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防犯パトロールの基本は「声掛け」から

一人暮らしをしている女性にとって、防犯パトロールに参加するのは勇気のいることでしょう。

もちろんそんなお子さんを持つ親御さんとしても、お子さんがそういった活動に参加するのは抵抗があるかもしれません。

しかし反対に考えてみましょう。親御さんの周囲にも、一人暮らしをしている女性がいるかもしれません。

そんな女性にとっては、地域で暮らす大人である親御さんが防犯パトロールをしてくれることは非常に心強いのではないでしょうか?

そして防犯パトロールの基本である「声掛け」には、一人暮らしをする女性自身にとっても非常に意義のある行為と言われています。そんなパトロールと声掛けについて調べてみました。

 

地域の住民が行う防犯パトロール

日本中どこの自治体でも行われている、地域住民の有志が行う防犯パトロール。

とはいえ行うのは一市民であり、警察官のような特別な権限が与えられているわけではありませんので、できることは限られています。

そんな限られた範囲でしか行えないパトロールですが、多くの自治体が行っているということは、それなりに効果が見込めるということです。

パトロールの効果となると、これはもう防犯対策として結果が出ているということになります。

では、何の権限も持たない一市民の防犯パトロールがどのようなことをし、どのような効果を出しているのかを考えてみましょう。

 

声掛けの効果は想像以上

具体的に防犯パトロールで何をしているのかということを確認しておきましょう。

警視庁が発表している「防犯パトロールのマニュアル」にはこのように記載されています。

① 犯罪を未然に防止するための活動

② 地域住民への声掛けや防犯指導

③ 非行防止や子どもの被害防止を目的とした青少年等への声掛け

④ 犯罪や事故が発生しやすい危険な場所の点検や警察等への通報

⑤ 犯罪や事故等を発見した際の警察等への通報

⑥ 不審者(車)等を発見した際の警察への通報

⑦ 幼児や小学生等の通学路のパトロール

⑧ 迷子や傷病者等の要救護者を発見した際の警察等への通報と一時的な保護

(出典:防犯パトロールマニュアル – 警視庁)

(URL : http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kurashi/anzen/anshin/toranomaki.files/bouhan_pato.pdf)

 

実際に行われていることを見ると、「通報」と「保護」と「声掛け」の3つ。難しいことは特にしていないことが分かります。ここで注目したいのが「声掛け」です。

未成年の犯罪防止や、不審者への声掛けが防犯指導に繋がるとなっていますが、実際に空き巣のような侵入窃盗犯などは、地域住民に見られたり、声を掛けられると犯行を思いとどまるといった報告もあり、住民による声掛けが防犯に大きな効果を挙げていることが分かります。

特に人通りの少ない住宅街などでは、防犯パトロールの人がいることは非常に大きな防犯対策ということになります。

 

知り合いとの立ち話でも防犯効果に

同じ町内でも、人通りが少ない町内より、町内のどこかで知り合いの町人同士が会話をしているだけで、他人に見られたくない侵入窃盗犯や性犯罪者には犯罪を思いとどまらせる抑止力になります。

これは都会に限らず、日本のどの地方でも同じこと。娘さんを一人暮らしさせている親御さんが住む地域でも同じことが言えるでしょう。

何も「防犯パトロール」とかしこまる必要も、力む必要もありません。普段から多少町内の防犯に気をかけ、ご近所さんと会ったら挨拶をする、ちょっとした世間話をする。

これだけで十分な防犯効果が見込めるということになります。

 

一人暮らしの女性でもできる「声掛け」

そんな防犯効果が見込める「声掛け」ですが、一人暮らしの女性でも十分に応用できる防犯対策になります。

もちろん防犯パトロールに参加する必要もありませんし、何も特別なことをする必要はありません。

単純にご近所の方に挨拶をするだけで効果は十分です。「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」。

こうした単純な挨拶も声掛けの一種。近隣住人の方とあいさつをすることを意識すると、近所に住んでいる人の顔を自然と覚えるものです。

あなたが覚えるということは、相手もあなたの存在を覚えてくれるということ。万が一あなたの身に危険が迫った場合も、顔見知りのご近所さんがいるだけで助けを求めることもできるでしょう。

また、ご近所さんの顔を覚えるということは、地域に見慣れない顔がいればそれだけでも気になるということにもなります。

できればこうした見知らぬ人物にも声掛けをすると、犯罪の抑止が期待できますが、どんな犯罪者か分かりませんからあまり無理して声をかける必要はありません。

だし、そういった人物がうろついていると思えば、自然と防犯の意識も高くなり、施錠などもしっかりと行うようになるはずです。

毎日の簡単な挨拶が、十分防犯対策になることを意識して、ご近所の方、まずは同じマンションに住んでいる人に挨拶をするように心がけてみましょう。

 

最終的には防犯パトロールへの参加も視野に

毎日の日課としてご近所の方との挨拶ができれば、ご近所の方と仲良くなることもあるでしょう。

もしそこまでいければ、今度は積極的に防犯パトロールに参加するというのも考えられるでしょう。

良く知らない地元のおじさんと夜道を歩くのは怖いでしょうが、日ごろから挨拶をしている近所の方とのパトロールであれば怖いこともないでしょう。

また、若い女性がパトロールに参加したり、近所の方とあいさつをすることは、他の一人暮らし女性にとってもありがたい事。

自分も積極的に声を掛けようと考える方が増えれば、その街自体の防犯意識も高まり、住んでいる町自体が安全で住みやすい街に変わるはずです。

そこまで考える必要はありませんが、日ごろからの挨拶は意識して損はありませんので、意識的に行うようにしましょう。

 

Moly編集部

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