予期せぬ事態に備えましょう!お店の生命線であるカギの管理

お店を経営されている方やアルバイト、パートタイマーとして働かれている方の中には、過去に盗難の被害や不法侵入などの事案に、直面された方もいらっしゃるかと思います。

今回は、そのような犯罪を事前に予防する対策を、ご紹介していきます。

 

防犯対策の重要性について

スーパーや個人商店、飲食店やブランドショップ等で発生する犯罪で、最も多いのが不法侵入・窃盗罪になります。この犯罪は、日中でも生じますが、比較的に夕方から夜間にかけて増加する傾向があります。

盗品の中には、現金やパソコン、その店舗の商品など多岐にわたります。

しかも、お店に侵入する際に、入口のシャッターに自動車ごと突撃したり、ガラスが割られたりといった建造物に対する被害も生じ、その修繕費用も被害額に換算されるため、金銭の問題だけでなく建物の修復にも時間がかかります。

つまり、営業再開まで売上の損失が発生し、甚大な損害がもたらされることになります。

また、飲食店やスーパーで不審者が商品に異物を混入させたりすると、顧客からの信用も大きく下がる可能性もあります。

さらに、建造物だけでなく、ストレス発散の目的で犯行に及ぶ人間もいるため、職員や従業員の方も緊急時に備え日頃から、防犯対策を意識しておかなければいけません。

犯行に及ぶ人間の視点

お店を経営している人からすると、不法侵入や盗難対策には一番気を使っていると思われます。では、犯行に及ぶ立場の人間は、お店のどこを注目しているのでしょうか。

 

1.繁忙期と閑散期の時間帯

それは、朝・昼・夜の各時間帯に対する下見です。お店を運営していると、毎日多くのお客さんが訪れてくると思います。そこで、犯人もお客さんの中に紛れて、時間帯ごとの下見を行っています。

客に紛れることで、忙しい時間帯や従業員の人数、営業時間などを確認して、レジの台数や防犯カメラの位置も簡単に把握することができるからです。

そのため、レジに多額の金銭が入っていなくても、レジから離れる際には、カギ関連の物を決して外部の人間が発見できる位置や、引出しの中に入れないようにして、常に持ち歩く必要があります。

 

2.売り上げを一人で持ち歩かない

実際に、各時間帯にレジの売り上げを確認したりして、事務所に持っていく様子が見えてしまう店舗もあるため、パートタイムやアルバイトの女性の方などは、特に一人で売り上げを持って移動しないようにしましょう。

このようなタイミングを見計らって、襲われ、暴行を受けた事案も存在します。

防犯対策について

一概に防犯対策と言っても、「内部犯」と「外部犯」で対策の仕方が大きく異なります。

内部犯については「カギ」の管理を、外部犯の場合は「人」の管理をしっかり確認するようにしましょう。主に、以下のような事案があります。

 

事案1.内部の人間による犯行(内部犯のケース)

防犯対策というと、外部の人物による犯行を主軸に置き、防犯対策を考えがちですが、その店舗に勤めている従業員による内部犯行の可能性も考慮する必要があります。

日々の業務に励んでいる上司や部下、同僚を疑いたくありませんが、金庫のカギ(カードキー)やお店のカギ全般を管理する警備員による犯行も、考えられます。

このような事件が発生すると、店舗経営者の立場からすると、そのお店の信用問題にかかわってくるため、事前に部署ごとで、責任者を決め対策を講じていかなければいけません。

特に、従業員の交代制で毎日の業務回しているレジ係の人達は、引継ぎの際に、現金の確認、精算時の金額の誤差など問題が生じた時は、迅速な確認や細かく社内のルール作成し、犯罪や不正が発生しにくい職場環境を作ることが防犯対策に繋がります。

さらに、以前その店舗で勤めていた元従業員が合カギを不正利用して、侵入してこられないように、テンキーやカードキー等で、

入退出の管理を行い、金庫のカギや暗証番号を変更し、辞めた人間に対する防犯にも気を配ることで、多額の費用を使用することなく、セキュリティ面の強化を実施できます。

 

事案2.お店を利用する人に対する挨拶の意味(外部犯のケース)

意外と効果があるのが、挨拶がしっかりできているか否かという点です。

学生のアルバイトやパートタイムで働いている方からすれば、当然と思われるかもしれませんが、「いらっしゃいませ」という挨拶をすることで、相手の顔を自然とみることができるため、挙動が不審な人や、何も買わずに何度も店内を行き来している人を、素早く発見することができます。

突発的な犯行に及ぶ人もいますが、下調べをして犯罪を実行する人の方が多い傾向にあるため、お客様の来店時に、相手の顔や態度をしっかり見てお店全体で挨拶を徹底していくことで、余計な損失を未然に防ぐこともできます。

実際に、犯罪を考えている人間が一番嫌うことが、自分の顔を相手に認識されることなので、行動や言動がおかしい方が来店してきたら、相手の目を見るようにして、相手にずっと監視されているという感覚を植え付けることが重要になってきます。

 

事案3.深夜の時間帯の配属人数の確認をする(外部犯のケース)

深夜の時間帯になると、来店するお客さん数も減り、中にはアルバイトやパートタイマーさんだけ数人を配置している店舗も多いと思います。

確かに、お店を運営する経営者の立場からすると人件費の問題から、合理的な方法だと考えることもできます。

しかし、そのような店舗の数が多いと、犯罪を実行する側にも、あの店舗は深夜の時間帯に人が少ないという情報が漏れる可能性が非常に高いため、狙われやすい店舗として標的にされる可能性も高くなってきます。

そのため、深夜の時間帯に関らず、店内には複数の人員を確保するようにしましょう。人件費の問題は付いてきますが、被害に遭った時の事を考慮すると、お店の修理費や従業員への手当など、全体の損失をかなり抑えることができます。

まとめ

以上のように、盗難や不法侵入を防ぐ対策をしていても、予期せぬ事態というのは、どうしても発生してしまいます。

そのため、日頃から防犯、防災意識をしっかり持ち、業務に励んでいきましょう。

執筆者:Moly編集部

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