空き巣は下見をしている!どこを見ているのか知って被害を防ぎましよう!

空き巣は仕事をする前に下見をしています。

なぜ下見をするのか、下見で何を見ているのかなど、空き巣が下見をする目的を知って被害を未然に防ぎましょう。

 

1.空き巣は下見をしている?

空き巣は忍び込む前に下見をしているようです。

日本都市計画学会の2009年の報告書に、空き巣犯への質問を集計したデータが開示されています。

その中では、窃盗に関して下見をしているのは約15%ですが、住居侵入に関しては約50%になります。

また、下見は1回が約50%、2回が約35%、3回以上が15%となっています。

調査総数にもよりますが、空き巣はしっかりと下見をしているようです。

 

2.空き巣はなぜ下見をするのか?

空き巣が1回の侵入でどのくらいのお金を盗んで居ると思いますか?警視庁が調査した

2016年のデータでは、1~10万円が一番多く約32%です。

続いて10~50万円が22%です。意外と多いのでは、と思っていませんか?

それでも、1円も盗れずに手ぶらで退散することが18%もあるんです。

捕まるかも知れないというリスクをを負っている割にはリターンが少ないのが空き巣なんです。

そのため、空き巣は捕まるリスクを小さくし、できるだけたくさんのリターンを稼ぐために下見をしていると言ってもいいでしょう。

すなわち、「入りやすく逃げやすい」家を探しているのです。

 

3.空き巣が下見をするきっかけは?

空き巣はどのタイミングで下見を始めるのでしょうか。

1軒1軒の家を下見する前に、町に入ったときの直感で決めているんです。

ぼんやりと町全体を眺めて、詳しく下見するかその町を離れるかを決めています。

空き巣にとって良い町か悪い町かを経験から判断しているのです。空き巣にとって良い町とはどんな町でしょうか。

 

・町がゴミなどで汚れている

・落書きなどがそのままになっている

・他人に無関心な人が多い

・近くに駐在所や交番がない

・住民パトロールに会わない

 

町全体に防犯意識の高さが感じられないんでしょうね。そんな町に住んでいる人も防犯意識が少ないと思われてしまします。

 

4.空き巣とそうでない人は見分けられる?

そんな空き巣の下見を見つけられると被害に遭う可能性を低くできますよね。

でも、空き巣の下見を見破ることは難しいかも知れませんね。

下見をする空き巣は町に溶け込んでいます。

「下見をしているぞ」といったギラギラとした緊張感をむき出しにしているわけではありません。

そこに居てもなんの不思議もない普通のおじさんが居るだけなんです。

空き巣は見るからに空き巣とわかる「空き巣コーデ」をしているわけではありません。

普通の服装で町に馴染んでいます。それでも「アレッ」と思うこともあります。空き巣の服装別に、不審者かも知れないと思えるヒントをご紹介します。

 

①普段着姿

下見をする空き巣の服装で多いのが「普段着姿」です。

特別改まった服装でもなく近所の人が散歩をしているように町に溶け込めます。一番不審者に見られない服装です。

見た目は不審者と思えなくても、同じ場所にとどまっていたり同じ場所を行ったり来たりしている場合があります。注意して見ていると不審な動きをしています。

 

②スーツ姿

次に多いのが「スーツ姿」です。昼間にスーツ姿の人を見かけても個別訪問のセールスマンと思ってしまいますよね。

実際にインターホンを押して個別訪問していますので、見かけても不審者には見えません。

それでも注意深く見てみましょう。インターホンを押す前に、

周囲をうろついたりキョロキョロと見渡したりしています。もし、訪問販売員が来ても身元を確認して家の中には入れないようにしましょう。

 

③作業服姿

「作業服姿」で下見をしていることもあります。

普段から電気工事や水道工事、家庭のリフォームなどで作業着姿の人を見かけますよね。

作業着姿の人を見かけても不思議な感じを持ったことは無いのではないでしょうか。

それでも良く周りを見てみましょう。近くで工事をしていなかったり、

リフォームをしている家がなかったりしているのに、作業着姿の人がいるかも知れません。そんなときには警戒した方がいいでしょう。

 

5.空き巣は下見で何を見ている?

空き巣は下見で何を見ているのでしょうか。お金が有るか無いかは外から見ただけでは分かりません。

それでも下見をするのは「入りやすく逃げやすい」かどうかを確認しているのです。

「入りやすく逃げやすい」家の基準はどこにあるのでしょうか。空き巣が下見で確認するのが次の6つのことです。

・身を隠せる場所があるか

・防犯対策をしているか

・時間をかけずに侵入できるか

・逃げ道があるか

・確実に留守かどうか

・通行人が多いか

 

①身を隠せる場所があるか

人目に付かずに侵入するために、空き巣が一番気にすることです。

塀や植木があって身を隠せる場所が有ること。玄関や窓などの侵入場所の周辺が陰になっているかなどを確認します。

 

②防犯対策をしているか

空き巣にとって防犯対策をしている家は入りにくい家になります。

防犯砂利やセンサーアラーム、防犯カメラなどの対策がしっかりしてあると、その家は防犯意識が高いと判断し諦める可能性もあります。

 

③時間をかけずに侵入できるか

空き巣は侵入するのに5分以上はかけないと言われています。

下見をして侵入時間を想定しています。玄関ドアの錠の数や窓の施錠の状態もしっかりと確認しています。

 

④逃げ道があるか

仕事が終わったら長居は無用です。

気づかれずに逃げる道は有るのか、万が一見つかったときに逃げる方法も考えているのが空き巣です。

 

⑤確実に留守かどうか

空き巣は家人が留守のときに侵入するのです。留守かどうかは重要なポイントです。

下見のときにインターホンを押して確認したり、電話をかけて留守を確認しています。個人情報が盗まれないようにゴミ出しにも注意が必要です。

 

⑥通行人が多いか

人目を気にする空き巣にとって、周辺の通行人が多いか少ないかは重要なポイントになります。

通行人が多いところでは見つかるリスクも高くなります。ご近所同士の井戸端会議も防犯に貢献しています。

 

⑦その他にもこんなことを確認している

下見で確認するする6つのことをご紹介しましたが、ほかにも下見で確認していることがあります。

表札を見て家族構成を把握することもあります。それによって留守になる時間帯を予想しています。

また、部屋の灯りが点く時間や宅配便の配達などで生活パターンを知ることもできます。

一般の人が想像する以上に空き巣は少しの情報で多くのことを知る能力を持っています。

 

6.下見の後にはマーキングをする

下見は文字どおり下見です。下見をして後日侵入するために、目印を付けています。

文字や記号で下見をした結果を記録しておくのです。入りやすいかどうか、どこから入ればよいか、留守になる時間帯、家族構成など様々な情報が含まれています。

下見した空き巣だけでなく、グループの場合は仲間が侵入することもあります。

もしかすると何度も被害に遭うことも考えられます。表札や郵便受けなどに怪しいマークがあればすぐに消しておきましょう。

 

まとめ

空き巣は下見をしてから侵入するものと考えておきましょう。

下見の段顔で「空き巣は無理だ」と諦めさせることが空き巣被害を受けないためには大切ではないでしょうか。

そのためには、普段から挨拶ができるコミュニティづくりを心がけましょう。

近所の人だけでなく見かけない人でも挨拶する町づくりが空き巣を近づけない町づくりになります。

下見をしている空き巣にも、気軽に声を掛けると空き巣もびっくりしてしまいます。

あなたが空き巣なら、そんな町に行きたくなりますか?

 

執筆者:Moly編集部