毎日ストーカーがいる職場に自ら足を運ぶ?対策方法を紹介

同じ職場で起きるストーカー被害は、通常のストーカー被害よりも厄介です。
本記事では、職場で起きるストーカー被害の特徴や、ストーカーへの対策方法について紹介します。

職場特有のストーカー被害とは

職場の同僚や上司がストーカーになってしまったというケースは、決して珍しくありません。
ストーカーの加害者のほとんどが、被害者と面識のある人物なのです。

多くの方が平日の朝から夕方まで職場の中で過ごすことでしょう。
それだけに、最初は軽い被害だったけれど、除々にエスカレートしていくという被害報告が多数あります。

職場で起きるストーカー被害の特徴

①自らストーカーがいる職場に足を運ばなければいけない

職場にストーカーがいると悩む女性が、大きなストレスを感じる原因がコレでしょう。
本来であれば避けたい相手が居る職場に、自ら毎日足を運ばなければいけないのです。

もちろん、これに伴って日常の行動を監視されることになります。
・同僚とどんなことを話していたのか
・昼間には何を食べ、何を飲んだのか
・上司に怒られてしまったこと、褒められたこと等

これらの些細なことを監視し、後に○○みたいなコトあったよね~と気軽に話してくるのです。
ただの同僚ならまだしも、すでにストーカーだと認識している相手にこの様な話しをされるのは、想像しただけでもイヤになります。

職場にストーカーがいるという状況は、精神的に憔悴してしまう環境にあるのです。

②住所などの個人情報をカンタンに入手されてしまう

一概には言えませんが、ほとんどの企業は社員同士の個人情報をカンタンに入手できる環境です。
共有フォルダに保管されているという職場も、決して少なくないでしょう。

その情報を元に、職場の同僚や上司が家に押しかけてくるという被害が発生しています。
通常のストーカーであれば、自宅までつきまとわれない限り、押しかけられるリスクは少ないでしょう。

しかし、職場にストーカーがいる場合、カンタンに個人情報が漏洩するリスクがあるのです。
さすがにここまで被害が大きくなると、迷わずに警察に通報してください。

③職場で使用する社内メールで連絡がくる

仕事の連絡時に使用するメールアドレス。
もちろん、社員同士すべて連絡先を共有しているはずです。

その連絡先を使用し、何度も仕事に関係ない連絡を送ってくることが、職場のストーカーによる被害の典型としてあげられます。
仕事用の連絡先のため、気軽に変更はできませんし、結局ストーカーにも伝えなければいけません。

また、仕事の内容が送られる可能性もあるため、必然的に連絡がくる度に目を通します。
いい加減にしてくれと思うようなくだらない内容に、強いストレスをかかえる方が続出。

職場でのストーカーは、業務上のつながりという立場を利用した、卑劣な被害を被るリスクが高いのです。

④ストーカーの相手に話しかけられてしまう

同じ職場にストーカーがいることで、話しかけられてしまうというシンプルな被害の特徴があります。
その他にも、わざと意識を向けるために大きな声で会話をしたり、遠回りになるのに自分の席の近くを通ったり。

視界に入るところで、わざわざ作業をはじめるといったケースもあげられます。

⑤勤務状況を把握されているため休日や帰宅時間を知られている

この被害は、職場内ではなく、外での被害です。
当たり前ですが、職場が同じということは帰宅時間や休日のタイミングがバレているということ。

帰り道に偶然をよそおって待ち伏せされたり、他の同僚と休日の予定を話していたら、当日遭遇したという被害が発生しています。
仕事を共にすることは、プライベートの時間も監視されやすくなるということ。

職場にストーカーがいることは、それだけリスクが大きいのです。

職場にストーカーがいる時の対策方法5選

まず、知っておくべきこととして、職場にいるストーカーはほぼ間違いなくエスカレートします。
そのペースには個人差がありますが、徐々にその被害は大きくなると考えてください。

現在ストーカー被害に悩んでいるという方は、その意味も含めて迅速に対応しなければいけません。
下記では、職場にストーカーがいる時の対策方法について、詳しく紹介していきます。

①自分の上司や同僚に相談する

まずはストーカー行為をされているという証拠を集めなければいけません。
カンタンに証拠として挙げられるのは、「メール」「着信」「会話」などです。

2,000円程度のICレコーダーを購入して、録音することで確たる証拠にもなります。
とはいえ、職場内でのつきまとい行為を、証拠として伝えることは難しいかもしれません。

オフィスに数百人が行き来している場所では、1人の人間が挙動不審な動きをしても気づきにくいのです。
そのため、まずは直属の上司や同僚に相談し、協力してもらうようにしましょう。

事情を話して、上司や同僚にも意識的に見てもらい、そのうえで証言してもらうのです。

②相手の上司に報告する

会社に属している社員として、よほど舐めた働きをしていない限り上司の立場は絶対です。
そのため、相手の上司に報告し、適正な対応を取ってもらいましょう。

席替えや部署替えなどを望めば、それなりに対応してもらえるかもしれません。
ただし、一度被害が収まっても、数ヶ月後には再び被害が始まることも。

その場合は、さらにその上の役員に相談しましょう。
イタチごっこになりかねませんが、いずれ負けるのは加害者です。

③警察に相談する

警察への相談はかなり効果的です。
多くのストーカー被害は、警察の適切な対応によって問題が解決します。

平成26年度に警察組織内でストーカー対策が厳重化されてから、警察は以前よりも頼りになる存在になりました。
上司にも相談したけれど解決しないのなら、警察に相談してください。

④弁護士に相談する

犯人がすでに特定されている職場でのストーカー被害。
弁護士に相談することで、慰謝料の請求を代行手続きしてくれます。

この段階になって、ようやく自身の罪を認める輩も多いため、警察同様にかなり効果的な相談先です。

⑤職場を辞める

最後の手段となりますが、職場を辞めるという選択肢も捨ててはいけません。
精神的なストレスを感じてしまう場合、その会社に居続ける必要もありません。

ただし、上記の4つをできるだけ実行した後にしてください。
ストーカー被害に泣き寝入りしたくなる気持ちも分かりますが、何も行動しないまま辞めると被害は続くかもしれないのです。

会社を辞めるにしろ、問題を解決した後に辞めましょう。

職場でのストーカー被害のまとめ

職場で起きるストーカー被害は、通常の被害とは異なる点がいくつもあります。
・ストーカーがいる場所に毎日足を運ばなければいけない
・毎日顔をあわせることによって、自分の個人情報を守ることが難しくなる
・休日など仕事外の動きも把握されやすい

などです。

個人情報を守るための対策が限られるというのも、職場でのストーカー被害の特徴でしょう。
そのため、多くの被害者はストレスを強く感じ、精神的にも憔悴してしまいがち。

また、責任感が強い方ほど、荒波を立てようとせずにガマンしようとします。
とはいえ、何もしないままだと、相手はつけあがり確実に被害は大きくなってしまいます。

対策としては、同僚や上司にまずは頼ることからはじめましょう。
証拠集めも同時におこない、出揃った状態で然るべき対処を会社側にお願いしてください。

それでも被害が収まらないのなら、警察や弁護士に相談し処罰を与えることで、解決を図ります。
ストーカーがいなければ辞めたくない会社だと思うのなら、周囲に強力を求めながら問題を解決していきましょう。

執筆者:Moly編集部

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