空き巣は窓から侵入する!知っておきたい手口と対策!

空き巣が侵入するのは窓からが一番多いようです。

空き巣からの被害を受けないためには窓からの侵入を防ぐことが大切です。そのためにも侵入の手口と対策を知っておきましょう。

 

1.窓からの侵入は約60%!

警察庁の犯罪統計によると、空き巣被害の中で窓から侵入されたのが約60%にもなります。

年度ごとの統計でもその比率は変わりません、空き巣被害を防ぐには、まず窓の対策が大切です。

2.どんな窓が狙われやすい?

家や植木などの陰になって、外部から死角になっている窓が狙われやすいです。

高い場所にある窓でも安心できません。窓の下にエアコンの室外機や登りやすい庭木などがあれば容易に侵入することができます。

2階や3階でも同じです。物置や雨樋、配管などを伝って上がっていくことができるんです。

空き巣にとって入れない窓はないことを知っておきましょう。

 

3.窓からの侵入手口

警察庁の調べによると、窓からの侵入手口のうちで約45%が鍵のかけ忘れです。

鍵がかけられている場合にガラスを割って侵入する手口が約35%と続きます。

出典:警察庁による「住まいる防犯110番」

 

玄関と同じように窓も鍵をしっかりと締めることが大切ですが、鍵を締めておいたからと言って安心ではありません。

窓からの侵入対策をする前に、窓からの侵入手口を知っておきましょう。

 

①こじ破り

「こじ破り」は窓枠とガラスの隙間にドライバーを差し込んでガラスにヒビを入れます。

錠の周りに数箇所ヒビを入れれば簡単にガラスに穴が開きます。

窓枠のサッシ部分とガラスの間には隙間なんか無い!と思っていませんか。

地震などの揺れで窓が歪んでもガラスが割れないように隙間が作ってあるんです。柔らかい緩衝材で埋めてありますけどね。

 

②突き破り

「突き破り」はアイスピックで錠の近くのガラスを割る手口です。穴は小さいですが、音も小さいので多く使われる手口です。

ガラスを割る手口では、ハンマーなどで割る荒っぽい手口もあります。

破壊力があり大きな穴を開けることができますが、同時に大きな音もしますのでこの手口は少なくなっています。

 

③焼き破り

「焼き破り」はガスバーナーでガラスを温めて、水をかけて急激に冷やすことでガラスを割る手口です。

外国人が初めた手口で、突き破りに比べて音が小さくて大きな穴が開けられます。

ガスバーナーは小型のものが使われます。風が吹いても消えないとされるタバコ用のライターが使われることもあります。最近増えている手口です。

 

4.まずは防犯意識を高めよう!

空き巣被害をなくするために、いくら対策をしても空き巣はあなたを狙っています。

ご紹介しましたように、空き巣が侵入する手口で一番多いのが鍵がかかっていない所からの侵入です。

ゴミ出しや近所に回覧板を持っていくときなど、少しの時間だからと鍵をかけないで出かけることはありませんか。

空き巣はそんな瞬間もあなたの家を狙っているんです。家族全員に徹底することが、空き巣対策の第一歩です。

 

①こんな思い込みしていませんか?

あなたの家の窓には鍵が付いていますか?当然付いている!と殆どの人が思っているのではないでしょうか。

ほとんどのサッシ窓には鍵は付いていないんです。

あなたが鍵だと思っているのは「クレセント錠」と呼ばれるもので、ロックするものではなく締め付ける役目のものです。

三日月型をした板を回転させてロックしているように思えますが、

防音のため、隙間風が入らないためにサッシとサッシを締め付けているだけなんです。鍵だと思って安心してはいけません。

 

②もう一つの思い込み。

サッシ窓に使われているガラスは厚くて丈夫、強化ガラスだから簡単には割れない!と思っている人が多いのではないでしょうか。

音も出るし時間もかかりそう!

ガラスは簡単に割ることができるんです。プロの空き巣なら、

音もさせずに10秒もあれば穴を開けてしまいます。強化ガラスも先の尖ったもので突き破ることができるんです。

 

③さらにこんな思い込みも

高い場所にある小さな窓だから人は入れない!と思っていませんか。

人はどれくらいの隙間なら通れると思いますか?頭と片方の肩が通れば通り抜けられるんですよ。

 

5.お金をかけないでできる窓の防犯対策

先にご紹介しましたように、鍵をかけることがまずやるべき空き巣対策です。

鍵をかけたからと言って空き巣が諦めてくれる訳ではありませんが、侵入方法を探している間にも人目に付くことも期待できます。

また、無施錠の家だけを狙う空き巣もいます。そのような空き巣は諦めて帰ります。

 

6.安価でできる窓の防犯グッズや対策!

それでは、窓からの侵入にはどのような対策があるでしょうか。

お金をかければ対策も強化できますが、安価に対策をすることもできます。

ひとつだけの対策ではなく組み合わせることが効果的です。

空き巣は侵入に5分以上かかると諦めることが多いようです。近づけない、諦めさせる対策が大切です。

 

①窓に補助鍵をつける

クレセント錠以外に錠を付けるのも効果的です。

窓枠部分にレールを付けるタイプや窓の下にある水返しの部分に取り付けるタイプ、クレセント錠を回せなくするタイプなどいろいろあります。

窓の上下2ヶ所に付けると効果的です。ガラスを3ヶ所割らなければ窓を開けることができません。時間をかけさせる効果があります。

 

②ストッパーを付ける

窓枠に取り付けて窓の滑りを止める金具です。

ワンタッチで開閉できますので、取り付けた後でも面倒なことはありません。安くて効果の高い対策グッズです。

 

③防犯ブザーを付ける

窓の振動や開閉を検知して警報音を鳴らすものです。

大きな音を出すことができますので、音を嫌う空き巣には効果的です。

安価なものからスマホと通報する高機能のものまで種類も豊富です。

 

④ダイヤル式クレセント錠に交換する

ダイヤル式のクレセント錠は複数のダイヤルが付いていて、最初に設定した数字に合わせないとクレセント錠を回せなくしています。

万が一ガラスを破られても窓を開けるまでの時間をかけさせられますし、

鍵を開けられない場合はガラスに体が入るような大きな穴を開けなければなりません。いずれにしても時間がかかります。

 

⑤防犯フィルムを貼る

防犯フィルムは窓ガラスに貼るだけで、ガラスを割れにくくすることができます。

防犯フィルムは特殊はフィルムになっていて、ガラスを割っても破れにくくなっています。

ガスバーナーで焼き破る手口でもフィルムを焼き切るには時間がかかります。

フィルムの厚さには種類があり、一般には破るのに空き巣が諦める5分以上かかるとされています。

クレセント錠の周囲だけ貼っても効果があありますが、ガラス全体に貼るとさらに効果的です。

 

⑥面格子を取り付ける

お風呂やトイレ、台所の小さな窓には面格子を付けることも効果があります。

プロの空き巣になれば、面格子を外してしまいます。外からドライバーなどで外せないタイプを選ぶことをおすすめします。

 

⑦2階の窓も忘れずに対策しよう

2階や3階でも安心できません。空き巣はやすやすと登ってきます。

2階や3階の窓も1階と同じように対策をすることをお忘れなく!

 

まとめ

空き巣の侵入手口で一番多いのが窓からの侵入です。

空き巣は窓のガラスを割って侵入するんですね。荒っぽい手口ですが、これが現実です。

空き巣被害に遭わないためには、空き巣の手口を超える対策が必要です。

そのためには、時間をかけさせることです。ご紹介しました対策はホームセンターや通販でも購入できます。

なるべく複数を組み合わせて空き巣に対抗しましょう。

 

執筆者:Moly編集部