オートロックだけで大丈夫?オートロックと女性向け防犯サービス

  1. 防犯対策

1人暮らしをするとき多くの女性は部屋の条件にオートロックを入れているのではないでしょうか。それほどオートロックには安心安全だというイメージが定着しています。しかし本当にオートロックは安全なのでしょうか。今回はオートロックについて詳しくご紹介するとともに、女性を対象にした防犯サービスも紹介していきます。

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女性を狙った犯罪はどのくらい起きているの?

警察庁の「平成29年の刑法犯に関する統計資料」によると女性が被害にあった事件の総数は平成27年が289,334件、平成28年は 260,171件、平成29年は 242,141件と年々減っては来ています。しかし計算するといまだ1日に約663件もの事件が発生していることになります。また女性が被害にあった殺人事件は平成27年が390件、平成28年は376件、平成29年は390件と1日に1件のペースで起きているのが現状です。

多くの女性に対する犯罪が起きている中、犯罪の被害に遭わないようにするためには1人1人の防犯に対する意識と対策が大切になります。防犯対策には色々とありますが、まずは住んでいるアパートなりマンション自体にしっかりとした防犯対策はなされていることが重要だと考えている人が多いのではないでしょうか。犯罪者を住んでいる敷地内に入れないための対策としてオートロック式の玄関があります。

オートロックの定義とその種類

オートロックとは国土交通省住宅局の「平成25年住生活総合調査結果」によると次のように定義されています。『オートロック式とは、建物内に共用玄関のドアがあり、外からドアを開けるためには、鍵や暗証番号などを用いるか、居住者などに内側から鍵を解除してもらう必要があるものをいう。』

自分の部屋の玄関の鍵だけではなく建物に入居者の共用の玄関がもう1つあり、そのドアが自動で施錠される仕組で侵入者が特定の部屋に行くには共用玄関と部屋の玄関の2つのロックを潜り抜けなければならず防犯性が高いと言われています。オートロックには次のような種類があります。

集合キータイプ

このタイプは自分の部屋の鍵で共用玄関の鍵も開けられるタイプとなります。鍵を何本も持ち歩かなくて良いのですが、入居者全員の鍵で開けられるために鍵穴の作りが甘くなっている問題点があります。

暗証番号式

これは大体が0から9の4桁の数字を入れるタイプになります。入居者全員が同じ番号と個人個人で違う場合の2種類があるようです。入居者が全員同じ番号という場合は防犯に関する若干の心配がありますよね。

カードキー式

磁気カード式と非接触ICカード式の2種類があります。磁気カードはキャッシュカードと同じ磁気部分を読み取るタイプで、非接触ICカードはSuicaやPASMOなどに代表されるICチップが入ったカードで解錠します。ICチップはスマホにも搭載できるためにスマホを鍵にできる場合もあるようです。

指紋認証式

これは自分の指の指紋をセンサーにかざすことで本人であることを証明し、解錠するタイプとなります。しかし認証機器の導入には費用がかかるために高級マンションなどに偏り、一般的な物件ではあまり普及していないのが現状です。

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オートロックだけでは安心できない?

オートロック式の物件はそうでない物件に比べると安心できる部分はあります。しかしオートロックの物件であればすべての面で安心だとは言いきれません。ここからは侵入者のオートロック物件での侵入パターンをいくつかご紹介していきます。

居住者の後に続いて侵入してくる。

もし自分のすぐ後から一緒の建物に入ってくる人間がいたとします。その建物に多くの居住者が居る場合は、その人が不審者なのか居住者なのかわかりませんよね。その人に「後から1人で入ってください」とも言いづらく、不審者にもその方法で侵入されてしまうケースがあるのです。

暗証番号を見抜かれて侵入される。

ロック解除用の暗証番号は入居者共通の場合は、管理会社の電話番号の下4桁など誰でも少し調べればわかってしまう番号に設定されているケースがあります。また個人で設定できる場合も自分の誕生日などに設定している場合は、比較的簡単に見抜かれてしまうのが現実です。

他の鍵で解錠し侵入してくる。

集合キータイプのオートロックの場合は、前述した通り鍵穴が甘い作りになっています。そのために合かぎも作りやすく同型の鍵を準備されてしまうと不審がられることなく堂々と侵入されてしまうのです。

センサー誤作動によって侵入される。

外部からの侵入を防ぐオートロックですが、内部から外に出る際センサーが作動して自動的にドアが開錠する仕組みが多くこの誤作動を利用して侵入してくるケースがあります。ごくまれかほとんどないと思われるかもしれませんが、実際に2014年に外部からドアの隙間へチラシを差し込んで内側のセンサーを誤作動させ侵入した例がありました。

これを見てもわかるように、オートロックだからといって安心できるものではありません。これらの侵入を防ぐためには以下のような対策が必要になります。

①オートロック物件であってもなるべく1人で住居エリアへ入るようにする。
②もし先に共用玄関に人が居て解錠に手間取っている人が居ても、追い抜いて入らないようにする。
③共用玄関で誰かと一緒になってしまった場合、不振に思ったら一旦外に出る。
④他の居住者となるべくコミュニケーションをとり、誰が住んでいるか把握する。
⑤暗証番号を個別に設定できる場合は、自分だけしかわからない番号にする。誕生日や携帯番号の末尾などはNG。
⑥入居する前に不動産会社などに事前に過去にセンサーの誤作動がなかったなど、防犯に関しても確認する。
⑦物件の内見の段階では、どういうタイプのオートロックなのか集合ドア、共用玄関以外から侵入経路は無いかなど確認しておく。

女性向けの防犯サービス

自分で出来る限りの防犯対策をしてもどうしても心配な場合や、以前にストーカー被害にあってしまったり何か不安を抱えている場合は、セキュリティー会社による女性向けの防犯サービスがあります。これは住居の窓や扉にセンサーを付けるサービスや、窓の外に人影が見えたり音がした時に非常ボタンを押すだけで、警備員が駆け付けてくれるサービスなどがあります。

またもし盗難などの被害にあってしまった場合に、補償をしてくれるサービスを行っている会社もありますので安心できますよね。ここでは女性向けの防犯サービスがある会社を2つほどご紹介しておきます。

●セコムの防犯サービス『一人暮らしの女性向けのホームセキュリティー』
https://www.secom.co.jp/homesecurity/plan/single/

●ALSOKの防犯サービス『レディースサポート』
https://www.alsok.co.jp/person/stalker/ls/

執筆者:Moly編集部

女性のための完全防犯マニュアル

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