空き巣被害に遭わないために!今すぐできる空き巣対策!その①

空き巣に入られると、たとえ盗られたものが無くても、見知らぬ人が侵入したとなれば穏やかではありません。

また入られるかも知れないという不安にもなります。嫌な思いをしないためにも対策が必要です。

 

1.統計データから見る空き巣の傾向

「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」の故事があるように、空き巣対策を考える前に統計データーから見る空き巣の傾向を整理しておきましょう。

 

①侵入窃盗の発生傾向

警察庁の統計によると、侵入窃盗の認知件数は2002年の約34万8千件をピークに年々減少し、

2016年には約7万2千件まで減少しています。それでも一日に200件の侵入事件が発生しています。毎日のように何処かで被害に遭っています。

②空き巣の侵入手口

住宅への侵入手口は、鍵のかけ忘れによるものが46.9%にもなります。

次にガラスを割って侵入するのが33.6%です。続いてピッキングやサムターン回しによる解錠が8.5%となります。一戸建て住宅では窓に要注意です。

 

2.空き巣が教える標的に選んだ理由

日本都市計画学会の報告書では、犯罪者の視点で検討したデータが示されています。

侵入しようとする立場の人が考えることを知れば、有効な対策が立てられます。その一部をご紹介します。

①侵入場所に選んだ理由

空き巣が侵入場所を選んだ理由は「偶然」が多いようです。その他で、回答が多かった理由をご紹介します。

・勝手が分かっていたから

・人通りが少なかったから

・留守だと分かっていたから

・逃げやすい場所だったから

・施錠していなかったから

・防犯カメラや防犯設備がなかったから

・街灯がない暗い場所だったから

対策には参考になりますね。偶然と回答した場合でも実際に侵入する場合にはご紹介したことなどを理由にしているのではないでしょうか。

 

②空き巣が侵入場所に選んだ家の特徴

では、侵入場所に選ばれた家にはどんな特徴があるのでしょうか。生の声をご紹介します。

・長時間留守の可能性が高い家

・手間をかけずに侵入できる家

・周囲に気づかれずに侵入できる家

 

3.標的にならないための対策のポイント

このことから、空き巣の標的にならないための対策のポイントも見えてきます。「犯行しにくい環境を作る」ことが大切ですね。

ポイントをまとめると次のようになります。

・留守だと思わせない工夫をする

・周囲から見えにくい場所をなくす

・周囲を明るくする

・侵入するための時間をかせぐ

 

4.今すぐできる空き巣対策

以上のことを踏まえて、空き巣の対策を考えてみましょう。

空き巣が嫌がる家にするために、お金をかけずに今すぐにできることがあります。

これだけ実施するだけでも空き巣被害の可能性を大幅に軽減できますよ。

 

①出かけるときは鍵掛けを確認する

鍵のかかっていない場所から侵入する手口は、2013年には43.6%だったものが、2016年には46.9%に上昇しています。

割合が増えていることよりも、空き巣の約半数が鍵のかけ忘れによるものだということに驚きですね。

ということは、忘れずに鍵をかけて出かけていれば約半数の空き巣被害がなかったとも言えなくはありません。

しっかりと鍵掛けの確認をしてから出かけることが空き巣対策の一番重要なポイントです。

また、忘れてはいけないのが僅かな油断も空き巣は狙っているということです。

朝のゴミ出しなどのちょっとした時間でも鍵をかけておくことを心がけましょう。

 

②室内の明かりをつけておく

暗くなっても室内に灯りが点いていないのは「留守ですよ」と言っているようなものです。

玄関灯を付けているから大丈夫!は大丈夫ではありません。

暗くなるまでに帰れないときは、室内の照明を点けたままで出かけましょう。

電気代が気になるところですが、一ヶ月の電気料金に占める照明の割合は意外と低いんですよ。

照明器具を交換するタイミングでLEDシーリングライトにすると電気料金も気にならなくなります。

 

③洗濯物を干しっぱなしにしない

夜遅くまで洗濯物を干しっぱなしにするのも留守を知れせているようなものです。

夜遅くまで帰らないことが決まっている場合は、洗濯物を室内干しにして出かけましょう。

また、在宅中でも夜遅くまで洗濯物を干してあるのは、ルーズな性格の家だと思われます。

防犯にもどこかにスキがあると思われて、標的の対象にされることもあります。

 

④表札は苗字だけにする

表札に家族全員の名前を書いている場合がありますが、これは空き巣にとっては好都合な情報です。

家族の人数や構成(祖父母、両親、子供など)が分かれば、時間帯によって在宅人数や留守などの様子がわかってしまいます。

 

⑤長期の留守では新聞や郵便は配達を止める

郵便受けに新聞や郵便物が入ったままになっているのも留守を知らせていることになります。

長期に留守にする場合は、新聞販売店や郵便局に連絡して配達を止めるようにしましょう。

新聞を止めるときには販売店に一言添えることが大切です。

新聞販売店によっては店内の黒板などに「配達停止の家」の情報を書いておくことがあります。空き巣はこの情報を見て留守宅を知る場合もあります。

一番良い方法は近所の人に取り込んでもらうことでしょう。近所付き合いも大事ですね。

 

⑥DMや郵便物を安易に捨てない

DMや郵便物、宅配便の送り状などには、個人情報が書かれています。安易に捨てないようにしましょう。

電話をかけて留守を確認することもあります。ゴミ出しも前夜に出すと持ち去られることもありますので要注意です。

 

⑦不審なマークばすぐに消す

普段から家の周囲を観察する習慣をつけておきましょう。空き巣が下見をしたときに目印をつけることがあります。

表札、電気やガスのメーター、郵便受けなどに文字や記号、数字などでマーキングされていることがあります。

マーキングは文字や記号でその家の情報を知らせています。

家族構成や留守がち、犬がいるなどなど様々です。不審なマークを見つけたらすぐに消すようにしましょう。

 

⑧隠れる場所を少なくする

空き巣は人に見られることを嫌います。そのため、隠れる場所がある家は標的になりやすいのです。

高い塀がある場合は壊すことは難しいですが、生け垣や低いフェンスでも植木屋草で覆われていることがあります。

生け垣や植木などは選定して外から家の様子がよく見えるようにすることをおすすめします。できる範囲で隠れる場所を少なくしておきましょう。

 

⑨家の周囲を整理整頓する

家の周囲が乱雑になっていませんか?

庭仕事をした後のバケツやスコップ、空っぽの植木鉢などが放置されたままになっていると無頓着な人が住んでいると思われます。

そんな人は防犯意識も低いと思われてしまいます。

きれいに整理された家には侵入しづらいものです。

侵入の痕跡を残しやすくなり気づかれやすくなるからです。家の周囲はきれいに整理整頓を心がけましょう。

 

⑩見たことのない人には声をかける

空き巣は事前に下見をしていることがあります。そんなときに声をかけられると空き巣もびっくりするでしょう。

見かけない人がうろついている場合は、思い切って声をかけて見ましょう。

「こんにちは」と挨拶するだけでいいんです。

 

まとめ

防犯対策でお金をかけないで今すぐできることをご紹介しました。

空き巣が一番嫌がることは人目につくことです。

そのためには、侵入しづらい環境を作ることが大切です。

留守をさとられない、周囲を明るくする、隠れる場所を作らないなどはすぐにできる防犯対策です。

最も大事なことは鍵をしっかりとかけることです。

そして、挨拶ができるコミュニティを作ることです。顔見知りだから、ではなく誰でも挨拶できるコミュニティなら空き巣も近づきにくくなります。

 

執筆者:Moly編集部