泥棒から我が家を守るために窓やサッシへの防犯対策をしよう

泥棒被害に遭った経験のある人も無い人も、泥棒対策は確実におこないましょう。玄関や窓、どれも泥棒の侵入ルートになりえます。

ところでサッシへの対策はお済ですか?見落とされがちな部分ゆえに、まんまと泥棒に穴を開けられてしまう被害が出ています。

泥棒から家を守るためにサッシをどうすればいいでしょうか。また、サッシ以外に手を加えるべき場所はあるでしょうか。以下で紹介しましょう。

サッシの定義

「サッシ」はよく聞く言葉ですが、具体的にどの部分を指すかと聞かれて正確に答えられる人は多くないのではないのでしょうか。

業界大手のYKK AP株式会社によると「窓枠+框(窓周囲の細長い部分)+その他(鍵部材など)」を指し、ガラスは含まれないとのこと。

実際は現場でも混同されがちらしいですが、定義としては上記になります。

なぜサッシの防犯対策が必要なのか

防犯意識の高まりから玄関ドアにピッキング対策を施す家庭が多くなりました。玄関からの突破が困難になった分、泥棒は窓から侵入を試みるしかないことから、いかに窓やサッシを強固にするかで被害の規模が大きく変わります。

通販やホームセンターで入手可能なサッシ用補助錠は、手軽に購入できる上に防犯性能が高いのが特徴。

防犯ガラス取り替えたり、窓に面格子を設置したりと言った方法も効果は高いですが、費用や工期などの点で二の足を踏む人がいるのも事実。

その点サッシ用補助錠なら300円~2000円程度で購入できる上に高いコスパを得られます。

泥棒からすれば、少しでも早く窓を突破して室内に忍び込みたいところ。侵入に5分以上もかかれば諦める可能性が高くなります。サッシ用補助錠の有無によって被害の程度が変わるのなら、取りつけるべきでしょう。

防犯意識の高い家だと思わせることが重要なので、たとえ侵入しようとしても容易に突破できない窓に仕立てる必要があるのです。

窓と同時にサッシも防犯対策

侵入経路の1つである窓。施錠せずに外出・就寝する人が多いため、やすやすと侵入されてしまいます。

防犯ガラスや防犯フィルム・補助錠などで窓の防犯性を高めたなら、同時にサッシにも手を加えましょう。

サッシ用補助錠は、サッシの内側に取りつける防犯グッズ。窓枠に本体を指し込み、ツマミを回すと簡単にロックすることができます。

窓ガラスとサッシへの二重防犯で侵入に手間と時間がかかり、防犯効果は抜群。サッシ用補助錠は安い物で300円程度とリーズナブルなので揃えやすいのではないでしょうか。

網入りガラスサッシは防犯上効果がない

網入りガラスの網は金属製のワイヤーです。ガラスの一方にワイヤーを貼り、もう一方のガラスを重ねているため頑丈に思いますが、実際はそれほど防犯効果はありません。

ワイヤーを入れる理由は破片が飛び散るのを防ぐため。火災や空き巣被害などでガラスが割れた際、破片が飛散して怪我するのを防止する役割を果たします。防犯には有効ではないので過信してはいけないのです。

「ワイヤー入りで何だか丈夫そう」と考えがちですが、実際はガラスが飛び散らないだけ。しかも破片が落ちた時の音が通常のガラスより小さいので周囲に気づかれにくいデメリットさえあります。

サッシへの対策をしなくちゃと焦る前に一度冷静になること。網入りガラスサッシに防犯効果は期待できません。

サッシ用の鍵を設置する

長年の使用によりサッシの鍵が劣化した場合は、思い切って交換しましょう。締まりが悪い・勝手に閉じたり開いたりすると言った状態を放置してはいけません。

ただ、自力で交換するとなると少々難しく手間がかかる上に、仕上がりに不安が残ります。そんな時におすすめなのがサッシ用の鍵を取りつける方法。

サッシに直接設置するタイプ・レールに設置するタイプ・ガラス面に両面テープで張り付けるタイプの3種類があります。

①クレセントカバー型

窓のクレセントをカバーすることで泥棒が操作できなくなります。強度は十分ではないものの、外からクレセントを動かせないので窓そのものの開閉が困難。簡単に設置できて手間いらずな点がメリットです。

②貼り付け型

サッシに貼るタイプやガラスに直接貼るタイプなどさまざまなタイプがあります。テープで貼るだけなので手間も費用もかかりません。ただ効果のほどは高くはなく、多少の時間稼ぎにしかなりません。

③鍵付きクレセント型(設置タイプ)

サッシに穴を開ける必要があるため設置は決して簡単ではありません。が、ネジやかんぬきが増えるので強度が上がり、かなりの防犯効果を発揮します。手間を惜しまない人には一番おすすめのタイプです。

サッシの鍵は2か所以上に設置しよう

より防犯性能を高めるためにサッシ用補助錠は2つ以上設置するのが理想です。1つでもいいのですが、侵入に時間をかけさせるならやはり複数個の方が安全です。

人通りの少ない道に面している・建物どうしが入り組んでいるような場合、人目に付きにくいため発見が遅れるのが欠点。多少時間がかかっても侵入しようとする泥棒に対しては、複数のサッシ用補助錠で迎え撃つのが得策と言えます。

上下左右合わせて4つ揃えたとしてもそれほど大きな出費にはならないでしょう。泥棒対策にもなる他、子供や認知症患者の転落防止にもつながります。

正直、4か所も取りつければ窓の開閉はかなり煩わしくなるでしょう。家人でさえ面倒に感じるのですから、泥棒にはもっと煩わしく感じます。

面倒くさい家・防犯意識の高い家は、泥棒がほぼ敬遠します。侵入経路において上位を占める窓を突破できなければ、彼らは仕事を果たせません。

ぜひ、泥棒に嫌われる家を目指しましょう。

引っ越したらすぐに防犯対策を

新たな住まいに移った後、できるだけ早く防犯対策をすべきです。戸建て・マンションの別なく、また1階か高層階かにも関係なくおこないましょう。

転居が住むとどっと疲れが出て気が緩みがち。「あの部屋の住人はつい最近引っ越してきたようだ。防犯対策なんてしてないだろうから、いっちょ入ってみるか」と思われ、引っ越し早々盗難被害に遭ってしまいます。

泥棒は住人の都合など考えてくれません。あまり日を空けずに防犯対策することをおすすめします。

バルコニーの窓や玄関のドアはもちろん、トイレや台所などの開け放す機会の多い窓も見て回り、補助錠やサッシ用補助錠を取りつけておくと不意打ちにも対応できます。

本格的なセキュリティを導入

警備保障会社への加入や高性能防犯カメラの設置など、かなりの費用をかけることで24時間体制の防犯対策をおこなえます。

特に前者は異常があると直ちに駆けつけてくれて非常に安心。「見守られている」感があり、特に防犯意識の高い人向けと言えます。

費用を気にしなければこうした強固なセキュリティを導入できるので、本格的に検討してはいかがでしょうか。

まとめ

玄関と同じく窓やサッシへの対策も怠らずに施すべきです。狙いを定めた先が実は防犯対策を徹底している家だと分かれば、泥棒は諦めざるをえません。

防犯意識の高い家というとガラスをすべて防犯仕様にしたり、防犯カメラを設置したりというのをイメージしがち。安価で手に入る補助錠を使えば多額の出費をしなくても立派な防犯対策になるのでおすすめです。

いつ泥棒に狙われるか分かりません。大切な家と財産を守るために窓周辺の防犯対策を怠らないようにしましょう。

執筆者:Moly編集部

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