女性を狙った犯罪を防ぐ! 役立つ防犯用品と防犯対策

近年女性を狙った犯罪が多く発生しています。その犯罪の種類は多く起きる場所も自宅や路上、電車内と様々です。そんな中たくさんの防犯用品も売られています。ここではそんな女性を狙った犯罪を防ぐ防犯用品をご紹介すると共に、女性がするべき防犯対策もご紹介していきます。

女性が被害に遭ってしまった犯罪の現状

警察庁の調べによると被害者の性別が判明している事件の総数は、平成27年が874,094件、平成28年787,929件、そして平成29年は719,621件となっています。そのうち女性が被害に遭ってしまっている事件は平成27年が289,334件、平成28年260,171件、平成29年には242,141件となり全体平均の約3割が、女性が被害に遭ってしまった事件となっています。

上記の3年間で1番少ない平成29年の242,141件ですら、計算すると1日に約663件もの女性が被害に遭ってしまう事件が起きていることになり、数は減って来てはいますが決して少ない数字とは言えないでしょう。

女性を狙った犯罪の種類とは?

女性を狙った犯罪は殺人強盗などの凶悪犯罪はもちろん、様々あります。そのうち平成29年を例として、女性が被害に遭ってしまった犯罪とその件数をご紹介します。ここで紹介するのは、すべての犯罪ではなく特に女性が気を付けるべき犯罪です。

殺人:390件
② 強盗:657件
③ 強制性行等:1,094件
④ 暴行:13,122件
⑤ 傷害:8,446件
⑥ 窃盗:158,874件
⑦ 強制わいせつ:5,609件
⑧ 公然わいせつ:750件
⑨ 略取誘拐・人身売買:203件

女性を狙う様々な犯罪が多数起きていますが、注目すべきは命が奪われてしまう殺人が390件も起きており、計算すると1日に1件以上起きているという事実は心配です。またこれらの犯罪はありとあらゆる場所で起きています。ここでは特に女性が気を付けたい路上、自宅、電車、エレベーター内で起きやすい事件を紹介しておきます。

路上

殺人、暴行、傷害、公然わいせつ、強制わいせつ、略奪誘拐など。

自宅

殺人、強盗、暴行、傷害、強制性行等、窃盗、強制わいせつなど。

電車

暴行、傷害、公然わいせつ、強制わいせつなど。

エレベーター内

暴行、傷害、公然わいせつ、強制わいせつ、強盗、窃盗、殺人など。

これらの事件に遭遇してしまうと、命が助かったとしても体はもちろん精神的にも甚大な傷を負ってしまいます。体の傷は時間の経過が癒してくれるものもありますが、心の傷というのはそのほとんどが消えなく引きずってしまいます。事件後の人生すべてにおいて大きな悪影響を及ぼしてしまう可能性もあるのです。

出来れば事件に遭遇したくないと誰しもが思うことでしょう。また事件に遭遇してしまうのはどこか運的に考えている人も多いかと思いますが、運だけではなく自分で防げる犯罪もあるのです。その1例として防犯用品を常備したり持ち歩くことがあります。次項では女性のための防犯用品をご紹介していきます。

女性のための防犯用品

一般的に女性は男性よりも力が弱く、男の犯人に襲われた場合どうしても力では負けてしまいます。また実際に襲われたら恐怖のあまり声も出せなくなってしまう人も多いことでしょう。ここではそれらを考慮した女性のための防犯用具をご紹介していきます。

スタンガン

スタンガンは電圧により相手の体に電流を流して、動きを封じる事ができるアイテムです。相手に押しつけてもいいですが、空中で放電させることによりバチバチと音を発し閃光するので相手を威嚇することもできます。電圧や形状も様々ありますので自分に合ったものを選べます。

催涙スプレー

催涙スプレーは相手に吹き付けることによって、相手をひるませる事ができる物です。スプレーの中に刺激物を使用している物が多く、取扱いには十分に注意が必要です。相手に奪われた時や使い方を誤ると自分にも被害が及ぶことがありますので気を付けましょう。

特殊警棒

特殊警棒は伸縮式の金属製の警棒です。警棒は男の犯人に対しても女性でも十分に対抗できる武器ではありますが、なりふり構わず振り回してしまうと相手に致命傷を与えかねません。正当防衛が過剰防衛となり被害者から加害者になってしまう可能性もありますので、取扱いには十分に気を付けましょう。

防犯ブザー

防犯ブザーは大きな音で相手を威嚇し、ひるませると同時に助けを呼ぶ効果もあります。上記の用具を使いこなす自信がない女性にはおすすめのアイテムとなっています。ボタンを押すタイプと紐やピンを抜くタイプがありますが、おすすめは紐やピンを抜くタイプです。いざと言う時にピンを抜き、遠くに投げる事によって犯人が音を止める事ができず退散していきます。

以上女性のための防犯用具を紹介しましたが、ここで軽犯罪について説明しておきます。紹介した「スタンガン」「催涙スプレー」「特殊警棒」は購入して自宅に常備しておくことは何も問題ありません。しかし外で持ち歩くとなると軽犯罪法違反となって処罰の対象となってしまう可能性があるのです。

現状は女性が持ち歩いていて警察官に見つかってしまっても、厳重注意で終わることが多いようですが全て絶対に注意で終わるとは限りません。心配な場合スタンガンなどは自宅用に常備しておいて、外に出る時は威嚇に使える防犯ブザーを持ち歩くようにしましょう。防犯ブザーも非常に役に立つ防犯用具です。

夜道を歩くときなどに防犯ブザーだけでは心配で、法律にも触れずに何か武器のような物を持ちたいという人はボールペンなどもいざという時に結構な武器になります。エレベーターで怪しい男性と2人きりになってしまった場合などに、ポケットの中で握りしめておくと少しは安心できます。

女性がすべきその他の防犯対策

男性に比べて非力な女性が自宅に防犯用具を常備したり、持ち歩く事によって防犯対策をすることは大切です。しかし他にも大切な防犯対策があります。ここでは場所別に、行うべき防犯対策をご紹介していきます。

路上での防犯対策

① 夜間の1人歩きをなるべく避ける。
② 昼夜問わず道を歩く時はイヤホンで音楽を聞くのをやめる。
③ ひったくりなどを防ぐために道を歩くときは、鞄やバッグは車が走る側には持たない。なるべく斜め掛けのカバンやバッグにする。
④ 歩く時は後ろを付けられていないか注意する。銀行でお金をおろした後などは特に気をつける。
⑤ 防犯ブザーなどを持ち、すぐに鳴らせるようにしておく。

自宅での防犯対策

① 一人暮らしとわからせないように表札に男性の名前を併記したり、洗濯物に男性の下着などを一緒に干す。
② 郵便物が盗難に遭わないように工夫する。また必要なくなった郵便物は個人情報が漏れないように細かく切って捨てる。
③ インターホンが鳴ったらすぐにドアを開けずに相手の身分と用件を確認する。
④ 普段から近所付き合いを良くしておき、何かあったら隣人に助けを求められる状況を作っておく。

電車での防犯対策

① 女性専用車両がある場合はなるべく利用する。
② 露出度の少ない服装で電車に乗る。
③ 混んでいる時間帯に電車に乗る場合は、周囲に注意を払う。
④ 痴漢に遭遇してしまったら、勇気を出して声を出す。

エレベーター内での防犯対策

① 乗る前には周囲を確認し、怪しい人と2人きりにならないようにする。
② 乗ったら緊急非常ボタンを押せるような位置に立つ。人に背中を見せないような場所に立つ。
③ 怖いと感じたらボタンを全部押して停止した階で降りる。

まとめ

女性の狙った犯罪を防ぐためには防犯用具を常備し、持ち歩くことは大切です。しかし防犯用具を揃え、その他の防犯対策をしても完全に安心することなくいついかなる時も頭の隅に防犯意識を持っていることが1番重要となります。

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