見せないように教えるのは当然ですが、何かの拍子に鍵が見えたときにも番号は見られないように、鍵を見せてと言われて番号を確認されてしまわないように、カバーをつけておきましょう。

(3)家の鍵を開けるときは「右・左・右」
子どもが帰ってきて玄関の鍵を開けるとき、一度まわりを確認するように教えてください。犯罪者は、鍵を持った子どもが自宅の前で鍵を開けるタイミングを狙っています。玄関を開けた瞬間に後ろから襲われたら、そのまま家の中にまで入ってこられてしまいます。
まずは鍵を出す前に、一度インターホンを押してから。人の家なのかと思えば犯行はあきらめます。自宅でもインターホンを押すことで、家の中に誰かいるのかと思わせることができます。
次に、まわりを確認。右、左、右をしてから鍵を出します。
そして家に入るときは「ただいま」と言って、家に誰かいるように思わせます。
子どもに限らず、一人暮らしの女性でも、玄関の鍵を開けるときにはまわりを確認する癖をつけておきましょう。

公園や駐輪場には要注意

実は公園では、子どもが不審者に声をかけられたり、つきまとわれたりする事案が多く起こっています。大人の目が届かないような大きな公園は危ないので、できるだけ見渡せる公園で遊ばせるようにしましょう。
そして、公園で声をかけられたり、怪しい人がいたらすぐに助けを求めに行ける「かけこみ100番」などの家や場所を、子どもと一緒に把握しておくことも重要です。
また、自転車に乗り始めた子どもがいる場合は、駐輪場も要注意です。駐輪場や駐車場は薄暗かったり見通しの悪いところが多く、被害も発生しやすい場所です。駐輪場に入るとき、自転車を停めるときなども周囲を警戒するように教えておきましょう。
その他に、集合住宅の非常階段やエレベーターも、外部から見えなくなってしまう場合が多く、危険です。外から見えないため、待ち伏せしている犯罪者もいます。階段を使う時には、不審者がいないか確認してから。エレベーターに知らない人が一緒に乗ってこようとしたらすぐに降りることを伝えておいてください。

休みの期間の防犯対策のポイント

子どもたちが春休みや夏休みなどの長期の休み期間に入ると、行動パターンが変化します。いつもなら学校に行っている時間帯にも外で遊んでいる子が増えます。また、時間があるので普段よりも少し遠くまで遊びに行くことも増えるようです。
このような背景から、休み期間は子どもへの不審者による声かけも多く発生します。
「お菓子あげるからおいで」
「こっちに可愛い犬がいるよ」
「道案内してほしいから車に乗って」
「お母さんが入院したから病院へ行こう」
など、昔からよく聞く誘い文句が、今でも多く報告されています。
子どもたちには知らない人についていかないように繰り返し注意して、一緒に防犯標語「いかのおすし」を覚えるなどしてください。子どもと一緒に行うべき家庭での防犯対策の主なものには、以下があります。

(1)行く場所・行くルート・帰る時間・誰と遊ぶかを確認
(2)子供110番の家、いざという時に逃げ込める場所を確認
(3)近道ではなく、明るい道を通るようにする
(4)声をかけられたら、必要以上に対応せず、その場を離れる
(5)防犯ブザーは常時携帯する

これらは普段から行うべき防犯対策ですが、休みに入るときに再確認するといいでしょう。

夏の終わりは要注意

夏休みは学校がないため、子どもが外出する時間が長くなり、犯罪被害も増えると言われています。夏休みの子どもとの防犯対策はよく話し合ってください。
ただ、もっと注意しなければならない時期が、夏休みが終わるころから秋に入るくらいの季節です。
少し前までは明るかった時間帯でも暗くなり、どんどん日没時間は早まっていきます。だから、何時までに帰ってくるようにと言っても、油断するとすっかり暗くなってしまっていることもあります。
外に遊びに行く子どもとは、行き先、通る道、帰る時間をしっかり決めておくべきですが、その際には暗くならない時間帯を指定しましょう。天気予報のアプリでも日没時間はわかりますので、忘れずにチェックしてください。

子どもにスマートフォンを持たせるなら

防犯のためにも、子どもとすぐに連絡をとれるように携帯電話を持たせる家庭も多いでしょう。キッズ携帯のように機能が限定されているものではなく、スマートフォンを持っている子どもも増えました。
スマートフォンは便利ですし、上手に使えば勉強にも役立ちます。ただその反面、危険な部分もあります。
知らない大人とSNSなどで知り合って会いにいってしまったり、スタンプが欲しくて自分の裸の写真を送ってしまったり、といった事件も起こっています。小学生でもこのような事件が発生していますので、子どもにスマートフォンを持たせるときには、必要な機能と制限すべき機能を話し合って決めてください。

防犯にも気をつけたファッションとは

性犯罪の被害に遭いやすいファッションとは?

肌の露出が多めのファッションと、少なめのファッション、どちらが犯罪に遭いやすいと思いますか?
露出が多い方が痴漢されやすいというイメージがありますが、実は露出が少なめの服装の方が犯罪に遭いやすいと言われています。それは、ファッションによる雰囲気の違いによるものでしょう。
露出が多い女性は、派手で気が強そうなイメージがあり、犯罪者は狙っても抵抗されそうと思うようです。反対に露出が少なめの女性や、地味な服装の人の方が、おとなしそうな印象を与えるために狙われやすい傾向があるようです。
とはいえ、それなら露出の多い服を着ればいいというものではありません。自分の好きな服を着てください。ポイントは見た人に与える印象です。背筋を伸ばして堂々と歩いていれば、狙われにくくなるでしょう。

ハイヒールは性犯罪に遭いやすい?

ヒールを履いている女性は、確かに犯罪の被害に遭いやすい傾向があります。ただし性犯罪には限りません。ヒールを履いていると動きにくいので、どうしても狙われやすくなるのです。緊急時でもヒールを履いていたら簡単には走れません。
でも好きな靴を履きたいし、仕事上ヒールを履かなければならないこともあるでしょう。そこで、帰りの時間が遅くなるときなどは特に、できれば履き替える靴を用意しましょう。個人的には軽くてかさばらず、もしヒールで靴ずれしてしまっても傷口に当たらないビーチサンダルがおすすめです。

ミニスカートは盗撮に注意

ハイヒールと同じく、ミニスカートも性犯罪の被害に遭いやすいファッションと言えます。露出が多いから狙われるというわけではないのですが、やはりヒールと同じく動きにくいので標的にされやすい傾向があります。
また、ミニスカートを履いている女性が遭いやすい被害に盗撮があります。
スカートの中の盗撮が発生しやすいのは、「見上げられる」体勢になってしまう階段やエスカレーターなどです。バッグなどで隠したり、後ろを振り返ったり、エスカレーターならば手すりを背にしてのるだけでも、被害を防ぐことができます。
しかし、盗撮は段差のある場所以外でも発生しています。本屋さんでちょっと立ち読みをしている間や、スーパーで買い物をしているときなども要注意。何かに集中したり、かがんだりするところを狙われることが多いようです。
また、何かに夢中になるのは楽しいときも同じ。ディズニーランドでも盗撮被害が報告されているほどですので、残念ながらいつでも注意は怠ってはいけないようです。
でも、盗撮された方がミニスカートを履いていても、まったく非はありません。盗撮は犯罪です。

夏のファッションで気をつけたいこと

露出が多いからといって性犯罪で狙われるわけではないのですが、やはりある種の犯罪者にとっては犯罪を誘発する原因にもなりえます。
そこで、薄着になる夏場は簡単に羽織れるものを持ち歩くといいでしょう。カーディガンやストールなど、帰りの夜道でさっと羽織るものがあると便利です。

冬のファッションで気をつけたいこと

冬場は露出も減りますし厚手のコートを着たりしているので犯罪被害には遭いにくい、というわけではないようです。特にブーツ。これもやはり動きにくくなるので、狙われてしまうことがあります。
とはいえ、ブーツは防寒の役割もありますので、移動の時は別の靴を履くというわけにもいきません。ブーツを履いて出かけるときには、できるだけ交通機関を利用して徒歩での移動を少なくしましょう。

季節とイベントの際の防犯対策

実は発生する犯罪のタイプには、季節ごとに傾向があります。そのため、季節やイベントごとに注意すべき防犯対策も変化します。日常の防犯とは少し違うところもあるので、意外と気づいていなかったこともあるかも。
イベントごとの防犯対策、ぜひ確認してください。

春の防犯対策のポイント

春になると変な人が増える、暖かくなると露出狂が増える、なんて言われることがあります。実際のところはどうなのでしょう。
警視庁の統計によると…公然わいせつ月別認知件数 警視庁統計より本当に3月、4月に増えてきて、5月がピークになっています。
季節と因果関係があるのかは不明ですが、傾向として露出狂が増えるのは本当のようです。春は新年度のスタートとも重なり、生活環境が変わってストレスが多くなることから犯罪が増えるという説もあります。
また、暖かくなって女性が薄着になっていくことも、変質者に狙われるようになりやすい原因とも言われ、実際に強制わいせつが増える傾向があります。
まずは狙われにくくなるよう対策を確認しましょう。

(1)夜道では上着を
だんだんと薄着になる季節です。露出が多いと変質者にも狙われやすくなります。そこで、夜道を1人で帰る時などは、カーディガンやウインドブレーカーなどの上着を用意しておいて、着て帰るようにしましょう。
上着を着ていると遠くからでは性別が瞬間的にはわかりにくいことも、狙われにくくするのに効果があります。

(2)帰り道は複数のルートで
変質者は突発的に犯行に及ぶこともありますが、狙いを定めて下調べをする場合もあります。毎日同じ道順で帰宅していると、覚えられてしまうかも。帰る時間がばらばらだからと安心してしまわずに、毎日道順を変えて帰るようにしましょう。

(3)曲がり角には注意
曲がり角、壁沿いを小さく曲がると、見通しが非常に悪くなる場所ができます。曲がったところに待ち伏せている不審者がいないか確認するためには、角では少し大きく回って曲がった先が見えるように歩きましょう。

お花見での防犯対策のポイント

春のイベントの一つがお花見。綺麗な花を眺めて、開放的な気分になります。でも、同時に油断してしまうことも。混雑しているのが当然の場所でもありますので、犯罪者に狙われないとも限りません。注意すべきポイントは確認して出かけましょう。

(1)貴重品の扱いに注意
お花見の名所は混雑していますので、スリやひったくりの犯行が増える場所でもあります。桜の木を見上げるのに集中しすぎないよう、周囲には注意して、荷物は常に体の前でしっかり持ちましょう。
また、少し座って花を見たり、レジャーシートなどを敷いて飲食する場合には、置き引きにも注意。シートを固定するために四隅に荷物を置いている人も見かけますが、大変危険です。荷物は見える位置、できれば身につけたままで。

(2)SNSへの投稿はその場を離れてから
桜の写真が綺麗に撮れたら、すぐにSNSに投稿したくなります。でも、リアルタイムでの投稿は、自分の居場所を教えることにもなってしまいます。特に、もしあなたの行動を常にチェックしているストーカーがいたら大変危険です。

(3)トラブルに巻き込まれないように注意
お花見ではお酒を飲んでいる人も多く、気分が高揚している人もたくさんいます。酔っ払い同士のトラブルも起きがちですので、周りには気を配って巻き込まれないようにしましょう。
また、桜が綺麗に見える場所、落ち着いて見られる場所を探しているうちに、暗い方に行ってしまうのも危険です。何かあったらすぐに助けを求められるような、明るくて人のいる場所から離れないようにしてください。

ゴールデンウィークの防犯対策のポイント

ゴールデンウィークと言えば連休を取る人が多くなる期間です。その連休を利用して旅行に行ったり、実家に帰省したりという方も非常に多くなります。
それに伴って発生しやすくなる犯罪が、空き巣です。長期間留守になる家が増える時期なので、狙われてしまうわけです。
つまり、ゴールデンウィークで最も気をつけたい防犯は空き巣対策です。
もちろん戸締りは十分気をつけているでしょう。でも、しっかり鍵をかけていても、十分な時間があれば空き巣に破られてしまうこともあります。空き巣は留守の家を狙いますから、はっきりと留守だとわからないようにしておくと、狙われにくくなります。
ポイントはポストに郵便物を溜めないこと、ずっと電気が消えたままになっていないこと、の2点です。これだけでも防げれば効果があります。
新聞や郵便は一時的に停止させることも可能です。郵便の場合、自宅の最寄りの郵便局や自宅への配達を行う郵便局へ行って、不在届を提出するだけ。その間の郵便物は、不在期間後にまとめて届けてもらえます。
電気の方は、つけっぱなしにしておくのでもいいですが、夜の間だけ明かりがついていた方がより効果的です。留守番センサー付きのライトや、テレビの明滅を再現するライトが防犯グッズとして売られています。最近では自宅にいなくてもスマホで遠隔操作できる、テレビやライトのリモコンもありますので、設置を検討するのもいいでしょう。ゴールデンウィークは普段と違う生活パターンになったり、慣れない長距離移動をすることも増えるので、トラブルも発生しがちです。その中でも多いのが、交通事故や移動中の忘れ物。また、近年では5月初旬でも熱中症に注意する必要が出てきました。特に子ども連れの際にはご注意ください。

夏の防犯対策のポイント

梅雨時に気をつけたい防犯対策のポイント

梅雨どき、雨の日が増える季節です。一説によると、雨の日には心理的ストレスを感じる人が多いことから殺人や傷害致死事件が多くなるとも言われているようです。
そこまでの犯罪でなくとも、雨の日にも雨の日特有の危険が潜んでいます。

(1)ひったくりに要注意
雨の日は周囲の動きに少し鈍感になってしまいます。傘を差しているので視界が狭くなりますし、雨音で後ろから近づいてくる人の足音や気配も消されてしまうこともあります。また、雨に濡れた地面は普段よりも歩きにくくなっています。
つまり、ひったくりにとっては犯行をやりやすい状況ができてしまっているのです。せめて傘の差し方には注意して、視界をできるだけ遮らないようにし、レインブーツなどの歩きやすい靴で外出しましょう。

(2)近道は厳禁
雨が降ってきたけれど傘がない。あるいは、傘は持っていてもできるだけ早く家に帰りたい。雨の日にはそんな気持ちになってしまいます。
だけど、近道は厳禁です。特に近道になるからと夜の公園を通るなどということは絶対にしないでください。夜の公園は街灯も少なく、視界が悪いだけでなく、周りからも見えにくくなっています。それに、雨の日は足元がぬかるんで余計に歩きにくくなっています。
逃げにくいだけでなく、助けも呼びづらい場所になっていますので、雨の日の夜の公園は本当に危険です。

花火大会での防犯対策のポイント

夏の風物詩である花火大会。毎年楽しみにしている人も多いことでしょう。ただ、季節ごとのイベントでは、それぞれ独特の注意点があります。花火大会ではどのようなことに注意しなければならないのでしょうか。

(1)痴漢
まず花火大会をはじめとした夏の野外で行われるイベントで気をつけてほしいのが、人ごみを利用した痴漢です。混雑する会場ですから、すれ違いざまに少し体が触れても仕方がないと思うでしょう。でも、それを利用してわざとぶつかってきたり、触ってくる痴漢がいます。
また、花火大会や縁日などでは浴衣を着ている人も多いでしょう。動きにくいので、さらに狙われやすくなるとも言えます。
会場の中でも混んでいる箇所を歩く時には、特に周囲に気を配ってください。

(2)すり
人ごみで痴漢と同じく気をつけなければならないのが、すりです。花火大会などでは、できるだけ荷物を減らしたくて、お財布だけポケットに入れたり、小さなポーチだけを手に持って行くという人も多いはず。これは、混雑した会場ではスリに狙われやすくなります。
貴重品はポケットや浴衣の袖などには入れず、しっかり持てるカバンや巾着に入れて、体の前の見える位置で持ちましょう。

(3)盗撮
花火大会のような特定の日だけに行われるイベントでは、会場に仮設のトイレが設置されることがあります。このトイレは簡易的なものなので、盗撮にも気をつけてください。
仮設トイレだけでなく、公衆トイレを利用するときには一度周囲を見渡して不審者がいないかを確認してから入り、トイレの中でも怪しい穴がないか、窓が開いていないか要チェックです。

(4)SNSの投稿
花火大会や浴衣を着ての外出、どちらも頻繁にあることではないので、写真を撮ったらSNSに投稿したくなりますよね。それ自体は良いのですが、リアルタイムで投稿するのはちょっと考えてからにしてください。
今日はどこで花火大会が開催されているか、検索すればわかります。SNS上の情報を発端にして、ストーカーが発生してしまう事件も起きていますので、自分の生活圏がわかるような投稿は避けましょう。また、もし自宅も知られていた場合、留守だということがわかってしまいますので、空き巣などの被害を受けることもあります。
SNSへの投稿は後ほどにした方がいいこともありますので、ご注意ください。

海での防犯対策のポイント

夏といえば海、という人も多いでしょう。海で最も気をつけなければいけないのは置き引きです。
海では水着になることもあり、どうしても貴重品を常に身につけておくことができなくなってしまいます。カバンやタオルなどと一緒に置いておくしかありません。目の届く範囲に置いておくのはもちろんですが、少し遊んでいたり、買い物に行ったりと、目を離してしまう隙もあるでしょう。
海に行くときは、貴重品はコインロッカーに預けて、現金や携帯など最低限必要なものは防水ケースなどを用意して身につけられるようにしておきましょう。その他、タオルなどは失くなっても仕方ないと思えるものを使うと良いでしょう。

秋の防犯対策のポイント

警視庁が発表している月別の性犯罪(強姦・強制わいせつ・公然わいせつ)の認知件数を見ると、春から夏にかけて増えていくのは一般的にも知られているのですが、実は、秋の始めにも増えるタイミングがあります。
夏は一般的に薄着になるため肌の露出度が高まり、触発されて性犯罪も増えると言われますが、なぜ秋の始まりにも性犯罪が増えるのでしょう。

(1)日没時間に注意
秋の始まりは、まだまだ薄着という人も多いはずです。ただ、その感覚とは別に、日没の時間はどんどん早くなっていきます。この2点が重なることで、危険な状態が生まれてしまっていると考えられます。

(2)窓の開けっ放しに注意
また、日が沈むと涼しく過ごしやすくなるのもこの季節の特徴です。エアコンを使わなくても窓を開けておけば良くなります。ここに油断が生じると大変危険です。窓を開けたまま寝てしまい、施錠されていない網戸から侵入されるケースがたくさんあるのです。
家に侵入されると、空き巣や居空きのほか、強姦や強制わいせつなどの性犯罪にもつながります。
季節の変わり目は生活習慣も変わりがちで、ついつい窓を開けていることを忘れてしまうということもあるでしょう。その隙を狙われると大きな被害を受けかねません。
窓を開けたままで眠ってしまう、外出してしまうということがないように、施錠には十分に注意してください。

ハロウィンの防犯対策のポイント

すっかり日本でも定着してきたハロウィン。渋谷の混雑ぶりは毎年ニュースになるほどですし、仮装パレードは各地で開催されています。しかし、人がたくさん集まり、盛り上がるときだからこそ、発生してしまう犯罪や迷惑行為もあります。ハロウィンイベントの裏に潜む危険とはどのようなものでしょう。

(1)ナンパ

ハロウィンの日に最も多い被害がナンパです。正直に言えば、ナンパ自体が悪いことだとは思いません。ナンパをきっかけに素敵な出会いもあるかもしれません。
ただ、ナンパの仕方やしつこさによっては迷惑ですし、怖い思いをしたという話もたくさん聞きます。
例えば、
▶︎ナンパを断ったら罵声を浴びせられた、威嚇された。
▶︎腕を掴まれ強引に引き止められた。
▶︎家までつきまとわれた。
▶︎車の中に引き込まれた。
などなど。これらはナンパでしょうか。すでに犯罪の範疇に入ります。

実はナンパをされやすい女性には特徴があります。必ずしも容姿ではなく、服装や仕草も関係してきます。
特に、強引に誘ってくるような男性が狙うのは、スキがある女性だそうです。

服装であれば、男性ウケの良い服を着ていると、男性を意識していると思われて、声をかけられやすくなるようです。だらしない着こなしや雰囲気の女性はスキがあるように見えるので狙われやすい、ということも。服装に加えてメイクや髪型も、だらしなく思われると、強引な態度や暴力的な態度をとる男性が増えるようです。
また、意外なことにOLっぽいスーツなども狙われやすいとか。ただこの場合は、疲れてそうな人を狙うという話で、これもまたスキにつながるからのようです。

仕草も服装と同じく重要です。背中が丸まっていたり、きょろきょろ、おどおどしていると、気が弱そうに見えてしまい、強引なナンパをされやすくなります。また、だらだらと歩いていると、目的地や待ち合わせがないと思われ、つきまとわれることも増えてしまいます。
背筋を伸ばして、堂々と歩くことを意識しましょう。

ただ、強引なナンパをする人は基本的に相手の都合は考えていません。上記のような被害にあった場合には、ナンパの度を越していますので、警察に通報や相談をしましょう。

(2)痴漢

ハロウィンの日には、渋谷やクラブなどのパーティー会場など、混雑したところで非常に多くの痴漢被害が発生しています。大勢の人が騒いでテンションの上がる雰囲気で、セクシーなコスプレをしている女性も多く、ついつい触ってしまう、あるいは触っても良いのではと勘違いする人も出てくるようです。
そして、パレードの行われる街中や広いクラブのフロアなどは、人の動きが多い場所です。電車のような密閉空間ならば、痴漢の犯人がわかることもあります。しかし、広い空間では通りすがりに触られても、そのまま人混みに紛れてしまい、犯人を捕まえることが非常に難しくなります。

このような痴漢を避けるためには、残念なことですが現状では混雑している場所には入らない、ということになってしまいます。ハロウィンのパーティーに参加する場合でも、隣の人との間に空間ができなくなってしまうくらいの混雑している中心部には行かないと決めておけば、かなり安全に過ごせるようになります。
また、ハロウィンの日は渋谷や六本木などの繁華街が非常に混雑するのは当然として、パーティーに参加するなどの用事がなければ、その日は避けておいた方が余計なトラブルに巻き込まれない対策にもなります。

冬の防犯対策のポイント

イルミネーションの季節の防犯対策のポイント

年末が近づくと街の雰囲気が変わります。ライトアップされる場所が増え、イルミネーションもいろいろなところに作られます。いくつも見に行く方も多いのではないでしょうか。そんな楽しいイベントにも危険は潜んでいます。イルミネーションを見るときに気をつけるべきことを確認しましょう。

(1)スリに注意

きれいなイルミネーションを目の前にするので、どうしても注意がそちらにいってしまいます。写真を撮りたい場合には、イルミネーションの光の加減や人通りなどにも気をつかいますので、さらに集中してしまうでしょう。しかも、人気のイルミネーションには多くの人が集まりますので、混雑もしています。
スリにとって犯行しやすい場所が生まれてしまうのです。

(2)SNSの投稿に注意

イルミネーションの写真を撮ったらSNSに投稿したくなります。でも、ちょっとだけ個人情報にも気をつけてから投稿してください。
投稿された写真のイルミネーションを見れば場所もわかりますし、本当に写真を撮ってすぐにリアルタイムで投稿した場合、自分のいる場所もわかってしまいます。ストーカー被害に遭ってしまうかもしれませんし、逆に自宅が留守であることがわかってしまう、ということも。公開範囲を指定したり、投稿時間をずらしたり、少し工夫するといいと思います。

(3)夜道の不審者に注意

ライトアップされるのは夜ですし、日が沈むのが早い季節でもあります。どうしても帰りは暗くなってからになります。暗い夜道の不審者には注意してください。
家族に迎えを頼んだり、タクシーを利用したり。歩く場合にも防犯ブザーや防犯アプリをぜひ用意しましょう。

年末の大掃除のついでにできる防犯対策のポイント

年末ならやる気もでるのが大掃除。普段はしないところまでしっかり掃除をする方も多いはず。その時に、ついでに少しだけ防犯対策もしてみましょう。それは、盗聴器や盗撮カメラがないか確認すること。普段はあまり意識しない場所に仕掛けられていることが多いので、大掃除は絶好の機会です。

(1)コンセント
長期間作動する盗聴器を仕掛けるには、電気が必要です。コンセントの裏側や、延長コードやソケットに埋め込まれているものも。

(2)室内灯
天井近くのライトは普段はほとんど触りません。室内灯のさらに上や、内部に仕込むタイプの盗聴器もあります。

(3)置き時計や掛け時計
これらも滅多に動かすことがないものです。しかも、時計は室内から見やすい場所に置きますので、小型カメラを埋め込まれている、などという場合もあるようです。

(4)エアコン
エアコンも高い位置に設置されているものなので、あまりよく見ることはありません。しかも、内部には空洞が。盗聴器や盗撮カメラを仕掛けるには都合のいいものでもあります。

(5)ドアスコープ
家の中から外や来客を確認するためのドアスコープ。特に普段まったく覗いたりしていないという方は確認しましょう。盗聴器などを仕掛けることはできませんが、レンズをすり替えられている事件もあるそうです。つまり、外側から部屋の中がよく見えるように加工されているのです。

日常生活では盗聴や盗撮などはあまり意識することはないでしょう。でも念のため、大掃除のときくらいは思い出してみてください。

年末年始の防犯対策のポイント

年末年始は実は犯罪の増える時期でもあります。帰省する人や旅行をする人が多い時期なので、長く留守になる家が多くなるために空き巣に狙われやすくなることや、買い物やパーティー、初詣など人混みへ出かける機会が増えるのでスリの被害が多くなることが原因だと考えられます。
年末年始に注意したい防犯対策を確認しましょう。

(1)スリ、置き引き、ひったくり対策

忘年会や新年会など、お酒の席に行くことが増える季節です。そんなときに、上着に貴重品を入れたままでハンガーにかけたり、カバンを見えない場所に置いておいたりすることもあるでしょう。忘年会や新年会などの大人数での宴会では席の移動も頻繁ですし、さらに席を外してトイレに行ったりすることも。そのような隙を狙って、スリや置き引きといった窃盗が行われます。貴重品は身につけるよう意識しましょう。
また、お酒を飲んだ帰り道、ついつい注意力が散漫になってしまうこともあります。ひったくりに狙われないためにも、飲み過ぎには注意して。
また、酔っていなくても、年末年始の大きなイベントの人混みでは、スリに狙われないように財布はコートの内ポケットに入れる、手荷物は離さないなど、常に心がけるようにしてください。

(2)空き巣対策

年末年始に帰省したり旅行にいったりするときには、空き巣対策も大切です。すべての窓や入り口に施錠されているかの確認はもちろん、近所の人たちに留守にすることを伝えておくのも良いでしょう。また、家の中に侵入するときに使われてしまいそうな足場になりそうなもの、脚立やバケツなどが家の外に置かれていたら、しまっておくことも重要です。

また、年末年始はお酒を飲む機会が増え、羽目を外してしまう人がいることで、嫌な思いをする場面も生まれてしまいがち。特に女性の場合、職場の男性や上司などからアルハラ・セクハラにも悩まされるかもしれません。それらに対しては、どのように対処すれば良いのでしょうか。

(1)どのようなことがセクハラになるのか

まずセクハラに当たる事項を知っておきましょう。社会的にもセクハラであるという認識が共有されている事項ですので、我慢することはありません。

▶︎腰に手を回す、足を触る、頭を触る、などのボディタッチ
▶︎聞こえるような声で下ネタを言う
▶︎恋愛経験などについて聞かれる

(2)セクハラ対策

上記の行為がセクハラであるという常識がない人も、まだまだいます。そのような人が悪気なく行っている場合もありますが、やめてほしいことははっきりと伝えることが重要。その行為はセクハラだということ、嫌だと伝えることが必要です。
開き直る人、とぼける人もいますが、セクハラ行為がモラルに反することは社会的常識となっていますので、その認識がない知識の古い人に合わせる必要はありません。

本人に直接言っても効果がない場合には、第三者に相談しましょう。いつ誰にどのようなことをされた、言われたのかなど、具体的な被害内容を記録しておき、会社のセクハラ相談窓口や信頼できる上司に相談します。
もしそのような機関がない、対応してもらえそうもない場合には、都道府県労働局雇用環境・均等部(室)に相談することもできます。相談は無料ですし、匿名での相談も可能でプライバシーは守られます。そのため会社に直接言いにくい場合にも、まずここに相談すると良いでしょう。

合コン、飲み会での防犯対策のポイント

お酒を飲んだり、会食をしたり、人と一緒に過ごすのは楽しいイベントです。ただ、よく知らない人との飲み会や食事、あるいはその場で声をかけられて一緒に飲むことになった人との間では、残念ながら性犯罪の被害にあってしまう可能性も否定できません。
楽しいはずのイベントで被害に遭ってしまわないよう、気をつけるべきポイントは覚えておいてください。平成27年の犯罪白書によると、平成26年の強姦認知件数のうちの45%以上が被害者と面識のある者による犯行でした。強姦というと突然襲われるようなイメージがありますが、実際には友人、知人、職場の関係者などにも注意しなければならないという残念な状況なのです。デートレイプという言葉もあります。友人や知人など知っている人、あるいは付き合っている相手など、婚姻関係にはない人との間での強姦や、非合意での性交のことを言います。交際している相手であっても、精神的な圧力を加えたり、薬物を用いる、お酒を過度に飲ませるなどして、否定の意思を表示できないようにして行われる性交もデートレイプに含まれます。

知り合いと楽しくお酒を飲んだりするはずなのに、疑いたくはありません。けれど、万が一ということもありますので、気をつけるポイントは確認しておきましょう。

(1)頼んだ飲み物は自分で受け取る
多人数で飲んでいるときに、複数の飲み物を一度に注文することはよくあります。でも、運ばれてきた飲み物は、できるだけ他人には触らせずに自分で受け取りましょう。自分のところに届くまでに、飲み物に薬物(デートレイプドラッグ)を入れられないようにするための警戒です。

(2)席を離れる時は飲み物を空にする
これも自分の飲み物に薬物などを入れられないようにするための対策です。デートレイプに使われる薬物は無味無臭、飲んでも気づかないものが多いそうです。席を立つ時にはグラスを空にして、戻ってきたらまた自分で飲み物を頼みましょう。

(3)自分の飲める量を把握する
飲み会に限ったことではありませんが、非常に大切なことです。自分がどれくらいのお酒を飲んで平気なのか、酔ったときにはどのような変化があるのか、把握しておいてください。その場が楽しいから、あるいは勧められるままに、自分の限界を超えてしまうような飲み方は絶対にしないでください。

こんなところではこんなことに注意!場所ごとの防犯対策

電車やバスに乗った時の痴漢対策

通勤や通学などで混雑した電車に乗るとついてまわるのが痴漢の不安です。山手線など一部の電車には監視カメラが設置されましたが、それでも防犯効果が完全だとは言えません。
まずはどのような対策が必要なのか確認しましょう。

(1)痴漢とは

まずそもそも痴漢とはどういった行為を指すのでしょうか。『犯罪白書』によると、痴漢行為は、各都道府県の迷惑防止条例違反の痴漢事犯と、強制わいせつ事犯に分類されます。
迷惑防止条例では、「人を著しく羞恥させ,又は人に不安を覚えさせるような行為であり,公共の場所又は公共の乗物において,衣服等の上から,又は直接人の身体に触れる」などと定義されています。強制わいせつはさらに悪質なもの、という位置付けです。
つまり、痴漢は体を触るなどの行為だけでなく、人に羞恥や不安を覚えさせる行為を指すものであり、それらは広く犯罪になる、というわけです。

(2)痴漢が多い時間帯は

電車での痴漢の被害が多く発生しているのは、やはり通勤ラッシュ時と帰宅ラッシュ時、つまり電車が混雑している時間帯です。電車内が混んでいるので、故意に触っているか瞬間的には判断しにくく、周りからも痴漢行為が行われていることが見えにくく、また駅構内も混雑しているので痴漢が逃げやすい状況でもあります。
本当はラッシュの時間帯を避けるのが最も良い痴漢対策なのですが、会社や学校の始まる時間帯に合わせる必要があったり、帰宅時間を遅らせるわけにはいかないなど、避けるのは難しいのも確かです。

(3)痴漢に遭いやすい場所は

では、電車の中でもさらに痴漢に遭いやすい場所はあるのでしょうか。
避けた方が良い場所はいくつかあります。まず、改札や階段に近い車両や乗車口の近く。これらの場所は電車の乗り降りや駅での移動が楽という利点があるため、多くの人が集中するところでもあります。そのため、周囲よりもさらに混雑が激しくなります。痴漢は混雑に乗じて犯行に及んだり、逃亡したりするのを狙っていますから、混雑した車両では痴漢が起こりやすいと言えます。
次に、ドア付近です。混雑した電車に、ドアが閉じる直前に、最後に乗った場面を想像してみてください。自分の横はすぐにドアで、人はいません。もしその反対側に痴漢が来てしまったら。ドア側には逃げられず、反対側は痴漢に塞がれてしまい、逃げ場がなくなってしまいます。さらに、駅についてドアが開いたら、痴漢はすぐに逃げることができてしまいます。
逃げられない死角という意味では、車両と車両の連結部分も危険です。逃げにくく、周りからは見えにくい場所なので、押し込まれてしまわないように注意してください。
また、座席に座っていても痴漢の被害に遭うことはあります。その場合、端に座っていると狙われやすいようです。

(4)痴漢に遭いやすい人の特徴は

痴漢に遭いやすい人、つまり痴漢に狙われやすい人はいるのでしょうか。痴漢の被害者というと、派手な女性や露出の多い服を着ている人が想像されがちです。しかし、実際はそうとばかりは限りません。実は、どちらかというと抵抗しなさそうな、気の弱そうな人を狙う痴漢も多いのです。

(5)痴漢に遭わないために

確実な痴漢対策は、女性専用車両に乗ることです。大抵の場合、女性専用車両は一番端にあるので、乗り換えなどが遠くなって面倒ということも多いかとは思いますが、やはり痴漢対策としては最も有効です。
女性専用車両に乗れない場合は、せめて痴漢が多く発生する場所は避けましょう。乗車口や車両の端には乗らないようにして、背後に人を立たせないように気をつけます。ラッシュ時にはできないことも多いでしょうけれど、心がけとしてだけでも気に留めておきましょう。
また、大人しそうな女性、気の弱そうな女性が狙われることが多いので、堂々としていましょう。朝や帰りの時間帯までシャキッとしているのは大変でしょうが、無防備な雰囲気でぼんやりしていると余計に狙われやすくなってしまいます。

(6)もしも痴漢に遭ってしまったら

痴漢を絶対に避けることは残念ながらできません。いくら気をつけていても、被害に遭ってしまうこともあります。もし痴漢に遭ってしまったら、相手を特定できていなくても、やめてください、と言いましょう。怖いとは思いますが、あなたは被害者で、まったく悪くありません。周りの人たちも味方をしてくれますので、勇気を出して声を出してください。
もしそれができない、声が出せない場合には、きょろきょろして周りの人に助けを求めたり、自分のスマホの音を鳴らしたりして、注意を引きましょう。周りの視線が集まれば、痴漢も犯行を続けられなくなります。
そして、被害に遭ったことを駅員さんや警察に届けましょう。

夜行バスに乗るときの防犯対策

旅行のときの移動手段の選択肢の一つとして、夜行バスがあります。交通費を比較的安く抑えられるので利用する人も増えています。ただ、夜行バスならではの注意点もあります。路線バスや電車とは違う、夜行バスならではの防犯対策も確認しましょう。

(1)痴漢

夜行バスは走行中、乗客が眠れるように車内を暗くします。その状況に乗じた痴漢も発生していますので注意してください。
基本的にはバス運行会社も女性専用車を用意したり、予約の際に女性同士を隣にしたり、配慮はしています。しかし、満席になってしまうと男女を隣にしなければならない場合もでてきます。また、隣だけではなく、後ろの席から手を伸ばしてくる痴漢もいるそうです。
そこで、バスを選ぶとき、予約をするときには次のことをチェックしましょう。
最も安心できるのは女性専用バスです。ただ、運行数が限られているためハイシーズンなどは席が取れないかもしれません。その場合、女性安心バスを探してみましょう。女性安心バスは女性専用ではないものの、女性は必ず女性同士で隣の席にするよう配置します。
また、バスの設備でも痴漢の被害を減らせるものがあります。予約時にはバスの設備の説明も確認してください。まず、3列独立シートのバスがあります。通常は2列×2列の席になっているので、隣の人と隔てるものは肘おき一つしかありません。3列独立シートならば、隣の人との間には必ず通路のスペースがありますので安心です。さらに座席ごとにカーテンで仕切られているバスもあります。また、防犯カメラが設置されているバスもあります。
もしどうしても2列×2列シートのバスに乗るしかない場合には、通路側の座席を予約しましょう。窓側だと、隣に座った人にもし痴漢行為をされても逃げ場がありません。通路側なら席を立って、そのまま運転手さんに報告に行くことができます。

(2)すり・置き引き

夜行バスで痴漢の他に注意してほしいのは、すりや置き引きといった窃盗犯です。
バスが走っている間は乗客はバスから降りられませんし、予約時に個人情報を入力することがほとんどです。そのため、乗客が犯行に及ぶことは少ないと考えられます。しかし、夜行バスでのすりや置き引きが多く発生するのは、休憩時間にサービスエリアに停車しているときです。サービスエリアでトイレに降りた人や、座席で熟睡している人の荷物を狙います。
夜行バスでの窃盗被害を避けるためには、以下のことに気をつけてください。
貴重品はポケットに、荷物は自分と密着する場所に置きましょう。財布はポケット、もしポケットに入らない場合にはウエストポーチのような服の中にしまえるカバンを用意しましょう。トイレに行くときや、運転手さんに何か聞きに行くときなど、バスの中を少し移動するだけのときにも常に持っているよう注意してください。
カバンなどの荷物は、足元に置いたりフックにかけたりはせず、自分の膝の上に置くなど体に触れているようにしておきましょう。また、トートバッグなどのファスナーがないタイプのカバンでは、中身が丸見えで、抜き取るのも簡単ですので、夜行バスに乗るときには使わないようにしましょう。

(3)まず周囲を確認
夜行バスに乗車したら、まず周りを見て周囲を確認しましょう。どこに男性が座っているか、自分の左右、前後はどのような人か、把握しておきます。また、隣の人と荷物の置き場について話したり、後ろの人にシートを倒すときに声をかけたり、少しでもコミュニケーションをとっておくのも有効です。もし何か被害にあったときに、協力的になってくれる可能性が高まるためです。

エレベーターで忘れちゃいけない防犯対策

エレベーターに危険があることは意外と忘れがち。でも密室の空間になる場所です。とはいえ使わずに済ませられるものでもありませんので、できるだけリスクは回避して使いましょう。

(1)エレベーターには1人で乗る

密室の空間になりますので、できる限り1人で乗りたいものです。そこで、エレベーターに乗る前には周囲に不審な人物がいないか確認してから乗りましょう。また、エレベーターに乗ったらまず「閉」ボタンを押します。後から乗り込んでくる人を減らせますし、先に行き先の階数を押していると、マンションならば自分の部屋の階がわかってしまうことにもなります。
エレベーターに乗っている間は、極力ボタンの前に立って、壁を背にしてエレベーターの中がよく見えるような位置にいましょう。途中の階で止まって、不審な人が乗ってきそうになったら、さりげなく降りることもできます。

(2)マンション選びの際のエレベーターチェックポイント

マンション選びをするときには、駅からの帰り道や、マンションの防犯設備などは気にするものの、エレベーターについては見落としがちです。エレベーターについては、以下の点を確認してください。
防犯カメラがついている。
防犯窓がついていて、扉が閉まっていても外から中が見えるようになっている。
エレベーターやエレベーターホールの照明が明るい。
エレベーター内に鏡などが設置され、全体が見渡せる。
これらに加えて、非常ボタンが押しやすい位置にあるか、押した場合にどこにつながるかを確認しましょう。

エスカレーターや階段では痴漢と盗撮に注意

エスカレーターで気になるのは盗撮被害です。特にミニスカートを履いている女性など、お尻の後ろでバッグを持って対策をする人も多いでしょう。バッグなどの隠せる荷物がない場合には、手すりを背にして横向きに立つのも有効です。後ろの人から見えてしまいやすい角度ではななくなることに加え、後ろを見て確認することもできるので、盗撮しようと思っている人が後ろに来ても諦めさせられます。階段でも盗撮の被害は多くでています。エスカレーターと違って足をあげる動作もありますので、より盗撮されやすい状態もできてしまいます。ただエスカレーターと異なるのは、階段をゆっくり登ると、盗撮犯も盗撮を続けようと思えば登るペースを合わせなければならず、不自然な動きになってしまうことです。
もう一つ階段で発生しやすい被害が痴漢です。特に通勤ラッシュ時は大変混み合いますので、隣や後ろの人との距離も近くなります。それを利用して痴漢をする犯人がいるのです。そして多くの人が歩いているため、そのまま人ごみに流されて犯人を捕まえにくい場所でもあります。

テーマパークでは盗撮被害に注意

東京ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンをはじめ、全国にたくさんのテーマパークがあります。そこで近年増加している被害が盗撮です。
昔からテーマパークでの記念撮影は当然のようにほとんどの人が行なってきました。それに加えて、スマホに性能のいいカメラがついたり、SNSへの投稿が流行したりと、さらに多くの場所で写真を撮ることが増えました。定番撮影スポットでは、非常に多くの人たちがカメラやスマホを構えて記念写真を撮っています。
しかも、最近はみんなでしゃがんだり、寝そべったり、いろいろなポーズを取るのが大流行しています。友人同士で写真を撮りあうのは楽しいのですが…ここでいったん冷静に。写真を撮ることに夢中になりすぎて、無防備になってしまっていないか確認しましょう。
服がはだけていたり、下着が見えてしまっていたり。そんな人も多くいるようです。そこを狙っているのが盗撮犯。しかも、盗撮した写真がインターネット上で公開されてしまう被害も。
せっかくの楽しいはずのテーマパークを背景にした盗撮写真が出回ってしまうなどということがないように、写真撮影は気をつけながら行なってください。

温泉では脱衣所に注意

温泉での犯罪で多いのは盗撮と窃盗です。これはどちらも脱衣所で発生することが多いので注意してください。
盗撮については、温泉は男女が分かれていますし、周囲からの覗きにも対策ができています。しかし、意外な盲点なのが脱衣所です。
脱衣所にいる女性による盗撮も発生しています。不審な動きをしている人がいたら注意しましょう。
また、脱衣所にあるロッカーは古くなっていることもあり、思ったより安心できない場合もあります。ロッカー破りの被害も多く発生していますので、お風呂に行くときは貴重品は持っていかないようにしましょう。

海外旅行で特に注意すべき防犯対策

(1)日本人旅行者の危険なところ

日本人は日本での感覚で海外にも行ってしまうため危険だと言われます。以下のような危険なことをしてしまっていないか、もう一度確認してください。

1.渡航先の安全情報をちゃんと調べない
2.大使館・領事館の連絡先を調べず携帯もしない
3.日本人であることが丸わかり
4.自信がない雰囲気を醸し出す
5.親切心をそのまま信じてしまう
6.多額の現金を持ち歩く
7.警戒している様子がない
8.旅行初心者の雰囲気を醸し出し、周りから浮いている
9.緊急時用の持ち物を持たない

(2)カメラを人に渡さない

日本では自撮り棒(セルカ棒)を禁止している場所なども増えてきました。そのため、周りにいる人に写真を撮ってくださいとお願いすることが多いでしょう。
しかし、日本にいるのと同じ感覚で、海外で他人にカメラを渡してはいけません。突然カメラを持って走りだすかもしれません。土地勘がないところで逃げられたら、なかなか追いつくのは難しいでしょう。
海外旅行中に誰かに写真を撮ってもらう場合には、もし日本人観光客がいればその人たちに、いなければ周囲のお店や建物などのスタッフなどにお願いするのが良いでしょう。

(3)パスポートを持ち歩かない

海外旅行で常に気をつけてほしいのが、すりです。日本では油断して歩いていても被害に遭うことは稀ですが、海外では観光客を専門に狙うスリもいるほど、頻繁に被害が発生しています。
お財布や携帯などの貴重品は常に肌身離さず、できれば服の中にしまえるポーチなどを用意して持ち歩くと良いでしょう。また、パスポートなどについては、ホテルのセキュリティーボックスにしまっておいた方が安全です。観光には必要なものだけを持って行くように心がけましょう。

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家の中への侵入を防ぐ防犯対策

泥棒にもいくつかのパターンがあります。警視庁の分類では、
家人等が不在の住宅の屋内に侵入し、金品を窃取する手口を、「空き巣」
夜間、家人等の就寝時に住宅の屋内に侵入し、金品を窃取する手口を、「忍び込み」
家人等が在宅し、昼寝、食事等をしている隙に住宅の屋内に侵入し、金品を窃取する手口を、「居空き」
としています。
家に人がいるかどうかによって大きく分かれますが、すべて玄関や窓から侵入しているものです。しかも、鍵のピッキングやガラス破りよりも、施錠されていない箇所からの侵入の方が多いという驚きの統計結果もあります。
気をつければ防げる被害には遭わないように、防犯対策を確認しましょう。

□ツーロックまたは補助鍵
もしピッキングされるとしても、鍵が2つであれば倍の時間がかかります。犯人は目撃されることを嫌がり、素早く開けられなければ諦める傾向がありますので、ツーロックは防犯に有効です。ツーロックにするのにはドアの加工などが必要になる場合もありますので、コストがかかるときには補助鍵をつけましょう。

□サムターンキャップ
鍵穴にはサムターンキャップを取り付けましょう。

□窓ガラス保護シート
窓ガラスの鍵の周辺は狙われやすい部分です。窓ガラス保護シートを貼り、ガラス破りによる侵入を防ぎましょう。

□防犯カメラとセンサーライト
特に戸建ての家の場合、庭や玄関先などには防犯カメラとセンサーライトを取り付けるようにしましょう。泥棒は侵入する家を下見してから犯行に及ぶことが多いので、あえて見えるように設置するのが効果的です。

□外出時は明かりをつけておく
節電、節約のため、家の中の電気をすべて消して出かける方がほとんどかと思います。しかし、これでは留守ということが丸分かりになってしまいます。玄関以外の一部屋だけでも明かりをつけておくと、誰か家の中にいるかもしれないと思わせることができるので効果的です。

在宅時の被害を防ぐ防犯対策

□家の中でも服を着る

自宅では習慣的にほとんど服を着ない、下着とTシャツくらいしか着ない、という人も少なくありません。しかし、実は危険なことでもあります。強制わいせつは屋外だけでなく、家の中でも発生しているのです。窓から下着姿の女性が見えて、侵入を試みるというケースもあります。カーテンを閉めていたとしても、部屋の明かりがついていると外からシルエットが見えていることもあります。

□下着類は部屋干し

天気が良ければ洗濯物は外に干したくなるでしょう。でも、下着類は部屋干ししましょう。下着泥棒の被害は思っているより多いのです。また、外から見て女性の一人暮らしだと分かってしまうのも危険です。外に干す場合には、男性用の服も一緒に干すことも防犯効果があります。

□表札は書かないか足して書く

一人暮らしの人が多いマンションなどでは、表札に名前が書かれていることはあまりありません。特に女性の名前ひとりだけなどという表札は、防犯の観点からは非常に危険です。基本的には、表札は書かない方がいいでしょう。
もし書く必要がある場合には、苗字だけを二人分書くと良いでしょう。性別はわからず、一人暮らしでもないと思わせることができます。

盗撮や盗聴されないための防犯対策

□ドアスコープカバー

ドアスコープにはカバーをつけて、外側から覗かれるのを防ぎましょう。

□脱衣中や入浴中は小窓などを施錠

お風呂に入る時には、小さい窓もすべて施錠しましょう。小型のカメラを差し込まれて盗撮される、などという事件も起きています。

□家の鍵を他人に預けない

他人に鍵を預けるのはやめましょう。気の知れた仲だとしても、あなたの居ない隙に、こっそり盗聴器を仕掛けたり、合鍵を作ってしまう可能性があります。

□こまめに部屋を掃除する
盗聴器が仕掛けられやすいのは、大きな家具の裏や奥まって使いにくいコンセントの周りなど。こまめに家具や部屋を掃除して、何か見慣れないものがないか、ちょっとした変化にも気づけるようにしておきましょう。

ひったくりにあわないための防犯対策

ひったくりに狙われるのは高齢者だけではありません。誰でもターゲットにされてしまう可能性は等しくあります。なぜならば、狙われるのは油断をしている人だから。
外出時には気をつけなければいけない防犯対策を確認しましょう。

□車道側にバックを持たない

ひったくり犯は逃走のために、自転車やオートバイに乗っているケースが多くなっています。その場合、ひったくり犯は車道にいますので、歩行者にとっては車道側が危険ということになります。したがって、車道がある場所では、カバンは車道と反対側に持てば非常に狙われにくくなります。
また、車道と歩道の区別がない道では、必ずどちらかの壁側に寄って、その壁側にカバンを持つようにしましょう。

□バイクや自転車の音に注意する

外出時は周囲に気を配る必要があります。特にひったくりの場合、後ろから忍び寄って犯行に及ぶケースが多いので、後ろから近づいてくる気配がないか、注意しなければなりません。そのためには音も手がかりになります。
イヤホンをして音楽を聴きながら歩いたり、スマートフォンを操作しながら歩いていると、周囲への意識がなくなってしまいますので、やめたほうが良いでしょう。

□自転車のカゴには防犯ネットをつける

自転車に乗っている人がひったくりの被害に遭うケースも非常に多くなっています。自転車に乗っていて被害に遭うと、小回りが利きませんので咄嗟に対応するのは簡単ではありません。そこで、ひったくりに遭わないように予防をしてください。
特に注意しなければならないのは、自転車のカゴです。カゴに入れている荷物を、すれ違いざまや、追い越していくときに取られてしまうのを防ぎましょう。カゴに防犯ネットをつけるだけで、ひったくりに狙われる可能性はとても低くなります。

□財布や携帯などの貴重品をズボンの後ろポケットに入れない

ズボンやスカートの後ろポケットに貴重品を入れるのは危険です。特に、男性に多いのですが、ポケットからはみ出して、見た目ですぐにわかるような持ち方は絶対にやめてください。すれ違う一瞬に狙われてしまいますし、そのまま逃走されると、振り向いた時にはもう追いつけなくなってしまいます。

□定期券は裏返しにする

通勤や通学などで定期券を使っている場合、その扱いにも注意しましょう。パスケースに入れている人も多いと思いますが、それが外から見えないようにするのが無難です。定期券が見えてしまうと、本名と自宅の最寄駅、そして行き先まですべてわかってしまいます。
個人情報はできる限り守っておくべきですから、定期券をケースに入れる時は裏返しに。

路上で痴漢に遭わないための防犯対策

痴漢というと、電車の中など密閉されて混雑した場所を想像する方が多いと思います。しかし、路上での痴漢の被害も同様に発生しています。特に夜の帰宅時には、1日の疲れから歩くのが遅くなったり、近道のために暗い場所を通ったりしてしまいがち。
痴漢に狙われないようにポイントを確認しましょう。

□コンビニなど近くの建物に避難する

進行方向に不審者がいたり、後ろから付いてくる人がいたり、あるいは露出狂に遭ってしまったら、まずはどこかに逃げ込みましょう。焦ってしまうと、できるだけ早く自分の家までたどり着こうと思ってしまいますが、それよりはできるだけ早く近くの安全な場所に行くべきです。また、犯人に家まで付いて来られてしまうのも危険です。
もし、不審者に遭遇したら、できるだけ近い建物やコンビニに一時避難して、警察に通報するようにしましょう。

□防犯ブザーを持ち歩く

防犯ブザーは必需品です。特に暗くなってからの帰り道では、手に持って歩くことをおすすめします。
また、スマホのアプリでも防犯ブザーになるものがありますので、それらを使うこともできます。もちろん、お守り防犯アプリMolyにも防犯ブザー機能がついています。

□怖くなったら電話のフリ

もし不審な人が近くにきたら、つけられていると感じたら、あるいはこれから通るところに怪しい人が立っていたら。いきなり防犯ブザーを鳴らすほどではないけれど、やっぱり怖い。そんな時には電話のフリも効果的です。もうすぐ家につく場所ならすぐに助けが来ると思わせられます。

□ただし、本当の通話はダメ

歩きスマホは画面に見入ってしまうので、周囲が見えなくなってしまいます。それは絶対にダメなのですが、通話もしない方が良いでしょう。話に夢中になると注意力が散漫になってしまいます。

□薄着をしている時は「羽織もの」を持つ

暑い季節には、薄着になる機会も多いもの。露出が多いと痴漢を刺激したり、あるいはしつこいナンパを受けることもあります。薄着で出かける際には、必ずプラスαで羽織ものを持ち、1人で歩くときや夜間には露出を隠しましょう。

□ヒールを履く時は予備の靴を持つ

ヒールはお洒落のひとつでもあり、お仕事で履かなければならない人も多いと思います。しかし、動きづらいのは否定できません。特に帰り道など、疲れがあるとさらに歩くのが遅くなってしまいます。また、万が一被害にあった場合には逃げるのも大変。ヒールを履く時は、行き帰り用に予備の歩きやすい靴を持つのをおすすめします。

□人通りのある明るい道を歩く

家に早く帰りたい、歩く距離を短くしたい、という思いは理解できます。しかし、暗くて人通りのない道を通るのは危険です。人の往来があり、街灯がある道を歩くようにしましょう。もし急いでいるなら、安全を第一に優先してタクシーなどの公共の交通機関を利用するようにしましょう。

帰宅した時に心がけるべき防犯対策

くらい夜道を歩いているときは不安ですが、家に着いたら一安心。なのですが、ちょっとまって。安心しきって油断せず、防犯意識を保って確認すべきことがあります。

□家に入る前に周囲を確認

玄関の鍵をあけるときに、急に後ろから襲われては大変です。まず周りに誰もいないか確認してから。

□エレベーターには1人で乗る

マンションに住んでいる場合、エレベーターに乗る人も多いでしょう。実は、エレベーター内での被害は意外と多いのです。入り口がオートロックだから、エレベーターに一緒に乗る人はこのマンションの人だろうという油断は禁物です。エレベーターは密室です。

□家に入ったらすぐに鍵をかける

意外に思われるかもしれませんが、家の中に侵入されてしまった事件では無施錠だった割合が半数と、徹底できてない人もいるようです。
また、ちょっとコンビニはもちろん、ゴミを捨てに行く、郵便ポストを見に行くといったときにも、鍵は絶対にかけてください。

□電気をつけるまえに一呼吸

これはマンションに住んでいる人の場合ですが、帰宅してすぐに電気をつけると、外から部屋の位置がわかってしまいます。帰り道、あなたの後をつけてきた不審者が、マンションの前で見張っているかもしれません。外出時にも防犯のために明かりはつけたまま、という手段もあります。

□ドアを開けたら声をかける

家に入る時には「ただいま!」と声をかけるなどして、家の中に誰かいるような演出を。一人暮らしだと思われない方が狙われにくくなります。

公衆トイレで盗撮の被害に遭わないための防犯対策

外出時のトイレは要注意。盗撮カメラが設置されていたというニュースもときどき耳にしますので、デパートや映画館などのトイレでも、まず安全か確認しましょう。また、人の少ない公園などのトイレでは、個室に侵入されることがないよう警戒してください。

□トイレに入る前には背後を確認

急いでトイレに入ろうとしているときは特に、周囲への注意が散漫になってしまいます。しかし、トイレに向かう時は、必ず自分の後ろを、誰かついて来ていないか確認してください。

□トイレに入ったら上下左右を一回り確認

トイレの中での盗撮も増えています。最近はカメラの性能も上がり、小型化されているので、発見されにくくなっているのです。個室に入ったら、必ず周囲を一回り見渡しましょう。壁に小さな変な穴はないか、不審なものはないか。忘れ物のふりをして紙袋の中にカメラがあるかもしれません。また、小窓がある場合は窓が開いていないかも確認してから利用しましょう。
その他注意すべき場所は、
トイレットペーパーを補充するラックや棚
サニタリーボックスの周囲
和式トイレの上部
コンセント
ものをかけるフック
などです。

□便座に座ったら扉も注意
公衆トイレのドアや仕切りは多少の隙間があることがほとんどです。便座に座っても、そのような隙間には注意しておきましょう。隙間からカメラが差し込まれてくるかもしれません。また、ドアの裏のフックにかけてあるバッグを、ドアの上からひったくる犯行も起こっています。

もしも露出狂に遭遇してしまったら

防犯対策をしていても、露出狂に遭遇してしまうかもしれません。もし遭ってしまったら、まずはできるだけ刺激せずにその場を離れましょう。
露出魔は見てもらうこと、相手に反応してもらうことが快感です。そのため、被害者が突然のことに驚いて声をあげてしまったり、怖がっている態度を見せると、露出魔を喜ばせることになってしまいます。挑発的な態度を取るのも同様に、興味を持っていると誤解されかねません。
冷静に目を合わせないように、無視して通りすぎましょう。その後、安全が確保できてから警察に通報します。

防犯グッズ

防犯アプリ

生きていく上で必要不可欠と言っていいほど、生活に密着した存在になった携帯アプリ。
実はそんな携帯アプリに1年に1度「携帯アプリの日」があることをご存じですか?

携帯アプリの日とは、2001年1月26日にNTTドコモが携帯アプリケーション「iアプリ」のサービスを開始した記念に、スパイシーソフト株式会社が制定しました。
今では大半の人がスマートフォンを利用し、アプリという言葉も定着していますが、この先駆けとなったのが、ドコモの「iアプリ」だと言われています。
ドコモの「iアプリ」が登場したのをきっかけに、他の携帯会社も同様のサービスを展開していきました。
そして時を重ねるごとに変化し、現代使われているスマートフォンアプリにまで進化しているのです。そんな携帯アプリの日の起源を知ったところでオススメのアプリのご紹介です。
最近も色々な犯罪が報じられています。ご自身がそのような怖い経験をしないためにも、これから紹介するアプリをダウンロードしておいて損はないと思います。

Moly

まずは弊社のお守り防犯アプリ「Moly(モリー)」です。
大半の防犯アプリは、被害に遭ってから使用することを目的としています。しかし、Molyは被害に遭う前に周囲の状況を把握でき、それに応じていつもの帰宅ルートを変更するなどの対処が可能です。
また、自分の家の付近だけでなく、現在地周辺の出来事も知ることができるので、旅行先での防犯対策としても大活躍すること間違いなしです。

自治体や警察から送られる防犯メールは大半がテキストのみで送られてきます。一方、Molyは事件情報がマップ上にピンで表示されているため、視覚的に確認することができます。直近2週間で起きた事件はピンク色のピンで表示するなど、特に気をつけるべき事案も分かりやすく表示されています。また、ひと言アドバイスも付いているので、どのようなことに気をつけたらいいのかも分かるようになっています。

その他、代表的な機能を3つ紹介します。
1.現在地と自宅周辺の犯罪事案をプッシュ通知でお知らせ

事件情報の通知だけでなく、具体的な対策も記載しているため、すぐに行動に移すことができます。

 

2.緊急時の110番通報と防犯ブザーがワンタッチ

被害に遭いそうになった時はアプリ内の防犯ブザー機能や110番機能が役立ちます。瞬時に使えるように、シンプルな操作性を求めて設計しています。

3.ユーザー投稿機能で犯罪事案をユーザー間でシェア

Molyに投稿することで、近所に住むユーザーへの注意喚起にもつながります。自分の住む街を安全にするために、投稿機能を活用して地域一体となって犯罪のない街を作ることが可能です。

女性がご自身の身を守るために活用することはもちろん、ご家族でも、ご近所さん同士でも防犯意識を高められるのがMolyの特徴です。

今後はさらに便利な機能を追加して、より女性の強い味方になるような防犯アプリにしていきます。ぜひダウンロードしてみてください。

ダウンロードはこちらからできます。(AppStoreのリンクです)

 

KOE

KOEは、痴漢撲滅の為に作られた防犯アプリです。
デザインは可愛らしく、機能はとてもシンプルで使いやすいです。電車内で痴漢に遭っているのに、恐怖心から「やめてください」と言えなかったり、恥ずかしくて声が出せない、そして我慢してしまったという経験をしたことがある人もいるかと思います。
そういった時に使うのがこのアプリ「KOE」です。
痴漢をされていると感じたら、このアプリを起動しましょう。
上記の画面が表示されます。この真ん中の口のマークをタップするとブザー音がなります。
ブザー音がなれば犯人だけでなく、周りの人の注目も浴びることになるので、犯人は痴漢行為をやめるでしょう。
ブザー音はマナーモードに設定し解除をしていなくても、十分に大きな音がなります。しかし、中にはブザー音を鳴らすことで、周囲の視線をあつめるのが嫌だと思う方もいるかもしれません。
そういった場合は、ブザー音ではなく、着信音を鳴らすことも可能です。
音はブザー音だけでなく、5つの音から選べます。着信音なら、周囲に知られずに犯人に警告することができます。そして、もう一つのポイントとして、画面の左下にあるメールと電話のマークをタップすれば、
あらかじめ登録しておいた連絡先にすぐに連絡することができます。メールの場合は、被害に遭っている場所の位置情報も連絡先に送ることが可能です。

Don’t Worry

痴漢撃退の防犯アプリをもう一つご紹介します。「Don’t Worry」というアプリです。
上述の「KOE」は、自分で防犯ブザーを鳴らして、犯人に痴漢をやめさせるアプリでした。一方で、この「Don’t Worry」は、自分で痴漢被害に遭っていると発信はしますが、犯人には分かりません。
発信した情報は周囲の「Don’t Worry」をインストールしている人にBluetoothを介して通知され、周囲の人に助けを求めることができます。

被害に遭っているけど、自分では言い出す勇気がでない、誰か気付いて助けてくれないだろうか。
そんな声に、このアプリは応えてくれます。このアプリは使用している人が多ければ多いほど、助けられる人も増えます。
女性だけがダウンロードするのではなく、ぜひ男性にもダウンロードしてほしいアプリです。

みまもっち


「みまもっち」はアプリを使うターゲットを子供と女性に絞っているので、デザインもとても可愛らしく、画面をタップする回数も少なく簡単に操作できます。
インストールしてプッシュ通知を「ON」にしておけば、みまもっちがいつでもあなたを見守ってくれています。

<そもそも、何で、みまもっちを開発したの??>福岡県は平成28年の性犯罪認知件数が全国で6番目と高いという背景から、
全国で初となる子供と女性に特化した防犯アプリを開発しました。

<どのような事案をお知らせしてくれるの?>
対象ユーザーが女性、お子様がメインですので、
お知らせしてくれる事案内容も女性や子供の被害が多いものになっています。
事案…わいせつ・暴行・痴漢・盗撮・のぞき・公然わいせつ・声かけ・つきまとい・ひったくり・強盗・ニセ電話詐欺・盗難などが起きた場合に、アプリがお知らせしてくれます。

<みまもっちの使い方>
まず、みまもっちを起動すると、このような画面が表示されます。

1)真ん中に1番わかりやすく最新の事案が表示されます。
事案情報には、発生した日時と場所、詳しい内容とアドバイスが記載されています。そして、その最新事案をタップすると、地図でわかりやすく発生場所を確認することもできます。

2)また、もしこの事案に心当たりがあった時は「この事案の情報を提供する」をタップすれば、
情報提供フォームに移動し簡単に警察に目撃情報などを提供することが可能です。
些細なことや、電話するのにためらいがあるときでも、この情報提供フォームがあれば、簡単に警察に情報を提供することができます。

3)情報マップをタップすると、事案が起きた場所のマップを表示します。

また、右上の現在地をタップすると自分の現在地の周辺で起きた事案を表示します。

4)現在地の上にある事案一覧をタップすれば、
新着順の事案を一気に確認することができ、どのような事案が頻繁に起きているかということもすぐに確認することができます。

5)そして、左上に表示されている警察署をタップすると、地図上に警察署と交番が表示されます。
一目で、どこに警察署や交番があるかわかりやすくてとてもいいです。
また、地図所の下に表示されている「近くの警察署・交番までのルート」をタップすれば、
現在地から1番近い警察署又は交番へのルートを表示してくれるので、すぐに行きたいときにとても便利で助かります。

出典:福岡県警察

<魅力その①:大音量の防犯ブザーからのすぐ110番!>

このアプリの最大の魅力とも言えるのが、この機能です。

1)右下の防犯ブザーをタップし、「防犯ブザーを起動する」を押せば防犯ブザーが大音量で鳴ります。
マナーモードの状態でも鳴るので、いざという時でもマナーモードを解除する手間はなく、鳴らせます。
また防犯ブザーの音がなんと設定できるのです。
「防犯ブザー音」「助けてください」「やめてください」の3種類から選ぶことができ、
とっさに声が出せなくなった時に、代わりに「助けてください」とブザーが鳴ってくれます。

2)そして、何と言ってもこの防犯ブザーの下にある「通報」というボタンです!
もし、自分の身に危険が起きてしまったとき、防犯ブザーまでは押せたけど、
そこからまたスマートフォンの最初の画面に戻り、一から110番に電話をかける…。
事件に遭っている状況下で、そのような行動をとるのはとても難しいと思います。
ですが、このみまもっちを起動して防犯ブザーをタップしたら、そのまま下の110番もタップできます。
または、そのまま防犯ブザーをタップせずに、すぐに110番を呼ぶことだって可能なのです。これはとても心強い機能だと思います!

<魅力その②:起動していなくても近くを通るとお知らせしてくれる!?>

この機能も、みまもっちの魅力と言っていいのではないでしょうか。
それは、例えば事案が起きた近くの場所を通ったとしましょう。
すると、みまもっちのアプリを起動していなくても、
プッシュ通知としてスマートフォンに現在地付近の事案をお知らせしてくれるのです。
常にアプリを起動してチェックしながら歩く訳ではないので、この機能はとても便利ですし、
危険な場所を通る時の警戒心を強めてくれる効果もあります。
また、プッシュ通知が表示される範囲も「100m」「500m」「1km」「5km」と自分で設定することが可能なので、プッシュ通知を自宅周辺だけにすることできます。

出典:福岡県警察

<魅力その③困った時は相談窓口からすぐ相談!>
被害に遭いそうなときや被害に遭ってしまったあとなど、相談をしたいけどどこの機関に相談をすればいいかわからない、といったことはありませんか?


このみまもっちでは、相談窓口というところをタップすると、
様々な相談に対する窓口を一覧にして表示しています。
また、相談窓口から問い合わせ先をタップすれば、
その画面から直接電話をすることが可能なので、番号をいちいちメモして自分で電話をかける手間も省くことができます。

出典:福岡県警察

Digi Police

警視庁犯罪抑止対策本部が開発した無料アプリ、「Digi Police(デジポリス)」は、東京在住の女性の皆さまにぜひダウンロードしていただきたいアプリです。行政の作った防犯アプリのため、お堅いのかな?と思いきや、とっても使いやすく分かりやすいです。
また、犬の顔をした婦人警官さん「テワタサナイーヌ」さんが
アプリ上で色々と手助けをしてくれるので、堅苦しくない、見ていて楽しめるようなアプリになっています。

<主な機能は?>
機能はひとつずつご紹介するのですが、
おおまかにどのようなことがこの防犯アプリでできるのかをまとめておきます。
①犯罪発生情報の確認
②捜査中の情報を確認
③防犯ブザー機能
④痴漢撃退機能
⑤Twitter

<①犯罪発生情報の確認>

1)Mapというところをタップすると、地図が表示されます。そこには警視庁管内の警察署と、近くの警察署までのルートを表示する機能がついています。
そのため、自宅最寄りの警察署ではなく出先で警察署に向かわなければ行けない場合、いち早く近くの警察署までのルートを表示してくれます。
言語設定を英語にすれば、英語で地図を表示し対応してくるので、困っている観光客がいれば地図で警察署まで英語で案内することもできます。

2)また、地図上で不審者情報や事件、特殊事件がどのような場所で何時起きたのかを表示させることも可能ですので、
このエリアは危険といった状況を把握することもできます。

<②捜査中の情報を確認>

Digi Policeでは、公開捜査の情報を確認することが可能です。
公開捜査をタップすると、公開捜査されている情報が一覧で確認できます。
一つ一つをタップしてみると、防犯カメラに写った被疑者を写真や動画で確認できるようになっています。
事件の概要や、被疑者の特徴の詳細も表示されているので、もし心当たりがあるようでしたらぜひ情報提供をしましょう。

<③防犯ブザー機能>

防犯ブザーと言われて想像するのは、楕円形の小さいブザーに紐が付いていて、
緊急時に紐を引っ張ると音が鳴るといった物がほとんどだと思いますが、こちらは、なんと防犯アプリの中に防犯ブザーもついているのです。
防犯ブザーをタップしてみると、ベルの画像が表示されます。
緊急時にこちらをタップすると、大音量のブザー音が鳴ります。
マナーモードでも鳴るようになっているので、いつもマナーモード設定をしている人でも、
設定を変えることなく使用できます。帰宅時など、この画面を起動させて歩くと安心ですね。また、防犯ブザーが鳴ると自動的にあらかじめ登録しておいた連絡先にお知らせのメールが届く設定もできます。
こちらの機能はしっかりと理解した上でのご使用をオススメします。

<④痴漢撃退機能>

防犯ブザーと少し似ていますが、こちらも画期的な機能です。
もし痴漢をされた場合、怖くて言えない場合など、声を出さなくてもこの画面をタップすると助けを求めることができます。
こちらも防犯ブザー同様に音が大きいので、効果は期待できます。

<⑤Twitterで警視庁犯罪抑止対策本部の情報をゲット>

Twitterをタップすると、警視庁犯罪抑止対策本部のTwitterを確認することができます。
つぶやき数も多く、最新の情報が欲しいときにはもってこいです。
出典:警視庁

<楽しみながら詐欺対策>
この防犯アプリの注目すべき点は、警視庁からリリースされているアプリなのに遊び心が満載な点です。

①詐欺カルタ

まずは“詐欺カルタ”です。
詐欺カルタをタップすると、特殊詐欺でよく使われるキーワードが動画で再生されます。
動画再生後にもう一度画面をタップすると、特殊詐欺の手口や情報提供をする画面が表示されるようになっています。
楽しみながら、特殊詐欺の手口を自然と覚えられます。

②テワショット

カルタは詐欺対策、ではこの機能はなんだ?と思いますよね。
この機能、なんとマスコットキャラクターのテワタサナイーヌと写真が撮れるのです。
まさか防犯アプリでカメラ機能が付いているとは予想外ですよね。しかし、意外にこれがハマります。

③Digi 分署
これまた面白い機能です。こちらは、Digi Policeの使用状況に応じて、
テワタサナイーヌや他のキャラクターを取得できる機能です。
また、収集したキャラクターを人事異動させたりする機能もあるので、こちらも楽しそうです。

<ワン!タッチメール機能>


こちらの機能は、あらかじめ設定をしたメールアドレスにアプリ内の情報をワン!タッチで送信できる機能です。
事前に設定できるメールアドレスは3件までです。自分だけでなく、親御さんと情報を共有するのも防犯対策としていいですね。

<すぐ見つかる相談窓口>


いざ警察署に何かを相談したいとき、どこの窓口の相談内容なのだろうと迷ったことはありませんか?
こちらの相談窓口をタップすると、相談したい内容が一覧に簡単に表示されています。
自分にあった相談内容をタップすれば、すぐに連絡することが可能です。
出典:警視庁

防犯カメラ

防犯カメラ設置で犯罪は減る?

現在、街を歩いていると防犯カメラが設置されているのを見る機会が増えたように思います。防犯カメラが増えて、実際は本当に犯罪は減っているのでしょうか?

https://mainichi.jp/articles/20170120/ddm/041/040/103000c
「重要犯罪検挙率76.6% 防犯カメラ端緒増加 昨年の100万件下回る」

この記事に書かれているように、結論、犯罪は減少しています。警察庁の発表によると2016年の刑法犯認知件数は戦後直後から記録された中で初めて100万件を下回りました。防犯カメラの設置を増やしたことが犯罪減少に繋がったといえます。

ダミーの防犯カメラではダメ

防犯はしたいけど、本物の防犯カメラは高価だから、安価なダミーの防犯カメラを設置すれば、警戒して防犯効果があるのではないのかと、ダミーの防犯カメラを設置しているご家庭もあるかと思います。

たしかに、防犯カメラがあると思って警戒するかもしれませんが、それはちゃんと設置場所と本物そっくりな防犯カメラを設置した場合に限ります。ダミーの防犯カメラは、配線をする必要がないので、どこでも簡単に設置することができます。だからといって、好きな場所に設置してはいけません。
なぜなら、設置する場所が不自然な場合、プロの泥棒には簡単にバレてしまうからです。ダミーの防犯カメラが、本当にダミーだとバレてしまっては意味がありません。

そこで、もしダミーの防犯カメラを設置する場合の、気をつけてほしいポイントをまとめました。

①配線位置が全く考えられていない場所に設置するのは×

本物の防犯カメラは、有線はもちろん無線でも電源配線が必要です。ですから、全く周りに電源になるような物がないところに防犯カメラを付けたらとても不自然です。

②屋内用の防犯カメラを屋外に設置するのは×

まず屋外と屋内では防犯カメラの仕様が違いますし、耐久性も違います。屋内用の防犯カメラなのに屋外で使用していたら、こちらも不自然でプロの泥棒にはダミーだとお見通しです。

③ダミーだとしても安価すぎるのは×

本物の防犯カメラを設置するのはお財布に優しくないからと、安価なダミーを設置するとします。しかし、安価を求め過ぎてどう見てもすぐにダミーだとわかるような防犯カメラだとしたら、全く意味がないです。たとえいくら安価だとしても、本物とかけ離れたダミーではなく、少し高くても本物そっくりなダミーを買うようにしましょう。

防犯カメラ紹介(屋内・屋外オススメ)

いろいろな種類があってどれを買えばいいかわからないという人にMolyがおすすめする防犯カメラをご紹介いたします。留守中の防犯対策などにもぜひ、お役立てください。

屋内に設置するカメラは、防犯だけでなく、家族の安否確認にもとても役立ちます。防犯カメラは屋外につけるものと思っている人もぜひチェックしてみてください。

★【CT-AHD610】220万画素 フルHD 屋内用全方位撮影・パノラマ赤外線暗視AHDカメラ(f=2.3mm)

出典:防犯カメラダイレクト

一見火災報知器に見えますが違います。
今までのカメラは部屋の天井の角に設置するものが多いですが、これは天井のど真ん中に設置します。部屋の角ですと、どうしても死角ができてしまいます。しかし、部屋の真ん中に置くことで、360°カメラが見渡すことができるようになります。これなら、天井から人がぶら下がって降りてこない限り、侵入者や、家族の安否が全方向から確認できます。

続いて、屋外の防犯カメラです。

屋内の防犯カメラは、「既に侵入されている状態で初めて効果のあるもの」とも言えます。侵入を防ぐにはやはり屋外用の防犯カメラが大切です。

出典:Amazon

こちらの防犯カメラも、一見防犯カメラに見えないですね。

屋外の防犯カメラはゴツゴツしていて、いかにもカメラだと分かる形が多いのですが、こちらはむしろ防犯カメラがついているのかさえ分からない大きさと形になっています。

また、小さいため小回りがきくのと、なんと水深1mもの防水加工になっているのです。小さくても、雨に打たれてすぐに壊れてしまったら…という心配もない、スリムな屋外用の防犯カメラになっています。

1人暮らしの女性も安心!簡単防犯カメラガイド

「私の住んでいる地域は治安がいいから大丈夫!」と思っている方、油断は大敵です。安全と思っていても、実は危険はすぐ近くに潜んでいるものです。今回は防犯カメラの効果及びオススメの設置方法を紹介いたします。

「SECURITY SHOW」という、各企業が自社の先端技術や注目技術をアピールするセキュリティと安全管理の総合展において展示されていた商品の中から、Moly編集部で選んだ商品をご紹介いたします。

ChecKEY

みなさん、家の鍵を閉めて外出した際、「あれ?さっき鍵閉めたっけ?いや、閉めたよね?」
となった経験ありますよね?
私は鍵を閉めた後、ドアノブを一回引っ張り、閉まっていることを確認してから出るにも関わらず、よく自分が鍵を閉めたのか忘れます。
そこで役立つのが「ChecKEY」です!

これは、自分の鍵と取り付けた「ChecKEY」で家の鍵を閉めてみると…


窓の色が白→橙に変わりました。
これで、例えば家を出て少し離れたところで鍵の閉め忘れを心配になったら、鍵を見れば一目瞭然なんです。
そして何より1,200円とお値段もお手頃です。
お手頃な値段で、簡単に防犯対策ができます。つまり女性の一人暮らしにはもってこいの商品です。

ご紹介させていただいた「ChecKEY」は美和ロック株式会社さんの製品です。以下のリンクから詳細を確認できます。
http://www.miwa-lock.co.jp/lock_day/lineup/checkey.html

簡単設定ネットワークカメラ ミモール PF-CS713


上の写真の製品は、簡単設定ネットワークカメラ ミモール PF-CS713 です。

http://mimo-ru.com/

こちらの監視カメラは、簡単に監視できる防犯カメラで、防犯だけでなく家族・ペットも見守ることができます。設置もとても簡単で、機械類が苦手という女性でも5分程度で設置できるそうです。
また、スマートフォンからの遠隔監視も可能で、外出先からでもいつでも室内を見ることができ、会話をすることも可能です。たとえば、誰かが侵入した際、直接犯人に「コラーっ」と言うことも可能です。
女性の一人暮らしでも大活躍してくれること間違いなしの商品です。簡単に設置でき、大きさもちょうど良いです。そして何より女性が好きそうな、丸くて可愛らしいフォルムなんです。
今の防犯カメラは簡単に取り付けられるので、防犯カメラをつけるのを躊躇している女性の方にはオススメです。

SECOMの「ココセコム」

⑴「不審な男につけられてるかも」
そんなとき、ボタンひとつでSECOMへ緊急事態を通報することができます。

⑵ココセコムなら「今どこ?」を素早く把握。
要請があればSECOMが現場に急行します。

⑶ご自身が不安を感じるときは「見つめてコール」
ココセコムの電源スイッチを2回押すと、見つめてコールがセットされます。セットされるとココセコムの本体が一定の間隔で振動。そのたびにスイッチを操作して対応。もし万が一、事件に巻き込まれるなどして一定時間内に応答操作が出来なくなった場合は、ココセコムがSECOMに自動通報。すぐに緊急対処員の急行を要請するとともに、オペレーターが連絡先にお電話します。
(ココセコムhttp://www.855756.com/women/より)
https://www.secom.co.jp/

earth eyes


見た目からして、従来の防犯カメラとは違います。

五感のように精細な機能と、予測を可能にするAI(人工知能)を搭載し、不審・異常な動きや音を検知して判別、リアルタイムに状況で自動通知、そして対処までおこなう「能動的に危険を回避する」事を可能にした世界初の五感AIロボットです。
立体検知・・・独自の軌跡技術で、人・物を立体的に把握
動作検知・・・画像を背景と動体に分けて認識できる動体検出が可能
人の重なり検知・・・距離が分かるので、人間が重なっても同一の物体と誤検知しない
顔認証・・・事前に登録した顔情報と一致する人物を検知する
音種識別・・・悲鳴や破砕音などの危険音を区別して検知する
臭覚感知・・・匂いの状態と異常を識別
声掛け機能・・・アースアイズが状況に合わせてお声がけをする
音声出力・・・警告音を出すことができる基本性能
録画・録音機能
自動通知・・・アースアイズからの通知を、専用のアプリをインストールしたスマホなどで受信
LED発光・・・不審者を検知した際に自動で発光させる設定やスマホでなどの端末から任意で発光させることが可能
PoE・・・LANケーブルと併せ1本のケーブルで接続が可能

(アースアイズ株式会社様 展示会資料より引用)

まるで人間が監視しているようなカメラですよね。
見た目も形もスタイリッシュで、取り付けも強力な磁石で窓ガラスの中と外から窓ガラスを挟むようにくっつけるだけです。屋内の防犯カメラはもちろんのこと、屋外カメラもストーカーやつきまといに遭ったときに役立つこと間違いなしです。

詳しくはアースアイズ株式会社様の企業ページから資料がダウンロードできますので、そちらをご参照ください。

Dive-y360

スタイリッシュでオシャレを邪魔しない防犯グッズならこれがオススメです。


産業用LED照明・防犯カメラ企画製造の株式会社ダイトクから発売された『Dive-y360』(だいびーさんろくまる)という製品。
なんと電球ソケットに付けてすぐに360度撮影できる電球にそっくりなWi-Fi防犯カメラなのです。
天井に取り付ければ360度部屋を確認でき、色んな角度にカメラを設置する必要はなく、一つで部屋全体を見渡すことが可能です。
また、スピーカー機能も内蔵しているため、声かけすることができ、家族の安否確認も可能です。
防犯カメラって露骨で嫌だなぁと思っていた女性の方々も、これならお部屋にも設置できそうですね。

SankeiBiz様による紹介記事は以下のリンクから読むことができます。

電球みたいな 360度・Wi-Fi 防犯カメラ発売!
スマホから操作・ライブ映像確認も
http://www.sankeibiz.jp/business/news/170127/prl1701271002015-n1.htm

TAGURI@CAM

ほとんどの防犯カメラは大手の電気メーカーや監視カメラの製造を専業で行っているメーカー製ですが、こちらの防犯カメラは鍵屋さんが作った防犯カメラです。
日本ロックサービスという主にカギ関連の製品を扱っている企業が作ったこの防犯カメラ、その名も「TAGURI@CAM」。業界内でも注目されています。
防犯上とても大きな役割を果たしてくれるカギですが、そのカギを専門としている企業が防犯カメラも作ったというのは新たな視点があって面白いですよね。
「TAGURI@CAM」は、モバイル通信を利用することで、電源さえ確保できれば設置工事の際にはLANケーブルの配線が不要です。
レコーダーなどの録画機器の設置も必要ないです。
ですので、山間部などの災害監視、建設現場や畑の防犯監視などでも気軽に導入を検討することができます(しかもレンタルにも対応予定)。
設置しにくい、手が出しにくいと思っていた防犯カメラが気軽に取り付けできます。

また、「TAGURI@CAM」に加え、「TAGURI@HOME」というホームセキュリティも同時に注目されていて、IoT時代のホームセキュリティという新たな防犯の形が生まれるかもしれません。
時代の変化に対応する新しい防犯システム、今後の活用がとても楽しみです。

RBB TODAY様での紹介記事は以下のリンクから読むことができます。

カギ業界から新規参入!モバイル監視カメラサービス「TAGURI@CAM」
http://www.rbbtoday.com/article/2016/07/25/143771.html

Molyのオススメ防犯情報取得先のご紹介

普段あまり気にしない防犯情報ですが、実はみなさんのまわりでは、各都道府県ごとにためになる地域周辺の犯罪や防犯情報は発信されています。今回はまず、東京都の警視庁が犯罪や防犯情報をどのように発信しているかをご紹介します。

「犯罪情報マップ」

犯罪情報マップは東京都における地域の犯罪発生情報を地図上で確認できるホームページです。
このマップでは、区市町村単位そして町丁目単位で東京都の犯罪情報が確認できます。
犯罪事案の発生場所を知ることができるだけでなく、犯罪の罪種別や手口別の認知件数も公開されていますので、地域住民や自治体で情報を分析して活用することも可能です。

参考URL:犯罪情報マップ

電子メール「メールけいしちょう」

メールけいしちょうは登録者があらかじめ罪種と地域の犯罪情報を登録すれば、登録者に電子メールで通知されるメール配信サービスです。
配信される内容は、通り魔、ひったくり、子どもに対する犯罪、強盗、公然わいせつ、痴漢などの犯罪発生情報や、検挙情報、防犯情報などになります。

参考URL:メールけいしちょう

スマートフォンアプリ「Digi Police」

スマートフォン向けアプリのDigi Policeは犯罪事案を見るだけでなく、娯楽性も備えているため、現在多くの人が利用しているスマートフォンにぜひ入れておいてほしいアプリになっています。

参考URL: Digi Police

大東京防犯ネットワーク

Molyオススメ防犯サイトである、東京都の青少年・治安対策本部が発信している「大東京防犯ネットワーク」をご紹介いたします。

そもそも、大東京防犯ネットワークという防犯ボランティア応援サイトをご存知でしょうか?
大東京防犯ネットワークとは、防犯活動を支援するポータルサイトです。
東京都内で活動する防犯ボランティアの方たちを応援しています。

また、防犯ボランティアの方だけでなく、都民のみなさんにも最新の防犯情報を提供しています。
防犯ボランティア活動をしている人には役立つ情報がたくさん詰まっています。
もちろん、防犯ボランティア活動をしていない方にもとても役に立つ情報がたくさん掲載されています。

〈防犯情報マップと機能に注目!〉
この大東京防犯ネットワークの1番の目玉ともいえるのが「防犯情報マップ」です。
防犯情報マップには事案ごとにマップがあるので、「どのような情報が見ることができるのか」「どのようなことができるのか」をご紹介していきます。

①子供の安全マップ

出典:大東京防犯ネットワーク

子供の情報マップは13歳未満の子供に関する情報が地図上に表示されています。

主な情報は、
・ 交通事故発生状況・地点(13歳以上の交通事故発生地点も表示できます。)
・ 子供への不審な声かけ
・ 小学校や児童館の位置
・ かけこみ110番やセーフティステーションの位置

このような内容を知ることができれば、お子さんがいるご家庭では、
マップを見ながら「この道は事故発生率が多いから気をつけよう」や「通学路で何かあったら、ここに助けを求めよう」など、一緒に確認をして防犯対策をすることができます。

②特殊詐欺情報マップ

特殊情報マップは、市区町村別または警察署別の特殊詐欺の被害件数と総額を見ることができます。
また、地図をクリックすると月別の内訳と手口を知ることもできます。そして、特殊詐欺被害のマップ内にある「アポ電」をクリックすると、市区町村別または警察署別のアポ電の件数を見ることができます。

こちらは、地図をクリックすると月別の内訳を知ることができます。

これを見れば特殊被害の状況が色別でわかりやすく、地図を見て実家がある地域が多く被害に遭っていたら、ご両親に電話に出る時は気をつけてもらうように伝えるなど、先に防犯対策をすることができます。
出典:大東京防犯ネットワーク

③町丁字別犯罪情報マップ

町丁字別犯罪情報マップでは、粗暴犯・侵入窃盗・非侵入窃盗の犯罪発生件数と内訳を見ることができます。
こちらも地域ごとに色が分けられているので、どこの地域が窃盗の発生率が高いかを知ることもできます。
そして嬉しい機能ですが、①〜③のマップは共にグラフ集計機能があります。
子供の安全マップでは交通事故の発生件数や乗り物は何を乗っていたか、子供への声かけは時間ごとに何件発生したかなどを、知りたい情報を簡単にグラフにまとめてくれます。

特殊詐欺も当該年度と前年度の比較などを、簡単に集計してグラフで見ることができます。
町丁字別犯罪情報マップでは、罪種の内訳などをグラフにして見ることもできます。
マップで見るのではなく、資料として見るときなどにとても便利な機能です。
いちいちデータを自分で打ち込む手間も省けます。
出典:大東京防犯ネットワーク

④防犯ボランティア団体の活動情報マップ

防犯団体活動情報マップでは、東京都の市区町村ごとに防犯ボランティア何団体いるかを見ることがきます。
また、地域を選択しクリックすれば、防犯団体の詳細を確認することもできます。
また、必要な情報をマップに表示したり、コメントの付け加えやパトロールの範囲を印したりなどもでき、
自分のパトロールマップを作成することができます。
出典:大東京防犯ネットワーク

⑤施策情報マップ

施策情報マップでは、防犯カメラの区町村別の設置台数などの防犯施策の取り組み状況がマップに表示されます。
東京都や市区町村がどのような取り組みをしているか、またはどのくらい実施されているかを知りたいときにも、地図ですぐに確認できます。
出典:大東京防犯ネットワーク

⑥放置自転車情報マップ

放置自転車情報マップは、
その名の通り放置されている自転車の数がマップ上に表示されているため、
駅で放置自転車が多いかを簡単に知ることができます。駐輪場の場所や詳細もクリックすると表示してくれます。
出典:大東京防犯ネットワーク

<他にはどんな情報が知れるの?>

大東京防犯ネットワークでは、防犯ボランティアの方々の紹介もされています。
防犯ボランティア団体の検索は、活動場所や活動内容から検索することができます。
自分の住む地域にはどのような防犯ボランティア活動がされているのかを知ることができ、自分自身も活動に参加したい場合にはこちらを見れば参考になります。

また、ボランティアリーダーの育成といった、防犯ボランティアに対するセミナーが開かれるなど、活動をしたい人に役立つ情報も配信されています。
そして、条例などの専門的なことや防犯設備の整備に関すること、警視庁と連携しての取り組みなど、大東京防犯ネットワークでは防犯に関する情報が網羅されています。

 

各種防犯グッズ

セキュリティー・シール


「郵便物が届かない、又は開封した形跡がある」といった被害があると聞いた事はありませんか?

たまにストーカーに郵便物を開封されたというニュースを耳にすることもあります。
自分の個人情報が、知らない間に抜き取られ、そして勝手に開封されて見られてしまう。
これってとっても怖いことですよね。
もちろん送られてきたら先にシールを貼っておく事は不可能なのですが、自分が他人に知られたくない内容を送る際には、盗み見ようとする人にこのシールによって開封する事を躊躇させることができるでしょう。
また、個人で使うのはもちろんのこと、会社の重要書類などもこちらのシールを使うと便利なのではないでしょうか。
このような商品が広まって、多くの会社が郵便物の封をこのシールでするようになれば、受け取る側の私たちも安心して郵便物が届くのを待つ事ができますね。
今回セキュリティー・シールをご紹介した“株式会社セイコードーさんはこちらです。
https://seikodonet.com/

Athena

(画像は、http://www.roarforgood.com/より)
一見防犯ブザーには見えませんよね?

この「Athena」は

自分の身に危険が生じた際に、Athenaのボタンを3秒間長押しすると、本体のLEDが発光し、85デシベルもの大音量アラームが鳴り、周りに危険を知らせることができます。
それと同時に、スマートフォンのアプリと連携し、あらかじめ登録した友達や家族に、自分の位置情報を記載したテキストメッセージを送信してくれるので、メッセージを受信した相手は、必要に応じて、通報、または助けに駆けつけることができるのです。

(https://www.difa.me/articles/athena より引用)

そして、最大のポイントは、その見た目です!
シンプルでとてもスタイリッシュですよね。大きさは約3センチ、重さが約28グラムととても小さく軽いんです。
チェーンを通すと、ペンダントとして付けることもできるほどオシャレです。また、本体のクリップを使用すれば、バッグや服にも付けることができます。
色のバリエーションもシルバー・ブラック・ゴールドと普段のオシャレにも合わせやすい色の展開になっています!まるでジュエリーな防犯ブザーで防犯対策もオシャレにいきましょう。

防犯用・防災用笛 ホイッスル

(画像)

https://www.sumidams.co.jp/防災-防犯ホイッスル/メイドイン-すみだ/(墨田螺子産業へ移動)

墨田螺子産業さんは得意の挽き物(切削加工)の技術を生かしつつ、影に隠れてしまいがちな自社の製品を「何か人の為に役立つ商品として表に出したい」との想いから防犯用のホイッスルを考案、製造販売を開始したそうです。また、市場に流通しているものの中に日本製が少なく、いざと言う時の為に、安心して使える安全な防犯用品を提供しようと考えたそうです。
そして、職人さんの手によって一つ一つ音が鳴るか検査しているそうです。東京都墨田区が認証しているブランド、「すみだモダン2015」の認証商品に選ばれました。
※「すみだモダン」は、すみだという地域をイメージでき、その魅力を高めることのできる商品です。東京スカイツリータウン・ソラマチ5Fの産業観光プラザすみだまち処にてご購入いただけます。

防犯ガラス

侵入犯の侵入口となりやすいのは、玄関と窓です。特に窓を割られて侵入されるケースが多いこともわかっています。

そこで、防犯ガラスを用いた窓にすることで、窓を破っての侵入を断念させることに繋がります。

また、割られにくい窓は防災の観点からも有効です。地震や台風などでガラスが割れて飛散し、怪我をすることを防ぐことができます。

一石二鳥の選択肢ですので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

防犯ガラスを取り扱っている会社の参照リンクです(外部サイト YKK APへ移動)
http://www.ykkap.co.jp/products/window/glass/security/
https://www.asahiglassplaza.net/products/myboka/

Safe Shorts

ドイツで開発された「Safe Shorts(セーフショーツ」は、女性にとって安心の3つの防犯機能付きのショーツで女性を性犯罪から守ります。
このショーツは女性を守る3つの機能があります。

1)腰ひものロック
ずれ落ち防止の紐にロックがかかっています。
このロックを外さないと、このショーツを脱げない仕組みになっています。

2)引き裂き防止生地
素材がポイントです。
腰紐に使われている紐とクロッチ部分は切断されにくい素材を使用しているため、ショーツ自体を引き裂くのを困難にしているそうです。

3)130デシベルの防犯アラーム付き
3つ目は、アラームシステムです。
本人以外の何者かがショーツに手をかけようとした場合に、130デシベルの防犯アラームが鳴るそうです。

この3つの機能が女性を性犯罪から守ってくれます。
ズボンでもスカートでもどちらの下にでも履ける「Safe Shorts」。日本でも流行ってくれることを期待しています。https://internetcom.jp/202079/anti-sexual-assault-underwear-safe-shorts

留守わからん錠

工具不要で、扉に加工することなく取り付けられる補助カギ。
ロックは付けたままなので在宅か不在の判別がつきません。

※補助カギとは

良いところは内側から取り付けることができて、外側からこじ開けることができないカギです。

自分の家のカギを替えることなく、プラスして補助カギを付けるだけで簡単に空き巣対策ができる優れものです。

サムターン回し防止具

ドアのすき間や、ポスト口からのサムターン回し解錠を防ぐ防犯対策。
http://getnews.jp/archives/1585522

女性でも簡単に取り付けが可能なので、
女性の一人暮らしにも大活躍間違いなしです!
補助カギで「イラッ」とさせるのが空き巣への特効薬!

COMTECの車載カメラ

車の防犯といえば、車載カメラを思い浮かべる方がいらっしゃると思います。
この車載カメラは自分の車を守るだけでなく、他の人を守るという役割にもなります。そのためとても大切な防犯アイテムです。

https://www.amazon.co.jp/dp/B01EUHK8JQ

自分のためだけでなく、他の人のためにもなる車載カメラ、車を新しくご購入する、買い替える際はぜひ、ご検討してみてください。

プチプラ防犯グッズ

プチプラな防犯グッズとは、100円均一で揃えられる防犯グッズです。
防犯カメラなどは高価だから手が出しにくいな、と思っている方にはぜひ参考にしていただきたい防犯アイテムです。

窓ロック

最初にご紹介するのは補助鍵の「窓ロック」です。平成28年度版東京の犯罪によると、住宅対象侵入窃盗の発生状況のなかで住宅に侵入する手口として約60%が窓からの侵入でした。
そのため、まずは窓からの侵入を防ぐ対策をしましょう。
さらに泥棒は短時間で簡単に侵入できる家を好みます。侵入するのに5分以上かかってしまう家は諦める傾向にあるようです。つまり、「開けにくく時間がかかる窓にする」ことかが泥棒を侵入させないポイントです!
1つの鍵だと簡単に開けられるかもしれません。
しかし、鍵が2つ3つと増えれば、開けることを諦めます。
100円均一で販売されている窓ロックは幅をはかって窓のサッシにはめ込むだけでとても簡単に取り付けられます。
サッシの上と下の両方に取り付ければ、鍵が3つになるのでだいぶ安心です!
窓ロックは、大きな窓からトイレの小窓にまで幅広く使えるのでそこもオススメです!

窓ガラス保護シート

次に「窓ガラスの保護シート」です!防犯ガラスを取り付けるとなると、とても高い金額がかかりますし、管理会社に連絡しなければいけない場合がありますが、この窓ガラス保護シートであれば100円で購入できます。
窓ガラスの保護シートであれば、窓自体を取り替える必要がないのが良いですし、シート仕様なので、女性も簡単に一人で貼付けられるのも嬉しいポイントです。また、枚数を買って窓ガラス全体に貼ることもオススメです。
シートは窓ガラス全体を覆える大きさではないですが、鍵の部分に貼って置くことで、窓を割られて鍵を開けられるということは防げるでしょう。

サムターンキャップ

そもそも、「サムターン回し」をご存知でしょうか?
サムターン回しとは、住居侵入窃盗犯などが鍵を開ける手法の一つです。
ドアの外側からサムターンというドアの内側の指でつまんで回転させ施開錠する部品を使って内側のカギ部分を回すことによって開錠する手法です。
このサムターン回しは、ピッキングなどのような特殊な工具を用意したり技術を持っていなくてもできてしまうため、家の鍵が特殊なものでない限り、簡単に開けられてしまう可能性が高いんです。

そこで登場するのが「サムターンキャップ」です。
サムターンの部分を覆うことによって、サムターン回しを防ぐキャップです。キャップなので、とても取り付けるのが簡単です。
サムターンキャップの他にサムターン自体ではなく、サムターンの周辺を覆うサムターンカバーなどもあります。
家のサムターンの形に合ったものをぜひ取り付けてみてください。

窓につける防犯ブザー

100円均一でも「窓につける防犯ブザー」があります。

窓にもドアにも使用できる防犯ブザーで、取り付けもマグネットまたは両面テープでとても簡単です。
犯人が侵入してきたときに、大音量のブザー音を流して、撃退しましょう。

防犯対策と聞いてもお金がかかるからと諦めている人がいたら、ぜひこのプチプラ防犯グッズで対策してみてください。
電池式のものが多いので、こまめに電池が切れていないかもしっかりチェックして、安全な一人暮らしをしましょう。

簡単護身術を伝授

連日流れる犯罪のニュース。犯罪はいつ、どこで巻き込まれても不思議ではありません。
もし、予期せず自分が犯罪に巻き込まれた時、あなたは自分を護ることはできますか?
少しでも自分を守ることができるように、不意打ちに対するMolyオススメ護身術と護身グッズをご紹介したいと思います。

簡単護身術

ご紹介するのは習いに行かなくてもすぐにできる護身術です。
ただ、これはあくまでもとっさのときの護身術です。
たとえ犯人から振りほどけたとしても、応戦しようとは決してしないでください。
あくまでも、逃げる隙を作る手段です。全力で逃げましょう。

①グーパンチはダメ!「パーパンチ!」

グーで殴ると、殴っている本人のダメージも非常に大きいのが欠点です。
相手を殴ろうとしているにも関わらず、最悪、自分の手の骨が折れてしまうことがあるのでおすすめできません。

(グーパンチだと自分も怪我する可能性あるので危険です)

ですので、相手を振り払うまたは殴るときは、下図のようにして手をパーにして手の甲ではたきましょう。
これ、実はかなり痛い目に合わせることができます。
パーパンチをくらわせたら、相手がひるんでいるその一瞬のうちに猛ダッシュで逃げましょう。

(手をパーにし、手の甲で相手の顔面をはたきましょう)

②手を解くのではなく、指を一本折る!

襲われたときにとっさに掴まれた手を離そうとしますが、相手はがっしりと握っていて手を離すことができない。
そういうときは、指一本に集中しましょう。
オススメは小指です。
小指は力が入りづらいので狙いやすいです。

(掴まれた手を解くのではなく、指一本だけを掴み、逆方向に折る)

(相手はかなり痛がります)

その小指一本をめがけ掴み、逆方向に剥がすというより、折りましょう。これも、相手がかなり痛がります。
また同時に、靴やヒールなどで犯人の足の甲または小指を思い切り踏めば、離れます。
その隙に素早く逃げましょう。

③犯人を振りほどくときは、タコになろう!

多くの人は後ろから抱きつかれたり、掴まれたりしたときは、力ずくでそれを解こうとします。しかし、犯人も力んでいます。
そして相手が男性では、力の差で圧倒的に負けます。お互い力ずくでは対抗のしようがありません。
なので、相手が力んでいるときは、あえて自分はタコのように柔らかく、つまり力まず骨がないかのようにストンっと力を抜きましょう。すると相手は抵抗しなくなったと思い、力を緩めます。
その一瞬をついて体をクルッと回します。そうすると、不思議なことに相手の手がほどけます。その瞬間に、逃げて助けを求めましょう。

Molyオススメ護身用防犯グッズ

次はMoly編集部のオススメ護身用グッズを紹介いたします。

①フラッシュライト

フラッシュライトです。使い方はとても簡単。
犯人の顔(目)に狙って光を当てるだけです。そうすることによって、一瞬ではありますが、相手は目眩や嫌悪感に襲われます。その一瞬をついて、犯人から逃げましょう。
フラッシュライトは一時的な目眩や目の前が見えなくなるので、相手に大きな危害を与えるわけではありません。なのでこちらが加害者になることもありません。また、フラッシュライトは護身だけでなく、暗い帰り道で照らすことにより、警戒して歩いていることを周囲に示すことができます。それと同時に夜道の車との接触を避け、事故防止にも繋がります。

②防犯ブザー

防犯ブザーは比較的安価で手に入りやすく、そして使いかたも難しくないので、ぜひ携帯するようにしましょう。
防犯ブザーを購入する際には、できるだけ音が大きいものを選びましょう。また、女性のみなさんは服装によって毎日カバンを替えることがあるかと思いますので、防犯ブザーの入れ忘れは気をつけましょう。
または、複数個持ち、よく使うカバンには常に付けておくことをオススメします。

③防犯ホイッスル

防犯ホイッスルは防犯ブザーと同様に音をだして、対策するアイテムです。
しかし、電池を使用する防犯ブザーとは違い、ホイッスルは電池を使いません。そのため、定期的にメンテナンスをする必要がないのがオススメです。また、ホイッスルは比較的軽量なので、お洒落なのですとスマートフォンのストラップとしてつけるのもいいでしょう。カバンには防犯ブザー、スマートフォンにはホイッスルと2重に護身グッズをもっておくのがいいかもしれませんね。

もしもの時の連絡場所

性犯罪被害者の支援医療施設の紹介

性犯罪の被害に遭った場合、その被害者は被害に遭った本人だけではありません。
性犯罪被害は被害者だけではなく、被害者の家族、恋人、友人など多くの人たちにもショックを与えます。

被害に遭ってしまうと、そのケアは自分だけでは非常に難しいですし、今までのように生活を送るのは難しくなることがあります。被害者の苦しみは、身体的にも、精神的にも、そして経済的な面にまで及ぶことがあります。
すべき対応もそれぞれですので、適切な機関で処置してもらうことが大切です。

そこで、被害者本人や被害者の家族に対する支援を行っている場所を紹介いたします。
さまざまな機関で、被害者に寄り添った支援を行っていることがわかります。

もし被害に遭ってしまったら、1人で悩まず、また家族内だけで悩まず、第三者機関に頼るという選択肢があるいうことをぜひ覚えておいてください。

警察

警察では、下記支援を行っています。

・被害者への情報提供
・相談・カウンセリング体制の整備
・犯罪被害給付制度
・捜査過程における被害者の負担の軽減
・被害者の安全の確保
・性犯罪被害者への対応

参考サイト:警察による犯罪被害者支援ホームページ(外部ページへ移動)

被害者支援センター

被害者支援センターは無償で支援を行う民間の団体です。
事件発生時だけという短期ではなく、長期的支援を行います。

・電話相談
誰にも言えなかったことや、
周囲の人には言いづらいことを電話で相談できます。
自分の心中を話すだけでなく、捜査や裁判手続きへの対応の相談もすることができます。

・面接相談
「直接的支援」が必要だと判断された場合に、犯罪被害相談員による支援計画の作成を行ってもらうことができます。

・直接的支援
警察や裁判所へ付き添ってくれたり、様々な手続きをサポートしてくれたりと直接的な支援を行なってもらえます。
支援センターによっては、自宅訪問などを行うところもあるようです、

医療機関

医療機関では、性暴力を受けた際の負傷のための治療や、性感染症、妊娠のリスクへの対応をしてもらえます。

性犯罪被害者支援の一例として、埼玉県での取り組みをご紹介いたします。

参考記事:性犯罪被害者支援を新たに36医療施設に委嘱 埼玉県警 (外部サイト産経ニュースへ移動)

上記リンク記事に記載されているように、性犯罪被害者の診察では一般的に、人前を通らずに医者の前に行けるなどの配慮がされるようです。また、診察中も被害状況を何度も聞かれることによる精神的ダメージを避けるため、医者は警察官が持ってきた資料を踏まえて必要な点に限って話を聞きます。支援推進医療施設が増えることで、こうした対応ができない病院が委託先を紹介したり、同施設が急患対応などで被害者を受け入れられないときも、別の委託先を紹介できるメリットがあるといいます。こういった場所があるということを知ってもらい、決して泣き寝入りなどせず、勇気を持ってこの医療施設を受診してほしいと思います。

弁護士会

弁護士会では、加害者との対応についてなど、主に法的な見地からの支援を行なっています。

今後の流れの説明
告訴状の作成
事情聴取の付添
加害者との示談交渉の代理
損害賠償請求

参考サイト:日本弁護士連合会(外部サイトへ移動)

女性のための相談所

性犯罪は、自分一人で抱え込まず、信頼できる人や機関を頼って適切な処置を受けることが大切です。
多くの団体が活動をしていますので、自分自身の心と身体の状態に合わせて活用していきましょう。

警察

まずは必ず、警察に届けましょう。
一番大切なのは、あなたの身の安全です。110番をして適切な対応を取ってもらうことが何よりも重要です。
プライバシー遵守は当然のこと、被害後のフォローもしてくれます。出来るだけ女性警官が付き添うように配慮したり、病院やカウンセリング機関を紹介してくれたりもしますので、警察に相談することを不安に思わず相談してみましょう。

また、被害から時間が経ってしまった場合は、最初に紹介したような♯9110に相談すると良いでしょう。

♯8103にかけると、最寄りの警察の性犯罪被害相談窓口にかかるようになっています。次は、性犯罪に関する支援や相談などができる機関をご紹介します。

性暴力被害ワンストップ支援センター

医療や心のケアから法的支援まで総合的な性犯罪による被害の相談が出来る窓口です。
全国での設置はまだですが、現在38カ所に設置されており、2020年までに全国に最低1カ所ずつは設置するよう国が呼びかけています。

東京都女性相談センター

東京都福祉保健局にある機関で、夫や恋人からの暴力、セクシャルハラスメント、男女間トラブルといったものから、こころの悩み、生活に困っているなどといった個人の悩みも相談することができます。

電話相談も来所相談(予約制)もどちらもできます。
各都道府県にも同様の相談所があります。

参考:内閣府男女共同参画局(外部サイトへ移動)

法テラス(日本司法支援センター)

国による法的トラブル解決のための総合案内所です。

犯罪被害者支援を行っている機関や団体と連携し、被害者に必要な支援を行っている窓口を紹介したり、被害者の家族が適切に刑事手続に関与できるような法的情報を提供してくれたりします。

SARC(サーク)東京

性暴力・性犯罪の相談を毎日24時間受け付けています。
産婦人科の紹介や必要に応じた他機関の紹介、また本人が望めば警察への通報も行ってくれます。
弁護士の紹介もあり、費用が軽減出来るかまで相談できます。

サチッコ(SACHI子どもセンター)

思春期サポートグループ ウィメンズセンター大阪が運営している19歳以下の子どものための相談窓口です。
性的被害の相談以外にも、身体の仕組みについてや、性感染症、デートDVについても教えてくれます。

レイプクライシスセンターTSUBOMI(ツボミ)

性被害にあった人が相談でき、適切な支援を受けられるようサポートしてくれます。
また、被害者の年齢や性別に合わせたサポートに加え、被害者の家族や友人といった周囲の人のサポートも行っています。

特定非営利団体 しあわせなみだ

性暴力を2047年までになくすことを目標に、

  • Cheering Tears(性暴力等に遭った方を応援する事業)
  • Beautiful Tears(性暴力等に遭った方を美容の力で輝かせる事業)
  • Revolutionary Tears(性暴力ゼロを実現するために、社会に働きかける事業)

の三つの柱を軸に活動している団体です。性暴力に遭った人だけでなく、パートナーが性被害に遭った男性のための活動もしています。

一般社団法人 Spring

性暴力に対して、責任は被害者にあるといったような声をなくし、性暴力に立ち向かうための声を上げる場を提供している団体です。

 みかつき

性犯罪被害者である小林美佳さんが、自身の経験を踏まえて、被害者の方々と交流を行っているサイトです。交流の仕方は様々で、メールやお手紙、会ってお茶をするといったことも行っているようです。

SIAb

近親姦虐待被害の当事者同士が、語り合いながら過去のトラウマと向き合い、自己の問題解決と回復を目的とした団体です。

一般社団法人 ちゃぶ台返し女子アクション

女性が経験している差別・暴力・抑圧を言語化することで、社会を変えることの必要な活動や、政策提言を行う団体です。

あなたが被害に遭ってしまった時のSOS

連日のように性犯罪のニュースが報じられる中、そういった被害は決して他人事ではないと感じている方も多いのではないでしょうか。もちろん被害に遭わないことがベストですが、万が一という場合もあります。

その場合に知っておいて損はない知識として、「もし被害に遭ってしまったら、やらなければいけないこと5つ」をご紹介いたします。万が一、事件に遭ってしまったら、まずは自分の身を守る行動をしましょう。そして次の被害者がでることのないよう、勇気をもって警察に行きましょう。

被害に遭ってしまときにやるべき5つのこと

1.安全確保が第一優先
何よりもあなた自身の安全確保が第一です。

2.あなたは決して悪くはないこと
あなたは決して悪くありません。
「あの時こうしていれば」と決して自分を責めないでください。
自分を追いつめ、いなくなるということを選択肢にいれないでください。

3.被害届を出す、告訴する意思を示す
自分が悪かったと責めないでください。
あなたは何も悪くないのです、
被害届を出す意思をしっかり持ちましょう。
証拠があっても告訴をすると言わないと警察は動いてはくれません。
※刑事告訴のほかに、心身に受けた傷の賠償を加害者に求める民事裁判を起こすこともできます。

4.証拠の保持
被害に遭ってしまった場合、すぐにでも身体を洗いたいと思うのが当然です。
しかし、その気持ちを我慢してください。
シャワーで洗い流すと証拠は消えてしまいます。
そのまま警察に行きましょう。
怪我をしている場合はそのまま病院へ、対処してくれます。
そして、被害に遭った服装はそのままビニールへ。
残っている物は全てが証拠になります。

5.取り調べには覚悟が必要
警察は、あなたが思い出したくないことを沢山質問してきます。
実演させられることもあるでしょう。
しかし、目的は加害者を逮捕するためです。
あなたの言える範囲で、伝えましょう。
関連リンク
以下は性暴力被害者のための情報サイトです。
お困りの際は、ぜひご利用ください。
性暴力被害者支援情報サイトぱーぷるラボ  (外部サイトへ移動)
特定非営利活動法人 性暴力救援センター・東京 (外部サイトへ移動)

110番通報の仕方

Molyの護身術や防犯グッズだけでなく、少しためになるMolyの防犯豆知識をご紹介いたします。
みなさんはなぜ警察への電話番号が110なのか知っていますか?

「1・1・0」番は、昔のダイヤル式の電話機だった時代に間違い電話をなくすため、ダイヤルの一番最初の「1」と最後の「0」を組み合わせたものです。

出典:警視庁

語呂合わせではなく、昔の電話機の番号配置によって「110番」になったそうです。

<2017年11月時点:110番通報の件数状況>
ちなみに110番の現在の通報件数をみてみましょう。
2017年年11月、千葉県警を見学させていただいた際に伺った話によると、全国で一番110番通報を受ける件数が多いのは東京都だそうです。
次いで、大阪府、神奈川県、埼玉県、千葉県の順で通報件数が多く、都市部近辺が目立っていることがわかります。また、2017年11月の時点で千葉県警では45万5000件の通報を受けており、そのうちの約10万件は緊急事態ではない電話でした。1日に平均約1200件の通報を受けるとおっしゃっていたので、1200件のうちの約270件は緊急な通報でないということになります。
緊急ではない通報をすることによって、本当に緊急を要する通報への対応が遅れてしまいかねません。
困ったら「110番」ではなく、緊急の時に「110番」通報をするようにしましょう。

<緊急じゃない時は#9110へかけましょう>
緊急ではないけれど警察に相談したいという場合には「#9110」へかけましょう。
この「#9110」の番号では、様々な相談ごと(例:交通情報の確認、悪徳商法の不安相談など)を総合的に受け付けてくれます。
また、相談した内容に応じた各種窓口への番号も案内してくれます。

110番通報時のポイント

次は、緊急性のある事件や事故に遭ってしまった場合の「110番」通報の仕方をみてみましょう。
警察に電話をするのは少し緊張してしまうかもしれません。しかし、110番の電話を受けてくれる警察官が、順に質問をしてくれるので大丈夫です。落ち着いて答えましょう。

①何がありましたか?事件ですか、事故ですか?
→ひったくりや、交通事故に遭ってしまったなど、
事件名を答えます。

②いつですか?
→「たったいま起きました」や「○分位前に起きました」
など発生時間を伝えます。

③どこですか?
→警察が迅速に現場に向かえるようにできるだけ正確に、
周囲に建物名や住所を答えましょう。

④犯人は?
→犯人の逃走手段や、使用した乗り物の特徴、
逃げた方向や犯人の特徴を伝えます。

⑤今どうなっていますか?
→例えば事故に遭ってしまったら、
けが人がいることなど、事件・事故の状況を伝えます。

⑥あなたのお名前を教えてください
→起きた事件・事故との関係や、名前・住所・電話番号を答えます。このように、警察官は順番に質問をしてくれるので、
慌てずに1つ1つの質問に答えていきましょう。

事件・事故現場の住所がわからなかったら?

ここで③のどこですか?と聞かれたとき、もし土地勘のない場所で事件・事故に巻き込まれてしまった場合の住所の答えかたをお伝えします。

もし現在地の住所が分からなかったら、以下のものから近くにあるものを答えましょう。

▶︎電柱管理番号
電柱が一番見つけやすいかもしれません、電柱を探して、そこに記されている番号を伝えましょう
▶︎道路標識管理番号
標識には管理番号がついているので、付近に標識があるか探しましょう
▶︎信号制御器管理番号
信号機の下についている制御器の管理番号を探しましょう
▶︎自動販売機のステッカー
自動販売機のお札をいれる口の近くに、
住所が記されたステッカーが貼ってあるので、それを伝えましょう。
このように住所がわからなくても、周辺の電柱や自動販売機に目印となる住所があるので、住所が分からないからといって慌てる必要はありません。

通報時の注意事項

通報時、どうしていいかわからず慌ててしまい、冷静な判断ができなくなることがあります。

冷静に判断できないことにより、警察官との連絡が途絶えてしまったりして、緊急に対応できなくなることに繋がりかねません。

そのため、通報時は以下のことに注意しましょう。

  • 住所や目標物の確認を忘れずに!

事件や事故の現場に、一刻も早くパトカー等が到着できるよう、住所や目標物を確認してください。

  • 運転しながらの110番は危険です!

乗用車などを運転中の場合は、安全な場所に止めてから110番をかけましょう。

  • 移動しながらの通報はやめましょう!

通話が途切れたり、現場に向かったパトカーなどの警察官が会えなくなってしまいます。やむを得ない場合を除き、立ち止まって110番してください。

  • 電源は切らないで!

折り返し、110番センターや警察署からお電話をかける場合がありますので、携帯電話などの電源は切らないでください。

神奈川県警察より引用

最後に

「Moly女性のための完全防犯マニュアル」を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
いかがでしたか?
中には、「こんなとこまで対策をしなければいけないの?」といった驚きもあったかと思います。

最後に、私たちがこのような細かいマニュアルを作成した背景にある問題をご紹介します。

レイプ・カルチャーについて

みなさん「レイプ・カルチャー」という言葉をご存知ですか?

今でこそ性被害についてメディアでは多く取り上げられていますが、その取り上げられている事件を見ていると、ごくたまにですが、「レイプされるのはレイプをされるような格好をしているからだ」などといった言葉を目にすることがあります。

○○のようなことをするからレイプをされても仕方がないといった考えは今でもあり、それはあたかもレイプをされた女性が悪いといっているように聞こえます。

上記と同様のことを指しているのが「レイプ・カルチャー」です。

「レイプ・カルチャー」とは、性的暴力が普通のことと考えられていて、レイプしないように教えられるのではなく、レイプ「されない」よう教えられる文化を指す。

BuzzFeedNEWSより引用

また、「Shakesville」の中ではレイプ・カルチャーに関してこのようにも説明しています。

レイプ・カルチャーは、年齢を問わず女性に対して、様々なことを注意するよう教えている。服装の着こなし、振る舞い、歩く場所やタイミング、一緒に歩く相手、信用する相手、行動、行動を行う場所や相手、飲む物や飲む量、目を合わせるかどうか、1人でいる場合、見知らぬ者と一緒の場合、グループでいる場合、見知らぬ者のグループにいる場合、外が暗くなった場合、馴染みのない場所の場合、何かを携帯している場合、それをどのように携帯しているか、走らなければならない場合に履いている靴の種類、持つバッグのタイプ、身につける宝飾品、時間帯、通り、環境、寝ている人数や相手、どういう友人か、電話番号を教える相手、配達員が来たときに周りにいる人、アパートの部屋は、見られる前にドアの前にいる相手を見ることができるようになっているか、配達員にドアを開ける前のチェック、犬を飼ったり、犬の鳴き声がする機器を所有したりする、ルームメイトを見つける、自衛する、常に警戒し、注意を払い、後ろを見て、周囲を気を付け、性的暴行を受けないように一瞬でも器を緩めないことだ。一瞬でも隙を見せて、これらのルールのどれかを破れば、レイプされても自業自得、というわけだ。

「Shakesville」より引用
出典:BuzzFeedNEWS

「レイプ・カルチャー」を無くしていくこと、つまり、性被害に遭わないように対策をしていなかった被害者に落ち度があるという認識を変えていくことは世界的なテーマでもあります。

Molyとしても、犯罪被害者のいない社会を目指して日々サービスを開発しています。テクノロジーの力で、この課題の解決を目指しています。しかしながら、長い時間をかけて歪んでしまった文化を一朝一夕で変えることはできません。少しずつ、着実に変えていかなければいけません。

私たちMolyは、悪しき文化が変わりゆく過渡期である「今」も、被害者を出したくないと思っています。そのための手段として「Moly女性のための完全防犯マニュアル」を作成しました。

普段から防犯対策をしている方はより一層磨きをかけて、そしてまだまだ防犯対策が足りていないという方は、1つずつ対策をやってみてください。

「Moly女性のための完全防犯マニュアル」の対策を網羅すれば、絶対に犯罪に巻き込まれないということではありません。しかし、これらの対策をすることにより、皆さんの防犯意識が高まり、被害に遭遇する状況を減らす事は可能だと考えています。

 

一人でも多くの女性が、安全で楽しい毎日を送れますように。

 

Moly.jp編集部一同

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編集ログ

2018.10.5 「レイプ・カルチャー」について加筆修正