家庭内で性教育はしていますか?—性教育が性犯罪の減少に繋がる?

昨日のMoly.jpでは、児童ポルノの被害件数のニュースについてお伝えしました。児童ポルノの被害者の7割以上が中高生ということにとても驚きました。今日は下記のような記事を見つけたので、性犯罪を性教育という観点から見ていきたいと思います。

出典:LIMO LIFE&MONEY

家庭での性教育、いつ、どんなふうに…。あなたはどうする?

性の低年齢化や性犯罪の増加に伴い、最近ではほとんどの小学校の中学年で性教育を実施しています。その一方、性に関する話題はなんとなくタブー…という家庭が多いのも事実。パパママ世代がしっかりと性教育を受けていないから、子どもにどう教えていいのかわからない、なんとなく気まずい、気恥ずかしい…という人が多いのが現状です。そこで今回は、「親子間の性教育」について考えてみたいと思います。

子どもへの性教育、賛成? 反対?

では、最初に親子間での性教育、賛成派と反対派、そして「どうすればいいのかわからない…」という困惑派の意見を聞いてみましょう。

賛成派の意見

  • 「我が子が性の被害者にも加害者にもならないために、親がキチンと性の知識を教えてあげることは、もはや常識だと思います」(小学4年生の男の子のママ)
  • 「男女の体の違いについて、聞かれたら都度教えるようにしています。性に関して困ったときに、親に相談してほしい…私はそう思っています」(小学5年生の女の子のママ)
  • 「誤った知識を覚えたりしないように、家庭で正しい知識を教えること、それは親の義務だと思っています」(小学6年生の男の子のママ)

反対派・困惑派の意見

  • 「むやみに好奇心を刺激してしまう結果になるのではないか…と危惧しています」(小学3年生の男の子のママ)
  • 「なんとなく、性に関することも教えないといけないのかな…とは思っていますが、どこまで教えるべきなのか、いつから教えるべきなのか、困惑しています」(小学2年生の女お子のママ)
  • 「自分が友達に、性行為について教えてもらったとき、両親や担任の先生、近所の人たちがそんなことをしていたのか、と大きなショックを受け、なんだか大人が汚らしく思えました。我が子もショックを受けないかな、と考えてしまいます」(小学4年生の女の子のママ)

 

子どもへの性教育は、いつから?

性教育には、ふた通りあります。ひとつは「からだに関する教育」。人間の体の構造、男女の体の違い、大人になるにつれ、体にはどのような変化が訪れ、どのような経緯を経て妊娠、出産に至るのか。いわば、人体に関する正しい知識を身につけるための教育です。

そして、もうひとつが「コミュニケーションに関する教育」。自分の体も、相手の体も大切にすることや、互いに尊重し合う関係とはいったいどんなものなのか。避妊に関すること、LGBTなどの知識や、安易な性行為や強引な性行為がどうしていけないか、など。

「からだに関する教育」に関しては、幼い頃から「命に関する話」として、折りに触れ子どもに伝えてあげるとよいかもしれません。「どうしてパパにはおちんちんがあるのに、ママにはないの?」「どうしてオッパイはあるの?」など、子どもの素朴な疑問に笑ってごまかしたり「大きくなればわかるわよ」なんてはぐらかしたりせずに、しっかりと教えてあげるようにしましょう。

さらに、「コミュニケーションに関する教育」は、子どもが性行為に関して興味を持つようになってから。女の子の場合は初潮が訪れたタイミングでもいいかもしれません。最近では、「性教育」に関する本もたくさん出ています。「どのように教えていいのかわからない、自信がない…」という方は、そのような本の力を借りてもいいでしょう。

ただし、「この本を読んでおきなさい」ではなく、まず親が熟読し、読後、その本を読んでどう思ったか、などを話し合う機会を設けることは忘れずにいたいものです。

世界の性教育

親子間での性教育にとまどいを感じてしまうのは、我々が子どもの頃は、親子間で性に関する話題を話し合うことはタブー視されていたから…というのが大きな要因でしょう。また、現在、家庭科や保健科の授業で実施されているものの、まだまだ欧米などの教育先進国に比べると、日本の性教育は遅れをとっています。

フランスでは、1995年より性教育が中学生の義務教育となり、学校でコンドームの着用方法を学びます。さらに、性に関する自分の権利や他者との関係をしっかりと学び、自分を守り、相手を尊重することを覚えていきます。

子どもへの性教育が早い国、として知られるオランダでは、早いスクールでは4歳から初期の性教育を実施しています。ただし、4歳でいきなり性行為について教えるわけではなく、自分の気持ちの育て方、相手の意思を尊重する方法から学ぶところがほとんどのようです。

つまり、性教育の先進国では、「性教育=セックスの話題」ではなく、性教育を通して自分の体と意思を守り、相手の体と意思を大切にする意識を学んでいるのです。

性をタブー視しないこと

性教育に反対、困惑する人の多くは「今まで性に関して興味がなかったのに、話題に出すことで性に興味を持ちだしたらどうしよう」「まだまだ子どもなのに、性の話は刺激が強すぎるのではないか」という懸念を抱いているようです。

しかし、性に関して正しい知識を身につけることは、決して恥ずべきことではなく、むしろ円滑な人間関係を築くために大切なことなのではないでしょうか。人権や愛、そして命の尊さを教えること、これこそが本来の性教育の目的として、まっすぐ正面から我が子と向き合うことが大切だ、と筆者は考えます。みなさんはどう思われますか?

peekaboo(ピーカブー)

 

いかがでしたか?

私自身、小中高生の頃の保健体育の授業を思い出すと、しっかりとした性教育の授業を受けたという記憶がありません。当たり障りのないといいますか、サラッとした内容でした。

だからといって、家庭内でも性教育というような話はなく、洋画のラブシーンなどは幼い頃に見せてもらえなかった記憶があります。
家庭内での性教育はどこまで、どうやって話していいのかという距離感を掴むことが難しいと思います。

しかし、何も話さないということも良くないと思います。小学校高学年から、中高生のなどの思春期にかけて、体や心も大きく成長します。その過程で、性にしっかりと向き合うことで、大人になった時の価値観というものが形成されるのだと考えられるからです。

性教育とは、セックスや避妊の話だけではありません。相手を思いやる気持ち、相手の立場にたって考えることの大切さも、性教育の1つなのです。

そのためにも、性教育はとても大事なのです。
しかし、先ほども述べた通り、学校でも家庭でも性教育はタブーだと思われている傾向があります。家庭内で話しにくい話題であったとしても、学校内ではそうであってはいけないと思います。

もし、先生方が授業をしにくいというのであれば、外部から専門家の人を呼ぶといったこともできると思います。

先進国と言われる日本ですが、性教育についてはまだまだです。他の先進国と同じように、小学生・中学生・高校生としっかりと性教育に力を入れることで、性犯罪や望まない妊娠、虐待などの防止に繋がると思います。

ご家庭でも、話せる範囲で、お子さんと性についてのコミュニケーションを取れるようにしましょう。

 

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