【仰天】こんな場所やあんな場所でもスリに遭う!?スリの手口大公開!!

2018年10月26日

みなさんは普段、「自分は犯罪に巻き込まれない」と思っていませんか?

しっかりと防犯対策をした上で自信を持っているのならいいのですが、何の対策もせずに根拠のない自信を持っている人も中にはいるかと思います。

しかし、スリなどの窃盗を企てる人は、当人が犯罪に巻き込まれない自信があるかどうかなど気にしていません。「狙いやすい人・環境」を狙います。ぜひ、その点に注目してお読みください。

以前にもmoly.jpではスリについての記事(スリはあなたのカギも狙っている!気をつけるべき防犯対策)を書いたことがありますが、今回はスリの手口にフォーカスし、どういった環境でスリが起こりやすいのか、そして対策としてどのようなことが有効なのかをご紹介していきます!

スリはこれを狙っている!

◆通勤ラッシュ時の人混み

朝の通勤ラッシュは、スリを企てる人にとっては格好の狩り場です。

身体的な接触が不自然ではなく、多くの人に紛れることで気づかれにくいという特徴があります。また、盗られた人が気づくまでに時間がかかり、どこで失くしたのか判断できずに通報が遅れることもあります。

通勤ラッシュの中でも特に、電車に乗り込むタイミングが非常に危険です。大勢が動いているために多少の接触は止むを得ず、ただ押されているのか、スリに遭っているのか判断がつきにくいです。その状況をスリは狙っているのです。

実際には、スリは電車に乗り込む前からターゲットを絞っています。カバンにファスナーが付いていない、財布をコートのポケットに入れている、リュックサックを背負ったまま乗り込もうとしている等を遠目から見ています。そして、スリに遭っても気づかないだろうという確信を持って犯行に及びます。

▶︎このタイプのスリの対策

①財布をポケットに入れない

②乗車の際にはカバンを抱きかかえるように持つ

③人混みを避け、出来るだけ最後に乗る

などがあります。中でも①と②はすぐにできる対策ですので、今日から実践してみてましょう!

◆電車内で寝ている人を狙って(ポケット、網棚の荷物)

続いては電車内でのスリについてです。よく終電近くになると、うたた寝の域を超えて熟睡している人を見かけますが、このような人はスリのターゲットになりやすいです。

無防備な状態のため、スリも比較的大胆な手口で犯行に及びます。カバンに手を突っ込んで探ったり、ポケットのスマホを抜き取ったりします。周囲の乗客が犯行を目撃して咎めてくれることもありますが、面倒ごとには巻き込まれたくないと考える人が多いのも事実です。

また、非常に大胆な犯行なのに周囲の人も気づきにくい手口として、「網棚の荷物を持っていく」というものがあります。網棚に荷物を乗せたまま寝てしまっている人の前に立ち、網棚の荷物を持って平然と降りていきます。この犯行はあまり不自然さがなく、同じ駅から乗った人以外は網棚の荷物の持ち主が誰なのか分からないため、大胆かつ巧妙な手口と言えます。

▶︎このタイプのスリの対策

①電車で寝ない

②貴重品は全てカバンの中に入れ、抱きかかえるようにして眠る

③網棚に乗せる荷物には貴重品は絶対に入れない

などがあります。疲れていると眠くなってしまうのは分かりますが、防犯対策を万全にした状態で眠るように心がけましょう。

◆泥酔している人

これからの季節、忘年会などで羽目を外して飲みすぎてしまう方も多いのではないでしょうか?酔っている状態だと判断能力や注意力が鈍り、あらゆる犯罪に巻き込まれるリスクが格段に向上します。スリ被害もその一つです。

私は先日、渋谷で酔いつぶれた男性が路上に座り込んでいるところを、数人のグループが取り囲んでいるのを見かけました。財布からお金を盗られそうになっていましたが、私が偶然通りかかったために犯行を断念して逃げていきました。当の本人は終始ぐったりしていて、何が起こっているのか全く理解していないようでした。

泥酔している人が狙われやすい理由として、すぐに通報されるリスクが少ない、酔いつぶれた自分が悪いと思い、被害届を出さないことが多い、周囲の人からは介抱しているように見せかけられるなどが挙げられます。スリは「大丈夫ですか?歩けますか?」など声をかけながら、カバンやポケットを探ります。財布やスマホを発見したら、あとはそれを持ってその場から立ち去るだけです。周囲の人間も「怪しいな」とは思いつつ、スルーすることがほとんどです。特に繁華街ではいたるところで泥酔している人がいるため、大半の人は気にも留めないでしょう。このタイプのスリは、特に自衛の意識が大切です。

▶︎このタイプのスリの対策

①酔いつぶれるまで飲まない

②一人で帰ろうとせず、友人・同僚とタクシーで相乗りして帰る

などがあります。

女性の場合、スリよりも大きな犯罪(性犯罪など)に巻き込まれるリスクが大きくなります。自分のお酒の適正量を知り、自分のペースで楽しむようにしましょう。

◆何かに集中している人(ゲーセン、ギャンブル等)

高校生の時、私の友人がゲームセンターで「太鼓の達人」をしている際に、リュックから財布を抜き取られたことがありました。彼は「太鼓の達人」の達人で、私を含め20人程度のギャラリーが集まる実力の持ち主でした。みんなが画面に集中していたため、誰一人として財布を抜き取った犯人の顔は見ておらず、結局財布の行方は分かっていません。

この例のように、何かに集中している人はスリにとって格好のターゲットになります。ゲームセンターや競馬場などは特にその傾向が強いです。狙われやすい理由は、「現金を持っている可能性が非常に高く、すぐに取り出しやすい位置に持っている」と分かっているからです。ゲームセンターでは頻繁に財布を出し入れする機会があります。そのため、ポケットなどに無造作に突っ込んでおく人が多いのです。スリはそれを知っています。たとえ複数人で遊んでいたとしても、誰も気づかない可能性は高いです。一人一人がしっかりと注意しましょう。

▶︎このタイプのスリの対策

①カバンは常に前に持ち、自分の視界に入るようにする

②財布は尻ポケットではなく、前のポケットやジャケットの内側のポケットに入れる

などです。少し気をつけるだけでスリのターゲットから外れます。ぜひ、友人同士で声を掛け合ってみてください。

スリは単独犯行だけじゃない?

◆集団スリ

集団スリは、場所を選びません。電車内でターゲットを取り囲み、周囲から見えないようにしてスリをはたらくこともあれば、道を尋ねるフリをしてターゲットの気を引き、その隙に仲間が背後から財布を抜き取るなど、多くのパターンがあります。

集団スリの厄介なところは、他のスリの手口より確実に被害に遭う可能性が高いところです。他のスリは単独で行動するため、スリをする際に周囲の人間は全員敵になります。つまり、見つかって通報されるリスクが高いのです。しかし、集団スリではターゲットの周囲を仲間で囲むことができ、リスクを最小限に抑えることができます。そのため、単独よりも確実性が高くなります。

▶︎このタイプのスリの対策

①怪しいグループがいたら近寄らない、その場から離れる

②道案内などをする際はカバンを抱えるようにしたり、壁を背にする

などです。

昔は刃物などを持って集団で脅して盗むグループもあったようですが、近年はそのような手口で犯行に及ぶ人は少ないようです。とても分かりにくいため厄介ですが、貴重品を常に自分の視界に入るところに持つだけでも十分効果はあります。ぜひ気をつけるようにしてください。

◆お祭り・花火大会会場

お祭りやイベント会場は、スリにとって最高の環境です。

人が多く接触が不自然でない、現金を持ち歩いている人が多い、お祭りでテンションが上がって警戒心が薄くなっている人が多い、会場が暗いなど、スリが成功しやすい条件が揃ってしまっています。人も多いうえ、野外の会場には防犯カメラなども設置されていないことがほとんどです。

これだけの条件が揃うと、会場にスリ目的でやってくる人がたくさんいます。常に警戒しておかないと、いつ盗られてもおかしくない状況です。

▶︎このタイプのスリの対策

①カバンは常に自分の前に持つ

②貴重品は内ポケットなど、常に意識できる場所に入れておく

③会場の中でもなるべく人混みを避け、明るい場所にいるようにする

などです。せっかくの楽しいお祭りも、スリに遭ったら悲しい思い出になってしまいます。できる限りの対策をした上で楽しみましょう。

まとめ

日本は安全だと思っている方も多いと思いますが、数は少なくても実際にスリは存在しています。そして、防犯に無関心な人ほど、スリの格好のターゲットになっているという事実を忘れてはいけません。被害に遭ってからでは遅いです。簡単にできる対策も多いので、ぜひすぐに実践していただければと思います。また、友達同士でも声を掛け合い、防犯意識を高めていきましょう!!

 

執筆者:グエンハー ナムフォング