万引き防止に効果的? 防犯ミラーとその他の万引き防止対策

  1. 犯罪種別

最近ではやめられない依存症も存在しているほど、万引きは問題となっています。被害品も小さい物や食品だけでなく衣服などの大きな物まで被害に遭っているのが現状です。その万引き対策の1つとして防犯ミラーの設置があります。今回は万引きとその防犯対策である防犯ミラーや、その他の防止対策までご紹介していきたいと思います。

スポンサードサーチ

そもそも万引きってどんな犯罪?

万引きとは営業時間中の商店(スーパーマーケット・コンビニエンストアー・書店・ドラッグストア・アパレルショップなど)において販売目的の為に陳列してある商品を、購入客を装って店員の目を盗んで窃取することを言います。

全国で起きている万引きの数は、警察庁の調べによると平成27年117,333件、平成28年112,702件、平成29年108,009件となっています。年間平均11万件という数は1日に約300件起きているということになるのです。

万引きをすると窃盗罪にあたり10年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処されます。また万引きの年間被害額は4,500億円を超えると言われていて、1日にすると約12億円の被害に遭っていることになり、万引きされる店側としてもたまったものではありません。そんな中、万引きを防止するのに効果的なのが防犯ミラーの設置だと言われています。

防犯ミラーとその効果

防犯ミラーとは、店のスタッフが店内の様子を広く見渡すことができるミラーのことを言います。防犯ミラーを店内に設置することにより、店のスタッフから店内の見えない場所、死角を作らせたいことによって万引きを防ぐのです。また防犯ミラーを設置することにより、万引きを防止するためだけではなく良いサービスを提供することにも繋がります。

例えばお店に来たお客が目当ての商品が見つからずキョロキョロしているところをミラーで確認して、スタッフから声をかける事も出来ます。さらに複数レジがあるお店ではレジに列が出来ていることを店内に設置してある防犯ミラーによって、他のスタッフが気づき、すぐにレジ応援に行くことも出来るのです。

実際に防犯カメラのみで防犯ミラーを設置していない店と防犯カメラと防犯ミラー両方を設置している店を比べると、万引き犯にとっては両方設置して死角がない店では万引きはしない、出来ないという声が多くあります。たかが鏡、防犯ミラーといってもその効果は実際にあるのです。

スポンサードサーチ

防犯ミラーの種類

店舗の形状には様々あり、その店舗の形状に最適な防犯ミラーを取り付ける事が大切となります。防犯ミラーにも様々なタイプがありますので、ここでいくつかご紹介していきます。

フレキシブルタイプ

これはアームが比較的柔軟に動き、角度を自由に変えられるタイプの防犯ミラーとなります。

固定タイプ

この防犯ミラーはミラーの部分が動かず、ガッチリと固定することができ振動に強いタイプとなっています。

クランクタイプ

これは挟みこんで取り付けられるクランクタイプの防犯ミラーで、ドライバー1本で取り付けられるものとなっています。

クリップタイプ

その名の通りクリップタイプの防犯ミラーで、取り付けがワンタッチで出来るために手軽なものとなっています。

マグネットタイプ

マグネットタイプは取り付ける際に穴あけが不要の防犯ミラーです。フレキシブルタイプもあり、その場合は角度調整も可能となっています。

半球ミラータイプ

この防犯ミラーは鏡の部分がドーム型となっていて、あらゆる角度を一望できるタイプとなっています。

半球ミラーハーフタイプ

このタイプは半球ミラーのさらに半分の形となっていて、左右両方向の確認が出来るタイプとなっています。主にT字路の箇所に取り付けると便利です。

防犯ミラーの設置とその順序

店舗の形状には色々ありその店舗に合った防犯ミラーを取り付けることが大切で、上記では様々な防犯ミラーを紹介してきました。ここからは店舗に防犯ミラーを設置する上での順序を紹介していきます。

1. 店舗の中で防犯ミラーに写したい場所を探します。例えば普段目の届かない場所や過去に万引きに遭ってしまった場所、見通しの悪い4隅のコーナーなどです。
2. どこから防犯ミラーを見たいのかを決めます。例えばレジからであったり、棚作業をする場所であったりスタッフが頻繁に使う通路などです。
3. どのタイプの防犯ミラーが適切かを考えて購入します。
4. 取り付ける場所を決めて角度を調整し取り付けます。防犯ミラーで見たい場所がしっかりと写るように2人作業で行うと良いでしょう。1人がミラーを掲げて、もう1人がミラーを見る立場で場所と角度を決めて取り付けます。

スポンサードサーチ

その他の万引き防止対策

ここまで万引きと防犯ミラーについて様々ご紹介してきましたが、防犯ミラーを設置さえすればあとは何もしなくても万引きを完全に防げるものでもありません。その他の対策もする必要があるのです。防犯ミラーの設置以外にするべき万引き防止対策は次の通りとなります。

防犯意識の高い店舗だと外観からわかるようにする。例えば「万引き防止装置設置中」や「警察官立ち寄り場所」などのステッカーを貼ったり、セキュリティーキーパーや防犯カメラを設置するなど。
② お客の顔を見て元気にあいさつをする。不審な行動をするお客には「いらっしゃいませ。何かお探しのものがありましたらご案内いたします」など積極的に声をかけるように心がける。
③ お客の多い季節、曜日、時間帯などを調べて従業員の配置計画をしっかりとたてる。
④ 万引きに遭いそうな商品、過去に被害に遭った超品はレジ付近に移動するか、外箱
だけを陳列し中の商品はレジで渡すなどの方法をとる。
⑤ 店舗の出入り口に万引き防止ゲートを設置し、商品に万引き防止タグをつける。
⑥ 広い店舗の場合は警備員による巡回を、時間を決めずに実施する。
⑦ 従業員に対して万引き犯に対しての対応や、店外に逃げた場合の対応などについて教育を徹底しておく。

まとめ

最近では多くの店舗に防犯ミラーが設置されています。客にとっては見張られているような感じがして、良い気持ちにはならないかもしれません。しかし防犯ミラーは万引きを防止するだけでなく、例えば従業員が困っている客を見つけたりレジの混み具合や店に入って来た客を認識したりと、色々な意味で活用されているのです。

関連記事

防犯カメラと施錠から始まる防犯対策

女性がマンションなどで一人暮らしを始める時、もっとも防犯意識が高まっているのが「部屋探し」の時と言われています。しかし、部屋探しの時点で、自身が考える防犯対策が採…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。