NGT48運営に言いたい。防犯ベルは再発防止策にはなりません。

新潟に拠点を置いて活動しているNGT48の山口真帆さんが、自宅に押し寄せた男性2人から顔を掴まれる暴行を受けた事件が非常に問題視されています。

この件では、山口さん自身がNGT48のメンバーから山口さんの自宅や帰宅時間が流出した旨を告白したことで話題になりました。また、事務所も担当者が不在で連絡がつかない状況が続いた中で行われた10日の公演では、被害者である山口さん自身が謝罪するという理解しがたい対応をしたことでさらに批判が集中していました。

そんな大炎上中のNGT運営ですが、さらに信じがたい再発防止策を公表したことで火に油を注いでいます。

その内容は、

今後はこのようなことがないよう、全グループメンバーへの防犯ベルの支給、各自宅への巡回等の対策を徹底する

(NGT48オフィシャルサイトより引用)

というものです。

運営会社もファンに安心してもらおうという意味でこのような再発防止策を提示したのかもしれません。しかしながら、女性のための防犯を考えている私たちMolyは、この対策では全くもって不十分であることをお伝えする必要があります。ぜひ、この記事を読んで再発防止策を再検討していただけると幸いです。

防犯ベルは「被害に遭ってから」使うしかない

そもそも今回の山口さんの件では、自宅玄関で急に襲われています。仮に山口さんがとっさに防犯ベルを鳴らしたところで、「襲われそうになった」事実は変わりませんし、トラウマは残ります。防犯ベルを携帯させれば今回の事件は防げたのか、もう一度よく考えてみてほしいです。

防犯ベルは、「襲われた時に逃げるスキを作れるかもしれない」程度の存在です。実力を過信するのは大間違いです。

防犯ベルは、壊れやすい

最近では小学校でも配布されている防犯ベルですが、その耐久性は非常に低いです。

皆さんは映画のワンシーンで、襲われた人が助けを呼ぼうと携帯電話を手にした時、犯人が思い切り壁に投げつけたり踏み潰して破壊しているシーンを見たことはありませんか?

防犯ベルだって同じです。むしろもっと簡単に壊れます。大人の男性が思い切り踏み潰せば簡単に音は鳴り止みます。実際に防犯ベルを壊されて被害に遭った方も数え切れないほどいます

防犯ベルを持っているかどうかなんて、襲う側は確認していない

持っているだけで効果があると思われている防犯ベルですが、皆さんは見た目で防犯ベルだと分かるように身につけて歩いている女性を見たことがありますか?

ほとんどの方は見たことがないと思います。なんとなく恥ずかしさもありますし、オシャレな服装には不釣り合いな見た目のものが多いからです。一部ではオシャレな防犯ベルも販売されていますが、それでは加害者側に防犯ベルだと認識されません。そもそも夜道での被害が多い中、カバンにぶら下がっている防犯ベルが確認できるのかという問題もあります。踏み潰したら壊れる程度のベルにビビる奴は、アイドルの自宅で待ち伏せするなんてリスクは負わないでしょうし。

防犯ベルの正しい使い方を知らない人が多すぎる

ここまで防犯ベルについてその効果の薄さをご説明してきましたが、そもそも大半の人が「防犯ベルの効果的な使用方法」を知らないのではないでしょうか?せっかく持ち歩くのなら、いざというときに正しく使って被害を最小限に防ぐようにしましょう。

以下で正しい使い方を説明します。

防犯ベルは、音を鳴らしたら植え込みに投げる!

前述の通り、防犯ベルは「襲われた時に逃げるスキを作れるかもしれない」程度の存在です。では、どうやってスキを作るのか?それは、「音の鳴っている防犯ベルを植え込みに投げる」です。できるだけ遠くがいいでしょう。この使い方をする理由は、犯人をパニック状態にすることができるからです。被害者も大声を出して助けを呼ぶし、防犯ベルは植え込みで大音量で鳴り続けているという状況では、犯人もどちらかを手放さない限り対処できません。大抵の場合、防犯ベルが長時間鳴り続けると周囲の人間も不審に思います。そのため、犯人は被害者から手を離して急いで壊すか逃げるかしか選択肢がなくなるのです。こうすることで、被害者が逃げるための大きなスキを作ることができます。是非、皆さんもこの使い方を覚えておいてくださいね。

また、お子様にもこの使い方を教えてあげてください。

これから防犯ベルを買うなら、クッション性のあるものを選びましょう!

遠くの植え込みに投げることを考え、なるべく衝撃に強いタイプの防犯ベルを選ぶようにしましょう。シリコンのケースに入っているものや、ぬいぐるみの中に入っているものなど、ある程度の衝撃に耐えうる商品は現在も販売されています。ぜひ、意味のある防犯ベルの購入をお勧めします。

まとめ

今回の事件の対処としては、防犯ベルを配るのは全くと言っていいほど意味のないものだと思います。私たちは普段から防犯について情報を発信していますが、今回は損得を抜きにして防犯ベルの効果の薄さについてお伝えしました。

アイドルの安全を守るのも運営の大きな役割です。二度とこのようなことが起きないように、より根本的な再発防止策を検討していただきたいと思います。

 

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文責:Moly.jp編集部

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