ネットのいじめが過去最多に。お子さんのネット利用状況は把握できていますか?

 

一昔前は、いじめと聞くと暴力だったり、物を隠すといった目に見えるような行為が多かったと思いますが、今のいじめは昔とは違ってきています。もちろん昔のようないじめもなくなってはいないのですが、それ以上に陰湿ないじめが増えているように思います。その陰湿ないじめの代表とも言えるのが、ネットを使ったいじめではないでしょうか。

そこで、今日は文部科学省が全国の学校で把握した子どもたちのインターネットによるいじめの件数が、過去最多になったというニュースをご紹介します。

NHK NEWS WEBによると、

ネットのいじめ 過去最多に

全国の学校が把握した子どもたちのインターネットを使ったいじめが昨年度、1万2000件を超え、これまでで最も多くなったことが文部科学省の調べでわかりました。

文部科学省は各教育委員会を通じて全国の小中学校と高校、それに特別支援学校のあわせて3万7387校で「いじめの状況」を調べました。
このなかで「パソコンや携帯電話などでひぼう・中傷や嫌なことをされる」と回答した件数は1万2632件でした。
学校別にみると小学校が3455件、中学校が6411件、高校が2587件などとなっています。
ネットいじめは調査を始めた平成18年度は4883件でしたが、その後、スマートフォンやSNSのLINEの普及で増加しつづけ、過去最多となりました。
文部科学省は現在、ネットいじめを防ぐ対策を進めていますが、外部から把握しづらいため、実際はこれよりも多くのいじめがあるとみられています。
若者のインターネット利用といじめの問題に詳しい千葉大学の藤川大祐教授は「最近は悪口を書き込んでもSNSの機能を使えば時間がたつと消えるものもある。こうしたいじめは外から見えにくく学校だけでは対応が難しい。学校と家庭が連携し、子どもたちが早い段階で相談してもらえるように指導することが求められる」と話しています。

出典:NHK NEWS WEB (首都圏NEWS WEB)

いかがですか?

インターネットの普及にともない、今の子どもたちでインターネットに触れていないという子どもの方が少ないのではないかと思います。私が小中学生の頃は、テレホンカードを持ち、公衆電話を探して親に連絡をとっていましたが、いまは小学生でもスマートフォンを利用しています。

親子同士で連絡を取るには便利な一方で、子どもたち同士ではその便利さ以上に危険が潜んでいるのです。

では、ネットいじめとは具体的にどのようなものが含まれているのでしょうか?例を挙げてみます。

・LINEのグループ外し(グループLINEから特定の人を強制的に排除したりする)

・既読スルー(グループ内でそれまで話が盛り上がっていたにも関わらず、特定の誰かが話をすると無視をする)

など、どれも当事者やそのいじめをしている者同士にしか、いじめ行為を把握することはできません。そのため、親や学校の先生もいじめに気づけなかったり、気づいたとしてもだいぶ時間がかかってしまうといった問題があります。

またネットいじめは、いじめをしている相手が特定できない場合があるといった点も特徴のひとつとして挙げられます。匿名性の高いネットでは、無断で個人情報を晒したり、SNS上に投稿していた写真を自分の意図しない形で加工されて、拡散されてしまうといったこともあります。

ネットを利用する際は、便利な面をみるだけでなく、その中に潜んでいる危険性も一緒に理解をしなければなりません。親御さんが全てを把握することは大変だとは思いますが、少しでもお子さんのちょっとした異変に気づけるように、日々のコミュニケーションを大切にとるようにしましょう。

 

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